ガレージハウスを二階建てで|車2台の間取りと広さの決め方、デザイン実例

「ガレージハウスを2階建てで建てて、車2台分をしっかり確保したい」と考えて、間取りや必要な広さ、デザインの実例を探している方もいるのではないでしょうか。
2階建てのガレージハウスは、1階にガレージを組み込み、暮らしのスペースを1階と2階に分けた住まいです。
土地の広さによって建て方は変わり、車2台分をどう収めるか、LDKをどの階に置くかで、暮らしやすさもデザインも変わってきます。
茨城のようにゆとりのある土地が手に入りやすい地域では、ガレージハウスを2階建てで建てることで、1階の面積を抑えて、庭や外構を充実させられるのも大きな魅力です。
このコラムでは、クレアカーサ茨城が手がけた2階建てのガレージハウスの間取り図・デザイン実例をもとに、必要な広さの決め方や間取りのコツを紹介します。
ガレージも、庭のある暮らしもあきらめずに、理想の住まいをかたちにするための参考にしていただければ幸いです。
このコラムで分かること
- ガレージハウスの建て方は、大きく2種類あります。土地が狭い都市部では1階にガレージと寝室、2階にLDKを置く形が多く、土地にゆとりのある茨城では1階にガレージとLDK、2階に個室を配置する形が向いています。
- 2階建てのガレージハウスにすると、1階の広さを抑えられるので、その分を庭など外構のスペースに回せます。車2台と、庭のある暮らしの両方をかなえやすくなります。
- 車を2台停める時は、横に並べるか前後に並べるかで、必要なガレージの入り口の幅が変わります。土地を決める前に知っておくと、後からの後悔を防げます。
- ガレージの真上にどの部屋を配置するかで、車の音やにおい(排気ガス)への対策の手間が変わります。
- 実際に建てた2階建てガレージハウスの間取り図を見ながら、車2台分のガレージと居住部分の配置のポイントが分かります。
目次
二階建てのガレージハウスの特徴と2つの建て方

2階建てのガレージハウスは、1階に車庫を組み込み、土地の広さに合わせて建て方を選べる家です。
ガレージハウスとは、建物の中に車庫を組み込んだ家のことで、インナーガレージやビルトインガレージとも呼ばれます。
屋外の駐車場と違って、雨や風、紫外線から愛車を守りながら、家の中から車へすぐに行き来できるのが大きなメリットです。
屋外に停めるより、いたずらや盗難を防ぎやすく、防犯の面でも安心です。
ガレージハウスを2階建てにすると、すべてを1つのフロアに収める平屋に対して、暮らしのスペースを1階と2階に分けて配置できます。
ガレージと居住スペースの配置の仕方は、土地の広さによって大きく2つに分かれます。
土地が狭い都市部で多い建て方
土地が限られる都市部では、1階にガレージと寝室や水回りを配置し、2階にLDK(リビング・ダイニング・キッチン)をまとめる形が多く見られます。
1階の多くをガレージが占めても、暮らしの中心を2階へ上げることで、狭い土地でも必要な部屋を確保できます。
土地にゆとりのある茨城で向いている建て方
一方、土地にゆとりのある茨城では、1階にガレージと家族が集まるLDK、水回りを配置し、寝室などの個室を2階にまとめる形が向いています。
生活の中心となるLDKを1階に配置できるので、リビングと庭の一体感を出したり、生活動線をコンパクトにしたりできるのも魅力です。
このコラムでは、土地にゆとりがある茨城の住まいづくりに合わせて、後者の建て方を中心に紹介します。
2階建てのガレージハウスが向いている人
2階建てのガレージハウスが向いているのは、具体的に以下のようなケースです。
- ・車を2台、屋根付きの場所に停めて大切に保管したい方
- ・趣味の車やバイクを、いつでも眺められる場所に置きたい方
- ・土地はある程度確保できるけれど、庭や外構にもこだわりたい方
茨城は車が暮らしに欠かせないエリアで、1つのご家庭で2台以上の車を持つことも多くあります。
だからこそ、2台分をしっかり停められて、なおかつ暮らしやすい家を建てたい方に、2階建てのガレージハウスはおすすめです。
ガレージハウスそのものの魅力や注意点を、もっと詳しく知りたい方は、以下のコラムもごらんください。
庭や外構を広くとれる二階建てガレージハウスの魅力

2階建てのガレージハウスは、茨城ならではの敷地のゆとりを活かして、庭や外構を充実させたい家づくりに向いた選び方です。
平屋より庭や駐車スペースを広く残せる
平屋でガレージに加えて、リビングや寝室、子ども部屋までをすべて1階に収めようとすると、建築面積が大きくなりがちです。
その分、庭や駐車スペースに残せる土地は少なくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、2階建てのガレージハウスという建て方です。
居住スペースを2階に上げればその分だけ建築面積を抑えられるので、庭を広くとれます。
愛犬が走り回れるドッグランのある庭や、リビングとひと続きに使えて休日にくつろげるタイルデッキなど、2階建てにして1階をコンパクトにまとめるほど、屋外の楽しみに使える余白が生まれます。
土地やプランを考える時は、「平屋で2台停める場合」と「2階建てで2台停める場合」を、庭や外構にどれだけ敷地を残せるかで見比べてみましょう。
先に見比べておくと、後から「庭がもっと欲しかった」と後悔することを防げます。
平屋で2台停められるガレージハウスのプランを詳しく知りたい方は、以下のコラムもごらんください。
小さめの土地でも車2台と暮らしを両立できる
2階建てには、より小さな土地でも、車2台分のガレージと暮らしやすさを無理なく両立しやすいという良さもあります。
土地の広さや予算に上限がある場合でも、個室を上の階に積むことで、限られた敷地に2台分のガレージと必要な部屋を収めやすくなります。
土地から探す方にとっては、選べる土地の幅が広がる点もメリットです。
※無料でカタログをご請求いただけます。またお問い合わせ後に、いきなり訪問をしたり電話をしたりすることはありませんので、ご安心ください。
車2台分のガレージに必要な広さの目安

2階建てのガレージハウスで車2台を停めるには、停め方に合った間口と奥行きが必要です。
車2台分のガレージハウスを建てる時は、どのように停めるかを考えて、必要な土地の形や広さを見極めることが重要です。
「横並び」と「前後」で必要な広さが変わる
車2台の停め方は、大きく分けて左右に並べる横並び(並列)と、前後に並べる縦列駐車の2種類に分かれます。
横並びは、2台とも出し入れしやすいのがメリットで、どちらの車にもすぐ乗れるので毎日使う車が2台ある家庭に向いています。
ただし、ガレージの幅が広くなるため、その分土地の間口も広めに必要です。
前後に並べる方法は、間口が狭い土地でも2台を停められますが、奥の車を出す時に手前の車を動かす必要があります。
奥の車をたまにしか使わない場合などに向いています。
一般的な普通車を停める場合の、広さの目安は次のとおりです。
|
停め方 |
間口(幅)の目安 |
奥行きの目安 |
面積の目安 |
|---|---|---|---|
|
横並び(並列) |
約5.2〜5.6m以上 |
約5.0〜6.0m |
約8〜10坪 |
|
前後(縦列) |
約2.5〜3.0m |
約10〜11m |
約8〜10坪 |
車種やドアの開き方、人が通る余裕によって変わるので、あくまで目安として見てください。
ミニバンやSUVなど大きな車の場合は、上記の目安よりもう少し広めになります。
また、将来の車の買い替えで車のサイズが大きくなることもあるため、少しゆとりを持たせておくと安心です。
ガレージ内に収納や作業スペースを作る場合
ガレージには、車を停めるスペースのほかに、タイヤやアウトドア用品を収納したり、趣味の作業をしたりできる場所があると使い勝手がよくなります。
ガレージ内に収納や作業スペースを作る場合は、その分の広さを見込んでおきましょう。
たとえば、奥行きを長めにとって車の前後に作業スペースを設けたり、壁面に収納棚を造り付けたりする方法があります。
2台分の駐車スペースにこだわらないのであれば、1台をゆったり停めて残りを趣味の空間にする、という考え方もあります。
ガレージハウスの間取り例をもっと見たい方は、以下のコラムもごらんください。
二階建てガレージハウスの間取りのポイント

2階建てのガレージハウスを快適にするコツは、1階と2階の役割を明確にした上で間取りを作ることです。
ここでは、間取りを考える際に押さえておきたいポイントを紹介します。
1階と2階で役割を分けて生活動線をまとめる
先に紹介した、1階にガレージとLDK、2階に個室をまとめる建て方には、次のようなメリットがあります。
- ・車から玄関やLDKまでの移動が短くなる
- ・車からキッチンやパントリーが近く、買い物の荷物運びが楽になる
- ・日中の暮らしが1階だけで完結するので、生活動線が短くなる
- ・寝室や子ども部屋を道路やガレージから離れた2階に置くことで、静かに過ごしやすくなる
「1階は生活の中心となるスペース、2階はプライベート空間」とそれぞれ役割を分けることで、ガレージの使い勝手も上がり、快適に暮らしやすい間取りになります。
ガレージに近い部屋は音とにおいに配慮する
ガレージと部屋が近いガレージハウスでは、車のエンジン音やシャッターを開け閉めする音といった騒音、排気ガスへの対策を考えておくと安心です。
たとえば、ガレージの真上や隣に寝室が来る場合は、壁や床に防音の工夫をしておくと、朝晩の出入りの音が気になりにくくなります。
排気ガスがこもらないよう、ガレージの換気計画も重要です。
ガレージと部屋をつなぐドアの位置を工夫すると、においや音がお部屋に伝わりにくくなります。
こうした対策は、後から足すよりも、設計の時に考えておく方が費用も手間も抑えられるので、間取りを決める段階で組み込んでおくのがポイントです。
地震に備えて、建物を支える構造にも配慮する
2階建てのガレージハウスは、1階に車が出入りする大きな開口ができます。
その分、上の階をしっかり支えて耐震性を保てるよう、壁の配置や補強といった構造への配慮が欠かせません。
間取りの自由さと建物の強さは、どちらも大切にしたいところです。
2階建てガレージハウスの施工実績が豊富な会社と相談しながら決めると、安心して長く暮らせる住まいになります。
収納や作業スペースも考慮する
車2台分のガレージを作る場合、車を停めるスペースだけでなく、その周りの使い方も一緒に考えておくと、暮らしやすさがぐんと上がります。
タイヤやアウトドア用品・洗車道具などをしまう収納や、趣味の作業をしたり自転車を整備したりするスペースがあると、ガレージが「車を停める場所」だけでなく「趣味を楽しむ部屋」としても使える空間になるのも魅力です。
ビルトインガレージで後悔しないための注意点を、施工事例とあわせて詳しく知りたい方は、以下のコラムもごらんください。
二階建てガレージハウスの間取り実例
クレアカーサが手がけた、2階建てのガレージハウスの間取りを紹介します。
車2台を停める間取りと、1台をゆったり楽しむ間取り、それぞれの間取り図実例を紹介しますので、ぜひ理想の家づくりの参考にしてください。
【41.32坪・3LDK】車2台を並列で停める間取り|白い塗り壁のガレージハウス
まず紹介するのは、車2台を横並びで停められるガレージハウスです。
延床面積は41.32坪で、1階にガレージとLDK、浴室や洗面などの水回りをまとめ、2階に3つの洋室を配置しています。
リビングの床を一段下げたダウンリビングと吹き抜けによって天井が高く感じられ、コンパクトにまとめた1階でも開放感があります。
毎日2台の車を使うご家族や、車を大切に屋根付きで停めたい方に向いた間取りです。
施工事例:ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス
【36.25坪・2LDK】1台をゆったり、収納や作業スペースもある間取り|ダウンリビングのあるガレージハウス
次に紹介するのは、1台をゆったり停められて、収納や作業のスペースもあるガレージハウスです。
延床面積は36.25坪で、1階にはガレージとLDK、水回りを配置し、2階には主寝室と洋室をまとめました。
こちらもリビングは吹き抜けのあるダウンリビングで、開放感のある住まいです。
「ガレージは車を停める以外にも、趣味を楽しむ空間として使いたい」という方におすすめの間取りです。
二階建てガレージハウスのデザイン実例

おしゃれなガレージハウスにするために、ガレージ部分を含めたデザインのポイントを、外観・室内からの見え方・ガレージ内部という3つの視点で紹介します。
ガレージを含めた外観全体で「家の顔」を作る
ガレージハウスでは、ガレージの扉やシャッターが外観のイメージに影響するため、家全体とのバランスを考えてデザインするのがポイントです。
たとえば、ガレージの扉と外壁の色や素材をそろえると、統一感のあるおしゃれで落ち着いた外観になります。
逆に、扉だけ木目調にするなど、あえて色を変えてアクセントにするのもおすすめです。
また、ガレージの扉には、上に跳ね上がるタイプや、横に開くタイプなどいくつか種類があり、選ぶものによって外観の印象が変わります。
室内からガラス越しに愛車を眺める

ガレージハウスならではのぜいたくな楽しみ方として、ガレージと室内の間の壁や扉をガラス張りにすると、家の中にいながら愛車を眺められます。
リビングや廊下から、まるでショールームのように大切な1台を眺められるのは、車が好きな方にはたまらない魅力ではないでしょうか。
ガラスで仕切ることで、ガレージを通して光を室内に取り込めたり、ガレージから家の中にいる家族の気配を感じられたりするメリットもあります。
ガレージ内部の床・壁・照明にこだわる

ガレージの床は下地となるコンクリートが基本ですが、そのままだと粉っぽくなったり、汚れが目立ったりすることがあります。
コンクリートの表面に専用の塗料を塗って仕上げれば、油汚れやタイヤ跡がつきにくく、掃除もしやすくなります。
壁の色や素材を工夫したり、照明にスポットライトや間接照明を取り入れたりするのもおすすめです。
棚や作業台を造り付ければ、道具を飾るように収納したり、思いっきり趣味の作業に集中したりできますよ。
ガレージハウスに関するよくある質問

2階建てのガレージハウスについて、よく寄せられる質問にお答えします。
二階建てと平屋、どちらがよいですか?
土地の広さや暮らし方によって、向いている方が変わります。
土地に限りがある場合や、庭・外構を広くとりたい場合は、建築面積を抑えられる2階建てがおすすめです。
一方で、階段のない暮らしやすさを重視するなら平屋という選び方もあります。
ご家族が何を大切にしたいか、暮らしの希望に優先順位を付けた上で選ぶのがおすすめです。
ガレージハウスは固定資産税が高くなりますか?
ビルトインガレージも建物の床面積に含まれるため、その分は固定資産税の対象になります。
ただし、屋外に別で車庫を建てる場合と比べて、極端に高くなるわけではありません。
詳しい税額は建物の内容や自治体によって変わるので、目安を知りたい場合は建築会社に確認すると安心です。
「ビルトインガレージは危ない」と聞きますが、大丈夫ですか?
1階に車が出入りする大きな開口ができる分、地震への強さが心配になる方もいらっしゃいます。
ただ、壁の配置や補強といった構造の工夫で対策が可能です。
経験のある会社に相談してしっかり設計すれば、安心して長く暮らせる住まいになります。
詳しい対策や施工事例は、以下のコラムでも紹介しています。
二階建てのガレージハウスは、建築費用の相場はどれくらいですか?
建築費用は、家の広さやガレージの大きさ、仕様によって変わります。
ガレージ部分を作る分、同じ延床面積の家よりコストは上がる傾向があります。
詳しい費用相場や実例を知りたい方は、以下のコラムもごらんください。
まとめ
2階建てのガレージハウスは、車2台分のスペースを確保しながら、庭やお外の楽しみまであきらめずにかなえられる住まいです。
1階と2階の役割を分けて家族の暮らし方に合った間取りを考えること、そして平屋と2階建てで庭や外構にどれだけ敷地を残せるかで見比べておくことで、自分に合ったガレージハウスの建て方を見極められます。
クレアカーサは、家の中と外(庭・外構)を一体で考える、「ウチ+ソト+ニワ」を同時にプランニングする家づくりが特長です。
2階建て+ガレージ2台分の施工事例も豊富なので、間取りやデザインの実例を見ながら、理想の住まいを一緒にかたちにできます。
「車2台を停めたい」「愛車を眺められる家にしたい」「庭も外構もこだわりたい」そんな思いがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
土地探しの段階から、お客さまにぴったりの住まいをご提案します。
クレアカーサが、「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインをコンセプトに、理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。
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