まるでホテルのような、シンプルで生活感のない『ホテルライク』な住まい。

体をリラックスさせ回復させる寝室がホテルライクな空間なら、毎日ぐっすり眠ることができそうですよね。

せっかく家を建てるなら、おしゃれで心地よい寝室にしたいもの。

そこで今回は、ホテルライクな寝室をつくるために押さえておきたいポイントと工夫やアイディアを7つ、事例も合わせてご紹介します。

これからの家づくりに、ぜひお役立てください。

おしゃれで落ち着くホテルライクな寝室

おしゃれな家を建てたい方に人気のある『ホテルライク』。

ホテルライクとは、『ホテルのような』という意味でホテルを思わせるような空間を表します。

ホテルにもリゾートホテルや高級ホテルなど様々な種類がありますが、ここでのホテルライクには

・高級感がある
・空間にあまり仕切りがなくゆったりとした間取り
・広めの寝室
・生活感がない
・統一感がある
・無駄なものがなくすっきりとした空間
・使用している色数が少ない

といった共通点があります。

『寝るだけだから』と後回しにされがちな寝室ですが、人生の1/3を過ごす場所だからこそ、できるだけこだわりたいもの。

理想のホテルライクな空間が実現できるよう、これらの要素を盛り込みながら寝室の間取り計画を立てていきましょう。

ホテルライクな寝室のつくり方７選

それでは、ホテルライクな寝室にするために大切なポイントを順番に見てみましょう。

① 寝室の広さにこだわる

注文住宅の寝室には6〜8畳、または10畳ほどのゆったりとした広さが多く採用されています。

１人で使用するなら６畳ほど、２人以上で使用するなら８畳以上は確保しましょう。

狭すぎるとリラックスするのが難しく、広すぎると他の部屋が狭くなってしまうのでバランスを考えながら広さを決めるのがおすすめです。

ホテルライクな寝室をつくるなら、８畳以上は確保しゆったりとした空間が理想です。

どのくらいの広さにするのかによって変わりますが、寝室に何を置くのかも重要です。

家具や雑貨など普段みんなが使用するものを乱雑に置いてしまうと、ホテルライクな寝室とはかけ離れてしまいます。

なるべく見える場所に物を置かなくてもいいように、クローゼットやファミリークローゼットを設置してすっきりとした空間を保てるようにしましょう。

【施工事例：波と共に暮らす 平屋のサーファーズハウス】

② ぐっすり眠れるベッドのサイズ

ベッドのサイズは、

シングル…… 幅約100cm × 長さ約195〜200cm
ダブル…… 幅約140cm × 長さ約195〜200cm
クイーン…… 幅約160cm × 長さ約195〜200cm
キング……　　　幅約180cm × 長さ約195〜200cm

こちらが平均的なサイズです。

人によって最適なサイズは異なるので、ゆっくりと寝転ぶことができて寝返りも打ちやすいサイズを選ぶようにしましょう。

寝室に入った時に圧迫感を感じることのないベッドの台数、サイズを選んでおくとよりホテルライクな空間に近付きます。

③ リラックスできる壁紙の色

寝室に使用する壁紙の色は、睡眠の質にダイレクトに影響します。

鎮静効果のあるブルーや安心感のあるグリーン、大地を連想させ緊張を和らげるブラウンやベージュなど、リラックスして眠ることができる色を選ぶようにしましょう。

家のデザインやテイストによって合う色は変わるので、よりホテルライクな雰囲気になる色を選ぶのがおすすめです。

また壁の一部や一面だけ色を変えるアクセントクロスもおすすめです。

差し色として使うことで寝室には選びにくいような色も使うことができますし、メリハリが生まれてよりおしゃれになります。

茶・白・グレー・黒をベースにし、モダンで落ち着きのある空間のI様邸。グレーのアクセントクロスが素敵です。

【施工事例：リビングにフリースペースのある シック＆モダンスタイルの平屋】

④ 床材の工夫でぐっと静かな環境に

フローリングやタイルなど寝室に使用する床材には様々な種類がありますが、ホテルライクな寝室にするのであれば、おすすめはカーペットです。

カーペットは遮音性に優れており、音が響きにくいので静かに眠りたい寝室にはぴったりです。

足触りがよく、ふわふわとした感触も気持ち良いでしょう。

冬場は足元の冷え防止にもなります。

ダニやホコリが気になるから、と敬遠される方も多いですが、近年のカーペットは防ダニ効果や抗菌・消臭効果、ハウスダストを防ぐものなど品質改良されたものが増えています。

内装とのコーディネートを考えながら検討してみましょう。

１年を通して快適な室温が保てる床下冷暖房システムを採用し、ロフト風のオープンスタイルが素敵な寝室。

空間に馴染むカーペットを使用しています。

【施工事例：ダウンリビングに集う モダンスタイルの家】

⑤ 窓のサイズと位置に注意

寝室に大きな窓を設置してしまうと、睡眠時の眩しさやプライバシーが気になります。

適度に室内を明るくし、十分に換気のできる窓のサイズを選ぶようにしましょう。

設置する場所は、ベッドから離れた位置、隣家や隣接した道路から覗かれにくい高さに設置するのがおすすめです。

高い位置に設置するハイサイドライトや、回転軸を回して窓を開ける滑り出し窓などは、デザイン性が高いのでホテルライクな寝室におすすめです。

防犯性も高いので安心してぐっすり眠ることができるでしょう。

⑥ 照明のデザインと位置にこだわる

夜のリラックスした時間を過ごす寝室だからこそ、照明にはこだわりたいもの。

天井に大きなシーリングライトを設置して部屋全体を明るく照らすのではなく、明るさを調整できる照明器具を選ぶようにしましょう。

間接照明やスポットライト、ダウンライト、スタンドライトなどをバランスよく取り入れるのがおすすめです。

ベッドの配置が決まっていれば、寝転んだ時に眩しくないような位置に照明を設置することも可能です。

どんな夜時間を過ごすのか、イメージしながら間取りを考えていきましょう。

【施工事例：ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス】

⑦ 家全体の断熱性を高めておく

家全体の断熱性を高めておくことで、寝室も快適な室温を保つことができます。

ぐっすりと眠るためにも暑苦しくて眠れない、寒くて眠れない、という状態は避けたいもの。

断熱性の高い、性能の良い家ならそんな心配はいりません。

部屋間の温度差によって体調を崩す心配もないので、安心して過ごすことができます。

リネンやインテリアにもこだわりを！

ホテルライクな寝室の間取りやデザインにこだわったら、使用するリネンやインテリアにもこだわりましょう。

・全て白いリネンで統一する
・無地やサテンストライプなどの上品なデザインを選ぶ
・高級感のあるスーピマコットンや超長綿素材を選ぶ
・アクセントクロスに合わせてフットスローを使う
・シンプルで落ち着いた色味のインテリアにする

などおすすめです。

内装にこだわり、さらにリネンやインテリアもこだわることでよりホテルライクな寝室にすることができます。

間取り計画を立てる時に、しっかりと相談しておくのがおすすめです。

▶参考コラム＞＞ホテルライクな家のつくり方＆注文住宅事例

ホテルライクな寝室のある家を建てるなら……

寝るだけ、とはいえ毎日長時間過ごす寝室。

日々の疲れを癒やし、明日への活力を養うことができるよう、こだわりのおしゃれ空間に仕上げていきましょう。

クレアカーサは、おしゃれで高級感のある家づくりをサポートしています。ホテルライクな寝室、落ち着いてぐっすりと眠ることができる寝室の間取りプランをご希望に合わせてご提案させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。



クレアカーサでは、2棟のモデルハウスを公開しています。

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私たちクレアカーサ（株式会社日立プロパティアンドサービス）は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録

• 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録　第1-1907-7917号　公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
  建設業許可番号 国土交通大臣　許可(特5)第29052号 国土交通省
  宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省

資格情報

• 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
  宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、２級ファイナンシャル・プランニング技能士他

受賞歴

• ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー　優秀賞を２シリーズでダブル受賞
  ・三協アルミ　ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019　ブロンズデザイン賞
  ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの６つ星を取得　等