中庭があるコの字型の平屋の間取り・施工実例|目隠しの方法と成功のポイント

コの字型の平屋の中心に中庭を設けることで建物形状を最大限に活かした開放的で使い勝手のよい住まいを実現できます。
そこで今回は中庭があるコの字型の平屋の間取りと実例をご紹介し、効果的な目隠しの方法や取り入れる際のポイントを解説します。
開放感とプライバシー性を兼ね備えた居心地のよい平屋を実現したい方はぜひ最後までご覧ください。
このコラムでわかること
● コの字型の平屋の中心に中庭を設けることで室内外のつながりを感じつつプライバシー性を確保した屋外空間を実現できます。
● 道路や隣家からの視線が気になる場合は中庭のまわりに目隠し壁・フェンス・植栽を設ける方法が効果的です。
● 中庭の広さや動線、目隠し計画までトータルで考えることで暮らしやすいコの字型の平屋を実現できます。
Contents
コの字型の平屋には「中庭」がおすすめ|5つのメリット

コの字型の平屋は中央に中庭を設けることで暮らしの幅が広がります。
ここではコの字型の平屋に中庭を取り入れることで得られる5つのメリットをご紹介します。
メリット① プライバシーを確保した庭をつくりやすい
コの字型の平屋は中庭への視線を遮りやすく、プライバシーを確保した庭をつくりやすい点が特徴です。
三方は建物の壁に囲まれているため、残りの一方を目隠しするだけでプライベートな庭が完成します。
外からの視線が気にならない中庭でご家族や友人との時間をゆったりと過ごせるのはコの字型の平屋ならではの魅力です。
▷おすすめコラム:
プライバシーを確保した平屋の間取り・実例|外からの視線と家族間のプライベート空間を守る工夫
メリット② 室内外のつながりを感じられる家になる
コの字型の平屋に中庭を設けることで室内と庭の一体感を感じられます。
中庭にウッドデッキやタイルデッキを設け、室内とフラットにつなぐ方法がおすすめです。
室内外を行き来しやすくなるだけでなく、視覚的にも空間に広がりが生まれ、実際の広さ以上に開放感のある住まいを演出できます。
メリット③ 様々な空間から外に出られる
コの字型の平屋は三方が中庭に接するため、様々な空間が外とつながる間取りにできるのもメリットです。
各空間から出入りする際の使い方の例をご紹介します。
- ・LDK:くつろぐ・食事する・お子様が遊ぶ
- ・寝室:就寝前や起床後にリラックスする
- ・洗面脱衣所:洗濯物を干す場所として活用する
どのタイミングで中庭を使うのかを踏まえ、動線を計画することが大切です。
▷おすすめコラム:
リビングとテラスが一体の開放的な住まい|リビング続きのウッドデッキやバルコニーの実例
メリット④ 室内からの景観が良くなる
中庭のデザイン性を高めることで室内からの景観がより魅力的になります。
コの字型の平屋は中庭を囲むような間取りのため、リビングやダイニング、寝室など様々な空間から庭の景色を楽しめるのが魅力です。
テラスや植栽を設け、窓から見える景色を計画的にデザインすることで四季の移ろいを感じられる美しい景観を暮らしの中に取り入れられます。
メリット⑤ 採光・採風を確保しやすい
コの字型の平屋と中庭を組み合わせることで日当たりや風通しのよい住まいをつくりやすくなります。
平屋はワンフロアにすべての居室を配置するため、建物の中心部への採光・採風計画が難しいです。
そこで中央に中庭を設けることで建物の内側からも光や風を取り込むことができ、明るく快適な住環境を実現しやすくなります。
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【施工実例・間取り図】中庭があるコの字型の平屋

中庭があるコの字型の平屋の施工実例と間取り図をご紹介します。
外観デザインや中庭と室内の動線などをチェックしましょう。
①中庭でドライガーデンを楽しむコの字型の平屋

コの字型の凹んだ部分に庭とつながるオープンな中庭を設けた平屋の住まいです。
室内・中庭・芝庭が一体となることで気軽に外へ出やすく、こだわりのドライガーデンを身近に楽しめます。

中庭には木目調のタイルを敷き、板張りの軒天を採用することでかっこよさと温かみを両立しました。
ご夫婦が大好きなサボテンを眺めたり手入れしたりと、ゆったり過ごせる空間です。

コの字型の平屋のため、玄関がある建物の東側からは中庭の様子が見えず、プライバシーが保たれています。
中庭全体に屋根がかかっているため、夏場も過ごしやすい環境をつくりやすく、急な天候にも対応しやすい間取りです。
②柔らかな光が広がるコの字型の平屋

リビングの北面に中庭があるコの字型の平屋です。
直射日光が差し込みにくい北側の中庭は時間帯による明るさの変化が少なく、1日を通して安定した柔らかな光を室内に届けます。

中庭全体にウッドデッキを採用し、庭側にシェード付きのパーゴラを設けて目隠ししました。
屋外とのつながりを感じつつ、プライバシーも確保した心地よい空間です。

道路に面する南側は外からの視線や夏場の強い日差しを考慮して窓の大きさを調整しました。
反対にプライバシーを確保しやすい中庭側に大きな窓を設け、室内に光や開放感を取り入れています。

中庭をL字型のLDKが囲むように配置することでどの空間からも屋外の開放感を楽しめます。
キッチンの前にはノイズのない1枚ガラスの窓を設け、料理しながら外の景観を楽しめるようにしました。
▷施工事例:サーフ×リゾート 心身を解きほぐすセカンドハウス
③プライベートな中庭があるコの字型の平屋

コの字型の平屋の中心に広々としたウッドデッキがある住まいです。
照明や外構計画にもこだわり、リゾート地のような安らぎの空間を演出しました。

中庭に面した開口部には目隠し壁を設けることで外からの視線を気にせず、プライベートな屋外空間を楽しめるようにしました。
LDKとつながる窓は全開口できるタイプを選び、室内外の一体感にこだわりました。

コの字型の開口部を道路と反対側に向け、正面からはコの字型とは思えないシンプルで洗練されたファサードを実現しました。

LDKだけでなくシューズクローゼットや寝室、各空間をつなぐ廊下からも中庭へ行ける動線を確保しました。
ご家族それぞれのペースで利用しやすく、中庭を通じて自然とコミュニケーションが生まれる住まいです。
Instagramでは間取り図と実例写真を照らし合わせて分かりやすくご紹介しておりますので併せてご覧ください。
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④光と緑を楽しめる中庭がある平屋

オープンガレージと中庭を隣接させ、道路側からも直接中庭へアプローチできるようにしたコの字型の平屋です。
中庭が奥まった位置にあるため道路からの視線が届きにくく、オープンガレージに車を停めることでより視線をやわらげる効果もあります。

リビングは大開口の窓から中庭へと視線が抜ける開放感あふれる空間です。
窓の先には隣家がありますが、背の高い目隠しフェンスを設けることで視線を遮り、カーテンを開けたままでも開放感を楽しめるようにしました。

玄関には大きな窓を設けて植栽を住まいの景観として取り込んでいます。

コの字型の建物の中心に中庭をレイアウトし、リビング前にゆとりのあるウッドデッキを設けた間取りです。
玄関とリビングの間に小さな植栽スペースを設け、住まいの様々な場所から緑を眺められる心地よい空間を実現しています。
平屋の中庭を目隠しする方法

平屋に中庭を設ける場合、目隠しすることでプライバシー性を確保でき、より居心地のよい落ち着ける空間を演出できます。
お住まいに合う平屋の目隠し方法を検討しましょう。
目隠しフェンス
目隠しフェンスは隣地との境界などの広範囲への施工にも適しているため、中庭だけでなく敷地全体のプライバシー性を高めやすいです。
ほどよいすき間が空いているフェンスが多いため、視線を遮りつつ光や風を中庭に取り込むことができます。
目隠し壁
目隠し壁はフェンスよりも視線を効果的に遮りやすく、建物の外壁と同じ素材で仕上げることで住まい全体に統一感が生まれます。
また目隠し壁は適切な構造で施工することで強風などに対する耐久性を確保しやすい点もメリットです。
植栽
背が高くて葉のボリュームがある植栽をレイアウトする方法でも視線を遮れます。
目隠しとしての役割だけでなく、室内や中庭から眺める景観の美しさやお手入れのしやすさにも配慮して植栽を選びましょう。
建物の配置を工夫する
道路や隣家からの視線を考慮して建物の配置を工夫することで中庭のプライバシー性を高められます。
- ・コの字型の開口部を道路とは反対側に向ける
- ・道路側に建物やガレージを配置し、中庭への視線が届きにくい配置にする
建物配置を工夫することで目隠しフェンスや植栽だけに頼らないシンプルな外構を実現しやすくなります。

目隠しフェンスや植栽で中庭を目隠しする場合、建物と外構が一体になった設計が大切です。
私たちクレアカーサでは建物のプランニングと同時に外構計画もご提案し、「ウチ+ソト+ニワ」をトータルでコーディネートいたします。
家も庭も「居心地のよい空間」にしたい方はぜひお気軽にご相談ください。
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中庭があるコの字型の平屋をつくる際のポイント

コの字型の平屋は中庭の計画が住み心地やデザイン性を左右します。
ここではコの字型の平屋の中庭づくりを成功させるためのポイントをご紹介します。
中庭と行き来できると便利な空間を考える
中庭はリビングだけでなく、暮らしに合わせて様々な空間とつなげることがポイントです。
洗面脱衣所や寝室、和室から中庭への動線が採用されるケースが多く、掃き出し窓やテラス窓を設けて出入り口にします。
中庭をどのように活用したいのかをイメージしながら、使い勝手のよい動線を計画しましょう。
中庭以外に庭が必要なのか検討する
コの字型の平屋では中庭以外にも庭が必要かどうかを事前に検討することが大切です。
広い家庭菜園やドッグランなどを採用する場合、中庭だけではスペースが足りない可能性があるため、敷地の一部に別の庭を設けることも検討しましょう。
用途に合わせて中庭と一体的に計画するのか、フェンスや植栽などでゆるやかに仕切るかを決めることでより使い勝手を高められます。
室内外に視覚的なつながりをつくる
室内外に視覚的なつながりをつくることで住まい全体に統一感が生まれ、より開放的な空間を演出できます。
- ・フローリングとウッドデッキの色や張る方向を合わせる
- ・室内外を同じ板張り天井で仕上げる
- ・外壁に用いたタイルを室内の壁にも採用する
室内と中庭をトータルコーディネートすることで視覚的に内と外がつながり、開放的で広さを感じる住まいを実現できます。
屋外と中庭の動線を確保すべきか考える
屋外と中庭の動線を確保することでより使い勝手がよくなるケースもあります。
具体的な例をイメージしてみましょう。
- ・愛犬とのお散歩後にそのまま中庭で遊ばせる
- ・お子様が友人を招いて外で遊ぶ
- ・バーベキューに買い出した食材を駐車スペースから運び入れる
一方で外部から中庭へ出入りする開口部を設ける場合はプライバシー性とのバランスを考えることが大切です。
目隠し壁やフェンスの配置、開口部の位置を工夫することで外からの視線を遮りながら便利な動線を確保できます。
コの字型の建物と中庭のバランスを取る
コの字型の平屋は中庭の間口を広くするほど建物の外形寸法が大きくなる傾向があります。
中庭を囲むように居室を配置するため、中庭の広さに応じて建物の幅や奥行きも大きくなるからです。
そのため、敷地の広さ・室内の動線・建築コストとのバランスを考慮し、中庭の広さや建物の配置を計画しましょう。
景観を考慮して外干しする場所を決める
中庭に外干しスペースを設ける場合は室内から見える景色とのバランスを考えて配置することが大切です。
コの字型の平屋ではLDKや玄関など様々な空間から中庭を眺められるため、洗濯物が目立つ位置にあると景観を損なう可能性があります。
建物の動線や窓からの見え方を確認しながら物干し位置を決めたり、中庭に目隠し壁や植栽を取り入れたりすることで使いやすさと美しい景観を両立できます。
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まとめ
コの字型の平屋は中庭と組み合わせることでより暮らしの幅が広がり、おしゃれで居心地のよい住まいになります。
ただ中央に中庭をレイアウトするだけでなく、室内外との動線や外からの視線を考慮した計画が大切です。
平屋の施工実績が豊富で外構までトータルコーディネートしてくれる住宅会社への相談をおすすめします。

私たちクレアカーサは千葉県茂原市にて「圧倒的な住み心地」と「憧れのライフスタイルを実現すること」を大切にした住まいを手掛ける住宅会社です。
建物はもちろんのこと土地探しや外構まで含めた「住まい全体の計画」を大切にしています。
美しさと快適性を兼ね備えた住まいづくりに評価をいただき、別荘や移住を目的としたご依頼も多数いただいております。
幅広いご要望にお応えしますのでどうぞお気軽にお問い合わせください。








