セカンドハウスとは?取得時のメリット・税制面の優遇まとめ|茨城の自然を楽しむ暮らし

セカンドハウスとは

平日は通勤や通学に便利な場所に暮らし、週末は自然豊かな場所でのんびりと過ごす……。そんな暮らしを実現できるのが、セカンドハウスです。大切な生活拠点だからこそ、こだわりのあるおしゃれな家にしたいもの。とはいえ、デザインや間取りはもちろん税金など、実際に建てるとなるとわからないことも多いもの。

そこで今回は、セカンドハウスの魅力や気になるお金の話、施工事例などまとめてご紹介します。これからのプランニングに、ぜひお役立てください。

 


コラムのポイント

・セカンドハウスを取得することで得られるメリットや注意点、税制面の優遇など気になる基礎知識をまとめました。

・クレアカーサが手がけたセカンドハウスの施工事例を紹介しています。デザインやアイディアを参考に、理想のセカンドハウスをプランニングしていきましょう。


 

 

セカンドハウスとは

セカンドハウスとは

「第2の住まい」という意味のセカンドハウスは、現在の住まいとは別に、注文住宅やマンションを取得することをいいます。

普段は都心で働きながら週末は郊外での暮らしを楽しむ、出勤日だけ都心に向かいそれ以外の日は自然豊かな環境で暮らしを楽しむ、といったように、自由なライフスタイルが実現します。

 

セカンドハウスと別荘の違い


セカンドハウスと別荘は、似ているようで違います。

別荘は避暑や避寒、休養といった日常から離れた時間を過ごすことを目的としています。そのため「保養施設」となります。

一方でセカンドハウスは「居住用財産」です。非日常を過ごすのではなく生活を営む場所なので、最低でも月に1日以上滞在し活用する必要があります。

働き方が多様化し、在宅ワークをする方はますます増えてきています。理想のライフスタイルを実現しやすくなったからこそ、「セカンドハウス」という暮らしの選択肢を増やしてみませんか。

 

 

セカンドハウスのメリット

セカンドハウスとは

セカンドハウスにはさまざまなメリットがあります。

 

理想のライフスタイルを実現


現在の住まいとは別にセカンドハウスを持つことで、自由なライフスタイルが実現します。例えば、平日は都心で仕事に励み、週末は自然豊かな茨城でゆっくりと過ごす。こんなライフスタイルなら、しっかりとオンオフを切り替えて過ごすことが出来ますね。ひとつの場所にとどまらない暮らし方は、自分たちにぴったりなライフスタイルを叶えてくれるでしょう。

 

新しい生活の基盤を構築


セカンドハウスを持つことで、新しい暮らしの基盤を構築できます。新しい人脈に出会ったことのない価値観、生活など、視野を一気に広げてくれるでしょう。

早い段階で基盤を構築しておくことで、リタイア後だけでなく、有事の際も頼る場所があるというのは大きな安心材料となります。

 

引き継ぐことができる資産形成


セカンドハウスは資産です。新たな暮らしの拠点として活用できるのはもちろん、売却したり子どもに引き継いだり様々な用途があります。税金の優遇措置を受けることもできるので、資産という面では大きなメリットでしょう。

 

 

セカンドハウス取得時の注意点

セカンドハウスとは

セカンドハウスを建てる場合、以下の点に注意しましょう。

 

生活しやすい間取り計画を建てる


主な拠点でないとはいえ、日常生活を送る場です。快適な暮らしを実現できるよう、間取りや動線にこだわって家づくりを進めていきましょう。仕事やレジャーなど、過ごし方に合わせてプランニングしていくのがおすすめです。

 

交通の便を考える


アクセスが悪いと、移動にコストをかけることになります。今の住まいに行き来しやすいか、通勤や通学しやすいか、など事前に確認しておきましょう。

 

各種手続きを忘れずに


住民票の異動や車庫証明の取得など、セカンドハウスを取得し、さらに生活の主拠点にする場合、必要な手続きがいくつかあります。自治体によって手続きの有無やタイミングが異なるため、注意が必要です。

▶︎参考コラム:茨城の別荘|購入・貸別荘のメリット・デメリット、別荘人気エリア、新築実例を紹介

 

 

セカンドハウス取得で気になるお金の話

セカンドハウスとは

セカンドハウスを取得する上で、やはり気になるのは「お金」の話です。取得時以外に、どのくらいお金がかかるのでしょうか。

 

セカンドハウス取得時の不動産取得税


不動産取得税とは、不動産を取得したときにかかる税金のことです。セカンドハウスを建てた場合、土地、住まいそれぞれに課税されます。茨城県で不動産を取得した場合、茨城県県税条例により、取得した日から60日以内に申告する必要があります。

 

参考:不動産取得税の申告、軽減・特別措置のご案内 ~不動産取得税の申告制度をご存知ですか~|茨城県

https://www.pref.ibaraki.jp/somu/zeimu/fuka/documents/documents/hudori/guide.html

 

 

・セカンドハウスとして活用

・課税床面積が50㎡以上240㎡以下

これらの用件を満たせば、

不動産取得税=(固定資産税評価額−1,200万円)× 3%

この計算式のもと、不動産取得税を軽減できます。(2023年2月1日現在)

 

 

セカンドハウス取得時の固定資産税


固定資産税は、所有している土地や住まいにかかる地方税のことです。毎年1月1日時点の所有者に、課税されます。

固定資産税=課税標準額×1.4%(標準税率)

この計算式のもと、課税額が決まります。

 

また、住宅用地に係る特例が適用されると、

・小規模住宅用地(200㎡以下の部分)…… 課税標準額×1/6

・一般住宅用地(200㎡を超える部分)…… 課税標準額×1/3

このように、課税標準額はさらに減額されます。税率は自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

 

参考:固定資産税の概要|総務省

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/149767_08.html

 

 

セカンドハウス取得時の住宅ローン


セカンドハウスを購入する場合、通常の住宅ローンではなくセカンドハウスローンを組むことができます。融資額限度や返済にかけられる期間は金融機関によって差があり、通常の住宅ローンに比べて融資限度が少なく融資期間が短い、という傾向があります。また、住宅ローン控除対象外にもなります。

 

セカンドハウスローンを活用して住宅を取得する場合、無理のない返済計画を立てながら、賢く活用していきましょう。

▶︎参考コラム:茨城への移住は支援を活用|移住支援金、物件、仕事、おすすめエリアなど魅力を紹介

▶︎参考コラム:移住が失敗する理由とは|地方選び、仕事、子育てなど成功のための事前準備を確認

 

 

自然を楽しむセカンドハウスの施工事例

それでは、クレアカーサが手がけたセカンドハウスの施工事例をご紹介します。

 

リゾートの風わたる 海辺のセカンドハウス

セカンドハウスとは

家族と週末を過ごすためにオーナーが選んだのは、水平線広がるオーシャンビューの土地。その眺望を活かしつつ広がりのある平屋建てに。青い空、打ち寄せられた波の白と呼応するかのようなガーデンデザインが訪れる人を魅了します。

セカンドハウスとは

セカンドハウスとは

深い軒を持つカバードポーチは夏の強い日ざしをやわらげウチとソトをゆるやかに繋ぐ役割。昼食はほぼバーベキューとおっしゃるK様。デッキの端に炭などを仕舞えるベンチを設置し、キッチンの小窓からは食材の受け渡しができるようにしました。

▶︎施工事例:リゾートの風わたる 海辺のセカンドハウス

 

青い海を望む天空のリゾートハウス

セカンドハウスとは

都会の喧騒から離れ家族と週末を過ごすためにオーナーが選んだ場所は、東京湾越しに富士山を望めるオーシャンビューの高台。門をくぐった瞬間からドラマティックに視線が展開し、海を抱くような眺望へと続きます。

セカンドハウスとは

セカンドハウスとは

セカンドハウスとは

リビングと庭を結ぶ1階のテラスに出れば、陽光を映し輝く海と目に鮮やかな緑。
「子どもがすぐ庭に出られるような動線にしました。庇を付けたことで天候を気にせずバーベキューを楽しむことができます」とY様です。

▶︎施工事例:青い海を望む天空のリゾートハウス

 

 

セカンドハウスのある暮らしを叶えよう

セカンドハウスとは

セカンドハウス取得には、諸々の行政手続きや物件の維持管理など負担となることもありますが、暮らしの選択肢が増え、自由度も増します。より豊かな暮らしを実現できるよう、検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

茨城・千葉でおしゃれな平屋建築を検討中の方は、クレアカーサがご相談を承ります。クレアカーサは「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインで高い評価を得ているハウスメーカーで、予算配分もしっかり把握しながら理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。キッズルーム完備(スタッフがお子さまをお預かりいたします)のショールームで、クレアカーサの家の快適性をご体感下さい。

 

ショールームでは、土地選びやローンに関する疑問などもご相談頂ける無料相談会をほぼ毎日開催しています。ご家族との出会いと家づくりが大好きなスタッフに、まずはお気軽にご連絡下さい。

 

監修者情報 クレアカーサコラム編集部

クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。

住宅業界の専門性について

免許登録
  • 建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特-5)第29052号 国土交通省
    宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、茨城県木造住宅耐震診断士ほか
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞 ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞 ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等