家事動線が魅力のランドリールームの間取り図・実例7選|家事ラクを叶える注文住宅アイデア

人気の間取りである「ランドリールーム」は家事動線にこだわることでより使い勝手の良い空間になります。
そこで今回は暮らしに合う動線を取り入れたランドリールームの間取り図と実例をご紹介します。
おすすめの動線やランドリールームの失敗を防ぐためのポイントも解説しますのでぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント
● ランドリールームの使い勝手を良くするためには効率的な動線を取り入れることがポイントです。
● ご紹介する事例を参考にしながらご自身の家事のルーティンを振り返り、確保すべき動線を検討しましょう。
● お客様の暮らしに合うランドリールームを提案してくれる施工実績が豊富な住宅会社への相談をおすすめします。
家事動線が魅力のランドリールームの間取り図・実例7選

家事動線にこだわったランドリールームの間取り図と実例をご紹介します。
①【約30坪】水まわりがまとまった家事ラクな平屋

「浴室・脱衣所兼ランドリールーム・洗面所」が直結した平屋の間取りです。
ダイニング・キッチンにつながる動線も確保されているため、複数の家事をしながら洗濯も同時並行で行うことができます。

広々としたランドリールームには「洗濯機・乾燥機・カウンター・物干しバー」など洗濯に必要な設備がそろっています。
収納がぴったり置ける寸法にしたため、スタイリッシュなデザインでホコリも溜まりにくいです。
コンクリート打ちっぱなし風のクロスやダークブラウンのカウンターを採用し、モダンでかっこいい雰囲気のランドリールームに仕上げました。
②【約30坪】玄関と直結する洗面脱衣所兼ランドリールーム

玄関から直結する洗面脱衣所兼ランドリールームの間取りです。
汚れて帰ってきたタイミングでもランドリールームですぐに洗濯ができて衛生的です。

お子様の衣服が汚れたタイミングだけでなく、サーフィン帰りのご家族にもぴったりな動線です。
ランドリールームは扉で仕切ることができるため、プライバシー面も問題ありません。
白の内装材でトータルコーディネートし、清潔感あふれる空間に仕上げました。
③【約31坪】ファミリークローゼットとランドリールームの動線を確保

「シューズクローゼット・ファミリークローゼット・ランドリールーム」の動線が確保された間取りです。
LDKを通らなくてもランドリールームからファミリークローゼットへ行けるため、来客時でも効率的に家事を進められます。

ランドリールームには2本の物干しバーを設けたため、ご家族全員の洗濯物を干せます。
設置するキャビネットのサイズに合わせてコンセントの高さを決め、アイロンや衣類スチーマーなどを使いやすくしました。
④【約32坪】階段の近くにレイアウトしたランドリールーム

ランドリールームの近くに階段を配置し、2階への動線をスムーズにした間取りです。
2階にあるクローゼットまでの距離が短くなるため、洗濯物を片付ける際の負担を軽減できます。

ランドリールームにはキャビネットのサイズに合わせたカウンターを造作しました。
カウンターの上に畳んだ洗濯物を置き、各自が自室まで運ぶというルールをつくることで家事を分担しやすくなります。
⑤【約33坪】屋外に直結するランドリールーム

ランドリールームに勝手口を設け、屋外へとつながる動線を確保しました。
外干しする際の動きを最小限にできるため、家事の時短や負担軽減につながります。

洗濯物を取り込むときの効率性を考え、勝手口のすぐ横に物干しバーをつけました。
下部には2段のカウンターを造作し、シルバーの収納ボックスでおしゃれに衣類やタオルを整理整頓しています。
グレーの壁紙に黒のアクセントカラーを取り入れ、統一感のあるインダストリアルなランドリールームに仕上げました。
⑥【約34坪】寝室との動線が良いランドリールーム

脱衣所兼ランドリールームと寝室の動線を確保した間取りです。
寝室の手前側にウォークインクローゼットを設け、洗濯物をしまう際の手間を軽減しました。

約2.5帖のコンパクトな空間ですが必要な設備が整ったランドリールームです。
白い物干しバーは取り外しできるため、必要なときだけ設置できます。
コの字型のコンパクトなカウンターを設け、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりできるようにしました。
▶施工事例:大好きなインテリアに囲まれた アメリカンスタイルの平屋
⑦【約39坪】ミニクローゼットにつながるランドリールーム

大空間のランドリールームがある間取りです。
キッチンと洗面所からランドリールームへ行ける便利な回遊動線を取り入れました。

ランドリールーム内に小さなクローゼットを設け、使用頻度の高い服を収納できるようにしました。
室内干しスペースとミニクローゼットが一直線でつながるため、洗濯物の片付けが負担になりません。
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ランドリールームにおすすめな動線アイデア

ランドリールームを採用する際に検討したい便利な動線をご紹介します。
①洗濯動線
洗濯に関する次の空間を近づけた間取りです。
- ・脱衣所
- ・ランドリールーム
- ・クローゼット
洗濯物を外干しする場合はランドリールーム内に掃き出し窓や勝手口を設け、屋外への動線を確保しておくと便利です。
ランドリールームとクローゼットの階が分かれている場合は階段を近づけることで動線が良くなります。
▶施工事例:
動線が良い家の間取りアイデア12選|家事・洗濯・帰宅時などの作業を効率化する工夫
②水まわり動線
家事する時間が多い次のようなスペースを近づけた「水まわり動線」もおすすめです。
- ・キッチン
- ・脱衣所
- ・浴室
- ・ランドリールーム
洗濯機を回している間に料理し、乾燥機に洗濯物を移したついでにお風呂掃除をするなど効率的に家事を進められます。
水や火を使う家事の最中は洗濯機の完了音に気付きにくいですが、距離が近ければ聞き逃しにくく、家事の進行にムダが生じません。
▶おすすめコラム:
水回りの間取りは動線の工夫が大切|家事をラクにするアイデアを間取り図と実例で解説
③お出かけ動線
外出時や帰宅してから使う空間を近づけた「おでかけ動線」も利便性が高いです。
- ・シューズクローゼット
- ・ランドリールーム
- ・洗面脱衣所
- ・ウォークインクローゼット
外出前に洗濯乾燥機を回し、すぐに出かけられるため効率的です。
さらに外出中にお子様の衣服が汚れた際にも「シューズクローゼット・ランドリールーム・洗面所」が近ければ室内を汚さずに済みます。
④回遊動線
グルグルと空間を行き来できる回遊動線がある間取りも便利です。
「LDKと洗面所からランドリールームに行ける」など2つの動線を確保することでスムーズに家事を行えます。
掃除の際もランドリールームを通り抜けられるため、無駄な動きが生じにくくなるのもポイントです。
▶おすすめコラム:
回遊動線のある家の間取り事例|メリット・デメリット
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は千葉県茂原市にて、お客様の個性やライフスタイルに合わせて一邸一邸大切につくる家づくりをしております。
お客様の暮らしをしっかりとお伺いしたうえで最適なランドリールームの動線をご提案いたします。

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ランドリールームで失敗しないためのポイント

使い勝手の良いランドリールームをつくる際のポイントをご紹介します。
生活ルーティンに合う効率的な動線を考える
ランドリールームをつくる際は洗濯をスムーズに進められる動線を考えることが大切です。
日々の生活ルーティンを振り返り、洗濯をするタイミングや前後の動きなどを確認することで理想的な動線が見えてきます。
乾燥機の有無や外干しするのかなど新居での暮らし方を具体的に考えることもポイントです。
洗濯物の量で広さ・物干しバーの数を決める
洗濯物の量に応じてランドリールームの広さや物干しバーの本数を決めることがポイントです。
乾燥機を導入する場合は広い物干しスペースがあっても活用しきれないこともあるため、脱衣所と兼用のコンパクトなランドリールームも検討しましょう。
一方で全ての洗濯物を室内干しする場合は十分な広さを確保し、物干しバーも2本以上あると安心です。
設置する設備を事前に検討する
ランドリールームに設置したい設備を事前に検討することが大切です。
ガス乾燥機があると干す手間が大幅に削減され、スロップシンクはつけ置き洗いに役立ちます。

必須の設備であるコンセントは用途を明確にし、位置や高さまで細かく指定することで使い勝手が良くなります。
- ・通常の高さ:サーキュレーターや除湿器用
- ・高めの位置:アイロンや衣類スチーマー
具体的な使い方をイメージして配置を考えてみましょう。
作業スペースや収納の必要性を考える
ランドリールーム内に作業スペースや収納は必要かどうかを考えることも大切です。
カウンターがあると洗濯物を一時置きする際にも便利ですし、アイロンがけなどもスムーズに行えます。
脱衣所とランドリールームが兼用の場合は「タオル・下着・パジャマ」などをその場で収納できるキャビネットがあると便利です。
隣接する部屋と扉で仕切るか決める
ランドリールームと隣接する部屋の間に扉を設けるか検討しましょう。
扉がないと開け閉めの手間が減るため、洗濯物を両手に持っていてもスムーズに空間を行き来できます。
一方で扉があると目隠しや湿気対策に効果的です。
次のような空間とランドリールームが隣接する場合は仕切りを設けた方が快適性を高めることができます。
- ・リビングや玄関:来客からの視線が気になりにくい
- ・クローゼットや寝室:洋服や布団のカビ発生を防ぐ
- ・キッチンやシューズクローゼット:洗濯物へのニオイ移りを防ぐ
目隠しだけが目的の場合はロールスクリーンの採用もおすすめです。
洗濯物が乾きやすい環境を整える
ランドリールームは洗濯物が乾きやすい環境を整えることが大切です。
干してある洗濯物同士が重なり合わないようなゆっとりとした空間を確保することで通気性が良くなります。
また個別に換気扇を設けたり除湿器用のコンセントをつけたりする方法も効果的です。
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まとめ
動線の良いランドリールームを採用することでより家事の効率を高めることができます。
普段の暮らしを振り返り、近づけるべき空間を検討しましょう。
ランドリールームの施工実績が多く、利便性や機能性を高めるような提案をしてくれる住宅会社への相談をおすすめします。
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私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は千葉県茂原市にある建築会社です。
平屋建て・2階建てとレパートリー豊富な注文住宅や規格住宅の設計施工実績が豊富で「高断熱+高性能設備+太陽光発電」のZEH(ゼロエネルギー住宅)の普及にも努めております。
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