ホテルライクな家づくり｜外観・内装・間取りのコツとおしゃれな住まいの実例をご紹介
ホテルライクな家とは高級ホテルのような上質で洗練されたデザインや設備を取り入れた住宅のことで、非日常感のあるデザインや開放的な間取りが魅力でシンプルかつ高級感のあるデザインが人気です。
そこで今回はホテルライクな家で取り入れたい外観・内装・間取りのコツをご紹介します。
ホテルライクデザインのおしゃれな住まいの実例もご紹介しますので、色使いや素材など様々なポイントを参考にしてみてくださいね。
コラムのポイント
● 「ホテルライクな家」はリゾート感のあるデザインや間取りを取り入れた住まいを指します。
● ゆとりのある開放的な間取り、シンプルでスタイリッシュな外観、高級感のあるライティングや内装などがホテルライクな家の特徴です。
● 別荘やヴィラなどの施工実績が豊富で、お客様のライフスタイルに合った間取りを提案してくれる住宅会社に家づくりを依頼することをおすすめします。
ホテルライクな家とは
ホテルライクな家とは、ホテルのような非日常的な間取りやデザインを取り入れた住まいのことです。
別荘やセカンドハウスはもちろん、一般的な住宅にもホテルライクなデザインを取り入れることで、リゾート地にいるかのような気分を味わうことができます。
開放感のある間取りやラグジュアリーな内装などがホテルライクなデザインの特徴です。
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ホテルライクな家づくりに共通するポイント
デザイン性の高いホテルライクな家を建てるためのポイントをご紹介します。
理想とするホテルのテイストを明確にする
まずは理想とするホテルのテイストを明確にしましょう。
例えば、ホテルのデザインには次のような種類があります。
- ・リゾートホテルやヴィラのような雰囲気
- ・高級感のあるラグジュアリーホテルのような雰囲気
- ・モダンなデザインホテルのような雰囲気
- ・旅館のような和の温かみのある雰囲気
同じリゾートホテルでも西海岸やアジアなどイメージするエリアによって、デザイン性は異なります。
まずはご自分が魅力的に感じるホテルについて考えてみてくださいね。
非日常感のあるデザインを選ぶ
ホテルライクな家にするためには非日常感のあるデザインを選ぶこともポイントです。
例えば、インテリアが飾れるような棚や間接照明などを取り入れた内装にすれば、ホテルのロビーのような空間にデザインすることが可能です。
理想とするホテルの色味や素材をチェックし、マイホームの内装デザインに採用しましょう。
高級感のある素材を使う
高級感のある素材を使うことも、ホテルライクな家には欠かせないポイントです。
例えば、フローリングではなくタイルの床にすることでホテルのような高級感やスタイリッシュさを演出できます。
開放感のあるラグジュアリーな空間づくりには天井までの高さがあるハイドア・ハイサッシなどの建材もおすすめです。
生活感を隠す工夫をする
ホテルライクな家は非日常的な空間づくりが重要になるため、生活感を隠す工夫を取り入れましょう。
外周りは外干しの洗濯物が見えないように工夫したり、エアコンや給湯器の室外機を建物の裏手側に置いたりする方法をおすすめします。
内装では扉付きの収納に日用品をしまえるようにすることで、生活感を隠すことが可能です。
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家族がワクワクする方を選ぶ
ホテルライクな家のデザインや間取りに迷ったら、家族がワクワクする方を選びましょう。
旅先で気分が上がるのと同じように住まいにいるだけで楽しくなるような空間にすることで、お気に入りのホテルライクな家をつくることができます。
ご自身の好きなカラーやデザインをワンポイントで取り入れるなど、ホテルライクの家に自分らしさをプラスしてみてくださいね。
ホテルライクな「外観」をおしゃれにするコツ
ホテルライクな外観をおしゃれにするためのコツをご紹介します。
シンプルな色使いにこだわる
高級感や非日常感のあるホテルライクな住まいはシンプルな色使いで空間をコーディネートしましょう。
外壁の色は1～2色、サッシや玄関ドアの色も含めても3色以内にするとまとまりのあるおしゃれな外観をつくりやすくなります。
白やグレー、ベージュなどの落ち着いた色味をベースにしたホテルライクな外観が人気です。
タイルや木製外壁などをアクセントに
ホテルライクな外観のアクセントにはタイルや木製外壁などがおすすめです。
例えば、グレー1色の外観を仕上げる場合でも塗り壁とタイルなどの異素材を組み合わせることで、デザイン性を高めることができます。
高級感のある外観が好みならタイルの外壁・デッキ、ナチュラルな雰囲気を出したいなら、木製外壁やウッドデッキをアクセントにしてみてくださいね。
建物の正面は窓を少なくする
建物の正面は窓を少なくすることで、プライバシー性に配慮したホテルライクな住まいをつくることができます。
ホテルライクな住まいは生活感のないデザイン性が特徴なため、窓が少ない外観なら室内の様子が分かりません。
日当たりを確保するために建物の正面に窓を付ける場合は、目隠しフェンスや造作壁などで目線を遮る工夫をしましょう。
照明を使って夜間の魅せ方にもこだわる
おしゃれなホテルライクの家にしたいなら、夜間の魅せ方にもこだわりましょう。
- ・建物や植栽はスポットライトで照らす
- ・玄関ポーチ周りに間接照明を取り入れる
- ・照明付きの門柱を選ぶ
- ・アプローチ沿いにポールライトを立てる
外観・外構に合った照明の種類やデザインを選んでみてくださいね。
外構デザインにも統一感を持たせる
ホテルライクな家のデザイン性を高めたいなら、外構デザインにも統一感を持たせましょう。
高級感のあるデザインなら天然石やタイル張りのアプローチがおすすめです。
和テイストなら石畳など、テイストに合った素材や色を選んでくださいね。
ホテルライクな「内装」をおしゃれにするコツ
ホテルライクな内装をおしゃれにするコツをご紹介します。
ベースはモノトーンカラーでコーディネート
ホテルライクな家の内装はモノトーンカラーをベースに選ぶと、洗練された印象を与えることができます。
外観と同様に白やグレーなどに木目を取り入れたコーディネートが人気です。
内装材はシンプルにして家具やインテリアで色味や柄を取り入れれば、空間全体のカラーバランスを調整できます。
光沢感のある素材・デザインを取り入れる
高級感のある内装デザインにしたいなら、光沢感が美しい素材を取り入れましょう。
鏡面のキッチンや洗面台、光沢感のある床はラグジュアリーな雰囲気にぴったりです。
ラメ感のあるタイルやクロスなら上品な輝きをプラスできます。
木や石などの自然素材を使う
自然に囲まれたリゾートホテルのようなデザインにしたいなら、木や石などの自然素材を使った内装がおすすめです。
- ・化粧柱や梁
- ・石張りの壁
- ・板張りの天井
- ・無垢材のフローリング
自然素材を使った内装は新築時の美しさはもちろんのこと、経年変化が楽しめる点も魅力です。
色の変化も想定しながら、理想とするホテルのテイストに合った自然素材を選んでみてくださいね。
間接照明などライティングにこだわる
ホテルライクな空間には照明計画にこだわることも重要なポイントです。
間接照明で落ち着ける空間づくりをしたり、アクセントになるような照明器具を選んだりすることで、デザイン性を高めることができます。
【リビングの間接照明】
▶施工事例：サーフ×リゾート 心身を解きほぐすセカンドハウス
【キッチン・ダイニングのペンダント照明】
色や明るさを変えられる調色・調光機能付きの照明なら、シーンに合わせてカスタマイズすることも可能です。
設備をデザインのアクセントに取り入れる
ホテルライクな家にするなら設備もインテリアの1つと考えて、デザイン性にこだわってみましょう。
次のような設備を検討してみてください。
- ・全面がパネル材のアイランドキッチン
- ・天板が見えるフルフラットキッチン
- ・お気に入りのアイテムを組み合わせられる造作洗面台
- ・2ボウルの幅広い洗面台＋大きな鏡
特にキッチンはLDKのデザイン性に大きく影響しますので、空間全体のバランスを考えて選んでみてくださいね。
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家具やインテリアまでトータルコーディネートする
ホテルライクな内装のデザイン性を高めるなら、家具やインテリア選びまでこだわりましょう。
理想とするホテルのテイストにマッチした色・柄・素材を選べば、統一感のある内装に仕上げることができます。
ソファやテーブルなどの大物家具はシンプルな色味を選び、クッションやインテリアなどの小物にアクセントカラーを取り入れるなど、全体のカラーバランスを意識してみてくださいね。
ホテルライクな「間取り」にするコツ
ホテルライクな間取りづくりのポイントをご紹介します。
吹き抜けなどで開放的な空間に
▶施工事例：ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス
ホテルライクな家にするためには開放的な空間づくりがポイントです。
吹き抜けや勾配天井など縦方向のスペースを広げる間取りを取り入れましょう。
LDKは壁で仕切らずに大空間を確保することで、ゆとりのある家具の配置が可能です。
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隠す収納で生活感を見せない
非日常感のあるホテルライクな家は必要な収納量を確保して、物を整理整頓できる環境をつくることがポイントです。
シューズクロークや日用品収納、パントリーなど各空間に必要な量の収納があるとすっきりとした暮らしを実現できます。
さらに扉付きの収納を採用したり、死角に棚をつくったりして生活感を隠すことがポイントです。
洗面所と脱衣所を分ける
洗面所と脱衣所を分け、プライベート空間を隠す方法もおすすめです。
脱衣所は生活感が出やすい空間なので家族以外には見られたくないと考えるご家庭も多いですよね。
来客者も使う機会が多い洗面所は独立させ、生活感を隠すことを意識してみましょう。
室内干しするなら洗濯物を隠す工夫を
室内干しするご家庭は、洗濯物を隠す工夫を取り入れましょう。
- ・ランドリールームをつくる
- ・2階ホールに室内干しする
- ・衣類乾燥機を導入する
洗面所を独立させ、脱衣所とランドリールームを兼用する方法もあります。
外干しの場合も、LDKの窓から見えない位置にするなどの工夫を取り入れてみてくださいね。
窓から見える景色を意識する
ホテルライクな家をおしゃれにするなら、窓から見える景色にもこだわりましょう。
眺めが良い方角に窓があると家の中からも景観を楽しむことができますし、目線が広がって空間を広く見せることができます。
ゆったりとした時間を過ごすLDKや浴室、家に入ったときの印象を左右する玄関などは窓からの景色を意識してみてくださいね。
暮らしやすさへの工夫を忘れずに
▶施工事例：ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス
ホテルライクな家はデザイン性の高さも魅力ですが、ゆったりと落ち着ける空間をつくることも重要です。
家族の人数に合う部屋数や広さ、生活ルーティーンを意識した動線などにこだわりましょう。
また断熱性・気密性などの住宅性能を高め、快適な室内環境をつくることも大切なポイントです。
ホテルライクな家づくりを実現した住まいの実例4選
ホテルライクな家の施工実例をご紹介します。
実例① 緑と海に囲まれたリゾートハウス
バルコニーから緑と海が一望できるホテルライクな住まいです。
景観の良さが活きるように、2階にLDKなどのメインの居住スペースを配置しました。
内装は白を基調とし、天井の板張りや間接照明をアクセントに取り入れました。
1階には広々としたビルトインガレージがあります。
ビルトインガレージには大きな窓があるので、部屋の中からも愛車を眺めることができます。
緑や海に囲まれた高台の立地を活かした、自然を感じられるホテルライクな住まいです。
実例② プライベートテラスがあるヴィラのような住まい
住まいの中心に中庭があるコの字型の平屋です。
広々としたウッドデッキはLDK・寝室・脱衣所など様々な空間から出入りができます。
玄関正面にも中庭が一望できる大きな窓があり、生活感を感じさせません。
中庭には目隠しの壁があるため、外からの目線を気にせずに過ごすことができます。
外構のライティングにもこだわり、夜間はよりラグジュアリーな空間でゆったりと過ごせるようにしました。
室内外が一体になるリゾート地のヴィラをイメージさせるホテルライクな住まいです。
実例③ 西海岸のリゾートホテルのような住まい
西海岸のリゾート地を感じさせるホテルライクな住まいです。
外観は大屋根とカバードポーチが特徴のアメリカンスタイルを採用し、ヤシの木を植えて外構までトータルコーディネートしました。
リビングとつながるウッドデッキでは海を眺めてくつろいだりバーベキューを楽しんだりできます。
リビングは大きな吹き抜けを採用して、開放感あふれる空間をつくりました。
アクセントウォールには石灰岩を施工し、天井は板張りで仕上げるなど内装は自然素材を多く取り入れています。
波の音や潮風を感じながら、休日をゆったりと過ごせるホテルライクなセカンドハウスです。
実例④ 和の素材が美しい旅館のような住まい
庭が一望できる大開口の窓に、カーテンではなく障子を取り入れた和テイストの住まいです。
住まいの一角には旅館のような和室があります。
独立した和室はゆったりとくつろいだり、客間として活用できる使い勝手の良い空間です。
屋根形状を活かしてロフトも採用しました。
ロフトには天窓があるため昼間は明るく、夜はゆったりと星空を眺めることができます。
和の要素を所々に散りばめ、落ち着ける空間にコーディネートした旅館のような別荘です。
私たちクレアカーサ（株式会社日立プロパティアンドサービス）は千葉県茂原市にてヴィラやセカンドハウスなども多数施工している住宅会社です。
ホテルライクなデザイン設計を得意としておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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まとめ
ホテルライクな家は非日常感のある開放的でラグジュアリーな雰囲気が特徴です。
ワンランク上のデザインを取り入れたマイホームを建てたい方は、おしゃれなホテルのデザインを参考にしてみてくださいね。
実際に別荘やヴィラの施工やホテルライクな家の建築実績が豊富な会社に相談することをおすすめします。
私たちクレアカーサ（株式会社日立プロパティアンドサービス）は千葉県茂原市にある建築会社です。
平屋建て・2階建てとレパートリー豊富な注文住宅や規格住宅の設計施工実績が豊富で「高断熱＋高性能設備＋太陽光発電」のZEH（ゼロエネルギー住宅）の普及にも努めております。
「ホテルライクな家の快適性も高めたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
・免許情報
・資格情報
・執筆出演
・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、２級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を２シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの６つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
