【新築】コンセントの位置におすすめ&忘れがちな場所と注意点まとめ
間取りを考える時、忘れがちなのがコンセントの位置や数です。毎日使うものだからこそ、自分たちの暮らしに合わせて必要な位置、数を準備しておきたいもの。家を建てた後で「位置が悪い」「数が足りない」という状況が続いてしまうと、ストレスが溜まりますよね。
間取り計画の段階でしっかりと対策をしておけば、コンセントに対する後悔はなくすことができます。
最適なコンセントの位置や高さ、必要な場所などあらかじめチェックしておきましょう。
コラムのポイント
・暮らしやすさを左右するコンセント。最適な位置や数、決める時のステップをまとめました。
・コンセントの最適な位置や数は、空間や用途によって異なります。それぞれの空間でどういった過ごし方をしたいのかを考え、住宅会社担当者としっかり打ち合わせをしながら間取り計画を立てていくことが大切です。
目次
新築に最適なコンセントの数は?
毎日使うコンセント。新築を建てる時は、最適な場所に最適な数を設置できるよう、計画を立てることが大切です。
一般的に、部屋の広さごとに必要なコンセントの数は以下のようにいわれています。
- ・〜6畳 3つ
- ・6〜8畳 4つ
- ・8〜10畳 5つ
しかし近年は携帯電話やタブレットなど使用する電化製品が多様化し、リモートワークなど自宅でたくさんの電子機器を使用する人も増えています。そのため、上記の数だけでは足りない……ということも。
住む人やライフスタイルによって、必要なコンセントの数は変わります。自分たちのライフスタイルに合わせて、コンセントの数を決めていくことが大切です。
コンセントの位置を決める時に大切な3つのステップ
コンセントの最適な位置は、使用する家具や家電、ライフスタイルによって異なります。やみくもに決めるのではなく、次のステップで決めていくのがおすすめです。
ステップ① 新しい暮らしをイメージする
新居でどういった暮らしをしたいのか、まずはイメージしてみましょう。住んでみないとわからないことは多々ありますが、暮らす中での生活動線や家事動線をあらかじめイメージできたら計画を立てやすくなります。
ステップ② 使用する家具や家電を書き出す
次に、新居で使用する家具や家電を書き出します。どこにどんな家具を置くのかによってコンセントの位置は決まってくるため、幅や高さまで具体的にイメージしましょう。家電は、
- ・通年使用するもの(冷蔵庫やドライヤーなど)
- ・イベントや季節ごとに使用するもの(扇風機やストーブなど)
といったように分けて考えてみると、必要数を把握しやすくなります。
ステップ③ 間取り計画+配置図を作成する
最後に、間取り図に家具や家電を書き加え、配置図を作成します。配置図を確認すれば、コンセントが足りない場所や設置した方が良い場所が一目瞭然に。家全体のバランスを見ながら、決めていくことができます。
【場所別】コンセントの位置でよくある失敗と対策
新築を建てた方の多くが経験する失敗として、
- ・コンセントの位置が高すぎる、低すぎる
- ・家具の後ろにあるため使いづらい
- ・使いたい場所にない
などが挙げられます。次に、場所ごとの失敗例と対策をみてみましょう。
玄関
滞在時間は少ない玄関ですが、意外と多くのコンセントを使用します。
- ・ロボット掃除機用のコンセントをつくればよかった
- ・クリスマスツリーやデジタルフォト用のコンセントが必要だった
- ・空気清浄機が設置できない
などが失敗例として挙げられます。
冬場のクリスマスツリーや花粉の時期の空気清浄機など、季節ごとに必要な電化製品を使うためのコンセントを準備しておきましょう。
リビング
長時間過ごすリビングは、多くのコンセントが必要になる場所です。
- ・コンセントの数が少なくタコ足配線になってしまう
- ・家具を置いたらコンセントが使えなくなってしまった
- ・ソファーまわりにもコンセントが必要だった
- ・見栄えを気にしすぎてコンセントを減らしたが足りない
といった失敗が多く挙げられます。
配置図を作成しておくことである程度防ぐことができるため、事前準備が大切です。
キッチン
多くの家電製品を使用するキッチン。
- ・コンセントの数が足りない
- ・コンセントが遠い
- ・水がかかりやすい位置にあるのが気になる
といったことを防ぐためにも、毎日使う家電はコンセントに差し込んだまま使うことを想定して、多めに設置するようにしましょう。
また、コンセントは使いやすさを考えて手の届きやすい場所に設置するのがおすすめですが、感電や漏電などの危険を防ぐためにも水や油がかからないよう注意が必要です。
洗面所
毎日の身支度を整える洗面所は、時間帯によっては家族みんなが使うため混雑しやすい場所です。
- ・充電して使う家電が多くコンセントの数が足りない
- ・洗面台まわりだけだと使い勝手が悪い
など失敗しがちに。
洗面台付近や収納の中などは多めに設置し、使いやすくするためにも鏡の両側にあると便利です。
寝室
寝るだけの空間だから、とコンセントを少なくすることで
- ・テレビ用端子が必要だった
- ・ベッドの高さが変わり、コンセントが使いづらくなった
- ・模様替えをすると家具の後ろに隠れてしまう
といった失敗が起こりやすい寝室。テレビを見る予定はなくても、いつでも設置できるよう準備しておくと安心です。
また、広さによっては家具を置くことで空間が狭くなってしまうため、どのような配置にするのかを考えておきましょう。
コンセントの位置を決める時の注意点
新築のコンセントの位置を決める時に注意したいポイントをご紹介します。
水がかからないようにする
前述しましたが、キッチンや洗面所など、水回りのコンセントは水がかからないよう注意しましょう。コンセントが濡れると、感電や漏電の危険があります。釣り戸棚の下のような水や油がかかりにくい場所に設置するのがおすすめです。
乳幼児の手が届かないよう注意
興味本位で何にでも手を伸ばす小さなお子様。コンセントも例外ではありません。
コンセントの中に指を入れてしまう事故なども起こっているため、手が届かないような(床から50㎝以上)高い位置になるようあらかじめ設計しましょう。
消費電力の大きい家電には専用のコンセントを
ストーブやエアコン、ホットプレート、冷蔵庫のようなアンペア数の高い家電は消費する電力が大きくなります。一度に同じコンセントを使うとブレーカーが落ちやすくなるため、専用コンセントを設けましょう。
屋外にも忘れずに
家づくりを進めていく上で、忘れがちなのが屋外のコンセントです。
高圧洗浄機や芝刈り機、バーベキューなど外で電気を使用する機会は多々あります。鍵付きのカバーをつけ、いつでも使えるようにしておくと安心です。
コンセントの追加はお早めに
電気配線の最終決定時期は住宅会社によって異なりますが、上棟後の電気工事が始まると多くの場合コンセントの位置変更や追加は難しくなります。図面の確定時期をあらかじめ確認し、工事に支障のないよう意思決定をしていきましょう。
コンセントの位置を決める時に大切なこと
コンセントの最適な位置や数は、空間や用途によって異なります。まずは、それぞれの空間でどういった過ごし方をしたいのかを考え、そのためにはいくつ必要なのか、どこに設置するのかを考えていくことが大切です。
快適な暮らしが実現するように、コンセントの位置にこだわって間取り計画を立てていきましょう。
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