高齢者に優しい平屋の間取りとは|家づくりのポイントと施工事例
必要な物だけを所有し、コンパクトで快適な暮らしを実現できる平屋。終の住処として昔から好まれていましたが、最近ますます人気が高まっています。スタイリッシュなデザインに移動しやすい間取り、開放感のある空間……と、セカンドライフを満喫するためにも、こだわって家づくりを進めていきたいですよね。
そこで今回のコラムでは、身体の負担をおさえながら心地よい暮らしを実現できる平屋の間取りアイディアと工夫ポイント、参考にしたい施工事例をまとめてご紹介します。ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・シンプルで機能的な間取りが人気の平屋。高齢者に人気の理由と広さの目安をまとめました。
・いくつになってもイキイキと過ごすためにも、暮らしやすい工夫が詰まった住環境を整えておくことはとても大切です。安心安全に過ごせる家づくりを進められるよう、間取り計画のポイントや施工事例をぜひ参考にしてみてください。
目次
高齢者に人気の平屋を建てよう!
シンプルで機能的な間取りが人気の平屋。
・上下階への移動がない
・家族間のコミュニケーションを取りやすい
・手入れしやすいサイズ感
・スムーズな動線
・移動距離をおさえられる家事動線
など、高齢者にとって住みやすい環境が整っています。
歳を重ねると、どうしても身体の機能が衰え、足腰が弱ってきます。2階建て住宅やマンションでは、階段の上り下りや室内の段差、エントランスから部屋までの移動を億劫に感じる方もいらっしゃるでしょう。
平屋なら、そういった不安やストレスを感じることなく日々の暮らしを満喫できます。理想のセカンドライフを実現できるよう、デザインや間取りなど工夫しながら、高齢者に優しい平屋の家づくりを進めていきましょう。
快適に過ごせる広さは20〜30坪
夫婦ふたりで暮らすと想定した場合、快適に過ごせる広さは20〜30坪がおすすめです。コンパクトなつくりがいい、家具や荷物が少ない、という方は、20〜25坪ほどが目安です。
ゆとりある間取りにしたい、広々とした家がいい、という方は、25〜30坪確保すると良いでしょう。
希望しているライフスタイルによって、最適な広さは人それぞれ異なります。どんなライフスタイルを送りたいのか、そのためにはどのくらいの広さが必要なのか、話し合っておくことが大切です。
高齢者に優しい平屋の間取りアイディアと工夫ポイント7つ
快適な暮らしを実現するためのポイントを、順番に見てみましょう。
① 車椅子での移動が苦にならない廊下と部屋の広さ
心身ともに元気に暮らせることが一番ですが、身体の衰えには逆らうことができません。車椅子での生活になったとしても移動しやすいように、廊下や部屋の広さはゆとりをもって設計しましょう。
廊下は短くする、滑りにくい床材を使用する、など合わせて工夫しておくと安心です。
こちらは、端正でありながら粋な趣きのO様邸。室内に入ると、まるで何度も訪れたリゾート地の旅館のように、懐かしくやさしい気持ちになります。広くゆとりある玄関ホールと廊下を確保されているので、移動も苦にならないですね。
② 室内外の出入りをしやすいようにウッドデッキや玄関ポーチを設ける
無理なく室内外を出入りできるように、家の中と外がひと続きになるよう設計しましょう。ウッドデッキや玄関ポーチなど、段差が生まれないように設けることで車椅子でも移動しやすくなります。
こちらは広いウッドデッキとガルバリウム×塗り壁×板張りで外観を仕上げた、トータルバランスに優れた美しいフォルムのM様邸。室内外をゆるりとつなぐこんなウッドデッキなら、ついつい外に出たくなりますね。
▶︎施工事例:薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス
③ 行き来しやすいシンプルな動線
家の中をぐるぐると動き回ることができる回遊動線が人気ですが、高齢者の方が暮らすのであればよりシンプルで簡単な動線になるように工夫しましょう。動線がすっきりすることで、移動時の負担や家事負担を減らすことができます。
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子どもたちの生活リズムを整えることを想定して動線を考えられた、こちらのお家。この暮らしシンプルな間取りも行き来しやすく、のびのびと過ごせますね。
▶︎施工事例:考え抜かれた家事ラク動線 子育て世代の快適平屋スタイル
④ 最低限の収納で暮らしやすく
「収納はたっぷりあった方がいい」という考え方もありますが、歳を重ねると物の管理がだんだんと負担になってきます。これから先の人生をより快適にするためにも、最低限の収納スペースを設け、できる範囲で管理しながら暮らすのがおすすめです。収納スペースを減らした分、居住スペースを広くすればゆとりある暮らしが実現します。
早期退職し、セカンドライフを過ごすために平屋を建てられたS様。「ずいぶん前からテレビのない生活。その代わりプロジェクターを使って映画鑑賞できる仕組みにしています」
お人柄や生き方のスタイルは住まい方にもあらわれるもの。無駄を省き仲間を大切に想う。ご自分の心の声に耳を傾けたS様邸は、自由と光に満ちた空間となっています。
▶︎施工事例:ミニマム&アクティブ 平屋で叶えるセカンドライフ
⑤ 寝室の近くにトイレを設ける
水の音など考えると、寝室とトイレは離した方が良いとされています。しかし高齢者の場合、夜中トイレに行く回数が多くなるので、寝室はトイレの近くに設けた方が安心です。
安心してトイレに行けるよう、人の気配を感じ取って自動で点灯するセンサーライトの設置も検討しておきましょう。
⑥ 浴室はリビングの近くに設ける
高齢者の事故が多い浴室は、目が届きやすいようリビング近くに設置しましょう。介護も想定し、脱衣所は広く、引き戸か折れ戸を使用します。滑りにくい床材の使用やヒートショック予防のため断熱性を高めるなど、性能面も工夫するのがポイントです。
こちらは「床下冷暖房システムと24時間計画換気で、いつでも、どの部屋でも同じ温度で空気もきれいです。太陽光発電で電気代もかなり助かっています」とおっしゃるS様邸。こんな広々としたお風呂まわりなら、安全に過ごせるのはもちろん、ゆっくり入浴タイムを楽しむことができますね。
▶︎施工事例:趣味の自転車を愉しむ土間空間とロフトのある平屋
⑦ オープンキッチンで広々としたリビングに
壁で仕切られていないオープンキッチンなら、行き来しやすくなるのはもちろん、リビング全体に開放感が生まれます。居住空間が限られている平屋だからこそ、壁を極力少なくすることでゆとりある空間に。
キッチンの高さを低くする、キッチン下にスペースを設け、座ったままでも調理しやすくする、など設備の利便性にもこだわって選ぶと良いでしょう。
こちらのおしゃれなキッチンには、造作カウンターを設置。配膳や片付けの動線が短くなるため家事をスムーズにします。
キッチンのそばには買い置きの日用品等がしまえる扉付きの収納棚を設置。いつでもすっきり片付く玄関のシューズクロークなど、室内の美しさをキープするための工夫が施されています。
▶︎施工事例:勾配天井でLDKに光ひろがるダークモダンの平屋
高齢者に優しい平屋を建てるなら……
いくつになってもイキイキと過ごすためにも、暮らしやすい工夫が詰まった住環境を整えておくことはとても大切です。安心安全に過ごせるよう、間取りを工夫しながら家づくりを進めていきましょう。
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