おしゃれな30坪台の平屋|間取りの工夫ポイント・外観デザインなど実例紹介
「おしゃれなマイホームを建てたい」、「予算と広さのバランスを考えると30坪台が最適」、「家事・育児がしやすい平屋が希望」といった要望が多くあります。30坪台は「タタミ60畳〜80畳弱」・「100㎡弱」の広さで、「4〜5人世帯」、「ご家族+ペット」という家族構成でも十分に快適な間取りプランを実現できますよ♪
今回は、おしゃれで個性的な平屋建築に定評のあるクレアカーサが、30坪台の平屋づくりについてわかりやすく解説します。実際の建築実例を見ながら、「外観デザインのポイント」や「間取りの工夫ポイント」を確認しましょう!
- 平屋実例は「間取りの工夫ポイント」や「外観デザインのポイント」を考えながらチェックするのがおすすめ。
- 間取りを考える際には、家事動線・ご家族間のコミュニケーション・収納などさまざまなポイントがある。
- 間取り・外観・外構などトータルバランスを考慮したおしゃれな平屋を建築のために、ハウスメーカー選びが大切。
おしゃれな30坪代の平屋実例|間取り・外観など紹介
まずはクレアカーサの施工実例から、30坪台の平屋を紹介します。見た目はもちろん、「間取りの工夫ポイント」・「外観デザインのコツ」などもわかるので、ぜひ参考にして下さい。
三角の大屋根とカバードポーチがおしゃれな平屋
こちらは延床面積30.05坪の平屋で、外観デザインは三角の大屋根・カバードポーチが印象的なカリフォルニアスタイルです。
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玄関ポーチのデザインについては、こちらで詳しく紹介しています。
〈関連ページ〉玄関ポーチ・階段のおしゃれなデザイン実例|玄関ポーチや階段の設計ポイントなど解説
間取りは【2LDK+2ロフト】で、以下のようなポイントを工夫しています。
- トイレ2箇所:来客時にもご家族が快適に過ごせるよう男女別のトイレを設置しています。
- 2つのロフト&専用階段:専用階段でリビングとロフトの行き来がスムーズなので、多用途に活用できます。
- 洗濯室:洗面所奥の洗濯室では、雨天や急な来客時にも気にすることなく洗濯の室内干しができます。
- 玄関直結リビング:広い玄関土間での作業時にも、家族とのコミュニケーションがスムーズです。
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玄関直結リビングの内装もチェックしてみましょう。勾配天井によって抜けるような開放感があり、家族やご友人が楽しく集う様子をイメージできます。
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煙突・天窓・木目調の窓枠が可愛い平屋
次に、延床面積31.56坪の平屋です。美しい金属系サイディング・切妻屋根と煙突・天窓の組み合わせから、北欧風の住宅といったイメージです。
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間取りは【3LDK+納戸+畳コーナー】で、以下のようなポイントを工夫しています。
- リビングとプライベートな部屋の配置:廊下は、各部屋の距離を適度に確保してくれます。
- 家事動線が良い水回りの配置:リビングと水回りが直結しているほか、洗面所からテラスに直接出て洗濯物を干せます。
- パントリー:キッチン横にセミオープンのパントリーを設置し、生活感のあるものをしっかり目隠しできます。
- タタミコーナー:タタミコーナーもセミオープンで、キッチンからお子さまの遊ぶ様子を見守れます。
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キッチンから見える、セミオープンのタタミコーナーをチェックしてみましょう。壁で完全に仕切らないことで、ご家族が安心してそれぞれの時間を過ごせます。
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趣味を存分に楽しめる間取りが個性的な、土間のある平屋
次に、延床面積35.19坪の平屋です。セカンドリビングとしても活用できる広いウッドデッキは、平屋をより大きく使うために役立つアイテムですね。
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間取りは【4LDK+土間スペース+ロフト】で、以下のようなポイントを工夫しています。
- リビング中心の間取り:リビングから各部屋へのアクセスが良好です。
- ダイニング内の書斎:ダイニング内に造作棚を設置し、書斎として活用しています。
- 広いロフト&専用階段:ロフトはおこもり感のあるおしゃれなスペースで、リビング内の専用階段でアクセスも良好です。
- 土間スペース:玄関直結の土間スペースにアウトドアの趣味を楽しめます。
〈関連ページ〉趣味の自転車を愉しむ土間空間とロフトのある平屋
土間スペースの内装もチェックしてみましょう。無垢材の壁とタイルの床がおしゃれですね。時間を忘れて趣味に没頭できそうです。
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ロフト、専用階段については、こちらの記事で詳しいルール等を紹介しています。
〈関連ページ〉平屋の間取りにロフトをプラス|30坪台の実例、固定階段設置のルールなど紹介
「コンパクトな外観」と「開放感のある室内」のギャップが楽しい平屋
次に延床面積35.57坪の平屋です。外壁にネイビーを採用したことで外観全体が引き締まり、コンパクトな印象です。
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間取りは【4LDK+WIC+スキップフロア】で、以下のようなポイントを工夫しています。
※「WIC」とは、ウォークインクローゼットの略です。
- シューズクローゼット:玄関直結のシューズクローゼットに、ご家族全員分の靴やアウトドアアイテムをたっぷり収納可能です。
- 水回りとプライベートな居室の配置:リビングからも各部屋からも、水回りへのアクセスが良い間取りです。
- セミオープンのキッチン:十分なスペースのキッチンをセミオープンスタイルで設置し、来客時も安心して作業できます。
- スキップフロア:リビング内にスキップフロアを設置し、スキップフロアの下は収納スペースとして活用しています。
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リビング、スキップフロアの配置をチェックしてみましょう。勾配天井の高さをいかした空間にスキップフロアを設置し、リビングダイニングにいるご家族とのコミュニケーションがとりやすくなる配置です。
〈関連ページ〉スキップフロアに書斎のあるナチュラルリビングの平屋
平屋の空間を広げてくれるスキップフロアについて、こちらの記事で詳しく紹介しています。
〈関連ページ〉スキップフロアのある平屋実例|費用やルール、口コミ、間取りアイディアを紹介
ダイナミックな片流れ屋根と3素材をミックスした外壁がおしゃれな平屋
最後に延床面積36.82坪の平屋です。大きな傾斜の片流れ屋根は、平屋とは思えないほどダイナミックな印象です。
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間取りは【3LDK+WIC+書斎+土間スペース+スキップフロア(下部は納戸)】で、以下のようなポイントを工夫しています。
- 収納をたっぷり確保:大容量の収納を各所に確保し(WIC・スキップフロア下の納戸)、荷物が多いご家族でも安心です。
- スキップフロア:勾配天井の一番高い部分をいかしたスキップフロアと下部の納戸が個性的です。
- 2箇所の書斎:書斎は3〜4畳ほどのコンパクトな空間ですが、2箇所あることで用途に応じて使い分けが可能です。
- リビングに扉が無い:全館空調の利点をいかし、リビングに扉を設置しないことでペットも自由に過ごせます。
〈関連ページ〉ペットと暮らすスキップフロアのある平屋
※「全館空調」とは、1台の冷暖房設備で家中を快適な温度にキープできる設備のことです。詳しくはこちらをご覧下さい。
扉の無いリビング、全館空調を確認してみましょう。こちらはご家族とワンちゃん、ハリネズミが暮らす住宅で、玄関から続く土間スペースや扉のない室内を、ペットが自由に動き回る様子がイメージできますね。
またクレアカーサは、『エアボレー』という全館空調設備を採用しています。ヒートポンプ式の冷暖房設備1台でつくる冷気・暖気が床のガラリから吹き出し、家中が1年中快適な温度です。
〈関連ページ〉ペットと暮らすスキップフロアのある平屋
このほか、紹介しきれなかった実例がたくさんあります。ぜひご覧下さい。
施工事例
30坪台のおしゃれな平屋をピックアップし、外観デザインのポイント、間取りの工夫ポイントをまじえて紹介してきました。特に間取りの工夫ポイントについては各住宅に共通する点があるため、次にまとめて紹介します。
「30坪台よりも小さな平屋で十分かも…」と感じた方は、こちらの記事をご覧ください
〈関連ページ〉小さな平屋でおしゃれな暮らし|間取り・外観実例、ハウスメーカーの選び方を紹介
平屋の間取りを決める際の工夫ポイントまとめ
実例で紹介した間取りの工夫ポイントを、以下5つの項目に分けてまとめました。平屋ならではのポイントが詰まっていますので、ぜひ再確認して下さい。
- 家事の効率化に効く工夫ポイント
- 家族間のコミュニケーション・育児がスムーズになる工夫ポイント
- 生活感を上手に隠すための工夫ポイント(収納)
- 住宅設備を選ぶポイント
- ロフト・スキップフロア・土間スペースで平屋のおしゃれ度をアップ
家事の効率化に効く工夫ポイント
- 洗濯室を確保(ライフスタイルや趣味に合わせて)
- リビングと水回りを直結させる間取りが便利
- 水回りは各部屋からのアクセスも考えて配置
- テラスやウッドデッキも、家事動線を考慮して配置すると便利
家族間のコミュニケーション・育児がスムーズになる工夫ポイント
- リビングを中心として各部屋を配置する
- 玄関直結リビングという選択肢もアリ
- リビング内にお子さまが遊べるスペースを設置(タタミコーナー等)
- お子さまが遊ぶスペースをセミオープンの壁で仕切れば、おもちゃがリビングに散らからずお子さまの様子もわかる
- ダイニング背面の壁は、書斎・収納スペースとして活用できる
- 扉の設置を最低限にすることで、家族もペットも動きの自由度が高まる
生活感を上手に隠すための工夫ポイント
- リビングとプライベートな部屋の間に廊下を設置し、一定の距離を確保
- キッチンにパントリーを設置し、生活感のあるものを目隠し
- キッチンをセミオープンスタイルにするという選択肢もアリ
- シューズクローゼットにご家族全員の靴・アウトドアアイテムを収納すれば、玄関がいつもキレイ
住宅設備を選ぶポイント
- 来客が多いご家庭ではトイレ2箇所設置が便利
- 全館空調を採用すると家全体が1年中快適。冬でも足元が冷えない
ロフト・スキップフロア・土間スペースで平屋のおしゃれ度をアップ
- ロフトには専用階段を設置するのが便利。行き来がスムーズになり、ロフトをしっかり活用できる
- 平屋ならではの勾配天井をいかし、スキップフロアを設置できる
- スキップフロアの下は大容量の収納スペースとしても活用可能
- 土間スペースは、趣味・ペットの遊び場など多用途に活用可能
平屋は「コンパクトな住宅」というイメージがありますが、30坪台は居室・収納・趣味のスペースなどをしっかり確保できる面積です。紹介した間取りの工夫ポイントを1つずつチェックしながら、ご家族にとって最適な空間づくりをして頂けると幸いです。
まとめ|理想のマイホームを建てるために大切なこと
おしゃれな30坪台の平屋実例を見ながら、外観デザイン・間取りの工夫ポイントを確認してきました。
理想のマイホームを建てるためには、ご家族構成・ライフスタイルを中心にしながら生活を具体的にイメージして間取りを決めるのが大切です。また「ロフト・スキップフロアで縦の空間を有効活用できる」という点も念頭に起きながら、ご家族にとって最適な間取りプランを作成しましょう。
外観については、今回は外壁を中心にデザインのポイントを紹介しましたが、実は外構(庭・門・フェンス・駐車場など)や周辺環境とのトータルバランスが大切です。平屋建築の経験が豊富なハウスメーカーを選び、いつまでもセンスが光るおしゃれな外観をデザインしましょう。
茨城・千葉でおしゃれな平屋建築を検討中の方は、クレアカーサがご相談を承ります。クレアカーサは「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインで高い評価を得ているハウスメーカーで、予算配分もしっかりしながら理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。キッズルーム完備(スタッフがお子さまをお預かりいたします)のショールームで、クレアカーサの家の快適性をご体感下さい。
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