吹き抜けのある平屋|価格や間取りの実例、照明等の設備、メリット・デメリットなど解説
平屋の家は平面的なイメージがありますが、吹き抜けを採用すると空間に広がりが生まれます。マイホームを吹き抜けのある平屋にしたいとご希望の方も多いのではないでしょうか。実は吹き抜けのある快適な平屋をつくるには、前もって知っておくべきことがいくつかあります。
- 吹き抜けを造作する費用
- 吹き抜けがある空間を快適にするための設備(シーリングファン等)
- 吹き抜けのメリット・デメリット など
「おしゃれなイメージだけで吹き抜けを取り入れ、住んでから後悔した」というケースがあるため、ぜひこの記事を最後まで読んで、吹き抜けがある平屋での暮らしを具体的にイメージして下さい。
目次
吹き抜けとは?勾配天井との違いも確認
まずは吹き抜けの定義を簡単に確認しましょう。
吹き抜けとは?高さはどれくらい?
「吹き抜け」とは、多層階(2階・3階など)に渡って天井を設けない空間のことです。例えばこちらの画像のように、1階リビングに天井を設けず、2階まで見渡せる空間が吹き抜けです。
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吹き抜けの高さは家によってさまざまですが、目安として【天井を設けない階数✕天井の高さ】と考えておきましょう。
平屋は1フロアなので、天井をはらない場合でも「吹き抜け」の定義には当てはまりませんね。平屋で天井をはらずに開放的な空間をつくる場合、次に紹介する「勾配天井」の定義に該当します。
吹き抜けと勾配天井との違いは?
勾配天井とは、屋根の勾配に沿ってはりつけた天井のことです。例えば以下の画像のように、片流れ屋根の勾配を利用して開放的な空間づくりができます。
※「平屋の吹き抜け」は、正しくは「平屋の勾配天井」です。見た目や使い勝手がほとんど同じなので、この記事では吹き抜けと勾配天井を統一して、「吹き抜け」と表記していきます。
吹き抜けの価格はどれくらい?
吹き抜けの価格は、ハウスメーカーによって全く違うため、残念ながら「目安は○円」とお伝えすることはできません。「天井(2階の床)を造作しない分安くなる」、「耐震、断熱などの対策が必要なので高くなる」どちらのケースもあるため、詳しくはマイホーム建築を依頼するハウスメーカーに確認しましょう。
また吹き抜け部分のデザインや設備によっても、価格が変動します。ハウスメーカーに明確な予算を伝えた上で、できることorできないことを仕分けして最適なプランをつくりあげましょう。
クレアカーサの吹き抜けのある平屋実例
クレアカーサは、吹き抜けのある平屋を数多く手掛けています。実例を紹介するので、価格、間取り、デザインなどを参考にして下さい。
こちらは片流れ屋根の勾配を利用した吹き抜けのある平屋で、本体価格は2,168万円(税込)です。天井が高い部分を活用して、スキップフロアの書斎も確保しています。また天井のはりを利用して照明を設置しているため、電球交換やお掃除に大きな手間がかからないイメージです。
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こちらが間取り図で、【35.57坪、4LDK+WIC+シューズクローゼット+スキップフロア】となっています。吹き抜けと各居室の間に廊下があるためLDの音が筒抜けになりにくく、ご家族それぞれがプライベートな時間を楽しめます。
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こちらが外観です。平屋ならではのコンパクトなデザインなので、室内に入って感じる開放感とのギャップが楽しいですね。
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スキップフロアの活用方法、間取りアイディアなどを、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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こちらも天井の勾配を利用した吹き抜けがある平屋で、本体価格は2,285万円(税込)です。リビング内の階段はロフトのための専用階段で、階段下には収納スペースも確保しています。
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こちらが間取り図で、【35.19坪、4LDK+土間スペース】となっています。ロフトは「高さ1.4未満」というルールがある限られた空間ですが、吹き抜けに面しているため、圧迫感を感じません。
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ロフトのある平屋に関しては、こちらの記事で実例や建築上のルールなどを紹介しています。
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また、クレアカーサは平屋の施工実績が豊富なハウスメーカーです。ほかにもおしゃれな実例がたくさんあるので、ぜひチェックして下さい。
施工事例
吹き抜けのある部屋を快適にするための設備を確認
通常は天井・壁・床に囲まれた居室の広さに合わせてエアコン等の住宅設備を選びます。でも吹き抜けがあると空間が広がるため、どんな設備を導入すれば居室が快適になるのだろう?と疑問ではないでしょうか。
吹き抜けに必要な設備と、吹き抜け部分のメンテナンスについて確認しましょう。
吹き抜けのある部屋が快適になる設備
吹き抜けのある居室では暖かい空気が上に昇ってしまうため、冷暖房効率が悪くなりがちです。そこで以下のような設備を使って、居室の快適性を保ちます。
吹き抜けのある部屋が快適になる設備 |
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「全館空調」は、1台のエアコンの風を家全体におくる設備です。クレアカーサでは床下から冷暖房が吹き出る全館空調を採用しているため、気になる方はぜひ詳しい仕組みをご確認下さい。
吹き抜け部分に設置する設備のメンテンナンスについて
吹き抜け部分にシーリングファンや窓を設置する場合、「掃除」、「故障時の対応」、「交換」をどうやってするのかが気になりますよね。すべて業者にお任せできれば楽ですが、コストがかかります。そこで、以下の方法で掃除等のメンテナンスを行うのがおすすめです。
吹き抜け部分の掃除方法 |
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高所用のお掃除アイテムが役立ちます。静電気でホコリを取るアイテムで5m近くまで棒を伸ばせる商品もあり、平屋の吹き抜けを掃除するのに十分な長さです。
定期的にお掃除することで汚れがひどくなるのを防げるので、1〜2ヶ月に1回を目安にお掃除をしましょう。 |
設備故障時の対応、交換 |
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高所作業には危険を伴うため、故障時の状態確認や交換は業者に依頼するのが安心です。 |
ここまで、吹き抜けに関する基本的な知識を確認してきました。次に、吹き抜けがあることで暮らしにどんな影響があるのかをチェックします。
吹き抜けに対する口コミからわかるメリット・デメリット
実際に吹き抜けのある家にお住まいの方の口コミを調査し、メリット・デメリットをまとめました。
「吹き抜けは快適」メリットを紹介
吹き抜けのメリットは以下のとおりです。
吹き抜けのメリット |
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吹き抜けのある平屋に住んでいてメリットが多いと感じている方から、以下のような声がありました。
特に予算の関係等で家の広さが限られる場合に、「吹き抜けを取り入れたことでのびのびとした空間を確保できた」という満足の声が多くありました。
「吹き抜けにして後悔」デメリットを紹介
吹き抜けのデメリットは以下のとおりです。
吹き抜けのデメリット |
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吹き抜けのある平屋に住んでいてデメリットが多いと感じている方から、以下のような声がありました。
音やにおいに関しては、避けられないデメリットです。平屋の場合は、「吹き抜けのある部屋」と「天井がある部屋」を廊下等でしっかり区切りましょう。家族それぞれがプライベートな時間を楽しめるように、間取りを工夫するのがおすすめです。
吹き抜けを取り入れることで冬の暖房効率が下がることを心配する方が多いのですが、実際に住んでいる方からは、「温度が上がりやすい夏の方が使い勝手が悪い」という声が多くありました。平屋の場合は、風の通り道を意識して窓を配置するのが大切です。
平屋に吹き抜けを取り入れる場合は、設計上の工夫がメンテンス時の利便性に直結します。ぜひ吹き抜けのある平屋の施工実績が豊富なハウスメーカーを選び、経験や技術をいかしたプランを提案してもらいましょう。
まとめ
平屋に吹き抜け(勾配天井)を取り入れる際に知っておいて頂きたい情報を、まとめて紹介しました。平屋に吹き抜けを取り入れる価格はハウスメーカーによって違い、設計の際に耐震性能・断熱性能などに対する配慮が必要です。
そのため吹き抜けのある平屋を検討する際には、ぜひ経験豊富なハウスメーカーを選んでとことん希望を伝えて下さい。想定していたよりも素敵なプランに出会える可能性があります♪
茨城・千葉で吹き抜けのある平屋をご希望の方は、クレアカーサがご相談を承ります。室内の快適性はもちろん、外観やお庭とのトータルデザインでも高評価を得ているハウスメーカーですので、ぜひご希望をお聴かせ下さい。
※無料でカタログをご請求頂けます。またお問い合わせ後に、いきなり訪問をしたり電話をしたりすることはありませんので、ご安心下さい。
土地探し、資金計画などの段階から無料でご相談可能です。またショールームでは、ご家族との出会いが大好きなスタッフがお子さまをお預かりいたします。ゆっくりご相談下さい。