犬・猫と暮らす家!プロが提案する快適アイデア集|リビングや土間を活用しよう
新しい住まいでは、犬や猫と暮らすアイデアいっぱいの家を建てたいと考えている方はきっと多いでしょう。
ただ思いつきのままつくっても、ペットにとって快適な環境にすることはできません。
それは犬や猫など飼うペットの種類により、必要なるペットスペースが変化するためです。
今回は、犬や猫と快適に暮らす家にするための環境づくりにクローズアップしてみましょう。
リビングや土間を上手に活用したアイデアなど、実例を一緒にご紹介します。
コラムのポイント
- ● 飼っているペットにより、必要となるペットスペースや設備は異なります。
- ● ペットスペースをつくるためのポイントやアイデアをご紹介します。家づくりに活かしていきましょう。
Contents
ペットの環境を快適にするペットスペースとは
いざ新築にペットスペースをつくろうと考えても、どんな風につくったらいいのか迷う方が多いでしょう。
実用性のあるペットスペースをつくるためには、ペットの特長と必要性を検討することが大切です。
ペットの中でも大きなシェアを占める「犬用」「猫用」の2つにクローズアップし、ペットスペースのある間取りについて考えてみましょう。
犬用のペットスペースと間取り
<犬の持つ習性>
- ・運動するのが好き
- ・狭い空間の方が落ち着く
- ・一人は苦手で寂しがり屋
- ・暑い空間が苦手
- ・穴を掘る習慣がある
犬には上のような習性があり、他の家族と一緒にいることを好む性格です。
そのため自由に運動できる庭やドッグラン、家族の側にいられる環境を整えるなどのアイデアを取り入れてあげましょう。
近年は異常気象といってよいほど夏は暑く、冬は寒いなど寒暖差が激しくなっています。
家でお留守番していても快適に過ごせる工夫を、家づくりのなから検討しておきましょう。
猫用のペットスペースと間取り
<猫の持つ習性>
- ・高いところが好き
- ・狭いところを好む
- ・爪とぎ・毛づくろいなど、とてもキレイ好き
- ・よく寝る
猫は上のような特性があり、生粋のハンターです。
見慣れないものに警戒心が強く、なわばり意識がとても強いのです。
吹き抜けを活用してキャットウォークをつくる、日当たりの良いリビングの一角に居心地の良い空間を設けるなど、ストレスを感じさせないアイデアを取り入れていきましょう。
特にトイレに対しては神経質なため、汚れていたり、猫砂が気に入らないなどのことで使わなくなることがよくあります。
掃除などお手入れがしやすい環境を取り入れるなど、家族や猫も快適に過ごせる工夫が必要でしょう。
▶参考コラム>>犬と暮らす家づくりで大切なリビングの間取り計画|アイディアと工夫点
ペットと暮らす家アイデア実例紹介
そこで過ごすペットの種類により、必要となる設備は大きく変化します。
実際にペットが暮らしている実例から、あったら便利と感じさせるアイデアをご紹介します。
<アイデア①>遊び心をくすぐる ワンちゃん専用の小窓
お庭に広々としたドッグランのあるこちらのお住まい。
遊び心をプラスして「塀にワンちゃん用のお外を覗ける穴」が空いています。
脱走できない絶妙な穴の大きさ、彼が覗きやすい高さなどにこだわりました。
この姿を見たら、ご主人は早く帰宅したくなりますね。
<アイデア②>つかず離れずホッとできる空間
玄関近くには愛犬のお散歩グッズをしまえる収納スペースや、帰ってすぐ手洗いができる洗面台を設置しストレスを軽減する動線が設けられています。
そしてリビングのつかず離れずの位置には、安心して過ごせるワンちゃんの個室が配置してあります。
こちらのお住まいは、室内のあちらこちらに工夫がいっぱいです。
<アイデア③>土間を広げて使いやすく 居心地の良いスペースに
玄関前からリビングの前へと続く白いウッドデッキが特長的なお住まいは、リビング前に広い土間スペースが設けられています。
玄関からのリビングへの動線がスムーズで、お散歩から帰ってすぐに直行することができます。
またダイニング窓辺にある造作ベンチのすぐ脇には、ハリネズミのためのスペースが設置されています。
大切なペットと快適に暮らすための工夫がいっぱいです。
<アイデア④>ドッグランスペースで運動不足を解消
こちらのお住まいでは、やんちゃ盛りなワンちゃんが安心して走り回れるドッグランが設置されています。
「元気に走り回るワンちゃんの姿を、ウッドデッキやリビングからのんびり眺められる・・・」お互いにとって心豊かになる時間を楽しむことができます。
ペットと暮らす効果とは
おうち時間を楽しむ家づくりに注目が集まり、犬や猫をはじめ今はたくさんのペットと一緒に暮らしている方が多くなってきています。
また、ペットを飼育することによりもたらされる効果についての研究が盛んに行われています。
ここではペットと暮らすことで感じられる効果について考えてみましょう。
健康な体づくり・心づくりができる
飼い主とのコミュニケーションを取るだけでなく、お互いの健康のためにも欠かせないものです。
犬と過ごす効果
朝晩の犬の散歩は、愛犬にとってはとても大切な時間です。
「同じ運動ならひとりでウォーキングしても同じでは?」と思いがちですが、単独の行動と愛犬と一緒に歩く散歩では大きく違いが現れます。
愛犬と楽しく歩くことで、飼い主の副交感神経は活性化され、心拍数などに変化が出るといわれています。
愛する犬と歩くこと・・・それが知らず知らずのうちにリラックス状態へと誘ってくれるのです。
猫と過ごす効果
猫からは、幸せホルモンと呼ばれている愛と信頼の感情を含む「オキシトシン」がより多く分泌されるといわれています。
オキシトシンとは、性別を問わず気持ちをリラックスさせる、安心・信頼といった感情をもたらしてくれるのです。
猫の柔らかい肌触りやぬくもりから、心への安らぎをたくさんあたえてくれます。
たくさんのスキンシップを取ることにより、飼い主や愛猫にとって良いことずくめなのです。
生活にメリハリが 孤独感やストレス知らずの暮らしを
ペットは人間と違い、自分たちだけでは生きていけず、しっかりとした飼育が必要となります。
そういった日常の世話をすることで、生活に張りが生まれ、孤独感やストレスが軽減されるのです。
また一緒に生活するお子さまたちには、会話にできない動物との生活は新たな経験と思いやりの心を育みます。
自分よりも弱い、小さな動物を大切にすることで、心の成長を促してくれる効果が期待できます。
たくさんの幸せを運んでくれるペット達。
しっかりと飼育できる環境、お互いに快適でくつろげる環境づくりを考えていきたいものです。
まとめ:犬・猫と暮らす家のイメージをふくらませよう
犬や猫が過ごしやすい環境は、飼い主にとってもリラックスできる空間となります。
家づくりでは、どう完成へのイメージをふくらませることができるのかがとても大切です。
どう動いていいか分からないという方は、ぜひプロの力を借りてみましょう。
クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
「こんな風にしたい」「こんな空間が欲しい」など、大まかなイメージで大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
私たちと一緒に「犬・猫と快適に暮らす家」をめざしてみませんか。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立リアルエステートパートナーズ)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”という意味を示しています。
監修者情報 クレアカーサコラム編集部
-
家づくりに役立つ情報をお届けしています。
・免許情報
・資格情報
・執筆出演
・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会