アメリカンハウスを建てたい インテリアの違いも解説
アメリカンハウス、ナチュラルハウス、カリフォルニアスタイル・・・。
どのようなデザインを選ぶのかによっても、住宅のイメージが大きく左右します。
例え同じアメリカンスタイルのデザインであっても、住み心地や環境はひとつひとつ違います。
今回は「アメリカンハウス」をより魅力的に演出できるインテリアにクローズアップしてみましょう。
インテリアの使い方によっても、デザイン性をさらにアップさせることも可能です。
あなたの家づくりをもっとワクワク楽しくさせる、アメリカンインテリアの基本を解説します。
あなたならどんなモノをセレクトしますか？
コラムのポイント
- ● アメリカンハウスの特長や魅力が一目で分かります。
- ● インテリアの工夫や外観・カバードポーチなどにより、「アメリカンハウスの魅力を最大限に活かす」ポイントを知ることができます。
Contents
■ 千葉の家づくりにおすすめ「西海岸・カリフォルニアテイスト」
改めて考える 住宅を活かすインテリアとは？
デザイン性の高い住まいにするためには、違いを知ることがとても大切です。
何気なく使っている「インテリア」というフレーズですが、家づくりの中ではどのような役割があるのでしょうか。
まずはインテリアの基本からご紹介します。
インテリアとは
英語の「Interior」は、主に「室内」および「内部」という意味を持っています。
日本で使用されているインテリアは和製英語となり、「室内を彩る装飾」を指してます。
カーテンやカーペットなどの室内装飾品から、今では家具や壁紙、床材、照明器具、ドアなど、さまざまな物がインテリアとして表現されています。
キッチン用品や家電も、機能面だけでなくデザイン面にも優れた製品も多く、大きな意味合いの中ではインテリアとしての役割と担っています。
そのインテリアをより活かすためには、重要となる「3つのポイント」があります。
そのポイントをひとつずつ解説していきましょう。
▶参考コラム＞＞「千葉で建てる一戸建て～家はデザインによって変化する～」
インテリアにとって切っても切り離せない「カラーバランス」
インテリアとカラーは、切っても切り離せない関係です。
カラーにはその空間に彩りを加えるだけではなく、心理的にも大きな影響をあたえます。
例えば室内色に白色（ホワイト）をセレクトします。
白色の特長である「清潔感」をあたえてくれますが、どこか味気ないイメージになってしまいがちです。
そこに対照色となる黒色（ブラック）を取り入れてみましょう。
清潔感の中にも空間にメリハリができ、シャープなイメージをあたえます。
そしてどんなに良い家具や壁紙、カーテンやカーペットなどの素材を使用しても、カラーのバランスが崩れてしまっては、その効果は半減してしまいます。
カラーの持つ心理的効果や色の関係性、その色を活かす間取りの工夫など、インテリアを活かす家づくりをするためには「いろいろな要素を取り入れていくこと」が大切です。
▶参考コラム＞＞
「千葉で建てる一戸建て～家はデザインによって変化する～」
「色の変化で違いが現れる 千葉で理想の家づくり」
インテリアをより良く見せる「ディスプレイ力」
インテリアの中で重要になるのが、このディスプレイです。
インテリアのカラーによっても空間に彩りが生まれます。
そのカラーの効果を高める配置でディスプレイすることも大切です。
ディスプレイの効果を高めるためには、「プランニングの時からできあがりをイメージしていく」必要性があります。
家づくりの際に完成をイメージしながら配置することにより、その素材の良さを活かしきることができるのです。
そして洗練された素材を多く飾ったからと言って、ディスプレイ力が上がる訳ではありません。
どんな雰囲気の中で生活していきたいのか、自分たちはどんなテイストが好きなのかを改めて考え、インテリアにテーマを持たせることが非常に大切です。
テーマが決まることによりインテリアに統一感が表れ、迷いも少なくなります。
▶参考コラム＞＞「デザインにこだわった住宅を集めました クレアカーサ住宅カタログ」
インテリア面だけにとらわれすぎない「セレクト力」
カラーやディスプレイなど空間を自分らしく彩ることも大切ですが、家は毎日を過ごす場所。
そのためデザイン性だけが良くても、生活しづらければ逆効果です。
彩りを加えながらも心地よい空間を作り出すことが、インテリア選びには必要なのです。
例えばイメージ的に素敵な家具であっても、使い勝手が悪く収納力がほとんどなければ、長く使う中でどうしても不満として残る可能性があります。
インテリアにとって1番重要なことは、ただ彩るだけではなく「住む人にとってベストな空間づくりをめざすこと」です。
カラーの持つ配色の力、家具や雑貨、植物などをうまく活かすディスプレイの力など、全てのポイントの相乗効果によって、より良い家づくりが可能となります。
特にキッチンやリビングなど、「使用頻度が高い」「快適性を重視したい」などの空間には、インテリアだけにとらわれすぎないことも重要なのです。
▶参考コラム＞＞「幸せな家族を育む！自宅での快適な過ごし方」
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アメリカンハウス「テイスト」の違い
家には様々なデザインがありますが、今回はその中でも近年人気の高い「アメリカンスタイル」に着目してみましょう。
アメリカンスタイル、アメリカンインテリアと表現しても、いろいろな種類があり、その持つ魅力は大きく違いがあります。
カジュアルなアメリカンテイストから、ラグジュアリーな雰囲気、モダンなスタイル、ビンテージ感を活かしたテイストなど、実に様々なテイストがあります。
そしてアメリカンインテリアの大きな特徴は、いろいろなテイストをうまく組みあせることで「新たな一面」を魅せてくれることです。
ここでは人気のある「アメリカンインテリアテイスト」を、ご紹介しましょう。
アーリーアメリカン・カントリーアメリカンテイスト
梁をうまく活用し、「木材の良さを活かした優しい空間づくり」が特徴です。
パイン材やチェリー材、メープル材うまくあしらい、温かみを感じさせてくれます。
木材にギンガムチェックやパッチワークキルトなどお手製の物を少し追加するだけでも、カントリーアメリカンの世界観をつくることが可能です。
ラダーバックチェアやロッキングチェアなど、ローカルな雰囲気を感じさせる家具が似合うテイストです。
ダイナーアメリカンテイスト
アメリカの雑貨の中には、「レトロでポップな雰囲気」を感じさせてくれる物がたくさんあります。
コカ･コーラやm&mなどカラフルでワクワクするアメリカン雑貨を使い、訪れた人を60年代のアメリカのダイナーの空間に引き込むような楽しいスタイルです。
サウスウェスタンアメリカンテイスト
ネイティブ柄やメキシカンのテイスト織り交ぜ、エスニックな雰囲気を楽しめる空間が「サウスウェスタンアメリカンテイスト」の特徴です。
観葉植物やサボテンを活用したり、ネイティブ柄のクッションをソファーにひとつ置くだけでも世界観を出すことができます。
ブルックリン・ニューヨークテイスト
ニューヨークなどのダウンタウンのイメージを家づくりに活かすテイストです。
ニューヨークの中でもブルックリン地区は多くのデザイナーやアーティストが居住し、古いマンションや倉庫が立ち並ぶおしゃれな空間。
コンクリートの壁や手作り感のあるレンガなどをうまく取り入れたり、倉庫を改装したような雰囲気を演出したりすることで、自分だけの落ち着く空間をつくりあげることができます。
ヴィンテージテイスト
ヴィンテージには「年代もの」「古くて価値のあるもの」という意味合いがあります。
アイアンや古材など時間を重ねた味わいのあるアイテムを使うことで、どこか懐かしさを感じる雰囲気をつくることができます。
USED感のある家具でコーディネートしたり、ヴィンテージ感のある雑貨をチョイスしましょう。例えば無骨なヴィンテージソファを置けば、それだけで重厚感が生まれムードがアップします。
このように少しずつ違うアメリカンテイスト。自分たちが普段好んでいる洋服や音楽からたどって、好きなアメリカンテイストを探すのも良いですね。
▶参考コラム＞＞「千葉の一軒家で憧れのアメリカンハウスを カバードポーチを活かす方法」
外観やエクステリアからもアメリカンを楽しもう
インテリアやカラーリングによってもイメージは大きく変化しますが、もっとアメリカンを楽しみたい方には、「外観」や「エクステリア」にも力を入れてみましょう。
例えば同じアメリカンスタイルでも、使用する外壁やフェンスなどによっても大きく変化します。
【施工事例：カリフォルニアの風を感じるアメリカンスタイルの平屋】
こちらのお住まいでは、よりアメリカンの雰囲気を演出させる効果として「アメリカンフェンスやカリフォルニアフェンスとも呼ばれるメタルフェンス」と「ティンサインプレート」を設置しています。
アメリカンのシャープなイメージを損なわないよう、外壁セレクトにも注意を払っています。
こちらのお住まいでは、アメリカンハウスの象徴「カバードポーチ」のイメージとあわせた白いフェンスが特徴的です。
シックな外観と広い芝生の良さを更に活かす工夫がちりばめられています。
このように室内のインテリアだけではなく、外観からこだわることでより一層アメリカンハウスを楽しむことができます。
▶参考コラム＞＞「千葉で映える住宅に シルエットを左右する屋根の形」
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千葉の家づくりにおすすめ「西海岸・カリフォルニアテイスト」
西海岸やカリフォルニアのイメージといえば、澄みきった青空とその下に広がるきれいな海です。
そういった環境から考えるなら、千葉の海や自然も負けてはいません。
西海岸・カリフォルニアテイストの最大の魅力は、「アメリカ西海岸の雰囲気やリゾートを連想させるような空間づくり」
千葉でアメリカンテイストの家を建てれば、豊かな自然に囲まれ、きっと思う存分リゾート感を味わうことができます。
ではクレアカーサでお手伝いさせていただいたお客様の施工事例と一緒に、テイストの良さをご紹介します。
間取りから大自然を満喫する
西海岸・カリフォルニアテイストの家づくりをするためには、室内だけのインテリアだけではなく、開放感という外とのつながりも重要です。
＜薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス＞
広いウッドデッキとガルバリウム×塗り壁×板張りで外観を仕上げたＭ様邸は、トータルバランスに優れた美しいフォルムの平屋スタイル。
キッチン＆薪ストーブを中心としたコアな空間は吹き抜けでより伸びやかに。「生活動線に優れ子育てしやすい上にプライバシーも守れる、かっこいい家を建てたい。そんな夢が叶いました」とおっしゃるＭ様です。
【施工事例：薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス】
色使いによって演出する
西海岸・カリフォルニアテイストのインテリアには、広い海や空を連想させる青と白を使用することも多いのです。
青や白は、爽やかなイメージと共に周りの素材も活かしてくれる特徴もあります。
存在感がありながらも、主張し過ぎない空間づくりが可能です。
＜大屋根が美しいペールブルーのアメリカンハウス＞
「普通とはちょっと違うものがほしい」とリビングの壁に施した古材が、うまく空間にマッチングさせています。
つまみ状の操作レバーでon-offを切り替えるトグルスイッチなど、見えない部分にも工夫が。
毎日の生活に彩りを与えてくれる「好きなモノ・好きな空間」を大切にしていらっしゃいます。
＜カリフォルニアの風を感じるアメリカンスタイルの平屋＞
白を基調とした空間に、鮮明なブルーが入ることで、空間にメリハリが生まれます。
アメリカンハウスの特徴でもある広いカバードポーチもあり、休日ゆったりお茶を飲んだりお子様が愛犬と遊んだり、様々なシーンで大活躍します。
リビングの窓からお庭のグリーンや空の青が広がる、豊かな自然を味わうお住まいに仕上がりました。
【施工事例：カリフォルニアの風を感じるアメリカンスタイルの平屋】
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まとめ：あなた好みのアメリカンハウスを建ててみませんか
アメリカンハウス、アメリカンスタイルといっても、様々な種類があります。
同じように見えても、そのひとつひとつに思いや願いが込められており、家族構成やライフスタイルによっても変化するのです。
デザイン性はもちろん大切ですが、これから建てる住まいは家族が5年、10年、15年と長い時間集う場所になります。
「ライフスタイルの変化にも対応できる柔軟性を持った家づくり」を取り入れることも大切なのです。
クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
今まで培ってきた家づくりの経験やノウハウを活かすことで、解決策も見つかることも多いのです。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
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私たちクレアカーサ（株式会社日立リアルエステートパートナーズ）は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、２級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を２シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの６つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
