ホテルライクな家とは?外装・内装のポイントと注意点を解説【施工事例付き】
「ホテルライクな家」とは、高級ホテルのような上質で洗練されたデザインや設備を取り入れた住宅です。
シックでスタイリッシュな外装や統一感のある内装、機能的な家具、充実した収納などが特徴で、毎日の生活で非日常を感じられます。
当記事では、ホテルライクな家づくりの魅力や特徴について、クレアカーサで施工した実例とともに解説します。
● ホテルライクな家の魅力と特徴をわかりやすく解説いたします。
● ホテルライクな家の施工事例も紹介するので、家づくりの参考にしてください。
● クレアカーサは、茨城県で「敷地の条件・予算の条件・家族の条件」全てを実現できる快適&省エネな、ホテルライクな家づくりを行っています。
目次
ホテルライクな家とは
ホテルライクな家とは、高級ホテルのようにシンプルで洗練された内装や、非日常を感じられる住まいのことです。
家全体を2~3色のシンプルカラーを基準とし、大理石やガラスなど気品ある素材を使用して上質な雰囲気を演出します。
また、生活感を抑えたスッキリとした収納や、吹き抜け・大きな窓を取り入れた間取りもホテルライクな家の特徴です。
さらに間接照明を活用すると、落ち着いた雰囲気を作ります。
このような工夫を取り入れ、まるでホテルにいるような快適で上質な暮らしを実現できるのが「ホテルライクな家」です。
ホテルライクな家の魅力と特徴
ホテルライクな家の魅力と特徴を紹介します。
非日常感を味わえる空間作りに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
シンプル&高級感がある洗練されたデザイン
ホテルライクな家の特徴のひとつは、無駄を省いたシンプルなデザインと高級感のある仕上がりです。
モノトーンや落ち着いたナチュラルカラーを使い、統一感のある美しい空間が生まれます。
壁や床には大理石、ガラス、無垢材など上質な素材を取り入れると、見た目にも美しく、上品な空間作りが可能です。
また、装飾を最小限に抑えたシンプルデザインが、より洗練された印象を与えます。
高級ホテルのような非日常な暮らし
ホテルライクな家は、毎日をリゾート地のような特別な空間で過ごせるのが魅力です。
間接照明を取り入れた広々としたリビングは、落ち着いた雰囲気を演出します。
バスルームはゆったりとした広々設計にすると、ホテルのスパのような贅沢空間も実現可能です。
ベッドルームは余計なものを置かず、寝具や家具をシンプルな色で統一感のあるデザインにすると、スイートルームのような贅沢な時間を楽しめます。
非日常の空間が日常になるとリラックスできる暮らしが実現し、家に帰るのが楽しみになります。
緑を活かしたリゾート感
ホテルライクな家では、観葉植物や庭の植栽を活用し、リゾートのような開放的な雰囲気をつくれます。
庭やテラスにはシンボルツリーを配置し、外からの景色を美しく見せる工夫がポイントです。
室内にも観葉植物を置き大きな窓で自然光をたっぷり取り入れることで、緑が映えるリラックス空間が生まれます。
また、木や石などの自然素材を使うと、よりナチュラルで特別感のある暮らしを実現できるのが大きな魅力です。
ホテルライクな家の間取りの特徴
ホテルライクな家は、特徴を活かすためシンプルな間取りが採用されます。
理想的な住まいを手に入れるため、どこの間取りを重視するか決めておくとスムーズな計画が立てられます。
開放感のあるリビング&大きな窓
ホテルライクな家では、広々としたリビングと大きな窓が重要なポイントです。
リビングを仕切りの少ないオープンな空間にすることで、圧迫感のない自然と調和した雰囲気をつくれます。
さらに天井までの大きな窓を設置すると自然光がたっぷり入り、よりホテルに近い演出が可能です。
また、大きな掃き出し窓やスライドドアを設置し、テラスとの境界線をなくすと、ホテルのラウンジのような開放感のある空間が生まれます。
生活感を排除したスッキリ収納
ホテルライクな家を実現するには、生活感を感じさせない収納が欠かせません。
雑貨や家電を隠せる壁面収納や造作家具を設置し、リビングでは配線を隠す工夫をすると、よりスッキリとした空間が実現します。
キッチンは、調理器具や食材を収納しやすくなるパントリー(食品庫)の設置もおすすめです。
また、寝室にはクローゼットを壁に埋め込むと家具が減らせるので、よりシンプルでエレガントな空間になります。
収納スペースを確保しながら、見た目をスッキリさせることがホテルライクな家づくりのポイントです。
ラグジュアリーな水回り
ホテルライクな家では、バスルームや洗面台などの水回りのこだわりも欠かせません。
バスルームには広めの浴槽を設置し、間接照明を取り入れると、ホテルのスパのようなリラックス空間の演出が可能です。
洗面台は大理石調のカウンターやふたつの洗面ボウルを採用すると、より優雅な雰囲気がアップします。
また、トイレも壁掛け式やフロートタイプのデザインを選ぶと、スマートで落ち着いた空間になります。
ゆとりのある吹き抜けリビング
ホテルライクな家は、吹き抜けを取り入れるとゆとりを感じられます。
吹き抜けにより高くなった天井から自然光を取り入れられるため、より明るく圧迫感を感じにくい空間作りが可能です。
さらに、吹き抜けにシャンデリアやデザイン性のある照明を設置すると、ホテルのロビーのような華やかさを演出できます。
ホテルライクな家の間取りは、細部までこだわった開放感・収納・高級感が必要不可欠です。
施工事例
ホテルライクな家づくり|外観のポイント
ホテルライクな家は、外観の雰囲気も大きなポイントです。
外壁の色やフォルム、シンプルな門構えなど、どのような家にするかイメージをひとつひとつ固めることが理想に近づくカギといえます。
モノトーンやナチュラルカラーを基調にする
ホテルライクな家の外観では、モノトーンやナチュラルカラーを基調にすると、洗練された印象になります。
外壁をホワイト・グレー・ブラックなどの落ち着いた色で統一すると、シンプルで端正なデザインに仕上がります。
ナチュラルな雰囲気を出したい場合は、ベージュやブラウン系の木目調素材を取り入れるのも効果的です。
色を統一することで、重厚感と上品さのあるホテルライクな外観が実現できます。
直線的なフォルムや大きな窓を取り入れる
ホテルライクな家のデザインは、無駄のない直線的なフォルムが重要です。
装飾を控え、シンプルな四角い形の外観にすると、スタイリッシュな印象になります。
また、床から天井まである「全面ガラス窓」や、「スリット窓(縦長の細い窓)」を使ったスタイリッシュなデザインは、シンプル&エレガントさを演出できます。
さらに、窓のフレームを黒やシルバーにすると、モダンな印象を強調できるのでおすすめです。
シンボルツリーやシンプルな門構えで高級感を演出する
外観に高級感を加えるためには、シンボルツリーやシンプルな門構えが効果的です。
玄関や庭にオリーブやシマトネリコ、ヤシの木などを植えると、ナチュラルでおしゃれな雰囲気が生まれます。
また、門やフェンスは木製やスチール素材を使った直線的なデザインの門柱を選ぶと、上品な外観を演出できます。
ホテルライクな家の外観は、色・形・植栽のバランスを整え、自然と調和する演出がポイントです。
ホテルライクな家づくり|内装のポイント
ホテルライクな家は、シンプルで生活感を出さない内装がポイントです。
非日常感を演出しながら、住みやすさを考慮する必要もあります。
大理石やガラスなど高級感を演出する素材を使う
ホテルライクな家の内装には、大理石やガラス、金属などの高級感のある素材を取り入れるのが効果的です。
床やキッチンの天板に大理石を使うと、都会的な印象になります。
空間全体には光を反射する素材を選ぶことで明るくなり、さらに鏡を取り入れて広さと奥行きを出すのもおすすめです。
仕切りやドアにガラスを採用すると心地よい抜け感が生まれるため、シンプルながらも上品な仕上がりが期待できます。
間接照明を活用して落ち着いた空間を作る
ホテルライクな雰囲気をつくるには、間接照明の上手な活用がポイントです。
天井や壁に埋め込み天井を照らす間接照明(コーブ照明)や、足元をやさしく照らすフットライトを取り入れると、落ち着いた空間を演出できます。
リビングや寝室では、ライトを直接目に入る場所に設置せず、壁や天井に向けて光を当てる間接照明を使うとホテルのような上品な演出が可能です。
さらに、テーブルランプやスタンドライトを加えると、ホテルのラウンジのような落ち着きも生まれます。
シンプル&ミニマルな家具を選ぶ
ホテルライクな家の内装では、装飾を控えたシンプルで統一感のあるミニマルな家具選びも大切です。
ホワイト、グレー、ベージュ、ブラックなどの落ち着いたカラーやトーンで統一すると、美しく整った空間が実現できます。
収納家具も扉付きのものを選び、生活感を見せない工夫もホテルライクな家の特徴です。
ホテルライクな家の施工事例3選
ホテルライクな家の施工事例を紹介します。
間取り図とあわせて家づくりの参考にしてください。
施工事例①間接照明が都会的な佇まいを引き立てる
正面の窓を少なくし、間接照明がシンプルで都会的な印象を強くしたホテルライクな家です。
白を基調とした広いリビングは、計算された動線で毎日の暮らしもストレスなく快適な空間になりました。
大きな窓からは自然の光がたっぷり降りそそぎ、タイルデッキが非日常なリゾート感を盛り上げます。
施工事例②白い壁と玄関ポーチがリゾート感を演出
1階間取り図
2階間取り図
外壁を白でまとめたナチュラルモダンな白い家は、まるでリゾート地のコンドミニアムのような佇まいです。
効果的な間接照明を使用することで、広さや奥行きを演出します。
柔らかな色調のフローリングと高い天井、そして大きな窓から降り注ぐ太陽光が上品な空間です。
施工事例:ひろびろウッドデッキのあるナチュラルモダンの白い家
施工事例③シックな佇まいが緑に映える洗練されたデザイン
1階間取り図
2階間取り図
シックな外観と広い玄関スペースが目を惹くデザインです。
波のようなデザインのスリットフェンスと白い自然石を使ったカーポートは、海外リゾート地のような贅沢な時間を味わえます。
室内もシックで飽きの来ないデザインで、高級ホテルの客室のような上品さが印象的です。
施工事例:くつろぎ味わう 海望むセカンドハウス
ホテルライクな家づくりの注意点
ホテルライクな家づくりの注意点を紹介します。
「こんなはずではなかった」と後悔しないように準備を進めてください。
生活感を抑えるための工夫が必要
ホテルライクな家を維持するには、生活感をできるだけ排除する工夫が求められます。
生活感を排除するコツとして、以下のような例を参考にしてください。
● 日用品や家電が目立たないように、収納スペースを充実させる
● キッチンにはパントリー(食品庫)を設ける
● 洗面所にはタオルや洗剤を隠せる収納を作る
● コード類は配線カバーで隠す
また、統一感のあるインテリアを選ぶのもポイントです。
家具や家電の色やデザインを揃えることで、雑然とした印象を防ぐ効果も期待できます。
高級感を出すためコストがかかる
ホテルライクな家を実現するには、コストがかかるのが一般的です。
大理石や無垢材、照明や家具など素材や設備、広々としたリビングや吹き抜けなど、間取りをこだわるほどコストは上昇します。
さらに間接照明を多用するほど、電気工事の費用も高くなることも考えなければいけません。
そのため、今後の生活も考慮しながらしっかり計画し、予算に合わせた選択が重要です。
メンテナンスに手間がかかる
ホテルライクな家は美しい見た目が魅力ですが、維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に、リゾート感を高める天然芝や白い外壁を採用する場合、それに伴う手入れを怠らないことが大切です。
天然芝は、こまめな草むしりや水やりが見た目を保つポイントですが、防草シートを敷くと数年間にわたり雑草を防げます。
また、白い外壁は雨だれ汚れが目立ちやすいため、6か月~1年ごとの洗浄が目安です。
洗浄の手間を省くため、外壁に防汚コーティングを施せば、汚れがつきにくく手入れが楽になります。
ホテルのような美観を保つためには、計画的なメンテナンスを心がけることが重要です。
茨城・千葉でホテルライクな家をお求めの方はクレアカーサへ相談を
毎日の生活を上質にしてくれるホテルライクな家は、シンプルな設計で飽きのこないデザインと設計が大切です。
シンプルだからこそ難しいホテルライクな家を建てるなら、信頼と実績のある工務店を選びが重要といえます。
茨城や千葉で理想のホテルライクな家を検討されている方は、クレアカーサにご相談ください。
豊富な知識と経験で、理想の住まいを提案します。
クレアカーサが、「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインをコンセプトに、理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。
オンライン無料相談やショールームでは、家づくりのプロが土地選びや資金計画、間取りの疑問・その他住まいに関するお悩みをうかがいますので、ぜひお気軽にご利用ください。
