吹き抜けリビングの種類や事例を紹介|メリット・デメリットまとめ
リビングに吹き抜けがあることで、開放的な空間が実現します。
そこで本記事では、吹き抜けリビングの種類やおしゃれな間取り事例についてご紹介します。
これから新築をお考えの方は、ぜひ間取り計画に役立ててみてください。
コラムのポイント
- ● 吹き抜けリビングの計画ポイントをチェックしましょう。
- ●実際の間取り事例を見ることで、吹き抜けリビングをイメージしやすくなります。
- ● クレアカーサは、茨城県で「敷地の条件・予算の条件・家族の条件」全てを実現できる快適&省エネな家づくりを行っています。
目次
吹き抜けリビングのある間取りにしたい!
吹き抜けリビングは天井が高く、自然光がたっぷりと入るため部屋全体が広々と感じられます。
さらに大きな窓やおしゃれな照明(シャンデリアやペンダントライト)を取り入れることで、家全体のデザイン性が向上するのが特徴です。
こういった理由から、新築の間取りで採用されるケースが増えています。
吹き抜けリビングの種類
ここではまず、吹き抜けリビングの主な種類についてご紹介します。
それぞれの違いや特徴を知ることで、ご自宅の間取り計画に活かしてみてください。
総2階の吹き抜け
総2階の吹き抜けは、1階のリビングに2フロアにまたがる吹き抜けが作られるタイプです。
高い天井が確保できるのが特徴で、さらに大きな窓を配置することで採光性が高まります。
ただし2階部分に使える面積が狭くなってしまうため、必要なスペースを圧迫しないような工夫が必要です。
ハーフ吹き抜け
ハーフ吹き抜けとは、総2階よりも天井を低くした吹き抜けのことを指します。
一般的には3~3.5m程度の天井高に設定されることが多く、スキップフロアと組み合わせて計画されることも多いです。
ただし総2階の吹き抜けと比べて空間の広がりが控えめになるため、大きな開放感を求める場合には物足りない場合もあります。
2階リビング・平屋の吹き抜け
2階リビングや平屋の場合には、あえて天井を張らないことで吹き抜けのような高天井空間にする方法があります。
高い位置に窓を設ければ通常よりも自然光が取り込みやすく、窓からの風通しも良くなるのが特徴です。
また総2階の吹き抜けよりも高所のメンテナンスが楽なので、日常的な管理がしやすくなります。
吹き抜けリビングのメリット
ここでは、吹き抜けリビングの主なメリットについてご紹介します。
おしゃれな空間になる
吹き抜けリビングはデザイン性が高く、住宅全体の印象を大きく向上させます。
天井が高く空間の広がりを感じられることで、家がスタイリッシュでモダンに見えるのがメリットです。
たとえば吹き抜け部分に大きな窓を設けたり、ペンダントライトやシャンデリアを吊るしたりすることで、個性的で洗練された空間が作れます。
採光・通風が確保できる
吹き抜け部分に大きな窓を配置することで、自然光や風を効果的に取り入れる役割を果たします。
通常の居室よりも高い位置に窓を設置できるため、日中は長時間にわたって自然光が確保できるのが特徴です。
特に南向きの吹き抜けでは、照明器具の使用頻度も抑えられて電気代を節約できます。
また吹き抜け部分の窓を開閉すれば、1階と2階を通じた自然な換気が実現します。
光と風が十分に行き渡ることで湿気やカビの発生も抑えられ、快適な住環境が保てるのもメリットです。
家族のコミュニケーションが取りやすい
吹き抜けは、家族間のつながりを促進する設計としても注目されています。
これは2階にいる家族の様子が1階から確認できるため、家族同士が自然と交流しやすい環境になることが理由です。
特にお子さまがいる家庭では、安心感が増すというメリットがあります。
吹き抜けリビングのデメリットやよくある後悔|対処法も紹介
ここでは、吹き抜けリビングのデメリットやよくある後悔についてご紹介します。
寒さ対策が必要
吹き抜け空間は天井が高いため暖かい空気が上部にたまりやすく、冬場は足元が冷えることがあります。
これによって暖房効率が悪くなり、光熱費が増える要因にもなり得るのがデメリットです。
そのため吹き抜けリビングでは、足元から暖める床暖房が効果的です。
均一に部屋を暖めることで、寒さを軽減できます。
また高性能な断熱材や二重窓を採用することで、外気の影響を最小限に抑えるのもおすすめです。
エアコン位置を決めるのが難しい
吹き抜けは天井が高く広い空間になるため、エアコンの効率が悪くなることがあります。
特に、どこに設置すれば効果的に冷暖房を行えるかが悩みの種となります。
基本的には部屋全体に風が届きやすい長辺に向けて、1階と2階の中間の高さに設置するのがおすすめです。
また畳数に応じて、吹き抜け空間に適したハイパワータイプのエアコンを選ぶと、効率的に空調ができます。
照明が暗くなりがち
吹き抜けは一般的な高さの天井に比べて光が届きにくく、全体的に暗い印象になることがあります。
そのため、ダウンライトやスポットライトを組み合わせて必要な明るさを確保するのが重要です。
間取りによっては、間接照明を壁や床付近に設けるのも効果的です。
吹き抜けリビングの間取り事例
【35坪】間接照明がおしゃれな吹き抜けリビング
面積自体はそれほど広くありませんが、天井の高い吹き抜けにすることで広々とした印象になっているのが特徴です。
リビング側の壁面や、ブラケットといった間接照明を取り入れています。
これにより落ち着いた印象に仕上がっており、家族でのリラックスタイムに最適です。
【37坪】大きな窓が特徴の吹き抜けリビング
こちらの事例ではリビング上部にある大きな窓から光が差し込んでいて、海外のような雰囲気に仕上がっています。
【39坪】シーリングファンのある吹き抜けリビング
こちらは2階ホールまで一体となった吹き抜けで、上下階のつながりが感じられます。
天井にはシーリングファンがあり、家全体に風が吹き抜けることで心地よい雰囲気を演出します。
梁には木目がそのまま生かされており、ナチュラルな雰囲気が素敵です。
茨城・千葉で理想のコンセプトを実現したい方はクレアカーサへ相談を
吹き抜けリビングは、おしゃれで明るい空間にしたい場合におすすめの間取りです。
ただしライフスタイルや広さに応じた計画が必要なので、もし間取りでお悩みの場合にはお気軽にプロに相談してみましょう。
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