【4LDK】平屋の間取り事例|廊下あり・なしを比較
平屋はバリアフリーで暮らしやすい住宅として、最近人気が高まっています。
そこで本記事では一般的な戸建て住宅に多い「4LDKの間取り」を平屋で実現する際のポイントについてご紹介します。
「廊下の有無」で分けてチェックすることで、間取り計画に役立ててみてください。
コラムのポイント
- ● 平屋の計画ポイントをチェックしましょう。
- ● 「廊下の有無」で実際の間取り事例をご紹介します。
- ● クレアカーサは、茨城県で「敷地の条件・予算の条件・家族の条件」全てを実現できる快適&省エネな家づくりを行っています。
目次
4LDKの平屋に暮らしたい
近年、平屋に暮らしたいというニーズは確実に増加しています。
特に高齢化社会の進展や、住まいの快適さを求める意識の変化から、階段が無くバリアフリーという点が注目されています。
そして戸建て住宅においては3~4LDKの間取りが一般的とされており、家族の生活スタイルに応じて柔軟に使いやすいです。
そこで本記事では、4LDKの平屋の間取りポイントについて詳しくご紹介していきます。
平屋の間取りを決めるポイント
ここでは、平屋の間取りを決める際のポイントについてご紹介します。
注文住宅では自由に決められることが多い分、迷ってしまいやすいため、順序立てて計画するのがおすすめです。
建物の形状
平屋の間取りを決める際には、建物の形状が居住空間の使い勝手やプライバシー、コストに大きく影響します。
具体的には「I字型・コの字型・L字型・ロの字型」といった種類があります。
まず「I字型」はシンプルで効率性が高く、建築コストが抑えられやすいのが特徴です。
「コの字型」は外部に囲まれた中庭を持つ形状で、プライバシーを確保しながらも開放感を感じられる設計です。
「L字型」は、2つの棟が直角に交わる形状となります。スペースの有効活用がしやすく、プライバシーを確保しながら庭や中庭を取り入れやすくなります。
「ロの字型」は各部屋が中庭に面しているため、プライバシーを保ちながらも自然光や風を取り入れられるのがメリットです。
以上のように、それぞれの特徴を理解してライフスタイルに合わせた形状を選びましょう。
玄関の位置
玄関は住まいの顔であり、使い勝手や居住空間の雰囲気に大きく影響します。
特に、南玄関や東玄関は人気のある選択肢です。
まず南玄関は日当たりが良く、明るい開放感を持たせることが可能です。
ただし夏の暑さが気になる場合があるため、日差し対策が求められます。
そして東玄関は朝日が入りやすいため、良い朝のスタートを切るのにぴったりです。
ただし玄関の位置によっては、外からの視線が気になることがあります。
道路に面している場合には、目隠しや柵を設置する等の対策を行いましょう。
小屋裏ロフトの有無
小屋裏ロフトとは屋根裏部分を有効活用したスペースで、収納や趣味の部屋、子ども部屋など多目的に利用できるのが特徴です。
平屋は2階以上が無い分、限られた面積を有効に使うことで居住空間の充実感を高めることにつながります。
ただし小屋裏ロフトは特に夏場や冬場の温度差が激しいため、断熱性や通気性を考慮した設計が必要です。
適切な断熱材の使用や換気の工夫をすることで、快適な空間を保ちましょう。
トイレの数
2階建ての場合には、各階にそれぞれトイレを設けることが多いです。
同様に平屋の場合でも、家族の人数が多い場合には2つ以上のトイレがあった方が使いやすくなります。
トイレの配置を考える際、動線も重要な要素です。例えばリビングやダイニングからのアクセスが良い位置にトイレを設ければ、来客時にも利用しやすくなります。
廊下の有無
廊下は各部屋や共用スペースをつなぐ役割を果たし、部屋同士の独立性やプライバシーを確保できます。
しかし最近では開放的な間取りが人気であることから、廊下を省略する「廊下なし」の設計も注目されています。
この場合、リビングやダイニングを中心に個室が周囲に配置されるため、開放感が生まれて空間の効率的な利用が可能です。
また廊下を省略する場合、動線が短くなって暮らしやすさにも貢献します。
平屋の4LDK間取り事例①廊下なし
ここでは「廊下なし」の平屋の4LDKの間取り事例をご紹介します。
35坪|南玄関側ウッドデッキのある平屋
こちらは廊下をなるべく減らし、リビングを中心に配置しているのが特徴の間取りです。
吹き抜けを囲むように各部屋が配置されているため、開放的な空間が広がります。
36坪|リビング中心の平屋
こちらはリビングの中に土間スペースのある珍しい間取りで、空間同士が緩やかにつながっています。
あえてドアや間仕切壁を設けないことで、広々とした大空間が実現しています。
平屋の4LDK間取り事例②廊下あり
ここでは「廊下あり」の平屋の4LDKの間取り事例をご紹介します。
30坪|家事動線が便利な平屋
平屋は縦の移動が無い分、横空間への移動距離が長くなってしまう場合があります。
しかしこちらの間取りでは、玄関横の洗面室やウォークインクローゼットを通り抜けられるようになっていることで、家事動線を短くしているのが特徴です。
通り抜けるついでに家事をこなせることで、忙しい方も家事負担が楽になります。
平屋の4LDK間取りの注意点
ここでは、平屋の4LDK間取りの注意点についてご紹介します。
しっかりと計画することで、失敗しない間取り計画に活かしてみましょう。
移動距離や家事動線に配慮する
平屋の4LDK間取りでは、移動距離や家事動線に配慮することが重要です。
各部屋を効率よく配置することで、日常の動線がスムーズになります。
例えば、キッチンからダイニングやリビングへのアクセスを近くすれば、食事の準備や後片付けが簡単になります。
場合によっては洗濯機や干し場への動線も考慮し、脱衣所やランドリールームを近接させることで、家事の負担を軽減可能です。
ライフスタイルに応じて、快適な動線計画を立てましょう。
日当たり・通風を確保する
暮らしやすい間取りにするには、各部屋に十分な日当たりと通風を確保することが重要です。
特に過ごす時間の長いリビングやダイニングの窓に面するように配置することで、自然光が入り明るく快適な空間が実現します。
風の通り道についても考慮して窓の配置を工夫し、通気性を高めると快適性がアップします。
十分な収納を設ける
平屋は2階建てに比べると床面積が小さくなりがちですが、十分な収納スペースを設けることが重要です。
各部屋にクローゼットや収納棚を配置することで、生活用品や衣類を整理しやすくなります。
利用頻度に応じた収納の配置を工夫すれば生活動線がスムーズになり、快適な住環境を実現できます。
茨城・千葉で理想のコンセプトを実現したい方はクレアカーサへ相談を
平屋の間取りは、工夫次第で快適で暮らしやすいデザインにできます。
実際の事例をチェックすることで、ご自宅の計画に活かしてみてください。
もし間取りでお悩みの場合には、お気軽にプロに相談してみましょう。
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