リビング階段の間取り事例5選|吹き抜けあり・なしで選ぶ
リビング階段は、おしゃれで開放的な間取りになるため人気が高まっています。
しかし「吹き抜けとの組合せ方が分からない…」「間取りの事例が知りたい」と悩んでしまう方も多いです。
そこで本記事では、リビング階段の間取り事例についてご紹介します。
新築の間取り計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
コラムのポイント
- ● リビング階段の主なメリットを把握しましょう。
- ● おすすめのリビング階段の間取りを、「吹き抜けの有無」で見比べられます。
- ● クレアカーサは、茨城県で「敷地の条件・予算の条件・家族の条件」全てを実現できる快適&省エネな“地震に強い”家づくりを行っています。
目次
リビング階段とは
リビング階段とは、リビングに設置された階段のことを指します。
リビングを通って2階に移動する構造になっているため、家族が自然とリビングに集まりやすい間取りになります。
階段がリビングにあることで、家全体に広がりや一体感を持たせやすく、開放的な空間を演出できるのが特徴です。
リビング階段のデメリットと解決策
リビング階段はおしゃれですが、「デメリットは無いの?」と心配される声も多いです。
そのためここでは、リビング階段で気になるデメリットと解決策についてご紹介します。
空調の効きが良くない
リビングでエアコンなどの冷暖房設備を使用する場合、空気が階段を通じて上下階に流れます。
このため1階のリビングで冷暖房をしても、2階の部屋が均等に温まらないことがあるのです。
特に暖房での暖かい空気は上に逃げやすく、その結果、空調の効きが悪くなる可能性があります。
【解決策】シーリングファンを設置する
リビング階段の空調問題には、シーリングファンがおすすめです。
シーリングファンは室内の空気を循環させるため、冷暖房の効率が向上します。
暖房時には暖かい空気を下に向けて均等に広げ、冷房時には冷たい空気を全体に広げられます。
ただしファンの設置位置やサイズ、風量の調整が重要で、事前に適切な設置と使い方を検討することが必要です。
もし迷ってしまう場合には、メーカーや住宅会社に相談してみましょう。
プライバシー対策が必要
階段を通じて2階にアクセスする構造になるため人の移動が増え、リビング内にいる人が落ち着かない気分になることがあります。
また階段は音の通り道になりやすく、プライベートな会話や音が階段を通じて他の階に漏れやすくなります。
これにより、リビングのプライバシーが低下する可能性があるのです。
【解決策】居室をしっかり区別する
プライバシーを確保するためには、居室をしっかりと区別することが有効な解決策です。
リビング階段の近くには収納や共用スペースを配置して、各個室は離れた場所に割り振るようにしましょう。
また背の高い本棚やスクリーンを利用して、階段からリビング内が見えにくくするのもおすすめです。
リビング階段の間取り事例①吹き抜けあり
ここでは、「吹き抜けあり」のリビング階段の間取り事例についてご紹介します。
【32坪】アイランドキッチンのある3LDK
こちらは、リビング階段と2階の廊下をつなげる形で吹き抜けが作られている間取りです。
2階バルコニーの窓から光が入るため、リビングまで光が届いて明るく開放的な雰囲気になっています。
キッチンをLDKの中心に据えることで、家族とコミュニケーションを取りながら楽しく料理ができます。
【36坪】明るい吹き抜けのある4LDK
こちらは、リビングの一角に1畳分程度の吹き抜けがある間取りです。
スケルトン階段を採用することで、軽やかでナチュラルな雰囲気に仕上がっています。
吹き抜けの面積をコンパクトに抑えることにより、他の居室にスペースを割けるためおすすめです。
【35坪】平屋のロフトを活かした4LDK
平屋には2階部分がありませんが、小屋裏部分にロフトを設けることでスペースを拡充できます。
傾斜天井を活かして梁を見せる構造にすることで、開かれた雰囲気になっているのが特徴です。
こちらの間取りでは階段下収納も設けられており、スペースを有効活用しています。
リビング階段の間取り事例②吹き抜けなし
ここでは、「吹き抜けなし」のリビング階段の間取り事例についてご紹介します。
【37坪】階段が中心の3LDK
こちらはリビングに階段がありますが、特に付随した吹き抜けは設けられていません。
一方でリビングの南側には、別途吹き抜けが配置されています。
リビング階段の吹き抜けだと人の移動が生じてしまうため、より落ち着いた吹き抜け空間にしたい場合にはこちらのパターンがおすすめです。
【30坪】家事動線の良い3LDK
こちらの間取りでは、リビング階段の開口部が最小限に抑えられています。
こうすることで空気の移動が抑制できるため、空調の効きに与える影響も少なくなるのがメリットです。
また階段前の通路から洗濯室、玄関横収納まで一筆書きで行き来できることで、家事の効率もアップする間取りとなっています。
リビング階段がおすすめなケース
ここでは、リビング階段のある間取りがおすすめなケースについてご紹介します。
デッドスペースを無くしたい
廊下に階段を配置すると、その周辺が無駄な通路として使われてしまうことが多いです。
しかしリビングに階段を組み込むことで、スペースの一体感が増して余分なスペースが生まれにくくなります。
リビングと融合するため階段自体が空間の一部として機能しやすく、無駄な隙間や使わないエリアを減らしたい場合におすすめです。
おしゃれなリビングにしたい
リビング階段は家全体のデザインにおいて視覚的なアクセントとなり、インテリアのスタイルを引き立てる効果があります。
例えばアイアンやガラス、木材などの異素材を組み合わせた階段は、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
特に吹き抜けとの組み合わせや、手すり部分を透明なガラスにするなどの工夫を加えるのがおすすめです。
コミュニケーションの取りやすい間取りにしたい
リビング階段は、2階などのプライベートな空間に行く際に必ずリビングを通る構造になります。
これにより、家族が日常的に顔を合わせる機会が増えるのがメリットです。
またリビング階段があると、誰がどのタイミングで家に帰ったかや、家族がどこにいるのかをリビングから確認しやすくなります。
特にお子さまが帰宅した際、リビングを通ることですぐに顔を見られるので自然に声かけがしやすくなります。
茨城・千葉で理想の家をお求めの方はクレアカーサへ相談を
リビング階段は、おしゃれで開放的な間取りにしたい方におすすめです。
また別途階段室を設けるよりもスペースの節約になる場合も多いため、ぜひ取り入れてみてください。
本記事でご紹介した内容を参考に、ぜひ快適なリビング階段を計画してみてはいかがでしょうか?
茨城や千葉で、理想の家をお求めの方は、ぜひクレアカーサにご相談ください。
私たちは建築のプロフェッショナルとして、家づくりに関する豊富な知識と経験を持ち合わせています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
クレアカーサが、「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインをコンセプトに、理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。
オンライン無料相談やショールームでは、家づくりのプロが土地選びや資金計画、間取りの疑問・その他住まいに関するお悩みをうかがいますので、ぜひお気軽にご利用ください。