【30〜40坪】ガレージハウスの間取り例と後悔しないための注意点|平屋でも叶う車と過ごす暮らし
住まいとガレージが一体となったガレージハウス。いつでも車を目にすることができる暮らしは、車好きの方にとって憧れそのものではないでしょうか。
見た目がおしゃれなのはもちろん、利便性も高いガレージハウスですが、いざ間取りを考えるとなるとわからないことも多いもの。そこで今回は、ガレージハウスのメリットデメリットや30〜40坪の間取り例、後悔しないための注意点などまとめてご紹介します。これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・参考にしたいガレージハウスの事例を、坪数もあわせてご紹介しています。
・換気システムや動線など、後悔しないために取り入れたい間取り計画の注意点をまとめました。
目次
ガレージハウスとは
建物の一部分にガレージが組み込まれた家のことを、ガレージハウスといいます。インナーガレージ、ビルトインガレージと呼ばれることもあります。
ガレージハウスは平屋でも建てられる?
狭小地に建てる2階建て、3階建てのイメージが強いガレージハウスですが、平屋でも建てることは可能です。
シンプルな生活動線が魅力の平屋ですが、ガレージを組み込むことで暮らしやすさはさらに向上します。雨や炎天下での車の利用、小さなお子様や高齢者との外出時など、移動や乗り降りに手間取ることもありません。
シャッターのデザインや屋根の形、車と外観のバランスなどにこだわることで、個性的でセンスの良い平屋に仕上げることができます。
【30〜40坪】ガレージハウスの間取り例
ガレージハウスでの暮らしを具体的にイメージできるように、坪数ごとの間取り例を順番にご紹介します。
バイクガレージとロフトのある、子育てを楽しむ住まい
バイクガレージのあるN様邸。玄関の土間からもガレージに出られるので雨の日も濡れる心配がありません。
「以前住んでいたアパートではバイクが雨ざらしになっていたので、リビングからもバイクを眺められる専用のガレージは実現したいものの1つでした。気密性が高く寒い冬も暖かく過ごせるので、光熱費が節約できて嬉しいですね」とお喜びのN様です。
▶︎施工事例:バイクガレージとロフトのある、子育てを楽しむ住まい
ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス
2019年1月モデルハウスとしてオープン。ウチとソトを繋ぎBBQなどを愉しめる木目調のタイル敷きテラス、雨に濡れずに玄関にアクセスできるガレージなどが特長です。
一年中快適な床下冷暖房システム、地震・強風に強い制振システム搭載の高性能なガレージハウスです。
▶︎施工事例:ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス
ガレージハウスの間取りを後悔しないための注意点
ガレージハウスを建てる場合、どういった点に気をつけて間取りを考えると良いのでしょうか。
駐車台数にあわせて間取りを考える
ガレージハウスの間取りを考える際、まずは1台の駐車に必要な広さを確認しておきましょう。車種や大きさによって異なりますが、以下が目安です。
- 普通乗用車…… 幅2.5m×奥行6m
- 小型乗用車…… 幅2.3m×奥行5m
- 軽自動車…… 幅2m×奥行3.6m
- 車いすを使用する場合…… 幅3.5m×奥行6m以上
▶︎参考:国土交通省|駐車場設計・施工指針について
https://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/pdf/19920610tyuusyajou.pdf
こちらの数字を考慮すると、坪別の駐車台数目安は以下のようになります。
- 25坪…… 車1台分
- 30坪…… 車2台分
- 40坪…… 余裕のある車2台分
1台停めるだけなら、30坪あればリビングやダイニングのスペースにゆとりを持たせることができます。
「どんな車を何台停めるのか」「ガレージ部分にはどのくらいの広さが必要なのか」などあらかじめ話し合った上で、間取りを検討していきましょう。
においや騒音が気にならない間取りにする
間取りによっては閉鎖的な空間になるため、車の排気ガスがガレージ内に蔓延したり、室内に流れ込んだりしないように換気システムを整えておきましょう。
- シャッターや出入り口とは反対側に換気扇を設置する
- マフラー付近に排気ダクトを設置する
- 大きめの窓を設置する
などおすすめです。
窓の設置は、換気だけでなく採光やデザイン性の向上にもつながります。排気ガスは健康に悪影響を与えるおそれがあるため、安全に空気を循環できるようにしっかりと設備を整えておくことが大切です。
室内外へのスムーズな動線を考える
車からの動線をイメージした上で、快適に過ごせる動線を考えていきましょう。暮らしやすさを実現するためには、短くスムーズに行き来できる動線がおすすめです。
- 荷物を持って歩ける幅があるか
- キッチンやパントリーに重い荷物をスムーズに運び込むことができるか
- 出入りしやすい場所に扉が設置されているか
など、生活する人みんなが楽になるかどうか検討してみましょう。間取り図を見ながら、実際の生活をイメージしてみるとより自分たちのライフスタイルに合った間取りを実現できます。
駐車台数や車種の変更も考慮しておく
ライフスタイルの変化に合わせて、車の所有台数や車種が変わることも想定した間取りプランを考えましょう。
ガレージハウスは、天井の高さや広さなど容易に変更することができません。
- 夫婦ともに車が必要になり2台分の駐車スペースが必要になった
- 家族が増えて大きな車に買い替えることになった
- 歳を重ね、車いす生活になった
など、その時の状況に合わせて対応できるよう、ある程度広さには余裕を持っておくと安心です。
ガレージハウスを建てる時は耐震性に注意
建物の一部分にガレージを組み込むことで、ガレージハウスは通常の住宅よりも壁や柱が少なくなり、耐震性が下がってしまうというネックがあります。安心安全な生活を送るためにも、耐震性の高い高性能な家づくりをする住宅会社に依頼するようにしましょう。
現在はどこの住宅会社も高性能な家づくりをしますが、耐震性にもレベルがあります。ホームページやカタログを確認し、より納得のいくレベルの耐震性を誇る住宅会社を選ぶと安心です。
クレアカーサがお届けする住宅は、国の定める住宅性能表示制度における主要8項目で最高等級レベルが標準仕様です。
満足のいくガレージハウスの間取りを考えよう
見た目がおしゃれで利便性も高いガレージハウス。事例や注意点を参考にしながら、納得のいく間取り計画を立てていきましょう。
茨城県に家を建てる場合、エリアの知識や土地の状態など、地域に根付いた情報をもとに家づくりを進めることができるかが重要です。クレアカーサでは、地域に根付いた家づくりのポイントをホームページで更新し、無料相談会なども行っていますので、いつでもお気軽にご相談ください。
茨城・千葉でおしゃれな平屋建築を検討中の方は、クレアカーサがご相談を承ります。クレアカーサは「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインで高い評価を得ているハウスメーカーで、予算配分もしっかり把握しながら理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。キッズルーム完備(スタッフがお子さまをお預かりいたします)のショールームで、クレアカーサの家の快適性をご体感下さい。
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