注文住宅を建てる流れと期間の目安・注意点4つ
間取りや予算の検討、打ち合わせ、引っ越し準備などやることがたくさんある家づくり。これから注文住宅を建てるなら、スケジュールを把握した上で、しっかりと計画を立てていくことが大切です。いつ何をすればいいのかがわかっていれば、安心してスムーズに準備を進めていくことができますよね。
そこで今回のコラムでは、注文住宅を建てる流れと期間の目安、おさえておきたい注意点などまとめてご紹介します。これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・注文住宅を建てる流れと期間の目安をまとめました。
・家づくりは、住宅ローンの返済計画や工期の変更など理想の注文住宅を建てる前に知っておきたい注意点を参考にしながら進めていきましょう。
目次
「土地なし」or「土地あり」で変わる準備と流れ
土地があるのかないのかによって、注文住宅を建てる流れは変わります。
「土地なし」の場合
土地がない方は、最寄り駅までの距離や学校、スーパーといった周辺環境、日当たりや地盤の状態、予算などを鑑みて土地探しを進めていきましょう。
土地選びはこれからの暮らしを左右する重要なポイントです。できれば土地探しから家づくりまでトータルでサポートしてくれる住宅会社と共に、計画を進めていくことをおすすめします。
「土地あり」の場合
すでに土地がある方は、建築制限を確認した上で家づくりを進めていきましょう。土地には都市計画法に基づくさまざまな建築制限があり、建ぺい率や容積率、用途制限など、家づくりを進めていく上でおさえておかなければならない決まりがたくさんあります。
制限によっては望み通りの家を建てられない可能性があるため、所有している土地にはどのような家を建てることができるのかまずは調べることが大切です。
注文住宅を建てる流れと期間の目安
それでは、注文住宅が建つまでの流れと期間の目安をご紹介します。
ステップ① プランニングと見積もり(2〜3ヶ月)
・予算の検討
家づくりにどのくらい予算をかけることができるのか、自己資金と住宅ローンで借入できる額を確認しましょう。
2021年度、首都圏で住宅ローンを利用して土地と注文住宅を購入した総費用の相場は5,133万円でした。借入金額はこの額を目安に検討してみましょう。
参考:フラット35利用者調査|住宅金融支援機構
・間取りプランの検討
どんな注文住宅を建てるのか、間取りを考えていきます。プランに落とし込めるよう、理想の暮らしや現在のライフスタイル、希望している間取りなどをまとめておきましょう。
設備やインテリア、動線なども考えながら、暮らしがより快適なものになるよう工夫することで理想の暮らしが実現します。
・建築プランの打ち合わせ
間取りプランがある程度決まったら、次は細かな建築プランを立てていきます。壁紙や床材、使用する設備など細かい部分を決めていきましょう。
インテリアコーディネーターや設計士など、それぞれの分野のプロにアドバイスをもらいながら計画を進めていくと安心です。
・見積もりの検討
見積もりは、予算や建築予定地、間取りや使用する設備をもとに作成していきます。資金計画と比較しながら、どこまで希望を実現できるのか確認しましょう。
世界情勢によって建材の価格が高騰したり、近年の物価上昇により設備が値上がりしたりする可能性があります。余裕を持って予算を組み、見積もりを検討していくことが大切です。
契約〜打ち合わせ(3〜4ヶ月)
見積もりが出来上がったら、工事請負契約(本契約)を締結します。契約書の発注者や請負者の氏名、工事の内容、費用、支払い方法、着工時期、完成時期などを確認した上で契約を交わしていきましょう。
契約後は、さらに細かい部分の打ち合わせをしながら計画を進めていきます。
着工〜竣工(5〜6ヶ月)
・着工
契約を終え、プランの詳細も固まったらいよいよ着工です。
工事を始める前に、これから家を建てる土地の氏神様に土地を利用させてもらう許可を得て、工事が無事に終わるように安全祈願する地鎮祭を執り行います。無事に終えたら工事が始まります。
・竣工(注文住宅が出来上がること)
竣工後、いくつか検査を行います。計画通りに建てられているかどうかを住宅会社の責任者や設計士、担当者が確認し、目視による点検を市区町村や指定確認検査機関のような公的機関が確認します。
ここまでの流れで問題がなければ、無事に引き渡しです。
注文住宅を建てる時の注意点4つ
注文住宅を建てる上で注意すべき点は多々ありますが、流れを確認する中で起きやすい問題についてまとめました。
注意点① 相見積もりを活用する
注文住宅を建てる際、うまく相見積もりを活用しましょう。異なる業者からの見積もりを比較する中で、適切な価格帯を選びやすくなります。さらに、様々な間取りやデザイン、仕様を提案してもらえるため、理想の住まいを実現しやすくなります。
また、平屋が得意、自然素材を使った施工事例が豊富、など住宅会社によって得手不得手があります。対応可能なことや価格の根拠も異なるため、事前に比較しておくと安心です。
注意点② 住宅ローンの返済に無理がないか
注文住宅を建てるために、多くの方が住宅ローンを活用します。このローンの返済額に無理がないか、確認しておきましょう。
せっかく満足のいく家を建てることができたのに、毎月の返済計画に追われてしまっては悲しいもの。費用をかけることでこだわりの家を建てることはできますが、新しい暮らしを心から楽しむためにも余裕のある予算計画を立てていきましょう。
ローンや家にかかる費用など、予算の立て方はご家庭によって異なります。自分たちに合った資金計画を立てていくためには、無料相談を活用するのがおすすめです。
注意点③ 追加費用や工期延長・工期変更に注意
契約締結後にプランを変更する場合、別途費用がかかったり完成時期がずれたりする可能性があります。なるべく変更のないよう、計画を進めていきましょう。
また、台風のような自然災害や原材料が入手困難になるなど、思わぬアクシデントで工期が延長する可能性もあります、引越しや新しい家具の搬入など、工期変更も視野に入れて余裕のあるスケジュールを立てておくことが大切です。
注意点④ 信頼できる住宅会社に依頼する
注文住宅を建てる上で最も大切なことは「住宅会社選び」です。高品質、高性能な家づくりは前提として、信頼できる住宅会社を選ぶようにしましょう。
住宅会社を選ぶ際のポイントはたくさんありますが、特におさえておきたいのは以下の3つです。
⒈ 確かな信頼と実績
ホームページやパンフレット、SNSなどで会社の評判や実績、口コミなどを確認しましょう。特に、過去の施工事例は品質やデザイン性、施工技術の判断材料となります。
見学会などにも足を運び、対応や実際の住宅の雰囲気などを確認するのもおすすめです。
⒉ 希望に合わせた柔軟な対応
住宅会社が提供するプランやオプション、デザインをベースに、希望やニーズに合わせてどのくらいカスタマイズできるのか、アイディアや要望を取り入れてもらえるのかを確認しましょう。
意図を最大限汲み取った上で提案してもらえる間取りプランなら、満足のいく暮らしを実現できるはずです。
⒊ サポートとアフターケアの充実
引渡し後のサポートや、保証期間や修理・保守サービス、定期点検など、注文住宅を建てた後も安心して相談できる体制が整っているかを確認しておきましょう。
家づくりを進めている間だけでなく、何かあった時に迅速かつ丁寧に対応してくれる住宅会社なら安心です。
流れを確認して理想の注文住宅を建てよう
状況によって異なりますが、検討段階から考えると注文住宅を建てるには1〜2年ほど時間がかかります。やるべきことに追われながら家づくりを進めていくのではなく、完成時期や予算など全体を見据えて計画をたて、理想の住まいを実現していきましょう。
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