リビング階段の間取り事例|30〜40坪で叶える吹き抜け天井で開放感のある家づくり
開放感があっておしゃれなリビング階段。多くの注文住宅に取り入れられている人気の間取りで、新居に採用したいという方も増えています。
とはいえ、どんなデザインにすればいいのか、ゆとりある暮らしをするためにはどんな間取りにすればいいのか、わからないことも多いもの。
そこで今回は、リビング階段の間取り事例や間取り計画のポイントをまとめてご紹介します。リビング階段のある家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・リビング内に設置されたリビング階段は、おしゃれでスタイリッシュな印象に仕上げることができます。
・30〜40坪の家づくりを検討している方に参考にしてほしい施工事例をまとめました。
・リビング階段のある家づくりをしたい、間取り計画を立てたい、という方は家づくりのことなら気軽に相談できる無料相談会がおすすめです。
目次
リビング階段とは
リビング内に設置された階段のことを、リビング階段といいます。玄関ホールではなくリビングに階段をつくることで、おしゃれでスタイリッシュな印象に仕上げることができます。
リビング階段の魅力
リビング階段にはたくさんの魅力があります。
リビングが明るく広々とした空間に
リビング階段をつくることで視界が広がり、空間を広く感じることができます。吹き抜けと組み合わせることでさらに開放感が増し、家族みんながのびのびと過ごせます。
限られたスペースを有効活用
階段スペースを別途設ける必要がないので、玄関ホールや廊下スペースを極力削ることができます。リビングやダイニングをゆとりのある居住空間に。
家族と顔を合わせる頻度UP
家族同士、顔を合わせる機会が自然と多くなるリビング階段。外出時や帰宅時など把握しやすく、日常的なコミュニケーションを取りやすくなります。
【30〜40坪】参考にしたいリビング階段の間取り事例
リビング階段を取り入れるなら、まず参考にしたいのが施工事例です。クレアカーサが手がけたリビング階段のある注文住宅を順番にご紹介します。
【30〜35坪】
やわらかな光で彩られたカリフォルニアスタイルの家
1階はなるべく空間を区切らないよう設計。
ソファに寝転がると青空が見えるという吹抜けに、統一感のあるリビング階段を設置しました。リビング内のリモートワークスペースは、インターネットケーブルや収納を多めにプランニングしたことで仕事もはかどるそうです。
▶︎施工事例:やわらかな光で彩られたカリフォルニアスタイルの家
白と黒のコントラストが美しい 吹き抜けのある家
吹き抜けとリビング階段で広がりを感じるLDKを中心に、室内の色味は家電や小物も含めて統一感を意識したこちらのリビング。「日々を慈しむ丁寧な暮らし」をうかがうことができます。
▶︎施工事例:白と黒のコントラストが美しい 吹き抜けのある家
吹抜けのある南欧スタイルのかわいい家
「吹抜けとシーリングファンが夢だった」とおっしゃるM様邸のリビング。リビング階段と吹き抜けがつながる高い位置にある窓から光が差し込み、大好きなインテリアに囲まれたくつろぎの空間に仕上がりました。
【35〜40坪】
暮らしを楽しむ吹抜けリビングの家
ご夫婦ともに好きなネイビーブルーをテーマカラーに、木目と黒をプラスしたK様宅。
「以前住んでいた家では夜階段を怖がっていた娘が、今はリビング内にある階段をおしゃべりしながら上っていきます(笑)。おうちを建てて本当に良かったと思う瞬間は、こんな小さなシーンにもあります」と、お子様を見つめる眼差しに愛情あふれるK様です。
広がりのある空間を叶えるスケルトン階段のある家
ひろびろした明るいLDKはスケルトンのリビングイン階段が印象的な、Y様宅。
「“ここはこうした方が良かったかな?”ということがほとんどありません。 効率よく動ける家事動線やコミュニケーションがとりやすい生活動線など、まさに快適!のひとこと」とおっしゃるY様です。
▶︎施工事例:広がりのある空間を叶えるスケルトン階段のある家
自然素材に囲まれたカフェのような家
まるで南フランスの住宅街に紛れ込んだかのような気持ちになるU様邸。 カフェのようなキッチンの横にあるリビング階段は、ブラックの手すりがいいアクセントになっています。
リビング階段のある間取り計画のポイント
間取り計画を立てていく前に、気をつけておきたいポイントを見てみましょう。
吹き抜けと合わせて開放感アップ
リビング階段と吹き抜けと組み合わせることで、圧迫感のない間取りになります。1階と2階とを自然につなぎ開放感が生まれるのはもちろん、よりデザイン性の高い空間に。
階段の設置場所を工夫する
階段をどこに設置するのかによって、リビングの印象はがらりと変わります。
- ・リビングの真ん中…… 階段が主役となり、インテリアの役割も果たします。独特でおしゃれなリビングに。
- ・リビングの端…… 階段の存在感が際立ちすぎることなく、自然と空間に溶け込むため統一感が生まれます。
あえて目立ちにくい場所に設置することで、限られたスペースを最大限活用できます。リビング全体のバランスを考えながら、設置場所を決めていきましょう。
階段の色やデザインにこだわる
リビングのテイストに合う階段の色やデザインを選ぶことで、統一感のある空間に仕上げることができます。
▶︎施工事例:自分スタイルを追求 機能性とデザイン性を兼ね備えた家
白をベースにしたリビングなら、階段も白を選ぶことで空間に馴染ませることができます。あえてグレーやブラックを選び、メリハリをつけるのもおしゃれですね。
また、リビング階段には、踏み板と骨組みだけで構成されたスケルトン階段、階段の下部分を覆うようにつくられた箱型階段など様々な種類があります。色同様、空間のアクセントにしたいのか、自然に馴染ませたいのかを検討した上で決めていくのがおすすめです。
安全性に配慮する
おしゃれで使い勝手の良いリビング階段ですが、デザインによっては注意が必要です。
- 手すりがないと滑って転んでしまう
- 階段の隙間から小さなお子様が落下してしまう
- 階段の上から落とした物が下にいる人に当たって怪我をする
など危険を伴う可能性があります。
特に、小さなお子様やご年配の方がいらっしゃるご家庭、ペットを飼っていらっしゃるご家庭は思わぬ事故につながりやすくなります。デザイン性だけでなく、安全面にも配慮して間取りを考えていきましょう。
リビング階段の間取り計画で気をつけたいこと
リビング階段にはたくさんの魅力がありますが、一方でデメリットもあります。デメリットと対策を把握した上で、計画を立てていきましょう。
冷暖房効率を考えて断熱性の高い家を建てる
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすい性質を持ちます。そのため、冬は暖かい空気が階段を伝って上にのぼり、リビングが冷えやすくなります。また、広く開放感があることで、空調の効きにくさが気になることも。
室温を一定に保つためには、住まいの断熱性を上げておく必要があります。一年を通して快適な室温を保つことができるよう、断熱性、気密性の高い家づくりをする住宅会社に依頼するのがおすすめです。
音や匂いが伝わりやすいことを考慮して仕切りや扉を設置する
リビング階段を設置することで、音や匂いが伝わりやすくなります。集中して勉強している時にテレビの音や会話が聞こえてきたり、睡眠時にご飯や油の匂いが伝わってきたりすると、ストレスになる可能性があります。
階段を上がった部分に扉を設置しておく、防音対策をする、匂いが広がらないように性能の高い換気システムを整える、など工夫しましょう。
プライバシーを確保しづらいことを想定して必要かどうかを判断する
リビング階段には家族間のコミュニケーションをとりやすくする魅力がありますが、一方でプライバシーを確保しづらいというデメリットもあります。
「リビングでくつろいでいる時にお子様のお友だちと顔を合わせてしまう」「お客様に2階部分が見られてしまう」「外出時に気を遣う」など日々積み重なっていくとストレスに感じることも。
パーテーションなどで目隠しをする、2階部分が見えにくい間取りにする、など考慮することが大切です。
リビング階段のあるおしゃれな間取りを叶えよう!
おしゃれで開放感のあるリビング階段は、限られた面積でも広々と感じることができる間取りを実現できます。事例を参考にしながら、こだわりの家づくりを進めていきましょう。
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