リビングの間取りはどうする?失敗しないためのポイント5つとレイアウト術・注文住宅の施工事例
家族みんなが長時間過ごすリビング。どんな間取りにするのかによって住み心地は大きく変わります。とても大切な場所だからこそ、間取りやレイアウトにこだわって自分たちにぴったりな快適な空間にしたいですよね。とはいえ、初めての家づくりではどんな工夫をすればいいのか、注意点はあるのか、わからないことも多いもの。
そこで今回のコラムでは、リビングの間取りを考える上で大切なポイントやおすすめのレイアウト術、施工事例をまとめてご紹介します。初めての間取り計画にぜひお役立てください。
コラムのポイント
・家具の配置やスペースの確保など、リビングの間取りを失敗しないために知っておきたいポイントを5つまとめました。
・ポイントや施工事例を参考にしながら、どんな住まいにしたいのかをしっかり話し合った上で信頼できる住宅会社と家づくりを進めていきましょう。
居心地の良さを大きく左右するリビングの間取り
家族みんなが集まって、おしゃべりをしたりおやつを食べたりしながらのんびりと過ごすリビング。他の部屋に比べて長い時間を過ごす場所だからこそ、心地よい空間にしたいですよね。
リビングの居心地が良ければ、家族間のコミュニケーションをとりやすく、笑顔あふれる時間を過ごすことができます。リラックスして過ごす場所があることで、蓄積した疲労回復にもつながるでしょう。
▶︎施工事例:大好きなインテリアに囲まれた アメリカンスタイルの平屋
リビングの居心地の良さは、人生の満足度に直結します。豊かな日常生活を送るためにも、ポイントをおさえて間取り計画を立てていきましょう。
リビングの間取りを失敗しないためのポイント5つ
住まいが完成してから「失敗した……」と後悔するのは避けたいもの。リビングの間取りを考えていく上で大切なポイントを、まずはおさえておきましょう。
リビングでの過ごし方とこだわりを家族で話し合う
リビングでどのように過ごすのか、どこにこだわりたいのか、間取りを考える前にご家族でしっかりと話し合いましょう。
- 開放感のあるリビングでゆっくりしたい
- 大きな窓のある明るい空間にしたい
- 壁紙や床材にこだわったおしゃれな空間にしたい
など、あらかじめ話し合っておくことで、納得のいく形に仕上げることができます。人それぞれこだわりたい部分は異なるため、予算も考慮しながら理想像と完成像をすり合わせていくことが大切です。
あらかじめ家具の配置を考えておく
現在お持ちの家具を新居でも使用する場合や新しく購入する場合は、どういった配置にするのかをあらかじめ考えておきましょう。家具の大きさによって、最適なリビングの広さや配置が変わってきます。他にも、
- 扉を開閉する向き
- コンセントの位置
- 照明の設置場所
- 窓の大きさと位置
なども変わってくるため、早めに間取りに反映させておくことが大切です。
テイストや素材感など、リビング全体の統一感を出したい場合は新居に合わせて造作家具をつくることも検討してみましょう。
十分なスペースを確保する
4人家族の場合、リビングの広さの目安は16~24畳といわれています。広さの感じ方は人それぞれですが、ゆったりと居心地の良い空間にしたい場合は、20畳以上は確保するようにしましょう。
広々としたリビングにしたつもりでも、家具を置いたり生活用品を置いたりしていくと想像以上に狭く感じてしまう可能性があります。余裕のある間取り計画を立てていくことが大切です。
十分なスペース確保が難しい場合は、床材や壁紙の色を明るくする、スキップフロアや吹き抜けを採用して空間にメリハリをつくる、など視覚的な広さを感じやすいようにするのがおすすめです。
生活動線・家事動線を意識する
家づくりを進める上で意識したいポイントが、生活動線と家事動線です。
生活動線…… 家の中を人が移動するルートを線で示したもの
家事動線…… 家事をする時の人の動きを線で示したもの
この2つの動線はとても重要で、意識して間取りを考えないと「使い勝手が悪い」「移動が不便」といったストレスを抱えてしまう可能性があります。
リビング内で過ごす様子をできるだけ具体的にイメージして、移動距離を短く、時間と手間を省けるように間取りを考えてみましょう。
来客時も困らないように間取りを考える
間取りを考える時に悩まされるのが、来客への配慮です。あまり人を呼ばないから大丈夫……と思っていても、家庭訪問や親族の集まり、子どもの友人家族との食事会などお客様が訪れるタイミングは幾度となくやってきます。開放感のある広々としたリビングは魅力的ですが、全て見渡せる状態は避けたいもの。
- 収納や飾り棚で視線を遮る
- 来客の目に入りにくい位置にキッチンを設ける
など、来客時に慌てないような間取りも検討しましょう。
家族の暮らしやすさを優先する場合、来客を想定した間取りは必要ないかもしれません。長い目で見て、後のストレスを軽減したい場合は可能な限り採用しておくことをおすすめします。
おしゃれなリビングのレイアウト術と施工事例
それでは、クレアカーサが手がけたおしゃれなリビングの施工事例を順番にご紹介します。
① 大屋根が美しいペールブルーのアメリカンハウス
アメリカンハウスやサーファーズハウスで定番のラップサイディング+カバードポーチ。リビングの窓を全開にすれば大空間が広がる、アメリカ映画に出てくるようなT様邸。
「普通とはちょっと違うものがほしい」とリビングの壁に施した古材。つまみ状の操作レバーでon-offを切り替えるトグルスイッチ。毎日の生活に彩りを与えてくれる「好きなモノ・好きな空間」を大切にしていらっしゃいます。
空間を広々と贅沢に使うレイアウトなら、一つひとつの家具が主張しすぎることなく空間に馴染んでゆとりが生まれますね。
② 大人かっこいい シンプルスタイルの家
黒を基調としたシンプルでシックなS様邸。家とのバランスを考えたアプローチと門柱も素敵です。
天井を高くした広々リビングには小上がりの畳コーナーを隣接。お部屋に立体感が生まれてメリハリがあり、来客時にも便利な空間です。
和空間とモダンな空間が同居した、おしゃれなレイアウトに仕上がりました。
③ ビーチハウスのように海沿いの雰囲気が似合う家
「海沿いにあるビーチハウスのような家にしたかった」というI様邸は、ガルバリウムと木の質感のコントラストが美しいお住まい。
WTWやロンハーマンなどの世界観が好きだとおっしゃるI様ご夫妻。折り上げのある天井やキッチン前の腰壁は天然木の板張りで仕上げ、キッチン壁面には白のタイルを。マリンテイストの照明も加わり、爽やかなカリフォルニアスタイルに仕上がっています。
建材と家具、両方に使用する素材と色味にこだわることで、統一感が生まれすっきりとしたレイアウトが実現しました。
④ 「うち」と「そと」が繋がる、アウトドアリビングのある住まい
「リビングの大きな窓から続くウッドデッキにはベンチが付いていて、とても気に入っています。」とおっしゃるW様。
ソファでくつろぎながら、ウッドデッキの先に続く外の景色を眺めることができるレイアウトにしました。実際のリビングよりも広々と感じる空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
「キッチンに隣接した「ワーク&カフェスペース」は使い勝手が良くて便利ですね」 と暮らしや趣味をとことん楽しむ姿が印象的です。
⑤ アイランドキッチンのあるネイビーブルーの家
ネイビーのガルバリウムをベースにレッドシダーでアクセントを付けた、ナチュラルで清涼感のある佇まいのこちらのお家。
梁を見せたリビングにはくつろぎの小上がり畳スペースをプラス。より広がりを感じることができるレイアウトに。
「キッチンに立つとリビング全体が見渡せ、おしゃべりしながら家事ができるのが嬉しいです。2階のフリースペースは日当たりが良く部屋干しに最適。休日や家事の合間に本を読んでくつろぐこともあります」と、こだわりが詰まっています。
開放感がありゆとりあるリビングをつくるなら……
居心地の良い間取りを実現できるかどうかは、自分たちのライフスタイルや希望する暮らし、優先順位を理解できているかどうかによって変わります。どんな住まいにしたいのかをしっかり話し合った上で、信頼できる住宅会社と家づくりを進めていきましょう。
茨城県に家を建てる場合、エリアの知識や土地の状態など、地域に根付いた情報をもとに家づくりを進めることができるかが重要です。クレアカーサでは、地域に根付いた家づくりのポイントをホームページで更新し、無料相談会なども行っていますので、いつでもお気軽にご相談ください。
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