平屋の間取り実例【40坪〜50坪】|2階建てとの比較、コスト、土地サイズなど解説
平屋の間取りを考える際に、マンションの間取りを参考にする方が多いと思います。
ただしマンションはコンパクト化が進んでいるため、40坪〜50坪の大型住宅を検討中の場合は「参考になる間取りが無い」とお悩みではないでしょうか。また見積りが予想以上の金額だった場合に、「2階建てにすればコストを抑えられる?」と悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は平屋建築の施工実績が豊富なクレアカーサが、40坪〜50坪の平屋について詳しく解説します。2階建てと比較しながら間取り実例・建築コスト・土地サイズ・外観を紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
- 平屋・2階建てどちらにもメリット・デメリットがある。ご家族にとって最適な選択をするのが大切
- 床面積40坪〜50坪の平屋は、間取りの自由度が高い
- 大型住宅にはメリット・デメリットがあるため、家族構成やライフスタイルの変化を考えながら床面積を決めるのが大切
目次
平屋とは|メリット・デメリット
平屋とは、1階建ての家のことです。「ワンフロアにすべての住宅機能を詰め込む」というイメージがありますが、実はロフトやスキップフロアを採用し、ワンフロアに限らない空間づくりが可能です。
平屋は、東日本大震災以降に建築数が増加しています。一般的に「地震に強い構造」であることはもちろん、以下のようなメリットが注目されています。
平屋のメリット |
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一方で以下のようなデメリットがあり、すべてのご家族にとって平屋がベストな選択肢になるとは限りません。予算・ご家族構成・ライフスタイルなどを総合的に考えて、平屋or2階建てを考えるのがおすすめです。
平屋のデメリット |
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平屋・2階建てどちらにもメリット・デメリットがあります。ぜひ信頼できるハウスメーカーと協力しながら、ご家族にとって最適な建築プランを組み立てて頂けると幸いです。
建築プランを組み立てる中で一番迷うのは「間取り」ではないでしょうか。次に床面積40坪〜50坪の平屋・2階建ての間取りを紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
床面積40坪〜50坪の間取り実例|平屋と2階建てを比較
40坪〜45坪、45坪〜50坪に分けて、平屋・2階建ての間取りを比較してみましょう。建物の本体価格、土地サイズ、外観などのデザインも詳しく紹介します。
40坪〜45坪の間取り実例
こちらは【延床面積40.58坪、5LDK+WIC、本体価格2,450万円(税込)】の平屋です。LDKと洗面・浴室が直結した家事動線の良い間取りで、ご家族それぞれの個室の他に、客間として活用できる和室も確保しています。
※「WIC」とは、ウォークインクローゼットの略です。
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次に、40坪〜45坪の2階建て間取り実例です。【延床面積40.53坪、2LDK+WIC+ペットスペース、本体価格2,590万円(税込)】となっています。
平屋の間取りと比較して部屋数が少ないのは、階段や吹き抜けスペースを確保しているためです。ただしペットスペース・収納・フリースペースを十分に確保している点から、ご家族のライフスタイルに合う暮らしやすい間取りとなっていると言えます。
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次に両者の外観をチェックしながら、土地サイズも比較しましょう。平屋の敷地面積は210.66坪、2階建ての敷地面積は161.06坪です。どちらも土地サイズがとても大きいため、駐車場・庭に十分なスペースを確保しています。
平屋の外観はナチュラルテイスト、2階建ての外観はモダンテイストですね。「平屋=コンパクトな外観になりがち」というイメージがあると思いますが、どちらも内部の悠々とした空間をイメージできる、ダイナミックなデザインです。
〈関連ページ〉平屋:薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス
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マイホーム建築時に確保できる土地面積は、ご家庭によってさまざまです。平屋は土地の面積・形状に間取りを左右されがちですが、2階建ては縦に空間を広げられるという特徴がある点を覚えておきましょう。
また前述したとおり「2階建てよりも平屋の建築費用が高い」と考えるのが一般的ではありますが、実際の費用は設計プランによって違います。ハウスメーカーに予算を明確に伝え、予算配分を調整しながら慎重に設計プランを組み立てるのが大切です。
45坪〜50坪の間取り実例
次に、さらに床面積が大きい45坪〜50坪の間取り実例を紹介します。
こちらは【延床面積46.88坪、3LDK+集中クローゼット+2WIC+ガレージ、本体価格非公開】の平屋です。LDKを挟んで、ご夫婦とお子さまのスペースを明確に分ける間取りとなっています。各部屋に大型のクローゼットを確保しているほか、ご夫婦のプライベートスペースにシャワー室を設置しているため、2世帯での暮らしにも対応できます。
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次に47.19坪の2階建てです。間取り・建物本体価格は非公開なのですが、和のテイストを楽しめるゆったりとした空間使いを紹介します。
玄関から居室へ続く廊下には、旅館のような石畳を施しています。上品でありながら遊び心を持った空間づくりを楽しんでいますね。
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LDKの吹き抜けや天井に無垢材を採用し、木のぬくもりを感じる空間です。
〈関連ページ〉あったか「和」スタイルの家
こちらはセカンドリビングのある寝室で、プライベートな時間をゆっくり過ごせます。
〈関連ページ〉あったか「和」スタイルの家
次に、外観をチェックしながら土地サイズを比較してみましょう。平屋の敷地面積は142.41坪、2階建ての敷地面積は89.80坪です。どちらも外構(庭、塀、門など)に十分なスペースがあり、高級感のあるデザインです。
〈関連ページ〉平屋:波と共に暮らす 平屋のサーファーズハウス
〈関連ページ〉2階建て:あったか「和」スタイルの家
外構のために必要な面積はご家族のライフスタイルや好みによって違いますが、敷地をフル活用するために建物と外構のバランスを考えるのが大切です。「平屋・2階建てどちらがいいの?」と迷ったら、ぜひ外構に必要な面積も判断材料に加えて下さい。
今回紹介したほかにも、おしゃれな平屋の施工実例が多数あります。ぜひチェックして下さい。
施工事例
床面積40〜50坪は大型住宅。メリット・デメリットを解説
コンパクトな住宅の需要が増加している中で、床面積40坪〜50坪の家は大型住宅といえます。大型住宅ならではのメリット・デメリットがあるため、確認しましょう。
大型住宅のメリット
大型住宅のメリットは、以下のとおりです。
大型住宅のメリット |
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「面積が大きいと、空間を使う際の自由度が高い」という点は言うまでもありません。リフォーム時にも自由度が高いため、「お子さまの誕生で部屋数を増やす」、「2世帯同居のためにリフォーム」といった場面でも、プランを考えやすい点が魅力です。
大型住宅のデメリット
大型住宅のデメリットは、以下のとおりです。
大型住宅のデメリット |
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大型住宅を建築する際には、新築時に必要な費用だけではなくランニングコストも考えるのが大切です。電気代など毎月必要な費用のほか、修理や交換時の費用もイメージしておきましょう。
ただし費用以外のデメリットに関しては、設計プランによって解消可能です。平屋建築の経験が豊富なハウスメーカーを選び、ぜひ快適なマイホームを実現して下さい。
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茨城・千葉で大型住宅をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
大型住宅の固定資産税について
固定資産税とは、1月1日時点で土地・建物を所有している人に課される地方税です。マイホームを新築した場合に、床面積が約36.3坪(120㎡)までの部分については、以下の特例で固定資産税が安くなります。
新築住宅に対する減税の特例(床面積120㎡まで) |
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マイホームを新築した次の年〜3年間、固定資産税額が1/2となる。 |
床面積40〜50坪の住宅を建築する場合は、約36.3坪以上の面積の部分に対して上記の特例を受けられないことを覚えておきましょう。
まとめ
40坪〜50坪の平屋・2階建て実例を比較しながら、大型住宅を検討するうえで知っておくべきメリット・デメリット等を確認してきました。床面積が大きい住宅は、狭小住宅よりも間取りの自由度が高いのが一般的です。ご家族それぞれが快適に過ごせるマイホームとなるよう、今回の情報を参考にして頂けると幸いです。
また平屋建築に関しては、ハウスメーカーの得意・不得意が明確に分かれます。ハウスメーカー選びによっては想定外の高額な見積りになる可能性があるため、ぜひ平屋の施工実績が豊富なハウスメーカーを選んで下さい。
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※無料でカタログをご請求頂けます。またお問い合わせ後に、いきなり訪問をしたり電話をしたりすることはありませんので、ご安心下さい。