ガルバリウム外壁・屋根のおしゃれな平屋実例|ガルバのメリット・デメリットも解説
外壁や屋根にガルバリウムを使った、おしゃれな家が増えています。「サイディングの外壁や瓦の屋根よりも、ガルバリムのデザインが好き」という方も多いのではないでしょうか。一方で「無機質なイメージがある」、「安っぽく見えるかな」など、ガルバリウムを採用するか迷っている方もいらしゃると思います。
そこで今回はガルバリウムを外壁や屋根に採用した家の施工実績が豊富なクレアカーサが、ガルバリウムについてわかりやすく解説します。おしゃれな施工実例を見ながら、マイホームにガルバリウムを採用して大丈夫かを判断できるようになりましょう。
- ガルバリウムで個性的でおしゃれな家づくりができる
- ガルバリウムはメリットが多い素材だが、デメリットもある
- ガルバリウムを製造しているメーカーや各商品の機能を確認し、比較して検討するのがおすすめ
施工事例
目次
ガルバリウム外壁・屋根のおしゃれな平屋実例|色別に紹介
白のガルバリウム
まずは、比較的珍しいイメージがある白のガルバリウムを採用した平屋です。スッキリと清潔感がありますね。
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ガルバリウムは耐久性が高い素材ですが、濃い色の場合は年月とともに色あせが目立つようになります。白なら色あせの影響をあまり感じませんし、定期的に水で掃除をするとキレイな状態を保ちやすくなります。
黒のガルバリウム+木材
こちらは、黒のガルバリウムを採用した堂々たる外観の平屋です。木材と組み合わせることで、クラシックな雰囲気がプラスされますね。
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ちなみにガルバリウムと木材の組み合わせは、木材の種類によっても印象が変化します。こちらはウエスタンレッドシダーで、独特の木目が美しく経年変化も楽しめます。またウエスタンレッドシダーはヒノキ科で、ヒノキ独特の香りがお好きな方も多いのではないでしょうか。収縮率が低いという特性もあるため、木材を外壁に採用する際に思い出して頂けると幸いです。
青のガルバリウム+左官仕上げの塗り壁+木材
こちらは左右が青のガルバリウム、中心が左官仕上げの塗り壁の外観です。木材も加わり、ナチュラルモダンな外観となっています。
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空へのびるダイナミックな片流れ屋根が印象的ですね。ガルバリウムは「鉄」なので近代的な印象ですが、自然素材とのバランスを整えることでナチュラルな雰囲気を演出できます。
またガルバリウムは色のバリエーションが豊富で、こちらはネイビーのガルバリウムを採用しています。正面から見て最初に目に入る部分は自然素材、屋根とつながる部分は鉄の素材というバランスの、ナチュラルアメリカンな平屋です。屋根から伸びている可愛い煙突が、ご家族の温かな暮らしを物語っていますね。
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ガルバリウムの色別に、平屋の外観実例を紹介してきました。ガルバリウムは、色によって印象が全く違います。また紹介したように左官仕上げの塗り壁や木材との組み合わせで、世界に1つだけのデザインをつくりあげることも可能です。
ガルバリウムは色や柄のバリエーションが増えていますし、外壁や屋根として採用するのに最適なメリットが複数あります。次のガルバリウムの特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説するので、「ガルバリムってどうなの?」と疑問をお持ちの方はぜひチェックして下さい。
ガルバリウムとは?メリット・デメリットを解説
ガルバリウムという素材の特徴と、ガルバリウムを外壁や屋根に採用する際のメリット・デメリットを確認しましょう。
ガルバリウムとは?
ガルバリウムは、アルミを中心として亜鉛、シリコンを組み合わせた素材(いわゆる「合金」というものです)です。家の外壁や屋根によく使われるのは「ガルバリウム鋼板」で、ガルバリウムにメッキ加工をしたものとなります。
亜鉛は鉄のサビ等を防止する性質があってメッキの劣化を防ぐのですが、時間が経つと溶けてしまいます。ガルバリウム鋼板には「亜鉛が溶けた部分をアルミがうまくカバーするため耐久性が高い」という特長があり、建築部材はもちろん、さまざまな製品に活用されています。
家の外壁や屋根にガルバリウムを採用するメリット・デメリット
家の外壁や屋根にガルバリウムを採用すると、以下のメリットがあります。
ガルバリウムのメリット |
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・耐久性が高い(一般的に30年ほどと言われています)
・軽い(屋根に採用すると「家に負荷をかけにくい」という点から耐震性の高さにつながる) ・断熱性が高い(室内の快適性につながる) ・遮音性が高い(雨音も室内に響きにくい) ・汚れがつきにくく、落ちやすい(自分で水洗いもできる) ・再利用できる(スクラップして再利用できるため、SDGsにも配慮できる) |
ただし、ガルバリウムならではのデメリットもあります。
ガルバリウムのデメリット |
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・他の建築部材と比べてコストが高い場合がある
・サイディングと比べるとデザインが少ない ・比較的新しい素材なので、経験豊富な施工者が少ない |
デメリットがゼロの素材は無いのですが、ガルバリウムはデザインと使い勝手のバランスが良い素材だと言えます。「ガルバリウムの見た目が好き」、「メンテナンスしやすく長く使える素材を採用したい」という方は、デメリットが気にならないのではないでしょうか。
また「経験豊富な施工者が少ない」という点については、依頼を検討している業者の施工事例をチェックしてみて下さい。ガルバリウムを採用した事例が多ければ、「経験豊富な施工者とつながりがある可能性が高い」と判断できます。
茨城、千葉でガルバリウムの採用をご検討中の方は、クレアカーサがご希望を伺います。実例で紹介した他にも数多くの施工実績がありますので、気軽にお問い合わせ下さい。
〈問い合わせ〉
ガルバリウムのメーカー、商品ごとの機能性を確認
数多くのメーカーがガルバリウムを製造しています。それぞれデザインや保証内容が違うので、ガルバリウムを採用する際は複数のメーカーをチェックするのがおすすめです。
ガルバリウムのメーカー |
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・日鉄鋼板
・アイジー工業 ・YKKAP ・ニチハ ・旭トステム外装 ・ケイミュー など |
また商品によって機能性も違うため、複数の商品の機能性も比較してみるのがおすすめです。お住まいの地域の気候、マイホームの建築予算などに合わせて、最適な機能を持つガルバリウムを選びましょう。
ガルバリウムの機能例 |
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・断熱材と一体型のガルバリウム(断熱性だけでなく、遮音性も高い)
・酸性雨や紫外線にも強い塗装 ・セルフクリーニング など |
まとめ
外壁や屋根にガルバリウムを採用したおしゃれな平屋実例を中心に、ガルバリウムについて詳しく解説してきました。ガルバリウムは鉄なので工業的で無機質なデザインをイメージする方も多いかもしれませんが、実は様々な色・デザインの商品があります。また木材のような自然素材との組み合わせで個性的&おしゃれな外観を実現できます。
サイディングと比較したときに施工費用が高めというデメリットがあるものの、耐久期間やメンテナンスの手間が少ない点を考慮すると、長期的に考えてコストパフォーマンスが良い素材だと言えます。マイホームの外壁にどんな素材を採用するか迷っている方は、ぜひガルバリウムも検討してみて下さい。
茨城、千葉でマイホーム建築を検討中の方は、クレアカーサがご相談を承ります。ご家族の暮らしを長期的な視点で考えたプランを提案いたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインで高い評価を得ているクレアカーサと、理想通りの家づくりを実現させましょう!