庭キャンプは意外と危ない|安全&ご近所に配慮した庭キャンプの楽しみ方、注意点

庭キャンプ

庭キャンプはリラックスして楽しめるイメージですが、「住宅街で屋外に寝ても大丈夫?」といった不安もあるのではないでしょうか。実際にご近所トラブル、キャンプアイテムの盗難など、庭キャンプには危ない面もあります。

 

そこで今回はアウトドア好きな方のための家づくりが得意なクレアカーサが、安全に庭キャンプを楽しむ方法を紹介します。家にいながらにして素敵なアウトドア時間を楽しむために、ぜひ最後までご覧下さい。

 

コラムのポイント
  • 庭キャンプはリラックスできるけど、意外と危ない面もある。防犯やご近所トラブルに注意
  • 庭キャンプの注意点は主に5つ。トラブルを避ける対策を要チェック
  • 庭キャンプをより充実させるために、おしゃれで便利なアイテムを使うのがおすすめ

 

庭キャンプは意外と危ない|防犯、ご近所トラブルに注意

庭キャンプの危険性

キャンプ場に訪れる人の目的は、キャンプを楽しむことです。庭キャンプの場合は「ご近所や通りかかる人が普段どおりの生活をしている」という意識を、忘れないようにしましょう。

 

まずは庭キャンプが原因でおきた実際のトラブルを、確認しておきましょう。

 

防犯対策:しっかり目隠しをしながらの庭キャンプがベスト

キャンプ場では、貴重品から目を離さないように注意しますよね。でも庭だと気が緩みがちです。以下のようなトラブルが考えられるので、十分に注意しましょう。

  • 居空き(住人がいる家に泥棒が入ること)
  • 庭から目を話したスキに起こるキャンプアイテムの盗難

 

このようなトラブルには、事前準備&キャンプ中も気を抜かないことで対策できます。

  • 人が出入りする場所を1箇所に決めて、ご家族の目が届かない場所の鍵は締める(玄関、窓など)
  • 就寝中の安全確保策として、センサーライトや防犯ブザーを準備
  • 道路から庭や家の中が丸見えにならないよう、目隠しをする※

※目隠しアイテム等のおうちキャンプに役立つアイテムを、後ほどまとめて紹介します

 

庭キャンプに不安がある場合は、室内でキャンプをするという方法もあります。

〈関連ページ〉おうちキャンプを室内で|リビングでキャンプ気分♪のインテリア、テント、料理など紹介

 

ご近所への配慮:過去には庭キャンプが原因のトラブルも…

庭キャンプの口コミを調べると、「においや音が迷惑」という声が多くありました。また過去には、庭でバーベキュー中の男性が近所の住人とトラブルになるという事件も起きています。

 

特に住宅が密集している地域では、考え方やライフスタイルが違う多くの人が周囲で暮らしていることに十分配慮しましょう。

 

火の取り扱い:おうちキャンプでは要チェック

庭での野焼きは、法律で禁止されています※。枯れ木や落ち葉での焚き火はやめましょう。法律には「軽微なものは焼いてもいい」という文言もあるのですが、住宅地では小さな火種が大きな火事になる可能性や後始末まで考えるのが大切です。バーベキューをする際にも、火の取り扱いには十分に注意して下さい。

※廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第十六条の二

 

次に紹介した3つのトラブルを念頭に起きながら、庭キャンプの注意点と楽しい過ごし方を紹介します。

 

庭キャンプのための5つの注意点&安全で楽しい過ごし方

楽しい庭キャンプ

安全な庭キャンプのために知っておくべき注意点は、5つです。庭キャンプならではの楽しみ方も紹介するので、ぜひチェックしてください。

 

【料理】におい、煙に注意

屋外での料理はキャンプの醍醐味ですが、近所で洗濯物や布団を干している方がいるかもしれません。においや煙が多く出る料理は、家の中でするのがおすすめです。フタつきのホットプレートを使う等、アウトドア気分を味わえてご近所に影響の無い調理法を検討してみて下さい。

 

【音】音楽、話し声に注意

「屋外にいる」という開放感から場が盛り上がることもありますが、庭キャンプでは基本的に大きな声や音を出さないのがおすすめです。近隣に違ったライフスタイルで暮らしている方がいる可能性を考えて、日中も非日常の大きな音を出さないように配慮しましょう。

 

また閑静な住宅街では、夜になると屋外から聞こえるささいな音も気になるものです。静かな過ごし方を考えてみてください。

  • イヤホンをつけて映画鑑賞
  • 読書 など

 

【人数】大人数&長時間での開催に注意

ご近所さんの中には、「近隣の家の庭にたくさんの人がいて音が聞こえる&いつ終わるかわからない」という状況にストレスを感じる方もいらっしゃると思います。

 

庭の広さや隣接する家との距離にもよりますが、来客が多い場合は、全員に対して声のボリュームを抑えるようにアナウンスしましょう。また路上駐車が、近隣の方の通行を妨げないように注意するのも大切です。大人数&長時間での開催になるときは、夕方に庭キャンプの道具を撤収して室内に入りましょう。

 

【テントやタープの固定】突然の風に注意

庭の地面がコンクリートや砂利の場合は、テントやタープをしっかり固定するのが難しいと思います。テントやタープは風で飛びやすすいため、安全に設営できる方法を考えましょう。

  • テントの室内(四隅)に重いものを置いておく
  • 塀に固定する など

 

テントやタープは、風で驚くほど遠くまで飛ぶことがあります。他の家まで飛んでいって車や住宅設備などを破損したら、損害賠償が必要になるかもしれません…十分に注意して下さい。

 

【ゴミ】細かいゴミに注意

キャンプで細かいゴミが出るのは避けられません。特に食べこぼしは虫やネズミが発生する原因になるため、しっかり片付けましょう。またビニール袋のように軽くて小さいものは、風でいつの間にかご近所に飛んでいきます。ゴミを確実に片付けられるよう、参加者全員に声かけをしておくのがおすすめです。

 

庭以外の場所でのキャンプについても、紹介しています。

〈関連ページ〉自宅の屋上、ガレージなどでキャンプ場気分♪おしゃれなグッズ、注意点など紹介

 

庭キャンプが充実♪おしゃれなアイテムを紹介

おしゃれなキャンプ

最後に、庭キャンプを楽しむためのおしゃれなアイテムも紹介します。ホームセンター、100円ショップなどで手軽に手に入るアイテムがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。

 

【防犯対策にもなる目隠しアイテム】

庭キャンプの目隠しとして、以下のようなアイテムが便利です。ネット通販なら、たくさんのアイテムを一度にチェックできますよ♪

  • アウトドアスクリーン
  • ウィンドスクリーン
  • タープに取り付け可能のサイドウォール

 

【調理アイテム】

庭キャンプでバーベキューをするなら、煙やにおいが少ないタイプの炭を使うという方法があります。さらに以下のようなアイテムなら、ご近所への影響を最小限にできます。

  • 炉端焼き器(肉汁などを受け止めるトレーに水を入れて使うタイプは、煙やにおいが出にくい)
  • 減煙、無煙のグリル
  • 無煙のバーベキューコンロ

 

【飾り】

キャンプ気分を盛り上げるために、おしゃれな飾りをするのもいいですね。キャンプにピッタリのおしゃれなアイテムを紹介します。

  • フラッグ(100円ショップでもさまざまなデザインのフラッグが手に入ります)
  • ランタン
  • ワイヤーライト

 

まとめ

 

庭キャンプの危険性を確認した上で、ご近所への配慮点等を紹介してきました。今回の情報を参考に、安全で快適な庭キャンプを楽しんで頂けると幸いです。

 

また庭でアウトドアの遊びを楽しみたい場合は、ライフスタイルに合う舗装、植栽の位置、スペースの確保などを考えて外構(庭、塀など)をデザインするのが大切です。庭があるマイホームを建築する際は、ぜひ家と外構をトータルデザインできるハウスメーカーを選んでください。

 

クレアカーサは、外構デザインで複数の受賞歴があるハウスメーカーです。予算配分をしながら家の「ウチ+ソト+ニワ」をトータルデザインする家づくりが好評なので、室内でも庭でも思いっきり楽しめるマイホームをご希望の方は、ぜひ施工事例をチェックしてみてください。

 

クレアカーサでは無料相談会を実施しております。土地探し、ローン選び方など、家づくりの不安や疑問を丁寧に解決いたします。

〈関連ページ〉ほぼ毎日、「無料相談会」実施中

また、無料でカタログをご請求頂けます。予算が限られているけど、こだわりのマイホームを手に入れたいとご希望の方にご活用頂けるプランがございますので、お気軽にお問い合わせ下さい

 

監修者情報 クレアカーサコラム編集部

クレアカーサコラム編集部

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住宅業界の専門性について

免許登録
  • 建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特-5)第29052号 国土交通省
    宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、茨城県木造住宅耐震診断士ほか
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞 ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞 ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等