ハウスメーカー解説|かっこいいアメリカンガレージハウスの実例、費用、注意点など
- ガレージハウスは家の中に車庫があるだけではない魅力が詰まっている
- ビルトインガレージにかかる費用は、シンプルに「家が広くなる」と考えて金額を見積もると簡単に計算できる
- ビルトインガレージの注意点を知った上で、実現するかどうかを検討するのがおすすめ
目次
アメリカンガレージハウスとは
アメリカンハウスには、代表的な2つのテイストがあります。中心となるテイストを決めておくと外観、内装がデザインしやすくなるので、覚えておきましょう。
アメリカンガレージハウス|2つのテイストがデザインの参考になる
【1.カリフォルニアスタイル】
アメリカ西海岸の家をイメージできるデザインで、代表的な特徴はカバードポーチです。
〈関連ページ〉大屋根が美しいペールブルーのアメリカンハウス
カバードポーチは、アメリカンな雰囲気を演出してくれます。こちらの記事でカバードポーチの注意点等をお話ししています。
〈関連ページ〉カバードポーチで夢のアメリカンハウスを実現|特徴&注意点や施工事例を紹介
【2.ミッドセンチュリー】
1950年前後(20世紀中盤)のアメリカをイメージできる、アンティークとモダンが混在したデザインです。
〈関連ページ〉波と共に暮らす 平屋のサーファーズハウス
このようなアメリカンハウスにビルトインガレージ(インナーガレージ)があると、「アメリカンガレージハウス」となります。ちなみに「ビルトインガレージ(インナーガレージ)=建物の一部」です。建物の外に設置するカーポートとは違うという点を、覚えておきましょう。
ガレージハウスの種類やデザインのポイントを、こちらの記事で詳しく紹介しています。
〈関連ページ〉茨城にガレージハウスを建てよう|特徴やメリット&注意点を解説
アメリカンガレージハウスの魅力
アメリカンガレージハウスの代表的な魅力は、以下のとおりです。
- 屋根と壁に囲まれた場所に車やバイクを保管し、劣化を防げる
- 屋根のあるガレージ内で車やバイクのメンテナンスができる
- 雨、雪の日に車が汚れない
- 雨、雪に当たらずに車に乗り降りできる
- 天気を気にせずDIYなどの趣味を楽しめる など
ビルトインガレージは、あると便利&格好いいですよね。さらにガレージ内での楽しみが無限大に広がる、満足度の高い空間です。
ビルトインガレージの費用相場
ビルトインガレージの費用相場は、どのようなかたちでビルトインガレージをつくるかによって違います。
- 家の横、前などにビルトインガレージを作る
- 家の1階をビルトインガレージにする など
家の1階にビルトインガレージを作る場合は、家の間取りや設備の配置などによって費用が全く違います。家の横、前などにビルトインガレージを作る場合は、単純に「ガレージの分家が広くなる」と考えて費用を見積もっておくとわかりやすいので、費用相場の考え方を紹介します。
【家の横や前に作るビルトインガレージ:費用相場の考え方】
一般的に、車1台を駐車するスペースは4.5坪ほどです。ビルトインガレージは駐車スペースを壁と屋根で囲うため、車1台につき最低でも4.5〜6坪ほどの面積が必要と考えておきましょう。
ビルトインガレージは家の一部なので、車1台分のビルトインガレージを作る費用については「【家の坪単価×4.5〜6坪】分の費用が加算される」と考えると、計算がしやすいかと思います。
例)坪単価50万円のハウスメーカーに家の建築を依頼する場合、家の建築費用が【50万円×4.5〜6坪=225万円〜300万円】高くなる
※坪単価は、ハウスメーカーごとに大体の目安があります。ハウスメーカーによって坪単価がさまざまなので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
さらにどの程度内装をするか、シャッターをつけるかなどによって、費用が変動します。
例)車1位台分のビルトインガレージ:一般的なシャッター費用の目安
- 手動のシャッター:30万円前後〜
- 電動シャッター:50万円前後〜
アメリカンガレージハウスを実現するなら、ビルトインガレージの無い家よりも費用が高くなることは避けられません。家づくりの初期段階からハウスメーカーに希望を伝え、上手に予算配分をしながら設計を進めましょう。
クレアカーサは、限られた予算であっても希望を実現できるコミコミ価格のプラン「Mine+DESIGN(マインプラスデザイン)」を提供しています。
「Mine+DESIGN」をベースにして、欲しいものを追加することも可能です。
アメリカンガレージハウス実例
クレアカーサが施工したアメリカンガレージハウスの実例を紹介します。「ガレージ=車庫」という固定概念にとらわれず、自由な発想で家にガレージを取り入れています。
まずは数十本のサーフボードを収納することを目的にした、アメリカンガレージハウスです。車を横付けしてサーフボードの積み下ろしができます。
〈関連ページ〉波と共に暮らす 平屋のサーファーズハウス
アメリカンハウスは外構のデザインも重要です。外構については、以下の記事が参考になります。
〈関連ページ〉サーファーズハウスの外構|施工事例を見ながらマストアイテムや費用を紹介
ガレージから室内に直接アクセスできる他、こちらのお宅は来客が多いとのことで、LDKを中心としてプライバシーが守れる間取りとなっています。
〈関連ページ〉波と共に暮らす 平屋のサーファーズハウス
次にバイクガレージのある家です。「リビングからバイクを眺めたい」という要望を実現しました。玄関土間からバイクガレージに直接アクセスできる他、リビングを見渡せる中二階にお子様の遊び部屋をつくるなど、家族全員が楽しめる家です。
〈関連ページ〉バイクガレージとロフトのある、子育てを楽しむ住まい
ビルトインガレージではないのですが、家とガレージのデザインを統一して一緒に建築するという方法も参考になります。
〈関連ページ〉ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス
室内と直接つながっていはいませんが、雨に濡れずに車から乗り降り可能ですね。
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ガレージハウスの注意点
ガレージハウスには、プランをたてる段階から知っておいて頂きたい注意点もあります。
- 土地の広さ、形状によっては、居住スペースが小さくなるケースがある
- 玄関や階段の場所を決めるとき、設計の自由度が下がる
- ビルトインガレージの無い家よりも建築費用が高い
- 限られた予算、面積でビルトインガレージを作ると、車の大きさが限定されるケースがある
- 玄関とは別にガレージと家をつなぐドアを設置する場合、防犯性に考慮する必要がある
- シャッターをつける場合、交換やメンテナンス費用がかかる
- 排気を考慮して換気設備を整える必要がある
他にガレージのつくり方に合わせた細々とした配慮が必要なので、ガレージハウスの施工実績が豊富なハウスメーカーに依頼するのがおすすめです。
アメリカンガレージハウスは実績豊富なハウスメーカーに依頼を
アメリカンガレージハウスの魅力、費用、実例、注意点を紹介してきました。家づくりは人生の大仕事なので、希望どおりの家を実現するために今回の情報を参考にして頂けると幸いです。
そして家づくりのパートナーとして大きな力になるのが、ハウスメーカーの存在です。ハウスメーカー選びで迷ったら、ぜひデザインのイメージを共有しながら家づくりのプロとして快適性にこだわった提案ができる業者を選んで下さい。
クレアカーサは、家づくりの初期段階からウチ、ソト、ニワ全体のデザイン性を考慮しながら、機能的面も充実したプランを提案いたします。「予算内で希望通りの家が建てられる?」と不安をお持ちの場合も「Mine+DESIGN」を土台として柔軟に対応可能なので、ぜひお気軽にご相談下さい。
※無料でカタログをご請求頂けます。またお問い合わせ後に、いきなり訪問をしたり電話をしたりすることはありませんので、ご安心下さい。