二拠点生活・週末移住が急増中|メリット・デメリットやポイントを解説

ここ数年、リモートワークで働く方も増えてご自宅で過ごす時間が長くなった方も多いでしょう。また、遠くまでレジャーで遊びに行く機会が減ったかもしれません。そんな今、賑やかな都心を離れて自然豊かな場所へ移住を検討する方が増えています。しかし、「いきなり知らない場所へ移り住むのは不安」と考える方もいらっしゃるはずです。そんな方におすすめなのが「二拠点生活」や「週末移住」というライフスタイルです。そこで、今回は「二拠点生活」や「週末移住」の魅力から、土地選びのポイント、住まいの形について解説します。各自治体が設けている補助金・助成金についても紹介していますので、ライフスタイルを大きく変えようと検討中の方はぜひ参考にしてください。

 

コロナ禍で急増中の二拠点生活&週末移住とは?

二拠点生活と週末移住はとても似た意味の言葉です。二拠点生活はデュアルライフや二地域居住とも呼ばれており、二箇所に拠点を構えて生活することを指します。その言葉から派生して生まれたのが週末移住で、どちらも「働くエリア」と「プライベート時間を過ごすエリア」を分ける意図があり、都心で働き田舎で休日を過ごすパターンが大半です。地方自治体だけではなく国土交通省も推奨している取り組みであるため、様々な情報提供サポートサービスが設けられています。

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メリット

メリットは主に3つです。

・完全移住と比べるとハードルが低くチャレンジしやすい

・マイホームを持ちやすい

・自然が豊かな場所でリラックスできる

まず、いくら田舎暮らしに憧れていても、慣れない土地で生活を始めると想像していなかった苦労を感じるかもしれません。また、いざ住んでみて「合わない」と感じてしまう方もいらっしゃいます。それに比べて、二拠点生活や週末移住は都心の暮らしと田舎暮らしの両方を楽しめるため、精神的プレッシャーが少なく、今まで都会生活を営んでいた人にとっても挑戦しやすいです。

そして、マイホームを持つ夢を持っている方にとってもメリットは大きく、比較的地価の安い場所でゆったりとした家を建てられます。また、自治体によっては移住を誘致するための補助金や助成金を設けているため、若い世帯でも夢のマイホームを建てられる機会が増えています。

そして最も大きな魅力が、自然を感じながら休日をゆっくり過ごせるという点です。アウトドアスポーツが趣味の方はもちろん、ゆっくり時間を過ごしたい方にとっても自然を感じられる家は貴重な場所でしょう。このように、精神的かつ経済的なメリットがあるのです。

 

デメリット・注意点

もちろんデメリットもあります。移住を決断する前に、必ず理解をしておきましょう。主なデメリットや注意点は以下の3点です。

・光熱費は二重に発生する

・移動のための交通費がかかる

・移住先によってはマイカーが必要になる

まず、二つの住まいを持つということは光熱費が二重にかかるということです。その他にも家電製品や家具も2セット必要となるため、移住をする際は家の建設費や家賃と加えてこのような予備費も想定しなくてはいけません。また、二拠点を移動する際の交通費もかかります。田舎では都心のようにスーパーマーケットやコンビニが徒歩圏内にない場合も多いため、マイカーが必需品になるでしょう。

このように、一拠点での生活と比べるとランニングコストが少々増えますが、これを軽減する方法があります。それが「自然エネルギーを利用した住宅」です。初期費用はかかるものの、太陽光発電システムを取り入れれば光熱費を削減できます。経済的デメリットについては、長期的な視点でじっくりと検討しましょう。

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どんな場所を選べばいい?選択ポイントは?

二拠点生活や週末移住に憧れているものの、どんな場所を選べばいいか迷う方もいるかもしれません。そこで、場所選びのポイントを紹介します。

 

ポイント①メインの生活拠点との位置関係

まず最も重要なのが、二重生活を無理なく継続できるかどうかという点です。メインの生活エリアとの位置関係や、交通の利便性をしっかりとチェックしましょう。距離が遠くても電車の乗り換えが少なかったり混まないような場所であれば、問題ないかもしれません。気になる土地を見つけたら、まず朝・昼・夕や平日・休日などに行き来をして、シミュレーションしてみるのもおすすめです。

 

ポイント②余暇が楽しめるか

いくら自然豊かな土地でリラックスできるからといっても、その場所を満喫できるアクティビティがなければ長続きしません。そのため、近隣でどんなことを楽しめるのか、休日遊びに行けるスポットがあるかななどを必ず確認しておきましょう。自宅でゆっくりする方も、家庭菜園など敷地内で楽しめる趣味を持てる土地かどうかをチェックしておくことは大切です。

 

ポイント③物価が高くないか

先ほど、二拠点生活や週末移住は光熱費が二重にかかるというお話をしましたが、日用品や食品の価格もチェックポイントになります。いくら郊外といっても、リゾート地として人気な場所は物価が高いことも考えられるためです。逆に、地場で採れた新鮮な野菜や海産物などが都心では信じられない安価で手に入る場合もあります。場所を決める前に、周辺のお店に行って物価のリサーチをしてみましょう。

 

二拠点生活&週末移住先には関東近郊が人気

最近は東京などの都市部からのアクセスが良いという理由から、茨城県や千葉県で二重生活をする方が急増しています。その理由は主に3つです。

・都心と比べると地価が安い

・都心からアクセスしやすい

・海も山も満喫できる

・子育て支援が充実している

特に、茨城県は県をあげて移住を誘致しており、住宅支援から就職相談、テレワークの推進など様々な取り組みを行っています。随時オンラインで説明会も開催していますので、移住先を決めかねている方も参加してみることをおすすめします。

 

充実した生活を実現するための家づくりとは?施工事例を紹介

二拠点生活・週末移住を実現する場合、まずは賃貸物件で検討する方が多いでしょう。しかし、先ほどもお話した通り、田舎生活のメリットの一つに「地価の安さ」が挙げられます。そのため、日頃集合住宅で生活している方でも、郊外に広々とした一戸建てを建てることは都心と比べると難しくありません。そこで、私たちが手がけた二拠点生活・週末移住におすすめの住まいをいくつか紹介します。

 

趣味を満喫する

休暇を謳歌したい方におすすめなのが、趣味スペースを持つ住宅です。特に、サイクリングやサーフィンなど趣味の道具が多い場合には、室内外にメンテナンスができたり収納ができたりするスペースは必要です。広々とした土間やウッドデッキなどをうまく配置して、趣味の時間以外もご家族が使える空間にすると、より充実した休日を過ごせるでしょう。

〈事例の詳細はこちらから〉

クレアカーサ|施工事例・セミオーダー×ZEH 海近サーファーズハウス

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非日常を楽しむ

日常生活では味わえない「不便さ」を楽しめるのも二重生活の醍醐味です。例えば、薪ストーブは火を付けるまで時間がかかり掃除も面倒ですが、その作業もアクティビティの一つになります。ストーブの火を眺めながらゆっくりと家族で談笑する時間は、日頃の都会暮らしでは味わえない良さがあります。このように、利便性だけを追求せずに「非日常」を楽しむ工夫も二重生活のよいエッセンスになるでしょう。

〈事例の詳細はこちらから〉

クレアカーサ|施工事例・薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス

 

自宅で自然を楽しむ

田舎暮らしでは広々とした敷地を確保しやすいため、庭が十分に確保できます。そのため、住宅密集地ではなかなか実現しづらい芝生のフロントヤードや、日当たりの良いウッドデッキ・サンルームも決して夢ではなくなります。また、周囲に背の高い建物がない場合には、海外の住宅にあるようなカバードポーチもおすすめです。

〈事例の詳細はこちらから〉

クレアカーサ|施工事例・カリフォルニアの風を感じるアメリカンスタイルの平屋

 

茨城県2022年版|補助金&助成金など移住支援サービス

平屋

二拠点生活は、国や地方自治体で積極的に推奨している新しい暮らし方です。そのため、様々な移住支援サービスが設けられており、検討中の方は利用しない手はないでしょう。ただし、申し込み件数が限られていたりそれぞれに細かい条件が設定されていたりするため、必ず移住を決断する前に自治体担当部署や建築会社へ相談しましょう。また、ご家族でお仕事を探したい方は、ぜひ県の就職相談サービスを利用してみてください。

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まとめ|二拠点生活や週末移住で人生をより豊かに

今回は、「二拠点生活」や「週末移住」の魅力から、土地選びのポイント、住まいの形について解説しました。二地域での生活は、人生を楽しむための新たな選択肢と言えるでしょう。リモートワークや副業が認められ始めた今こそ決断のチャンスです。また、仕事をリタイアしてからの人生を楽しむためにも、自然豊かな場所でのゆったりとした暮らしは魅力的でしょう。趣味を楽しみたい方やご家族全員でゆっくり暮らしたい方は、ぜひメリットとデメリットを理解した上で二拠点生活や週末移住を検討してみてください。クレアカーサでは、経験豊富な設計スタッフや施工スタッフがチーム一丸となって、あなたの理想のマイホーム作りをお手伝いいたします。

 

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私たちクレアカーサは「Good House, Love Family」をメインコンセプトとし、一番近くにいる人を幸せにできる住まいづくりをめざしています。また、家事動線や収納計画、敷地の効果的な活かし方をお客様と密にお打ち合わせすることで、デザインや流行に捉われすぎない住み心地の良いお住まいをご提案します。ホームページからイベントや来店のご予約、資料請求を承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

〈参考ページ〉

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

クレアカーサコラム編集部

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住宅業界の専門性について

免許登録
  • 建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特-5)第29052号 国土交通省
    宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、茨城県木造住宅耐震診断士ほか
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞 ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞 ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等