千葉での一戸建てで後悔しない 地震や強風に強い家
日本は世界の中でも、地震の発生の多い国です。
そのためこれから建てる住宅の耐震性は、非常に重要なポイントのひとつ。
家を建てる際にはどうしても「外観のデザイン」や「使いやすい間取り」などに目が行きがちです。
しかし耐震性などの安全面とのバランスを考えず建ててしまうと、いざ地震や強風などが発生した際、受けるエネルギーに耐えきれない可能性も考えられます。
今回は千葉で安心して暮らし続けるために、「地震と強風に強い家」にクローズアップしてみましょう。
地震に強い家と弱い家には、どんな違いがあるのか。
家族が安心して住み続けられる住宅にするポイントとは?など、建てる前に知っておきたい情報を集めました。
ぜひこれからの家づくりに、お役立てください。
コラムのポイント
- ● 千葉は海に近い立地のため、地震に加え「強風」に対しての対策も重要です。
- ● 災害に強い家にするための注意点や押さえておきたいポイントを理解し、これからの家づくりに活かしていきましょう。
Contents
地震に強い家・弱い家の分かれ目となる「3つのポイント」
過去を振り返ると、日本では地震を含む数多くの自然災害が発生しています。
様々な大きな災害として記憶に残っているものとしては
- ○ 1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災(最大震度7:マグニチュード 7.3)
- ○ 2004年10月23日に発生した新潟県中越地震(最大震度7:マグニチュード 6.8)
- ○ 2011年3月11日に発生した東日本大震災(最大震度 7:マグニチュード 9.0)
その後も熊本地震や北海道胆振東部地震、西日本豪雨などが発生し、年々災害の規模も大きくなっている傾向があります。
地震などを含む自然災害の怖さは、何時、どの国・どの地域に発生するのか分からない、そしていつ自分たちが被害にあうのかを想定しにくい部分です。
そのためこれから建てる住宅で家族が安心して過ごすためには、災害に強い家づくりは必須なのです。
地震に強い家・弱い家の分かれ目となる3つのポイントは、
- ○ 地震の影響を受けにくい「家の形」
- ○ 地震の被害を最小限にする「地震対策」
- ○ 地震に強い数値にする「耐震等級」
があげられます。
ここでは押さえておきたいポイントをひとつずつ確認していきましょう。
地震の影響を受けにくい「家の形」
住宅の形は、外観などのデザインや動きやすい間取りなど、いろいろな部分とのつながりでできています。
その関係性は切っても切り離せません。
では地震に強い形と弱い形にはどんな違いがあるか、見ていきましょう。
地震に強い家の形
一般的に「地震に強い家」とされる形は、デザインや間取りがシンプルな構造とされています。
住宅は四方と上下の6つの面が一体となって支え合っています。
シンプルな正方形などの形状では均等に力が分散できるため、「地震の揺れに耐えようと踏ん張りやすい」のです。
また地震のエネルギーは、建物の重さの分だけ大きくなります。
そのため2階建て住宅よりも重量の軽くなる「平屋」をセレクトすることも方法のひとつです。
【施工事例:ミニマム&アクティブ 平屋で叶えるセカンドライフ】
今の平屋はデザインや動線などバリエーションも豊富。
子育てファミリーにも注目度◎の住まいなのです。
地震の揺れに耐えられる家は、台風など強風の震動も上手に吸収してくれます。
地震に弱い家の形
一方「地震に弱い家」とされる形は、強い家の正反対「凹凸の多い複雑な構造」とされています。
地震のエネルギーを均等に分散できるシンプルな形状とは違い、凹凸があることでエネルギーのかかる所とかからない所に差ができ、ねじれや歪みが生じやすくなってしまうのです。
ねじれや歪みが生じることにより、目に見える部分以外にも「目に見えない箇所に被害」が出る可能性もあります。
「個性的な複雑な形状を・・・」と考えている方は、形状をカバーする地震対策を検討することをおすすめします。
▶参考コラム>>千葉県で一軒家を建てる 自然災害に強い家にするポイントとは
地震の被害を最小限にする「地震対策」
現在建てられている住宅は、建築基準法によりある程度の地震の揺れでは「倒壊しない」ようつくられています。
しかしいくら建物が倒壊しなかったからといって、家のあちこちに被害が生じてしまっては、復旧費用などの負担がのしかかってしまいます。
暮らしていく中での負担を軽減する。
そして地震に強い家にするためには、建てるエリアや建物の構造にあわせた「地震対策」を施すことが大切です。
現在住宅に施されている地震対策は、「耐震」「制振」「免震」と様々な方法があります。
耐震とは
耐震とは建物自体の強度を高め、揺れによる破壊や損傷を防ぐ技術になります。
ひとことで表すと「揺れに耐える」地震対策です。
例えば適切な位置に筋交いを配置するなど、揺れに対抗できる力を持たせます。
比較的コストも抑えられ、日本の多くの建物で採用されている方法です。
免震とは
免震とは地盤と建物の間に免震装置を取り入れることで、地盤と建物を切り離して絶縁し揺れを直接建物に伝わらないようにする技術となります。
ひとことで表すと、建物に「揺れを伝わらせない」地震対策です。
地盤と建物の間にアイソレータ(振動・騒音の絶音装置)やダンパーを設置することで、地盤と建物を絶縁します。
そのため他の対策よりも、揺れを大きく軽減できる特徴があります。
制震(制振)とは
制震とは地震の揺れを制震(制振)装置により抑制する技術となり、上手に「揺れを吸収したり逃したりする」地震対策です。
地震の揺れは、とても大きなエネルギーです。
構造が弱い建物であれば、損傷や倒壊などの危険性も高くなります。
制震(制振)装置がある場合、その大きな揺れの力を上手に受け流すことができます。
クレアカーサの地震対策は?
「もっと皆さまの大切な家族やお住まいを守りたい!」という考えのもとに、「耐震工法+日本制震システム株式会社の制振システム」を採用し、地震・強風に強い家づくりを提供しています。
- MER-SYSTEM設置住宅では、熊本地震 震源付近13棟全棟無傷
- ※日本制震システム株式会社報告による
- 地震のエネルギーを最大約48%吸収します。
- 建築物の間取りや仕様、耐力壁のバランスにより制振装置の最良な配置場所は異なります。 全棟に限界耐力計算を実施し制振装置の配置計画を行いますが、数字は建物の条件により異なります。
建物の揺れを抑え損傷や変形が軽減できることで、規模の大きな地震や繰り返しの地震にも強いのです。
制震(制振)装置は、耐震工法と相性の良い地震対策と言われています。
耐震性の優れた家に制振システムをプラスすることで、「コスト面を抑えつつ、有効的な地震対策」を施すことができます。
制振体感実験の様子
地震を疑似体験できる「制振体感実験」の様子です。
こちらは制振システムの「有り」「無し」を体感できるので、分かりやすいと大評判です。
「うわ!やっぱり地震って怖い・・・」
「制振装置の有り無しでこんなに違うんですね」というお声が聞かれました。
クレアカーサでは、今後も皆さまの大切なご家族やお住まい、財産を守るために「地震・強風に強い家」をはじめ、高性能なお住まいをご提案してまいります。
地震に強い数値にする「耐震等級」
家の強さは見た目ではわかりません。
そのために住宅の地震に対する強さを分かりやすく表した評価基準が、耐震等級です。
耐震等級は1~ 3 の段階で表され、その評価により地震災害に対応できる力も変化してきます。
耐震等級1
現在の建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たす水準で建てられた住宅は、この等級になります。
震度 6 強~ 7クラスの地震がきても建物が倒壊、大破しない程度の強さの建物です
耐震等級2
最低限の耐震性能である耐震等級1と比較すると、約 1.25倍の強さがある建物です。
長期優良住宅や災害時に避難所となる学校や病院などの公共施設は、必ず耐震等級2以上にすることが決められています。
耐震等級3
耐震等級1の約1.5倍の強さがある建物です。
主に災害時に拠点になる消防署や警察署はこの耐震等級3で建てられています。
クレアカーサの住宅も、同等の最高レベルの等級3です。
住宅は、建ててからでは見えなくなる部分が多くあります。
クレアカーサの家づくりは、建てている間も自分たちの家の状況を確認することができます。
▶クレアカーサの安全性能>>災害に強い家
千葉で安心して暮らすために 先輩たちの家を紹介
災害は、いつ万が一の事態に巻き込まれるのか、それは誰にも分かりません。
しかし事前に対策することは可能です。
クレアカーサでお手伝いさせていただいたお客様でも、地震と強風に強い家を建て、暮らしている方が多くいらっしゃいます。
セミオーダー×西海岸スタイル リビングに書斎のある家
外壁は黒のガルバリウム鋼板、室内は開放的な吹き抜けを設け、濃い色あいのドアや床・アイアンなどを採用しながら西海岸風スタイルに仕上げました。
シンプルな形状は、地震や千葉の強い風にも負けない安心感をあたえてくれます。
リビングとゆるやかに繋がる書斎は光と風が通り収納棚もたっぷり。
お気に入りのインテリアを飾ったり、仕事や趣味を愉しむなど夢が広がる空間です。
高性能を誇る「地震・強風に強い制振システム」を搭載しています。
【施工事例:セミオーダー×西海岸スタイル リビングに書斎のある家】
房総の自然に溶け込む美しい別荘
現代風の縁側をイメージし、玄関を設けないスタイルのN様邸別荘は、海に近いため外壁には湿気に強い米杉、ステンレス釘の採用など細かい部分にも配慮しています。
無垢の床材や塗り壁で上質な空間に仕上がりました。
天井から光が差し込むロフト、薪ストーブのゆらぐ炎・・・。
など、和のテイストをところどころに利かせたセンスは参考になります。
災害に強い家にするためには、制振システムを搭載する他にも自分たちが住む環境に合わせて材質や部材を選定するなど、方法はひとつではありません。
自分たちの家にはどんな対策が必要なのか。私たちと一緒に考えていきましょう。
まとめ:家族が安心して過ごせる家づくりをしよう
今回は千葉で安心して暮らし続けるために、「地震と強風に強い家」にクローズアップしてきました。
地震に強い家にするためのポイントを3つご紹介しましたが、それを実現するためにはパートナー選びも大切です。
その会社の地震対策や施工に対する技術力など、幅広い情報を集めましょう。
クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
「こんな風に使いたい」「こんな空間が欲しい」など、大まかなイメージで大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
私たちと一緒に「家族が安心して過ごせる住まい」をめざしてみませんか。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”という意味を示しています。
監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
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・執筆出演
・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会