ホテルライクなリビングを演出するグレーインテリア|実例と照明・床・壁の選び方
おしゃれでホテルライクなリビングにしたいなら、上品で落ち着いた印象を与えられるグレーインテリアがぴったりです。
そこで今回は内装にグレーを取り入れたホテルライクなリビングの実例をご紹介します。
ホテルライクなリビングをおしゃれにするコツやグレーインテリアの選び方も解説しますので、ぜひ家づくりにお役立てください。
コラムのポイント
● ホテルライクなリビングは効果的にグレーの壁やドア、家具などを取り入れることでデザイン性を高められます。
● ラグジュアリーで非日常感のあるホテルライクなリビングは、高級感のある素材をポイントで使って開放的でゆったりとした間取りにすることがポイントです。
● ホテルライクな空間は間取りや内装材の工夫だけでなく、照明計画や家具までトータルコーディネートする必要があるため、ヴィラなどの施工実績が豊富な提案力のある住宅会社に相談しましょう。
グレーを使ったホテルライクなリビングの実例
内装にグレーを取り入れたホテルライクなリビングの実例をご紹介します。
①全体をグレーで統一したホテルライクなリビング
▷施工事例:くつろぎ味わう 海望むセカンドハウス
床や壁、天井などの内装材すべてにグレーを取り入れたリビングです。
グレーが混ざった石目調の床材を選び、ホテルライクなスタイリッシュさを感じる内装に仕上げました。
家具には黒やダークブラウンを採用して内装との統一感を持たせています。
②グレー × 間接照明のホテルライクなリビング
▷施工事例:サーフ×リゾート 心身を解きほぐすセカンドハウス
テレビ裏にグレーのアクセントウォールを採用したリビングです。
アクセントウォールの裏には間接照明を施工し、壁の立体感を演出しました。
色鮮やかなパープルのソファがラグジュアリーホテルのような上質な空間を演出します。
③グレーのソファーが映えるヴィラのようなリビング
▷施工事例:波と共に暮らす 平屋のサーファーズハウス
グレージュのアクセントウォール、グレーと白のソファを選んだラグジュアリーなリビングです。
光沢感のある白い床はグレーの石目柄が混ざっており、エレガントかつ上品な印象を与えます。
海辺のヴィラをイメージし、勾配天井や大開口の窓を採用して開放的な空間にしました。
④グレーの壁紙がおしゃれなコテージのようなリビング
▷施工事例:薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス
壁一面にライトグレーのアクセントクロスを取り入れたリビングです。
小上がり和室や暖炉を採用し、ゆったりとくつろげるコテージのような空間に仕上げました。
暖炉の下のタイル床などにもポイントでグレーを取り入れています。
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ホテルライクなリビングをおしゃれにするコツ
▷施工事例:日常にリゾートを 大人のプライベートヴィラ
ホテルライクなリビングをおしゃれにするコツをご紹介します。
大きな窓や吹き抜けで開放感を持たせる
リゾートホテルやヴィラのようなリビングにしたいなら、開放的な間取りがおすすめです。
吹き抜けや勾配天井などで高さを出すことで、リゾート感あふれる非日常空間を演出できます。
また美しい景色を楽しめる大開口の窓を採用し、外とのつながりを感じられるテラスやデッキとつなげることで自然豊かなヴィラにいるような気分を味わうことができます。
▶おすすめコラム:
リビング窓がおしゃれな注文住宅事例|種類や選び方も解説
ゆとりのある空間を確保する
ホテルライクなリビングはゆとりのある広さを確保することがポイントです。
ソファやテーブル、テレビを置いても窮屈でなければご家族全員がゆったりとくつろげます。
一般的には8~10畳程度のリビングを採用される方が多いですが、家具やインテリアのサイズ、ご家族の人数によってはもっと畳数を広げても良いかもしれません。
ホテルライクなリビングでは平面のゆとりだけでなく「立体感」も取り入れたプランニングでよりおしゃれになります。
例えばスキップフロアやダウンフロアなどの高さを活かした空間は視線に広がりを持たせることができ、非日常感のあるリゾートライクな暮らしを演出してくれます。
▶おすすめコラム:
・スキップフロアのある間取り事例|ロフトとの違いや注意点とは
・おしゃれなダウンフロアリビングのある家づくり|デメリットも紹介
素材にこだわって上質な空間に仕上げる
ホテルライクなリビングは素材にこだわることで上品でラグジュアリーな雰囲気に仕上がります。
具体的には次のような素材を選ぶことをおすすめします。
- ・天然木
- ・タイル
- ・天然石
金属やガラスなどの光沢感を感じる素材もホテルのような上質さを演出しやすいです。
どの素材もグレーとの相性が良いため、ぜひリビングに取り入れてみてくださいね。
グレーと相性の良い白や黒をバランスよく取り入れる
ベースカラーのグレーに白や黒をバランスよく取り入れてメリハリをつけることで、よりデザイン性の高いホテルライクなリビングにすることが可能です。
白や黒をグレーにプラスすることで次のような印象を強めることができます。
- ・白:柔らかな印象や洗練された印象
- ・黒:かっこよさや重厚感のある印象
爽やかなリゾートホテルや高級感のあるラグジュアリーホテルなど様々なテイストがあるため、理想のデザインに合わせて効果的に白や黒を取り入れてみてくださいね。
色や柄を使いすぎず洗練された雰囲気に
ホテルライクなリビングは色や柄を使いすぎないことで、洗練されたおしゃれな雰囲気を演出できます。
グレーをベースにする場合、その他にメインカラーとアクセントカラーとして1~2色プラスすることを意識してみてください。
柄は上品さや温かみをプラスできる石目や木目などの自然なテクスチャーをおすすめします。
生活感を出さない
生活感を出さないこともホテルライクなリビングを実現するために欠かせないポイントです。
どんなにおしゃれなリビングに仕上げても、日用品が丸見えではデザイン性は損なわれてしまいます。
扉付きの隠す収納を採用したり、リビングから死角になる場所に収納を取り入れたりするなどの工夫で生活感を隠すことが可能です。
▶おすすめコラム:
・ホテルライクな家づくり|外観・内装・間取りのコツとおしゃれな住まいの実例をご紹介
・リゾートスタイルのリビング|施工事例と内装インテリアのポイントを紹介
クレアカーサではヴィラや別荘などの非日常を楽しめる住まいの建築実績が多数あります。
グレーインテリアを取り入れた高級感のあるコーディネートも得意としておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ホテルライクなリビングを演出するグレーインテリアの選び方
ホテルライクなリビングをよりおしゃれにする「グレーインテリア」の選び方をご紹介します。
照明
▷施工事例:日常にリゾートを 大人のプライベートヴィラ
ホテルライクなリビングにおすすめの照明をご紹介します。
- ・スタイリッシュなダウンライト
- ・ラグジュアリーな雰囲気の間接照明
- ・壁を照らすスポットライトやブラケットライト
グレーの照明デザインを選ぶのではなく、内装を引き立てるようなライティングを意識することがポイントです。
リビングのメイン照明をダウンライトにして、テレビ周りに間接照明やブラケットライトを取り入れる方法もあります。
リビングとつながりのあるダイニング・キッチンの照明も統一感を持たせることが大切です。
ダイニングかキッチンのどちらかに、インテリアのようなデザインの高いペンダントライトを取り入れることをおすすめします。
床
▷施工事例:くつろぎ味わう 海望むセカンドハウス
ホテルライクなリビングの床にグレーを取り入れるなら、石目調のフローリングやフロアタイルなどがおすすめです。
白をベースとした石目調なら明るさや高級感をプラスできます。
木目を取り入れたい場合は、グレーがかったブラウンを選ぶと自然です。
▷施工事例:白と黒のコントラストが美しい 吹き抜けのある家
こちらの事例はダークブラウンに少しだけグレーを足したような色味のフローリングです。
グレーが混ざった木目は深みのある印象を与え、落ち着いた空間を演出できます。
壁や家具などにグレーを採用する場合、床は一般的な木目のフローリングでもおしゃれに仕上がります。
基本的にグレーはどのような色味の木目とも調和しやすいため、理想とするホテルに似た床材の色を選びましょう。
▶おすすめコラム:
【新築リビングの床】色・種類の選び方|人気やおすすめを紹介
壁・天井
▷施工事例:ドライガーデンが彩る 海辺のサーファーズハウス
壁や天井はアクセントカラーを使いやすいため、グレーを積極的に取り入れましょう。
アクセントウォールにグレーを選んで空間のアクセントにする方法などがあります。
より高級感のあるホテルライクなリビングにしたいなら、グレーのタイルや天然石などの素材を効果的に取り入れることがおすすめです。
落ち着いた印象のホテルライクなリビングにしたいなら、メインクロスにグレーを選んでも問題ありません。
暗くて重い印象にしたくない場合はダークグレーを避け、ライトグレーなどの明るいトーンをおすすめします。
ドア・扉
▷施工事例:和と北欧の魅力 居心地の良いジャパンディの家
建材メーカーによってはホテルライクなリビングに合うシンプルなグレーの扉を扱っています。
上の事例のようなハイドアにすることで、グレーの存在感を一層引き立てることが可能です。
他の箇所にグレーを取り入れている場合は白や黒、床材と同系色の木目などを選ぶことで、メリハリのある内装デザインにできます。
スイッチ・コンセント
▷施工事例:片流れの美しいフォルム シンプルスタイルの平屋
グレーの壁紙を採用するならスイッチやコンセントも色を統一させましょう。
グレーの色味によっては黒やシルバーなどのスイッチやコンセントも空間にマッチします。
ダークグレーなどの濃い色味の場合、白のスイッチやコンセントは悪目立ちするケースもありますので細部までこだわることが大切です。
キッチン
▷施工事例:プライベートプールのある マリーナヴィラ
キッチンにもグレーを取り入れることで、リビングと統一感のあるホテルライクな空間になります。
アイランドキッチンやペニンシュラキッチンならキッチン本体の色味をリビング側から楽しむことが可能です。
上の事例のようにキッチンだけグレーのタイル床にすることで高級感が増し、リビングとのデザインにメリハリをつけられます。
家具・インテリア
▷施工事例:緑・海・空が織りなす 癒しのリゾートハウス
家具やインテリアなどにアクセントカラーのグレーを取り入れる方法もあります。
上の事例ではソファのクッションとダイニングチェアをグレーにされています。
白と木目でまとめたシンプルな内装ですが、家具やインテリアでグレーをプラスすることで、上品さや落ち着いた印象を与えることができます。
まとめ
グレーインテリアを効果的に取り入れることで、ホテルライクなリビングを上質な空間にコーディネートできます。
シンプルな色味であるグレーは内装のメインカラーにしてもアクセントで取り入れても、居心地の良い空間をつくりだすことが可能です。
非日常空間であるヴィラなどの施工実績が豊富な住宅会社に相談し、グレーインテリアが映えるホテルライクな住まいを建てましょう。
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は千葉県茂原市にある建築会社です。
平屋建て・2階建てとレパートリー豊富な注文住宅や規格住宅の設計施工実績が豊富で「高断熱+高性能設備+太陽光発電」のZEH(ゼロエネルギー住宅)の普及にも努めております。
「補助金を使ってお得にホテルライクな住まいを建てたい」という方をしっかりサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
・免許情報
・資格情報
・執筆出演
・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会