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2025年06月13日

玄関に窓は必要なのか|メリット・デメリット、窓がある玄関の事例をご紹介

玄関に窓は必要なのか

注文住宅の玄関に窓をつけることで空間デザインや快適性にどのような影響があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は玄関に窓を設けるメリットとデメリットをわかりやすく解説し、おしゃれな施工事例もご紹介します。

窓をつけずに空間を明るく見せる工夫についても取り上げますので、間取りづくりに悩まれている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

コラムのポイント

● 玄関に窓があると明るく風通しの良いおしゃれな玄関をつくりやすいですが、防犯性や断熱性などが下がるケースもあります。

● 窓を採用する場合は種類やサイズ、性能などを工夫してデメリットを対策し、玄関の間取りに合わせてバランスよく配置することが大切です。

● 玄関に窓をつけない場合は、ガラスが付いたドアを選んだりセンサーライトを活用するなど明るい空間づくりを意識してみてくださいね。

 

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玄関に窓をつけるメリット

大きな窓がある玄関

▶施工事例:薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス

玄関に窓をつけるメリットをご紹介します。

 

明るい玄関にできる

玄関に窓をつけると自然光が入るため明るくなります。

暗い玄関はジメジメとした雰囲気になりやすいですが、明るい玄関は外出時や帰宅時に気分が上がりますしお客様からも好印象です。

玄関が明るいと飾られたインテリアが一層引き立ち、空間のデザイン性が高まるなどのメリットもあります。

 

日中は電気代を節約できる

玄関に窓があると日中は日差しが入るため電気を点ける必要がありません。

暗い玄関の場合は昼でも電気を点ける必要がありますし、消し忘れによって余計な電気代がかかるケースも少なくありません。

自然光が入る明るい玄関なら電気代を節約できて、省エネでエコな暮らしにつながります。

 

窓を開けて換気ができる

窓の開け閉めによって玄関を換気できる点もメリットです。

現在は窓を開けなくても家中の空気が入れ替わる「24時間換気システム」の設置が必須ですが、玄関周りは臭いや湿気がこもりやすいため必要に応じて換気を強化したいときもありますよね。

窓がある玄関なら好きなタイミングで換気ができるため、快適な玄関を保ちやすくなります。

 

玄関のデザイン性が高まる

空間のデザイン性を高められる点も窓がある玄関の魅力です。

日差しが入る玄関は明るい印象を与えられますし、窓の配置や種類にこだわることでアイキャッチポイントにもなります。

後ほど窓がある玄関の施工事例をご紹介しますので、デザインの参考にしてみてください。

 

「玄関に窓が必要な家」の特徴
  • ・自然光がたっぷり入る明るい玄関にしたい
  • ・玄関をおしゃれで開放的な空間にしたい
  • ・掃除や換気の際に玄関の窓を開けたい

 

玄関に窓をつけるデメリット

窓がない玄関のデメリット

玄関に窓をつけるデメリットをご紹介します。

 

防犯性・プライバシー性が下がる

玄関に窓があることで防犯性やプライバシー性が下がることがあります。

玄関ドアのすぐ横にある窓を割られ、手を入れて開錠されることで空き巣被害に遭う事例も少なくありません。

また窓から玄関や部屋の様子が見えてしまうのが気になるケースも考えられます。

 

【対策】

  • ・人が入れないサイズ・位置の窓を玄関ドアと離れた位置に施工することで、空き巣被害を防ぎやすくなります。
  • ・玄関の窓にはクリアなガラスでなくカスミがかった型ガラスを選ぶことで、外からの目線を遮ることが可能です。

 

▶おすすめコラム:
【防犯性の高い家】空き巣・侵入犯に狙われやすい家の特徴と窓やドア・間取り・設備・外構の対策方法

 

玄関が寒く(暑く)なりやすい

玄関に窓があると冬は寒く、夏は暑くなりやすい点はデメリットです。

ガラスは熱を通しやすいため、窓がある玄関は外気の影響を受けやすくなります。

真冬や真夏の玄関は快適な室温のLDKと比べて居心地の悪さを感じるかもしれません。

 

【対策】

  • ・断熱性能が高い窓を選んで外気の影響を受けにくくする工夫を取り入れましょう。
  • ・窓のサイズを小さくすることでも熱の出入り口を狭めることができます。

 

掃除の手間が増える

玄関に窓があると掃除の手間が増える点もデメリットです。

砂ぼこりなどが入りやすい玄関はサッシや窓枠にも汚れが付着します。

玄関の掃き掃除などに加えて窓を拭く手間が増えるため、お手入れが負担に感じる方も少なくありません。

【対策】

  • ・手の届く高さの窓を選ぶことで掃除の大変さを軽減できます。
  • ・窓による換気が不要ならレールがなくて凹凸が少ない「FIX窓」もおすすめです。
    ※FIX窓:開け閉めできない「はめごろし」タイプの窓

 

「玄関に窓が不要な家」の特徴
  • ・住まいの防犯性やプライバシー性を重視したい
  • ・外気の影響を受けにくい玄関にしたい
  • ・掃除が楽な家を建てたい
  • ・間接照明などを取り入れて玄関のデザイン性を高めたい

 

間取りや周辺環境などによって玄関に窓が必要なのかは異なりますので、設計力のある住宅会社に相談しながら最適な方法を検討しましょう。

 

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窓がある玄関のおしゃれな施工事例

窓があるおしゃれな玄関

▶施工事例:ガルバリウム×塗り壁 吹き抜けのある平屋

窓がある玄関のおしゃれな施工事例をご紹介します。

 

①中庭が一望できる窓がある玄関

中庭が見える窓がある玄関

▶施工事例:日常にリゾートを 大人のプライベートヴィラ

玄関の正面に大きなFIX窓を採用し、中庭を眺められる開放感あふれる空間をつくりました。

開け閉めできないFIX窓は枠がスタイリッシュでガラスの中央などに骨組みがないため、景観を楽しみたいときにおすすめの窓です。

 

②ハイサッシがあるスタイリッシュな玄関

ハイサッシがある玄関

▶施工事例:くつろぎ味わう 海望むセカンドハウス

床から天井と同じ高さの窓をつけたモダンスタイルの玄関の事例です。

細長い窓を採用することで十分な採光を確保しながら、空間にスタイリッシュな印象をプラスしました。

シューズクロークもハイドアを選び、直線的なラインが美しいおしゃれな玄関になりました。

 

③縦長の窓が並んだ和×ナチュラルな住まい

縦長の窓が3つある玄関

▶施工事例:あったか「和」スタイルの家

縦長の窓が3つ並んだ和テイストの玄関です。

高さのある窓は採光を確保しやすく明るい空間をつくることができます。

玄関の正面には障子付きの窓を設け、リビングドアと統一感のあるデザインに仕上げました。

 

④丸窓がアクセントの旅館のような玄関

丸窓がある和の玄関

▶施工事例:趣味を愉しむ和モダンの平屋

玄関ホールの正面に大きな丸窓を採用した事例です。

アクセントクロスと丸窓を組み合わせ、旅館のような和の趣を感じられる玄関にしました。

窓の上部にはロールスクリーンをつけ、プライバシー性にも配慮しています。

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窓を付けずに玄関を明るくする方法

窓なしでも明るい玄関

▶施工事例:夕暮れに浮かぶ美しいフォルム 自分たちサイズのデザイン住宅

窓を付けずに明るい玄関をつくる方法をご紹介します。

 

ガラス入りの玄関ドアにする

ガラス入りの玄関ドア

▶施工事例:セミオーダーで叶えた トレーニングルームのある家

ガラス入りの玄関ドアを採用することで屋外の日差しを取り入れることが可能です。

ガラス付きの玄関ドアは上の事例のような縦長のスリットタイプ、正方形や長方形などさまざまな形状があります。

採光をしっかり確保しつつ、玄関のデザイン性にも美しく馴染むドアを選ぶことがポイントです。

 

センサーライトを取り入れる

センサーライト付きの照明

▶施工事例:アイランドキッチンのあるネイビーブルーの家

窓がない玄関は照明によって明るくする方法もおすすめです。

人感センサーライトを採用することで、人がいるときは常に明るい玄関を保つことができます。

時間が経つと自動で消えるセンサーライトは節電にも効果的です。

 

ガラス付きのリビングドアにする

ガラス入りのリビングドア

▶施工事例:塗り壁×ガルバリウム クールスタイルの平屋

ガラスやパネルのリビングドアを採用し、LDKから光を取り入れる方法もあります。

クリアなガラスやパネルはリビングとの一体感が生まれ、空間を広く見せたい際にも効果的です。

プライバシー性が気になる場合はカスミがかった型ガラスなどが入ったドアデザインをおすすめします。

 

玄関周りに吹き抜けをつくる

玄関の吹き抜け

▶施工事例:自然素材と光、風に包まれた2階にLDKのある家

玄関周辺を吹き抜けにして二階からの日差しを取り入れる方法もあります。

建物の中央に玄関がレイアウトされていて窓が付けにくい場合などにおすすめです。

二階とのつながりをつくることで、明るさだけでなく広がりを感じられる玄関を演出できます。

 

▶おすすめコラム:
新築の吹き抜けを活かす窓選び|デザインと機能性をアップさせるポイントとは

 

玄関とリビングを仕切らない間取りにする

玄関とリビングが一体の間取り

▶施工事例:ヤシの葉揺れる 海辺のサーファーズハウス

LDKの日当たりが良いなら、玄関とリビングの間に仕切りを設けない間取りもおすすめです。

仕切りがないため開放感があり、LDKに入る日差しが玄関まで届きます。

コンパクトな玄関でも狭さを感じないような明るい玄関をつくることが可能です。

 

ポイント

クレアカーサではお客様のご要望や周辺環境を考慮したプラン提案を行っております。

窓がない玄関に最適なドアや照明などをご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。

玄関に窓がない家は風水的に良くないのか

窓がない玄関と風水

玄関に窓がない家は風水的に良くないわけではありません。

ただし窓がなくて玄関が暗くどんよりしていると悪い気が溜まりやすいと言われているため、照明を点けて明るくして玄関ドアを開けて換気するなどの対策がおすすめです。

ちなみに玄関の正面に窓がある家は「漏財宅」とされ、お金が流れ出てしまうと考えられています。

観葉植物の設置やロールスクリーンの施工によって運気を上げることができますので、気になる方は取り入れてみてくださいね。

 

まとめ

玄関に窓を効果的にレイアウトすることで明るくおしゃれな空間にすることができます。

防犯性やプライバシー性、断熱性の対策を取り入れ、暮らしやすさにも重視した玄関にすることが大切です。

周辺環境を考慮しつつ間取りやデザインに合った窓を取り入れ、玄関をお気に入りのスペースに仕上げましょう。

▶おすすめコラム:
おしゃれな玄関の間取りアイデア♪千葉の注文住宅事例

 

ポイント

私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は千葉県茂原市にある建築会社です。

平屋建て・2階建てとレパートリー豊富な注文住宅や規格住宅の設計施工実績が豊富で「高断熱+高性能設備+太陽光発電」のZEH(ゼロエネルギー住宅)の普及にも努めております。

「補助金を使ってお得に平屋を建てたい」という方をしっかりサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

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免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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