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2023年11月30日/ Last updated : 2024年06月24日

リビングにキッズスペースをつくるには?おしゃれなレイアウト・間取り・コツをご紹介

リビングにキッズスペースをつくるコツ

「子どもが集中して遊べるスペースをつくってあげたい」「できれば目が届く安全な場所につくりたい」そんな方におすすめしたいのが、リビングにつくるキッズスペースです。

キッズスペースがあれば、お子様の様子を見守りながら食事をつくったり掃除をしたりできるだけでなく、部屋中におもちゃが散らばって片付かない……ということもありません。

今回は、リビングにキッズスペースをつくる方法や最適な広さなどまとめてご紹介します。

これからの間取り計画にぜひお役立てください。

 

コラムのポイント

● キッズスペースに最適な広さは1〜3畳ほどですが、お子様の年齢や遊ぶ内容によって異なります。将来的に撤去することも見据えて必要なスペースを決めていきましょう。

● 造作家具で空間を仕切る、壁面収納を活用する、などキッズスペースをつくる方法はたくさんあります。希望しているライフスタイルに合わせて最適な方法を選びましょう。

 

子どもがすくすく育つリビングのキッズスペース

リビングにキッズスペースをつくるコツ
リビングにつくるキッズスペースには、たくさんのメリットがあります。

 

子どもを見守ることができる

リビングにキッズスペースを設けることで、お子様を常に見守ることができます。

特に小さいうちは目を離したくないもの。

かといってずっとつきっきりになってしまうと家事が溜まってしまいます。

キッズスペースをつくりお子様が遊んでいる横で家事をしたり仕事をしたりすれば、親も子どもも安心です。

何かあった時もすぐに動けるため、危険を最小限におさえることができるでしょう。

 

片付けの習慣が身に付く

おもちゃを出し入れしやすい環境が整っていれば、片付けの習慣が身につきます。

片付けられない大きな理由は「収納場所が決まっていない」ことですが、あらかじめ片付ける場所を決めてあげることで、遊んだ後は片付けるという習慣が自然と身につきます。

最初のうちは親と一緒に、そのうち一人で片付けられるようになれば責任感を養うこともできるでしょう。

 

リビングが散らかりにくくなる

おもちゃや絵本がリビング一面に散らかってしまうと、どうしても雑多な印象を与えてしまいます。

しかし、キッズスペースがあればおもちゃや本などがリビング全体に広がることなく、リビングの美しさを保つことができます。

せっかく楽しそうに遊んでいるのに、散らかってしまうからという理由で遊びを止めてしまうのは避けたいもの。

遊ぶスペースを区切ってあげることで、リビング全体が散らかってしまうのを防ぎながら遊びを楽しんでもらうことができます。

 

 

キッズスペースに必要な広さは?

リビングにキッズスペースをつくるコツ
キッズスペースに最適な広さは、お子様の年齢や遊ぶ内容によって異なります。

将来的に撤去することを見据えて、必要なスペースを決めていきましょう。

 

1畳(約1.62㎡)のキッズスペース

乳幼児期は1畳ほどあれば十分です。

ベビーマットやプレイマットを敷いて、手に届きやすい場所におもちゃや絵本を置きましょう。

少し大きくなってきたら絵本コーナーやままごとコーナーをつくっても余裕があります。

 

2〜3畳(約3.2㎡〜4.9㎡)のキッズスペース

幼児期になり活動範囲が広くなってくると、2〜3畳の広さがおすすめです。

絵本を読んだりブロックで遊んだり、自由に遊び学ぶスペースとして活用できます。

兄弟姉妹で遊ぶのはもちろん、お友だちが遊びに来た時もゆとりを持って遊べるでしょう。

キッズスペースの広さは、お子様の年齢や遊ぶ内容に応じて柔軟に調整できると安心です。

目が行き届き安全が確保されているかを確認しながら、すくすく成長できるスペースをつくりましょう。

 

 

リビングにおしゃれなキッズスペースをつくる方法

リビングにキッズスペースをつくるコツ
注文住宅の間取り計画を立てる前に知っておきたい、リビングにおしゃれなキッズスペースをつくる方法を順番にご紹介します。

 

リビングの片隅を活用したキッズスペース

広いスペースを確保するのが難しい場合は、リビングの片隅を活用しましょう。

リビングを広く使いつつ、子ども専用のスペースを確保できます。

ラグマットやカーペットを敷けば、キッズスペースだと判断しやすくなるでしょう。

圧迫感を与えることなく空間を分けられるため、遊びと日常生活の区切りをつけやすくなるのが魅力です。

 

造作家具で空間を分けたキッズスペース

リビングのテイストやインテリアに合わせて棚やテーブル、ままごとコーナーなどの造作家具をつくる方法もおすすめです。

統一感のあるおしゃれな空間に仕上がるため特別感があります。

キッズスペースをつくるとなると、つい子ども向けの家具を選びたくなります。

しかし、成長することを考えるとわざわざ購入するよりも空間にフィットする家具をつくり様々な用途に使える方が便利です。

 

壁面収納を活用したキッズスペース

壁面収納の一部分をおもちゃや絵本の収納スペースとして活用し、あたり一面をキッズスペースにすることもできます。

スペースを有効活用しているため、広々としたリビングをキープできるでしょう。

リビングにキッズスペースをつくるコツ
たくさんのおもちゃも壁面収納ならアイテムごとに収納しやすく、大人も子どももスムーズに片付けることができます。

成長に合わせて使用するおもちゃも変化しますが、壁面収納なら棚の高さを変えるだけで管理しやすいのも魅力です。

 

小上がりの和室を活用したキッズスペース

リビング横に設けられる小上がりの畳。

床よりもやや高くなっているため、自然と空間が分かれます。

柔らかい畳の上なら子どもたちも動きやすく、小学生になっても十分活用できるでしょう。

リビングにキッズスペースをつくるコツ
テーブルを置けば読書やお絵描き、宿題までなんでもできる万能スペースに。

温かみのある「和」の雰囲気を取り入れたい方におすすめです。

 

スキップフロアを活用したキッズスペース

スキップフロアをつくることで段差が生まれ、圧迫感なく空間を区切ることができます。

また段差を抑えることで使いやすい空間にすることも可能です。

リビングにキッズスペースをつくるコツ

スキップフロアの下を活用すれば秘密基地のような特別空間に。

家族の雰囲気を感じながら子どもだけで過ごせるスペースは、お子様の集中力を高めるのに役立ちます。

壁や扉で仕切っていないため目が届きやすく、家事をしながらお子様の様子を見守ることができます。

 

ワークスペースを活用したキッズスペース

勉強や作業スペースとしてつくったワークスペースも、大人が使わない時間帯はキッズスペースとして活用できます。

成長するにつれて、おもちゃを使った遊びから絵を描いたりパズルをしたりといった創造的な活動へとシフトしていきます。

そんな時テーブルやイスがある環境が整っていれば、遊びだけでなく学習習慣もつけやすくなるでしょう。

ワークスペースを活用すれば、遊びに学びにと様々な角度からお子様の成長を後押しできます。

 

 

キッズスペースはいつまで必要?

リビングにキッズスペースをつくるコツ
子どもの成長に応じてキッズスペースの必要度は変わります。

乳幼児期から学童期は、しっかりと遊べるスペースをつくっておいた方が子どもたちものびのびと遊ぶことができます。

ままごとのような乳幼児期に遊ぶおもちゃから、本やパズルなど大きくなっても楽しめる物に徐々に変えていくことで長期間楽しむことができるでしょう。

しかし思春期になればオープンな空間よりも1人になれる子ども部屋の方が必要になるケースもあります。

お子様の性格や遊ぶ内容に合わせてアップデートしやすいよう、間取り計画を立てていきましょう。

 

 

リビングにキッズスペースをつくるなら……

リビングにキッズスペースをつくるコツ
リビングにキッズスペースがあれば、お子様の成長を見守りながら快適に過ごすことができます。

広さやレイアウト、デザイン性を工夫して、おしゃれな住まいをつくりましょう。

 

 

 

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  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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