最近、おしゃれな家の多くが取り入れている『土間』のある間取り。

友人を招いておしゃべりしたり、大好きなサーフィン用具の収納スペースにしたり、子どもたちの遊び場にしたり…と様々な用途があります。

せっかく家づくりを始めるなら、おしゃれで使い勝手の良い土間のある家を建てたいですよね。

そこで今回のコラムでは、おしゃれな土間の事例と合わせて使い勝手の良い間取り計画のポイントをご紹介します。

これからの家づくりにぜひお役立てください。

土間のおしゃれな事例3選

土間があるだけで住まいは一気におしゃれな雰囲気に仕上がります。

まずはおしゃれな土間の事例を順番に見てみましょう。

事例①　片流れの美しいシルエット 土間のある平屋の家

タイルデッキ～庭へと続く土間はソトとゆるやかに繋がり、空間に広がりをもたらしています。

「毎日の家事をラクに」「子どもはのびのびと」。

家づくりのコンセプトを突き詰めていった先に、「考え抜いた動線や収納」「モノを厳選した暮らし」にたどり着いたといいます。

考え抜かれた動線や優しさを感じる空間づくりが素敵ですね。

【施工事例：片流れの美しいシルエット 土間のある平屋の家】

事例②　趣味の自転車を愉しむ 土間空間とロフトのある平屋

太陽光発電システムと床下冷暖房システム搭載でエコロジーな暮らしを実現されている平屋のＳ様邸。

ウチとソトをつなぐ土間スペースはご主人のお部屋に直結し、趣味の自転車をメンテナンスしたりディスプレイするなど使い勝手にも優れています。

メンテナンスする道具や遠出をするときに必要なグッズなども、スッキリと収納できそうですね。

【施工事例：趣味の自転車を愉しむ 土間空間とロフトのある平屋】

事例③　薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス

サーフィン帰りに床を濡らさずお風呂場へ直行できる動線、お買い物からパントリーへの動線など、生活シーンを細やかに描きながらつくられています。

土間にはたっぷりシューズクロークを設け、使い勝手抜群です。

【施工事例】薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス

使い勝手の良い土間の間取りポイント7つ

趣味を楽しむ空間や収納スペース、談話スペースなど様々な用途のある土間ですが、どのような間取りにすれば使い勝手がよくなるのでしょうか。

ポイント⒈　ちょうどいい広さを確保する

用途によって、使い勝手の良い広さは異なります。

作業スペースとして使うのか、収納スペースとして使うのか、など用途に合わせてちょうど良い広さを確保するようにしましょう。

2畳ほどのスペースがあれば、比較的どんな用途にも対応可能です。

3〜4畳程度のスペースなら、収納棚や作業スペース、シューズクロークなど余裕を持って設置することができます。

スペースに余裕があれば、後々違う用途として使いたいと思った時も棚や家具の位置などを変化させやすいので便利です。

【施工事例】あったか「和」スタイルの家

ポイント⒉　採光を確保する

玄関の向きによっては採光が難しく、土間がやや暗くなってしまうことがあります。

せっかくおしゃれな土間なのに薄暗くなってしまうのはもったいないもの。

たっぷりと太陽光を取り入れることができるよう、天窓（屋根に取り付けられた窓）やハイサイドライト（壁の高い位置に設置した窓）を設置してみましょう。

明るい空間になれば、昼間から電気を付けなくても作業しやすくなります。

ポイント⒊　コミュニケーションスペースとして活かす

友人や知人とゆっくり話をしたい…と思っても、なかなかお店が空いていなかったり大人数で集まるのが難しかったりするもの。

そんな時、土間があれば気兼ねなく友人知人を招いてのんびりとした時間を過ごすことができます。

思い切って4〜5畳ほどの土間を設け、ダイニングテーブルやチェアを置けるようにプランニングしてみましょう。

外の景色を楽しみながら、非日常空間を楽しむことができます。

もちろんのんびりと会話するだけでなく、DIYスペースや子どもの遊び場など、遊びに来た方に合わせてフレキシブルに用途を変化させることができます。

ポイント⒋　ゆとりある収納スペースを確保する

土間を丸ごと収納スペースにすることで、室内に設置する収納を必要最低限に減らすことができます。

収納を減らすことができればその分居住スペースを広くすることができるので、広いリビングがいい！収納はコンパクトにまとめたい！という方にはかなりおすすめです。

何を収納するのか、どのくらいの量があるのかによってゆとりあると感じるスペースは異なりますが、2〜3畳を目安に間取り計画を立ててみましょう。

可動式の棚を設置する、開き戸ではなく引き戸にする、など収納量とサイズに合わせて変化させられるようにしておくと便利です。

【施工事例】やわらかな光で彩られたカリフォルニアスタイルの家

ポイント⒌　+吹き抜けで開放感を

作業スペースやコミュニケーションスペースなど、人が過ごす空間として土間を設ける時は開放感が生まれるよう吹き抜けを設置するのがおすすめです。

土間に開放感が生まれるのはもちろん、土間と他の部屋との間につながりが生まれます。

また、土間は室内の空気と室外の空気がぶつかって結露が発生しやすくなる場所です。

吹き抜けをつくることで空気の通り道が生まれ、湿気対策、結露対策になるのでお手入れの負担減にもなります。

▶参考コラム＞＞新築の吹き抜けを活かす窓選び｜デザインと機能性をアップさせるポイントとは

ポイント⒍　庭とのつながりを持たせる

土間と庭につながりを持たせることで、気軽に庭に出られるようになります。

玄関に移動しなくても自由に出入りできるようになるので、土間はもちろん庭のある暮らしも楽しむことができます。

お子様が小さい時は、家事をしながら土間や庭で遊ぶ様子を見守ることができるのでとても便利です。

もちろん、リビングから見える景色が豊かになり、家で過ごす時間をより充実させることができます。

【施工事例】床下冷暖房で一年中快適　愛犬と暮らす自然素材の家

ポイント⒎　用途に合わせて素材を選ぶ

どのような素材を使用するのかによって、土間の印象は大きく変わります。

タイルを使用して色や柄で遊ぶのも良いですし、コンクリートやモルタルでシンプルに仕上げるのも良いでしょう。

デザイン性を意識することで、満足のいく土間をつくることができます。

ただ、選ぶ素材によって汚れやすさやお手入れのしやすさは異なります。

作業スペースとして使うのであれば、タイルを選んでしまうとタイルとタイルの間にゴミが溜まったり汚れが目立ったりするため、コンクリートの方が使いやすいかもしれません。

用途に合わせて、最適な素材を選ぶようにしましょう。

▶参考コラム＞＞【間取り図有り】土間のある家で理想の暮らしを実現｜デメリット＆対策

おしゃれな土間のある家づくりを始めるなら…

室内と室外を緩やかにつなぐ土間は、様々な用途があり使い勝手が良いだけでなく心地よく過ごすこともできます。

まずは、土間をどのように使いたいのかをご家族でしっかりと話し合った上で、おしゃれで素敵な土間のある間取り計画を進めていきましょう。

クレアカーサはシンプルな中にもお施主様の好みを盛り込んだ、オリジナルの家づくりをサポートしています。

理想の住まいにあった土間空間を提案させていただきますので、シンプルかつセンスの良いマイホームをめざすなら、ぜひお気軽にご相談ください。



クレアカーサでは、2棟のモデルハウスを公開しています。

• ●　毎日の暮らしにアクティブをプラスする「Outdoorlife Model」
• ●　つながり、広がる。リビングと庭 がテーマの「Afternoontea Model」
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• モデルハウスご紹介ページ＞＞「Outdoorlife Model」「Afternoontea Model」２棟同時ＯＰＥＮ！

クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。

「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなあ」など、大まかなイメージで大丈夫です。

お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。

クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか

私たちクレアカーサ（株式会社日立プロパティアンドサービス）は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。

お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。

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クレアカーサ（CREACASA）は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”

という意味を示しています。

あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。

株式会社日立プロパティアンドサービス　 クレアカーサ ショールーム＆モデルハウス

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録

• 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録　第1-1907-7917号　公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
  建設業許可番号 国土交通大臣　許可(特5)第29052号 国土交通省
  宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省

資格情報

• 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
  宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、２級ファイナンシャル・プランニング技能士他

受賞歴

• ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー　優秀賞を２シリーズでダブル受賞
  ・三協アルミ　ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019　ブロンズデザイン賞
  ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの６つ星を取得　等