【施工事例つき】ホテルライクな寝室をつくるには?注文住宅で叶えるポイントと注意点を解説

【施工事例つき】ホテルライクな寝室をつくるには?注文住宅で叶えるポイントと注意点を解説

「片流れの美しいシルエット 土間のある平屋の家」

ホテルのような寝室に憧れても、インテリアや間取りの工夫がわからず悩む人は少なくありません。

そこで当記事では、ホテルライクな寝室をつくるために押さえておきたいポイントや、インテリアのコツなどをわかりやすく解説します。

さらに注文住宅なら、設計段階から理想を取り入れやすいので、家づくりのヒントとしてぜひ最後までお読みください。


コラムのポイント

● 注文住宅だからこそ実現できるホテルライクな寝室づくりのポイントや、注意点をわかりやすく解説いたします。

● ホテルライクな寝室の施工事例も紹介するので、家づくりの参考にしてください。

● クレアカーサは、茨城県で「敷地の条件・予算の条件・家族の条件」全てを実現できる快適&省エネな家づくりを行っています。


目次

ホテルライクな寝室づくりで押さえるべきポイント

ホテルライクな寝室づくりで押さえるべきポイント

「夕暮れに浮かぶ美しいフォルム 自分たちサイズのデザイン住宅」

毎日をホテルで過ごすような贅沢な寝室づくりは、デザイン性だけでなく、使いやすさも大切なポイントです。

デザイン性を優先してしまうと使いにくくなり、使いやすさを重視してしまうと「普通の寝室」になってしまうため、バランスを意識する必要があります。

ここでは、ホテルライクな寝室を自宅で叶えるために押さえておきたい3つの基本ポイントを解説します。

「引き算」でつくる落ち着いた非日常空間

ホテルライクな寝室は、余計なものをなくし、生活感を抑えた心地よい非日常空間をつくることがポイントです。

小物や装飾にこだわりすぎると、部屋全体がごちゃごちゃしてしまい、統一感のない空間になってしまいます。

そのため、洗練されたホテルのような非日常な空間には、物を減らして床や壁を見せる工夫や、ベッド周りの空間に余裕を持たせる演出が必要です。

「何を置くか」ではなく「何を置かないか」を意識する引き算が、ホテルライクな寝室づくりのカギとなります。

収納とレイアウトで生活感を排除

ホテルライクな寝室づくりでは、生活感を排除したレイアウトが大切です。

ベッドまわりに日用品やコード類など生活感のあるアイテムが見えてしまうと、どれだけインテリアにこだわっても「普通の寝室」になってしまいます。

日常的に使うスマホの充電器やティッシュなど、生活感の出やすい物は、設計段階から作り付けの収納(造作収納)を取り入れるのもおすすめです。

さらに、クローゼットの配置やベッドサイドの引き出し収納なども計画段階でしっかり設計しておくと、スッキリした印象になります。

デザインと快適性を両立する設計計画

ホテルライクな寝室は非日常感が魅力ですが、ライフスタイルに合っていなければ、毎日使う空間としてストレスが生まれやすくなります。

こうしたストレスが不眠や疲労の原因につながるケースもあるため、快適性への配慮は欠かせません。

照明の明るさやスイッチの位置、家具のサイズや配置なども、インテリア性だけでなく生活動線に合わせた設計が大切です。

さらに、見た目か使いやすさのどちらかを妥協するのではなく、自分にとってちょうどいいバランスを見つけることが、ホテルライクな寝室を長く楽しむポイントと言えます。

ホテルライクな寝室を叶える注文住宅の工夫

ホテルライクな寝室を叶える注文住宅の工夫

「片流れの美しいフォルム シンプルスタイルの平屋」

ホテルライクな寝室を実現するには、空間設計の工夫が欠かせません。

注文住宅であれば、間取りや素材選び、収納の配置まで自由に計画できるため、自分だけの理想の寝室を形にしやすくなります。

ここでは、非日常感と快適さを両立させるために押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

広々とした間取りでゆとりを演出

ホテルライクな寝室を目指すなら、ゆとりある空間づくりが重要です。

家具を壁際に並べるレイアウトは実用的ですが、ホテルのような特別な雰囲気からは少し離れてしまいます。

非日常感を演出するために、ベッドを思い切って部屋の中央に置き、左右に余裕を持たせる演出もおすすめです。

余裕を持たせた空間に、さらにソファやドレッサーも置ければ、そこはもう単なる寝室ではなく、自分だけの上質なリラックス空間が誕生します。

ホテルライクな寝室は、間取り段階から「広く見せる設計」を意識することが理想を叶える近道です。

調湿・断熱に優れた素材で快適さを保つ

ホテルライクな寝室では、調湿・断熱に優れた素材を取り入れ、快適な室内環境を保つ工夫が欠かせません。

調湿効果のある漆喰や珪藻土を壁材に使えば、湿度を自然にコントロールできます。

また、断熱性に優れた無垢フローリングやカーペットを床材に選ぶことで、足元の冷えを防ぎ、一年を通して快適な寝室環境を保てます。

窓や天井・照明のデザインで高級感を出す

ホテルライクな寝室づくりは、「非日常」を演出する空間デザインも大切です。

デザインの中でも、窓や天井、照明は部屋の印象をガラリと変える力を持っています。

たとえば、大きめの窓にホテルのような、天井から床までたっぷり垂れるカーテンを合わせると、開放感とラグジュアリーな雰囲気が同時に手に入ります。

さらに天井をあえて低めにしたり、間接照明を埋め込んだりするのも、落ち着いた空間づくりにとても効果的です。

ベッド以外の家具は造作収納でスッキリさせる

設計段階から造作収納を取り入れることが、ホテルライクな寝室を叶えるカギと言えます。

以下のような造作収納が、ホテルライクな寝室におすすめです。

 壁と同じ色・素材で作る壁一面のクローゼット収納

 配線を隠せるテレビ背面収納やコード通し付き棚

● デスクやドレッサー代わりになる窓下のカウンター

● サイドテーブルとしても利用できる、壁から張り出した床に付かないコンパクトな収納棚

これらの造作収納を空間に自然に溶け込ませられるのは、設計の自由度が高い注文住宅ならではの魅力です。

ホテルライクな寝室|おすすめインテリア

ホテルライクな寝室|おすすめインテリア

「片流れの美しいシルエット 土間のある平屋の家」

ホテルライクな寝室づくりには、空間そのものの設計だけでなく、インテリア選びも重要です。

色や素材、小物の配置次第で、よりホテルのような非日常感を高められます。

ここでは、ホテルライクな雰囲気を演出するためにおすすめのインテリアを紹介します。

立体感を引き立てる間接照明

ホテルのような立体感を演出するうえで効果的なのが、間接照明です。

天井から吊るす主照明ではなく、ベッドのヘッドボードや家具の背面などに光源を仕込むと、柔らかな光が上下左右に広がり、空間全体に落ち着きと高級感が生まれます。

また、部屋の明かりは間接照明を中心に組み立てると、まるでホテルのような穏やかな光に包まれた寝室に仕上がります。

さらに、読書灯やスポットライトなどの実用照明を組み合わせれば、快適さと機能性も両立できておすすめです。

ラグやリネンで高級感をプラス

ホテルライクな寝室には、高級感のあるインテリアがおすすめです。

ラグやリネンは、空間を占める面積が大きいため、素材感や質感、配置が空間全体の印象を大きく左右します。

ラグは毛足の長いシャギータイプやウール素材などを選ぶと、上質で落ち着いた雰囲気の演出が可能です。

さらに、ベッドまわりのクッションやシーツ、ベッドスローを同系色でまとめるだけでも、高級感を引き出すカギとなります。

アシンメトリーな家具

左右のバランスをあえて崩す「アシンメトリー」なレイアウトは、ホテルライクな空間に洗練された抜け感をもたらします。

ベッドの片側にサイドテーブルと照明、もう一方に小ぶりなチェアや観葉植物を配置することで、非対称の心地よいリズムが生まれるのでおすすめです。

また、左右非対称な遊び心を取り入れた家具の配置は、整いすぎない「こなれ感」を演出し、より自然で上質な寝室づくりに役立ちます。

リゾート感を出す壁面デスクやサイドチェア

ホテルライクな寝室には、就寝だけでなくリラックスペースとしての余白も重要です。

ちょっとした作業や読書を楽しめるようなデスクを壁面や窓側に設けると、リゾートホテルのような落ち着いた空間になります。

さらに、チェアやスツールなど背の低い家具を添えると、圧迫感を軽減し抜け感と余裕を演出できます。

シンプルながらも印象に残る「もうひとつの居場所」を寝室内につくることが、ホテルライクの完成度を高めるポイントです。

ホテルライクな寝室|おすすめ施工事例5選

ホテルライクな寝室|おすすめ施工事例5選

「大人かっこいい シンプルスタイルの家」

ここからは、クレアカーサで施工したホテルライクな寝室を紹介します。

タイプの違う5種類の寝室をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

エメラルドグリーンが映えるリゾートホテルのような一室

エメラルドグリーンが映えるリゾートホテルのような一室

エメラルドグリーンが映えるリゾートホテルのような一室

寝室間取り図

エメラルドグリーンが映えるリゾートホテルのような一室

海のそばに建てられたカリフォルニアスタイルの家は、真っ白な壁とフローリングの木目のコントラストが印象的な住宅です。

寝室内には大容量のクローゼットを設置し、使いやすさと解放感が両立しています。

エメラルドグリーンのリネン類が印象的な空間は、バルコニーとつながる大きな窓から光と風を取り込み、海を感じる爽やかで落ち着いたホテルライクな一室に仕上がっています。

施工事例:やわらかな光で彩られたカリフォルニアスタイルの家

かくれた収納と木目のアクセントが印象的な寝室

かくれた収納と木目のアクセントが印象的な寝室

かくれた収納と木目のアクセントが印象的な寝室

寝室間取り図

かくれた収納と木目のアクセントが印象的な寝室

家全体に遊び心が詰まったダウンリビングが印象的な住宅です。

寝室の一角には、壁の奥に収納へと続く動線が設けられており、すっきりとした見た目と、実用性が両立しています。

さらに大胆な木目のアクセントウォールと光の陰影が重なり、どこか異国のリゾートを思わせる、非日常感あふれる空間に仕上がっています。

施工事例:ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウス

光と色で魅せるホテルライクな寝室

光と色で魅せるホテルライクな寝室

光と色で魅せるホテルライクな寝室

寝室間取り図

光と色で魅せるホテルライクな寝室

片流れ屋根のシンプルな平屋は、複数の窓を絶妙に配置し、風の通り道まで計算された住宅です。

寝室は、落ち着いたトーンのアクセントクロスに間接照明を合わせた上質な空間で、まるでホテルの一室のような落ち着きがあります。

装飾を抑えたベッドまわりは、すっきりとまとめることで生活感を見せない工夫が大きな特徴です。

程よい暗さと統一感のあるカラーリングが、リラックスしやすい空間を作り出しています。

施工事例:片流れの美しいフォルム シンプルスタイルの平屋

海辺の風景を映したような白とグレーの穏やかな寝室

海辺の風景を映したような白とグレーの穏やかな寝室

海辺の風景を映したような白とグレーの穏やかな寝室

寝室間取り図

海辺の風景を映したような白とグレーの穏やかな寝室

まるで海の青が反射したようなブルーの外壁が印象的な、海と山に囲まれた住宅です。

ベッドを部屋の中央にゆったりと配置し、家具を極力減らしたレイアウトが、ホテルのような非日常感を演出しています。

白とグレーの配色は、砂浜と波を思わせるような穏やかなコントラストで、空間にやわらかな印象と統一感をもたらします。

また、収納は扉を目立たせない設計で空間に自然に溶け込み、生活感を感じさせないすっきりとしたホテルライクな寝室が実現しています。

施工事例:青い海を望む天空のリゾートハウス

シンプルな美しさが際立つホテルライクな寝室

シンプルな美しさが際立つホテルライクな寝室

シンプルな美しさが際立つホテルライクな寝室

寝室間取り図

シンプルな美しさが際立つホテルライクな寝室

片流れ屋根と黒の外壁が印象的な、素材の良さを活かしたダークモダンな平屋住宅です。

寝室は、壁面の上下に取り付けた照明がやわらかく陰影をつくり、ホテルライクな落ち着いた雰囲気を演出しています。

ベッドを空間の中央に配置し、装飾や家具を極力省いたレイアウトが、すっきりとした印象を与えています。

また、壁掛けテレビも空間に自然になじむよう設置されており、雰囲気を損なわないバランスのとれた設計が魅力のホテルライクな寝室です。

施工事例:勾配天井でLDKに光ひろがるダークモダンの平屋

ホテルライクな寝室でありがちな失敗と注意点

ホテルライクな寝室でありがちな失敗と注意点

「心豊かに暮らす ふたりのセカンドライフ」

一見おしゃれに見えるホテルライクな寝室も、実際に暮らしてみると「なんだか落ち着かない」「片付けにくい」と感じるケースは少なくありません。

住宅が完成してから取り入れたインテリアやアイテムは容易に改善できますが、設計に組み込まれた部分だと、後から気づいても取り返しのつかない事態になる可能性もあります。

住んでから後悔することがないように、ここでは、よくある失敗パターンと注意すべきポイントを紹介します。

こだわりすぎたインテリアで寝室の統一感がなくなる

寝室に必要なのは、色味や素材感を揃えた落ち着きのある空間です。

「おしゃれに見せたい」と要素を詰め込みすぎると、統一感を失い、まとまりのない印象になります。

ホテルライクな寝室を目指すなら、色・素材・デザイン・テイストに一貫性を持たせることが重要です。

照明の雰囲気を意識しすぎて寝室が暗くなる

落ち着いた雰囲気を出すために、間接照明やダウンライトだけで構成すると、部屋全体がほの暗くなりがちです。

読書のときに文字が見づらかったり、夜中にトイレに起きた際に足元が見えにくくてつまずくなど、日常生活に支障が出るケースもあります。

おしゃれな照明でも、調光・調色ができるタイプを選べば、雰囲気と実用性のバランスがとりやすくなります。

使いやすさを無視してコンセントが足りなくなる

寝室では、ベッドまわりのモバイル機器の充電や間接照明、必要に応じて加湿器や冷暖房機器など、意外と多くの電源が必要になります。

ホテル風の見た目ばかりを優先すると、コンセントの配置や数が不十分で「延長コードだらけ」という事態になりかねません。

コンセントは後付けが難しい設備のひとつなので、生活動線や使いたい家電を具体的に想定して、設計段階からしっかり計画することが大切です。

寝室の収納不足で片付けにくく散らかりやすくなる

ホテルライクな寝室では、生活感を見せない「隠せる収納」が重要です。

しかし、収納スペースが不足していると、ベッドまわりにスマートフォンや本、充電ケーブルなどのモバイル機器が出しっぱなしになりがちです。

また、ティッシュやメガネ、ハンドクリーム、常備薬といった細々とした日用品が片付かず、寝室全体が雑然とした印象になります。

片付けのしやすさまで考えた収納計画を立てておくと、美しさと快適さの両立が可能になります。

千葉・茨城でホテルライクな寝室づくりをお考えならクレアカーサへ相談を

千葉・茨城でホテルライクな寝室づくりをお考えならクレアカーサへ相談を

「太陽光発電と床下冷暖房でかしこく暮らす平屋」

ホテルライクな寝室のある家づくりは、使いやすさと上質なデザインの両立が大切です。

シンプルな空間ほど設計が難しく、信頼と実績のある工務店選びが理想のホテルライクな寝室づくりのカギと言えます。

茨城や千葉で理想のホテルライクな家を検討されている方は、クレアカーサにご相談ください。

住みやすさとデザイン性のすべてを兼ね備えた住まいを提案します。

 

クレアカーサが、「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインをコンセプトに、理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。  

 

  オンライン無料相談やショールームでは、家づくりのプロが土地選びや資金計画、間取りの疑問・その他住まいに関するお悩みをうかがいますので、ぜひお気軽にご利用ください。  

 

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

クレアカーサコラム編集部

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住宅業界の専門性について

免許登録
  • 建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特-5)第29052号 国土交通省
    宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、茨城県木造住宅耐震診断士ほか
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞 ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞 ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等