ペットと暮らす家を建てよう|快適な住まいのアイデアを実際の施工事例・間取りで解説
「大切なペットが快適に過ごせる家を建てたい」とご希望の方は多いのではないでしょうか。
人もペットも暮らしやすい家で、愛犬や愛猫たちとより豊かな時間を過ごすためには、注文住宅がおすすめです。
本記事では、ペットと暮らす家を建てる際のアイデア、実際にクレアカーサが手掛けた施工事例・間取りまで解説します。
コラムのポイント
- ● ペットと暮らす家を建てる際のポイントを解説いたします。
- ● ペットと暮らす家の施工事例や間取りをご紹介するので、デザインを設計する際にお役立てください。
- ●クレアカーサは、茨城県で「敷地の条件・予算の条件・家族の条件」全てを実現できる快適&省エネな、ペットと暮らせる家づくりを行っています。
ペットと暮らす家を建てる際のアイデア
次にあげる5つのアイデアを活用し、ペットと暮らす快適な住まいを実現しましょう。
ペット専用スペースを設置する
ペットがゆったりと過ごせる専用スペースを設けることで、ストレスを最小限に抑えましょう。
家族と一緒にいたいと思う時もあれば、一人で過ごしたいと思う時もあるのは、人間もペットも変わりません。
ペットのストレスをできる限り溜めないために、リラックスできる空間を家のどこかに設置してください。
また、愛犬と暮らす家を建てる場合は、犬ならではの寂しがり屋な性質を考慮します。
プライベート空間でありながらも、家族の存在を身近に感じられる場所に専用スペースを設けましょう。
例えばリビングの一角のように、家族が集まる場に設置することをおすすめします。
ペットに優しい床材と壁材を使用する
大切なペットが快適に過ごす家を建てるには、家を建てる際の床材や壁材にまでこだわりましょう。
例えば、滑りにくくするコーティングがされたフローリングや、クッション性があって手入れもしやすいフロアタイルなどがおすすめです。
ペットにとっては歩きやすく、飼い主にとっては掃除のしやすい素材を使用することで、安全性と利便性のどちらも得られます。
また、消臭効果のある壁材や壁紙、床材を使用することで、ペットの匂いも軽減可能です。
ドッグランや遊び場を確保する
とくに犬を飼っているご家庭の場合、自由に動き回れる場を確保して運動不足を解消することが重要です。
広めの庭やテラス、ドッグランをなどを設置して、犬が楽しく遊べる場を用意しましょう。
また、家の中から外で遊ぶ様子を眺められるように、リビングからの動線がわかりやすい場へ、テラスやドッグランなどを設置してください。
遊び場から帰ってきた際にすぐに使える足洗い場、シャワースペースなどを設けるのもおすすめです。
ペットの動線を考慮した間取りにする
ペットと暮らす家を建てる際には、動線を意識して設計し、自由に移動しやすい空間を作りましょう。
スペースの問題で、広い庭やドッグランなどを作るのが難しい場合、家の中の動きやすさはよりいっそう重要です。
動線設計にこだわるのはもちろん、階段の段差は緩やかにする、キャットステップを設置する、ペットドアを設けるなど、一緒に過ごすペットに合わせた工夫が必要とされます。
断熱性の高い家にする
基本的に犬は暑さに弱く、猫は寒さに弱いとされています。
また、チワワやトイプードル、ポメラニアンなど、寒さに弱い犬も少なくありません。
そのため、家の中の温度調節は非常に重要なポイントです。
断熱性能が高い住宅であれば、外気の温度に影響されにくいため、室内の温度を一定に保ちやすくなります。
室内での温度差がなくなることで、ペットは家中どこでも快適に過ごすことが可能です。
ペットと安全に暮らすための注意点
ペットと暮らす家では、ペットが過ごしやすい設計・間取りにこだわるだけでなく、安全への配慮が必要です。
中でも、次の3点への注意が必要となります。
- ・ペットフェンスを設置する
- ・バルコニーからの落下を防止する
- ・庭づくりでは安全な植物を選ぶ
ペットフェンスを設置する
ペットフェンスは、愛犬や愛猫の安全を守るために欠かせない設備です。
ペットの大きさに合った高さと強度のあるフェンスを設置し、危険な場所へは入れないようにしましょう。
例えば、火元や刃物に触れるのが危ないとされるキッチンや、飛び出してしまうと危険とされる玄関などに設置しておくことをおすすめします。
フェンスを設置する際には、足場となるような高さのあるものを近くに置かないよう注意してください。
バルコニーからの落下を防止する
バルコニーを設置する場合、ペットが柵の隙間から落下しないように対策を取る必要があります。
とくに小型犬と一緒に暮らしている場合、小さな隙間であっても通り抜けてしまい、転落するリスクが少なくありません。
バルコニー付近には扉や柵を設けておくと、好奇心旺盛な愛犬・愛猫がいる場合にも安心です。
転落防止ネットを活用すれば、風通しを遮ることなく安全性を高められます。
庭づくりでは安全な植物を選ぶ
ペットと暮らす家の場合、大切なペットにとって安全な庭を作る必要があります。
ローズマリーやクリーピングタイム、タイムなどのハーブは、犬や猫に対して害がなく、虫除け対策にもなるためおすすめの植物です。
一方、スズラン、アジサイ、ユリなどは毒性が強く、犬や猫が誤って口にしてしまうと非常に危険なため、植えるのを避けてください。
雑草を駆除する際も、重曹や酢などペットに害がないものを使用することをおすすめします。
もしも防草シートを敷く場合は、ペットによる誤飲がないよう注意が必要です。
ペットと暮らす家の施工事例・間取り5選
ここからは、クレアカーサが手掛けたペットと暮らす家の施工事例をご紹介します。
ぜひデザインや間取りの参考になさってください。
ペットと暮らす家の施工事例①
シャープで落ち着いた色合いのデザインに、白いガビオンや花ブロックがアクセントとなっている平屋住宅です。
塀に開いた穴からは、愛犬が外を眺められる仕様になっています。
室内は白を基調とした明るい空間で、土間から続く庭には広々としたドッグランも設置しました。
愛犬のためのプライベートスペースも確保しながら、どこにいても動きが見えやすいように、死角の少ない間取りになっている点も特徴です。

1階

ロフト
上記の施工事例について詳しく確認したい方はこちらからご覧下さい。
ペットと暮らす家の施工事例②
ネイビーのガルバリウム鋼板に片流れ屋根が特徴的な、ペットと暮らす平屋住宅です。
玄関からリビング前まで広がるウッドデッキ、リビングから続く土間では、愛犬がのびのびと遊ぶことができます。
アイランドキッチンを採用することで、空間をよく見渡すことができ、大切なペットの様子をいつでも見守れるのが魅力です。

1階

スキップフロア
上記の施工事例について詳しく確認したい方はこちらからご覧下さい。
ペットと暮らす家の施工事例③
「猫と仲良く暮らす家」をコンセプトにした平屋住宅の施工事例です。
ダークメタリックのガルバリウム鋼板を採用し、シャープでスマートな外観にしました。
リビングからはスリップフェンスで囲われたタイルデッキが広がっており、愛猫たちがゆっくりくつろげる空間として活用されています。
また、室内のどこへでも巡回できるようにペットドアを設けるなど、猫ならではの習性もふまえた設計です。
上記の施工事例について詳しく確認したい方はこちらからご覧下さい。
ペットと暮らす家の施工事例④
グリーンの外観にホワイトフェンスがおしゃれなサーファーズハウスの施工事例です。
ゆったりとしたポーチの前には、愛犬が自由に遊び回れる庭が広がっており、中央にはヤシの木が穏やかに揺れています。
2階に設けたリビングには心地よい光と風が届き、2匹の愛犬ものびのびくつろげる広さを確保しました。
サーフボードが収まる広々とした収納も設け、愛犬との理想的なライフスタイルを実現しています。

1階

2階
上記の施工事例について詳しく確認したい方はこちらからご覧下さい。
ペットと暮らす家の施工事例⑤
アイボリーホワイトに周囲の緑がよく映える、柔らかな雰囲気が魅力の住宅です。
内装やインテリアなどもナチュラルな色合いでまとめられており、カフェライクな可愛らしい空間が広がっています。
愛猫のためにキャットタワーやペットドアを設け、部屋を自由に行き来できる作りにしました。
愛猫や家族との穏やかな時間が流れる住まいです。
上記の施工事例について詳しく確認したい方はこちらからご覧下さい。
茨城・千葉でペットと暮らす家をお求めの方はクレアカーサへ相談を
ペットが快適に過ごせる家を建てるには、細かな部分までこだわれる注文住宅がおすすめです。
注文住宅であれば、大切なペットの習性や性格に合わせて空間を設計できます。
素材や間取りにもこだわり、人もペットも暮らしやすい家を建てましょう。
茨城や千葉でペットと暮らす家をお求めの方は、ぜひクレアカーサにご相談ください。
私たちは建築のプロフェッショナルとして、ペットと暮らす家づくりに関する豊富な知識と経験を持ち合わせています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
クレアカーサが、「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインをコンセプトに、理想のマイホームづくりをお手伝いいたします。
オンライン無料相談やショールームでは、家づくりのプロが土地選びや資金計画、間取りの疑問・その他住まいに関するお悩みをうかがいますので、ぜひお気軽にご利用ください。
