【新築】住宅ローンの疑問を解消しよう|年収の何倍が目安になるの?
エリアの選定・住宅のデザイン・希望の間取りなど、憧れのマイホームづくりに悩みはつきものです。
その中でも「住宅購入にかかる資金」や「住宅ローン」は、避けては通れない問題です。
自分たちは住宅ローンを活用できるのか、年収の何倍くらいが目安なのかなど、疑問や不安もいっぱいです。
今回は、資金計画の基盤となる「住宅ローン」についてクローズアップしてみましょう。
住宅ローンは「借りる時に気をつければ大丈夫」というものではありません。
実は、自分たちが気づかないうちに落とし穴にはまってしまう可能性もあるのです。
家づくりをスムーズに進めるため、必要な事柄を把握しておきましょう。
コラムのポイント
- ● マイホームの建築は、楽しさの一方気をつけておきたいポイントがあります。どんな部分に注意したらいいのかなど、知ることができます。
- ● 住宅ローンを含め、資金計画はとても重要です。必要なポイントを押さえて、今後の住まいづくりに活かしていきましょう。
Contents
住宅ローンには「事前審査」と「本審査」があります
住宅ローンとひとつの項目になっていますが、実は活用するためには「2つの審査」を通過することが必要です。
- ・1つ目は「事前審査(仮審査)」と言い、
- 自分たちが購入する予算がある程度決まったときに、銀行などの金融機関が行います。
- ・2つ目は「本審査」と言い、
- 1つ目の事前審査を通過した後、信用保証会社などが行っています。
事前審査では主に、
○ 申込者の収入、財産状況でその住まいを購入できるのか。
○ 実際に銀行から住宅ローンの融資を受けることが可能なのか。
○ どのようなペースであったら、返済が無理なく行えるのか。
など、申込者の返済能力や信用力、そして返済プランなどが確認されています。
本審査では、申込者の返済能力と信用力を中心に確認されていくのです。
そのため、住宅ローンを提出する前の動きがとても重要です。
▶参考コラム>>「夫婦で一致団結する!千葉 新築一戸建ての住宅ローンの話」
住宅ローンを組む前から、気をつけておきたいこととは?
一般的に住宅建築の際に「住宅ローンの活用」は、当たり前の世の中です。
住宅ローンを上手に活用することで、建てた後の生活を過ごしやすく計画できるなど、たくさんのメリットがあります。
このようにメリットの多い住宅ローンではありますが、実は「住宅ローンを組む前」がとても大切です。
いざという時に困らないよう、住宅ローンを組む前の注意点を押さえておきましょう。
ブラックリスト?そんなリストは実際にあるのだろうか
住宅ローンなどの情報を集めていると「審査に通らない人」というフレーズを目にすることも多いのではないでしょうか。
審査に通らないことを「ブラックリストに載っている」と表現する場合もあります。
しかし、実際に住宅ローンなどの事前審査を出した時、審査が通らない人がリスト(=ブラックリスト)としてあげられている訳ではありません。
住宅ローンの判断基準として使用されているものは、
- ・自分や家族が日常的に使用しているクレジットカード情報。
- ・現在組んでいるローン契約などの返済延滞の状況。
- ・過去、借用などからの自己破産の実情。
- ・金融関係の全体的な情報。
などをまとめたものが「個人信用情報」となり登録されています。
その中で返済が長い期間滞っている場合、「ブラックリストにのる」などと表現されています。
個人信用情報とは
個人信用情報とは、「金融機関が共有している個人情報」です。
各種ローンの審査基準や融資の判断などは金融機関によって変わります。
そのため、「この条件なら必ず住宅ローン審査を通過できる」と言い切れるものはありません。
審査を受ける人が平等に融資を受けることができるようするために、同じ情報を使い、相手が信用するに値するのかを判断するのです。
もちろん住宅ローンの事前審査を提出すると、審査に出したという「履歴」として残ってしまいます。
「本当に通るのかなぁ」などの余計な履歴は、後々の困りごとにつながるケースも考えられます。
しっかりと計画を立て、提出することが大切です。
個人信用情報を管理している機関とは
主に個人信用情報を管理している機関は
○ 全国銀行協会:主に銀行関係の情報を管理しています
○ CIC(シーアイシー):主にクレジットカード系の情報を管理しています
○ JICC(日本信用情報機構):主に消費者金融系の情報を管理しています
の三機関で取り扱っています。
信用情報の内容は規定に則り、一定期間保存されます。
このシステムは、過剰な融資を行うことによって「多重債務者が増えることを防止するため」のもので、元々消費者を保護するために生まれました。
また融資を受けたい人が同じ基準で判断されることにより、公平性を保つことができます。
※ こちらの情報は、手続きをふめば個人でも情報を集めることは可能です。
現代はキャッシュレス決済やクレジット決済など、支払い方法も多様化されています。
キャッシュレス決済で済ませてしまい、「うっかり支払いが滞ってしまった・・・」という場合も考えられます。
そんな落とし穴が「ついうっかり」なのです。
住宅ローンなど大きな買い物を考えている方は、日常からしっかりとした管理を行い、「ついうっかり」にならないよう注意が必要です。
▶参考コラム>>「マイホーム購入の決意と悩み」
住宅ローンを使いたい!年収の何倍なら安心なの?
「これくらいまでなら住宅ローンは通る」と言えないことが分かっていても、ある程度の目安が知りたいと思うのはみな同じです。
住宅ローンの借入額を決める際、現在の年収がひとつの判断基準となります。
そのひとつの指標としてあるのが、「年収倍率」です。
「年収倍率」とは、「年収に対する住宅購入価格の比率を示す数字」です。
ここでは住宅金融支援機構の「2020年度 フラット35利用者調査」をもとに、年収の何倍なら購入可能な目安となるのかを考えてみましょう。
年収倍率から住宅購入価格の目安を見てみよう
ずっと変わらない固定金利で有名な「フラット35(住宅金融支援機構)」では、毎年利用された方のデータを集計し、その動向を公表しています。
その調査では、
○ 利用者の属性(年齢、家族数、世帯年収など)
○ 建設または購入した住宅の概要(住宅面積、敷地面積など)
○ 所要資金の調達内訳
など住宅購入者が知りたい情報がたくさんつまっています。
注文住宅なら年収の8倍は必要となる!
「2020年度 フラット35利用者調査」の調査結果では、注文住宅(全国)の年収倍率は6.7倍となっており、2019年度の調査より0.2ポイント上昇しています。
また土地付注文住宅(全国)の年収倍率は7.4倍となり、前年度より0.1ポイント上昇しています。
首都圏ではさらに倍率が上がり、注文住宅のみで6.9倍。
土地付注文住宅の場合、年収倍率が7.9倍というデータが公表されています。
上記のデータで年収500万円で計算してみた場合、注文住宅のみ(首都圏)では3,450万円となり、土地付きでは3,950万円になります。
しかし上記のデータの倍率の中に「頭金」が含まれている場合、実際の住宅ローン利用額は低くなることになります。
上記の「フラット35利用者調査」では、どの融資区分においても平均で「1~2割の自己資金(頭金)」が用意されているとうデータが出ています。
安易に年収倍率だけで借り入れられる額を考えるのではなく、しっかりと今後の生活を見据えた資金計画を立てることが重要です。
クレアカーサではさまざまな相談会を開催しています。
快適な住宅、災害に強い家、家計に優しい家など知って得する情報がたくさんあります。
その中で住宅ローンなど資金計画の相談も承っており、FPによる個別相談も人気です。
自分たちだけで悩まず、プロに相談してあなたらしい家づくりを始めてみませんか。
▶参考コラム>>「見学会・相談会に参加する時に、気をつけておきたいポイント」
クレアカーサで実感した!楽しい家づくり
クレアカーサでお手伝いさせていただいたお客さまの中にも、楽しい家づくりを実感され、魅力的なお住まいを建築された方が多くいらっしゃいます。
こだわり抜いた施工事例をご案内します。
薪ストーブのあるレトロモダンの家
時が止まった様な居心地の良さに心身共に癒されるリビングには、どこか懐かしさを感じる畳の小上がりがあります。
和の情緒あふれる主寝室の吹抜け窓を開ければ、1階のLDK全体が見渡せます。薪ストーブの温かな空気がそっと家族を包み込むE様邸は、毎年冬の訪れが楽しみになるお住まいです。
「リビング、畳スペース、水まわり、2階の寝室とすべてが繋がっているので、どこに居ても家族の様子が分かるのが良いですね。冬の食卓には薪ストーブで作った料理が並びます。特に生地から作るピザは絶品!子ども達が大人になっても、この味は忘れないんだろうなあ…と思っています」とおっしゃるE様です。
ヤシの葉揺れる 海辺のサーファーズハウス
青空に映える白い外壁と平屋ならではのフォルムを活かした大屋根が印象的なセカンドハウス。ポーチでヤシの葉が揺れるガーデンを眺めれば、海帰りの気だるさをゆったり味わえる至福の時間。
無機質なアメリカンフェンスがスパイスとなり、爽やかさとヴィンテージ感が織りなす世界観が訪れる人を魅了します。
室内はできるだけ遮るものを少なくし、オープンな雰囲気を大切にプランニングしています。
太陽の光や緑のやさしさに癒されながら自然を感じられるお住まいに仕上がりました。
私たちがお手伝いします 家づくりから資金相談まで
「快適な家を作ること。家族が笑顔で安心して過ごせる家を作ること」
言葉にするのは簡単ですが、これを現実にすることはとても難しいことです。
家づくりには様々な希望や想いが込められていると思いますが、当然のことながら予算には限りがあります。
巡り会ったお客様に家づくりは楽しいと感じていただきたい!
クレアカーサでは安心して暮らせる住宅の建築はもちろんですが、家づくりに対しての不安解消や土地の相談、住宅ローンの相談など家づくりのすべてをサポートしています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなぁ」など、大まかなイメージで大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”
という意味を示しています。
あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。
株式会社日立プロパティアンドサービス クレアカーサ ショールーム&モデルハウス
■住所 〒 297-0037 千葉県茂原市早野2648-1
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
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住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会