30坪でも広く見える間取りに共通する17の工夫|注文住宅の実例・間取り図で解説

30坪の住まいは工夫次第で実際の面積以上にゆとりのある空間を演出することが可能です。
そこで今回は30坪でも広く見える住まいに共通する間取りやデザインの工夫をご紹介します。
実際に30坪前後で建てた住まいの間取り図や実例を交えて解説しますのでぜひ家づくりにお役立てください。
コラムのポイント
● 30坪の住まいは3~4人家族に適していて2~3LDKの間取りが一般的です。
● 間取りや収納、内装デザインなどの工夫次第で30坪の家をより広く見せることができます。
● 様々な間取りに柔軟に対応でき、30坪前後の住まいの施工実績が豊富な住宅会社への相談がおすすめです。
30坪の家は狭いのか

30坪前後の家は決して狭くなく、実際に採用される方も多いです。
工夫次第でLDKにゆとりを持たせられますし、間取りによっては趣味部屋や大容量収納などを確保することもできます。
何人暮らしにおすすめか
30坪前後の家は3〜4人家族におすすめです。
国土交通省の「住生活基本計画」によると、ライフスタイルに合った豊かな暮らしが送れる面積(誘導居住面積水準)は次のように示されています。
| 単身 | 2人 | 3人 | 4人 | |
|---|---|---|---|---|
| 都市部 | 40㎡ (約12.1坪) |
55㎡ (約16.6坪) |
75㎡ (約22.7坪) |
95㎡ (約28.7坪) |
| 一般地域 | 55㎡ (約16.6坪) |
70㎡ (約21.2坪) |
100㎡ (約30.3坪) |
125㎡ (約37.8坪) |
この表からも分かるように都市部では30坪の住まいで4人家族が快適に暮らせます。
また一般地域では3人家族におすすめの広さです。
何LDKの間取りが採用できるか
30坪の住まいでは2〜3LDKの間取りが選ばれることが多いです。
3〜4人家族が暮らすのに必要な一般的な部屋数であり、居室の広さや収納量、生活動線も無理なく確保できます。
また間取り次第で畳コーナーや書斎などのちょっとしたスペースを設けることも可能です。

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30坪でも広く見える間取りに共通する17の工夫|実例・間取り図で解説

30坪の住まいを畳数以上に広く見せるための工夫をご紹介します。
実際に30坪前後の住まいの間取り図や実例をもとに解説しますのでぜひお役立てください。
①【間取り】空間の広さにメリハリをつける

30坪で広い空間をつくるためには間取りに優先順位をつけることが大切です。
こちらの住まいではコンパクトな寝室や洋室を採用し、他の空間にゆとりを持たせました。
空間の広さにメリハリをつけることで「リビング横の小上がり」や「広々としたランドリースペース」を実現できました。
家族が集まる空間や使用頻度の高いスペースにゆとりを持たせた間取りは満足度が高まるケースが多いです。
②【間取り】壁で視線を遮らない

LDKなどの大空間は壁で視線を遮らないようにすることがポイントです。
こちらの事例では空間全体を見渡せる一直線LDKを取り入れました。

キッチンのコンロ横に壁がありますが、視線を遮る位置や向きではないため圧迫感はありません。
玄関とリビングの間にも仕切りを設けず、家に入った瞬間から開放感を感じられるように工夫しました。
③【間取り】無駄な廊下をつくらない

無駄な廊下を減らすことで他の空間を広くできます。
上の事例では廊下をなくして「脱衣所・洗面所・クローゼット」を直結させました。
3つのスペースをコンパクトにレイアウトでき、効率的な動線も実現しています。
④【間取り】吹き抜けや勾配天井の間取りにする

吹き抜けや勾配天井を採用し、縦方向の広がりを演出することが可能です。
天井が高くなることでコンパクトな空間でも上からの圧迫感が生じにくくなります。
上の事例のように梁を見せて空間のアクセントにしてもおしゃれです。
▶おすすめコラム:
【吹き抜け・勾配天井のある平屋】メリット・デメリットと後悔しないための間取りポイントを解説
⑤【間取り】縦長・横長のレイアウトで空間に奥行きを持たせる

縦長や横長の間取りを採用することで奥行きを感じられる空間設計ができます。
奥行きのある空間は視覚的に広く見えるため、開放感のある住まいをつくりやすいです。

こちらの住まいでは玄関とLDKを横一直線にレイアウトしました。
玄関からキッチンまでの距離があるため、視線が奥へ伸びて広々と感じられます。
⑥【間取り】テラスや中庭とLDKをつなげる

LDKからつながるテラスや中庭を設けることで空間に広がりを感じられます。
室内とテラスの床をフラットにつなぎ、床材の色をそろえることでより一体感のある空間を演出できます。
上の事例では周囲からの視線が気にならない中庭をつくり、プライベートなアウトドアリビングとして活用できるようにしました。
▶おすすめコラム:
リビングとテラスが一体の開放的な住まい|リビング続きのウッドデッキやバルコニーの実例
⑦【窓・建材】外とつながりを感じる窓を設ける

外とのつながりを感じる大きな窓を設ける方法もおすすめです。
壁と比べて視線が抜けるため、実際よりも広く感じられます。
こちらの事例のように庭や美しい景色が見える場所に窓をつけるのがおすすめです。
⑧【窓・建材】高窓で上からの日差しを取り入れる

高い位置に窓を設けることで明るい日差しを室内の奥まで取り込めるため、空間に広がりを感じやすくなります。
1階の窓だけでは採光を確保しにくい場合にも効果的な方法です。
また洗面台や収納の上などのデッドスペースにも取り入れやすいため、限られたスペースでも効率よく採光を確保できます。
⑨【窓・建材】ハイドア・ハイサッシを採用する

▶施工事例:シンプルだから美しい 白い塗り壁のサーファーズハウス
通常よりも背の高い「ハイサッシ」を取り入れることでより外とのつながりを感じられます。
また採光量も増えるため、明るく開放的な空間を演出する際にも効果的です。

「ハイドア」はスタイリッシュな空間に仕上げたいときにおすすめです。
ノイズのないデザインのためすっきりとした印象を与えることができます。
⑩【窓・建材】スケルトン階段で視線の抜けをつくる

骨組みだけで構成された「スケルトン階段」は抜け感を演出するのに効果的です。
手すりや踏み板の間から視線が抜けるため、壁で仕上げる階段と比べて圧迫感がありません。
上の事例のように存在感が出やすい黒い階段を採用しても主張が強すぎないため、狭さを感じにくいです。
⑪【収納】家具や収納を造作する

家具や収納を造作することで30坪の空間を無駄なく活用できます。
上の事例ではキッチンと一体のダイニングカウンターを造作し、空間を効率よく使えるようにしました。
スペースに合わせて造作するため隙間や段差が生じず、見た目がすっきりとした印象になるのが魅力です。
⑫【収納】「見せる収納」と「隠す収納」のバランスを考える

空間を広く見せるためには「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けることが大切です。
上の事例ではデザインのアクセントになるサーフボードは立てかけて見せる収納にしました。
一方で生活感が出やすいシューズボックスやコートクロークは扉付きを選び、物を隠して収納しています。
収納する物をあらかじめ想定し、目隠しの有無を考えることが整った空間をつくるためのポイントです。
⑬【収納】ニッチや埋込収納を採用する

壁内に納まるニッチや埋込収納を採用することで空間の圧迫感を軽減できます。
上の事例はコンパクトな玄関ホールにニッチを造作した事例です。
動線上にあるニッチですが壁から出っ張らないため、移動の妨げになりません。
▶おすすめコラム:
おしゃれなニッチの施工事例11選|リビング・玄関・トイレ・洗面所などの空間別アイデア

こちらのトイレには埋込収納を採用しました。
圧迫感が出やすいダークカラーでまとめたトイレですが、埋込収納にすることですっきりとした印象を与えられます。
ニッチや埋込収納は床面積に影響しないため、30坪という限られた空間を有効活用する方法としてもおすすめです。
⑭【内装・インテリア】明るい内装にする

空間を広く見せたい場合は明るい内装でコーディネートすることがポイントです。
特に白は光を反射するため、圧迫感のない軽やかな印象を与えられます。
さらにソファなどの大型家具や床の色も明るめで統一することでより効果が期待できます。
⑮【内装・インテリア】ワントーンカラーでコーディネートする

コンパクトな空間をすっきりと見せたい場合は「ワントーンカラー」でコーディネートする方法もあります。
上の画像はトイレの「壁・床・天井」をすべてグレーで仕上げた事例です。
白のような明るい色だけでなく、グレーのような落ち着いたカラーでもトーンや色味を統一することで圧迫感のないスタイリッシュな空間に仕上がります。
▶おすすめコラム:
ホテルライクなリビングを演出するグレーインテリア|実例と照明・床・壁の選び方
⑯【内装・インテリア】シンプルなクロスで空間を広く見せる

広く見せたい空間にアクセントクロスを使う場合はシンプルなデザインを選ぶことが大切です。
上の事例ではキッチンの背面の壁にグレーのアクセントクロスを採用しました。
主張が控えめなアクセントクロスは空間のゆとりや開放感を損なわず、デザイン性を高めることができます。
⑰【内装・インテリア】背の低い家具をレイアウトする

空間を広く見せるには家具の高さにこだわることがポイントです。
上の事例では背の低いソファやテレビボードを採用し、家具による圧迫感を軽減しました。
背の低い家具を置くことで壁の見える面積が多くなり、すっきりとした印象を与えられます。
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まとめ
30坪の住まいは広く見せるための工夫を取り入れることでより快適でおしゃれな空間に仕上がります。
空間のレイアウトや壁の位置、内装のカラーコーディネートなどさまざまなポイントにこだわることが大切です。
ライフスタイルに合った間取りを取り入れつつ、空間を最大限に活かす設計を行ってくれる実績豊富な住宅会社に相談しましょう。
私たちクレアカーサはお客様のライフスタイルに寄り添った住まいをご提案する千葉県茂原市の住宅会社です。
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