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2024年12月06日

子ども部屋の配置|間取りのレイアウトと広さ目安を徹底解説

子供部屋の配置|間取りのレイアウトと広さ目安を徹底解説

「子ども部屋は何歳から必要?」「どのくらいの広さがあればいい?」とお考えの方へ、子ども部屋の配置や間取りレイアウトのコツを紹介します。

子ども部屋を準備する時期や広さ目安も解説しますので、これからマイホームを建てる方はぜひ最後までご覧ください。

 

コラムのポイント

● お子様が使いやすく快適に過ごせる子ども部屋にしたい方は、広さ・配置レイアウト・設えにこだわりましょう。

● 子ども部屋単体で計画するのではなく、他の空間も含めた間取り全体でプランニングすることが重要です。

● クレアカーサは千葉県でスタイリッシュ&高性能なリゾートスタイルの家を数多く手がけており、キッズデザイン賞を受賞した事例もあります。

 

 

子ども部屋はいつから必要か

子ども部屋はいつから必要か

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まず、ポイントとなるのが「子ども部屋が必要になる年齢」についてです。

一般的には、小学校入学前から子ども部屋で寝起きして一人の時間を過ごすと、自我や自立心が芽生えて自己管理能力が身に付くと言われています。

欧米では乳幼児突然死症候群の発症リスクが減る生後2か月から6か月を超えると、子ども部屋を与えて一人で寝るのが一般的です。(参考:千葉県|乳幼児突然死症候群(SIDS)について

最近は日本でも幼いうちから子ども部屋を与えるご家庭が増えています。

ポイント

これから家を新築する方やお引越しを予定している方は、お子様が遅くとも小学校へ入学するまでに子ども部屋を用意しましょう。

お子様が中学生以上であれば、兄弟姉妹がいる場合は1人1部屋プライベートな空間を確保できるのが理想的です。

 

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子ども部屋の広さを決める方法

平屋ロフト

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子ども部屋を用意する際、重要になるのがその「広さ」ですよね。

子ども部屋の平均的な広さは「4.5〜6畳」です。

ただし、お子様の年齢やどのような家具を設置するのかによって、適した広さは異なります。

 

お子様が何歳になるまで使う設定か

お子様が高校生、大学生と大きくなるまで使う子ども部屋はお子様の体格を考慮することが重要です。

厚生労働省の調べでは日本における子どもの平均身長は以下の通りです。

【年齢】 【平均身長】

6歳

(小学校入学)

男の子:116.5cm

女の子:115.5cm

12歳

(中学校入学)

男の子:152.6cm

女の子:151.8cm

16歳

(高校入学)

男の子:169.8cm

女の子:157.9cm

(参考:厚生労働省|学校保健統計調査 年次統計 |2015年

仮にお子様が高校生になって寮などに入ったり、大学進学とともに一人暮らししたりする場合は子ども部屋を広く取りすぎるとそのほかの空間を圧迫してしまいます。

ずっとお子様が使い続ける子ども部屋を作りたい場合は、成長を見越した広さ設定にすることが重要です。

ポイント

お子様の年齢によって子ども部屋での行為やポイントは異なります。

【幼年期(0〜4歳)】「遊ぶ・寝る」
【少年期(5〜14歳)】「遊ぶ・寝る・勉強する」
【青年期(15〜24歳)】「遊ぶ・寝る・勉強する・一人でくつろぐ+プライバシーの確保」

これらを踏まえて必要な家具とそれを置くスペースを検討しましょう。

 

リビング学習するかどうか

最近「リビング学習」を採用する家庭が増えています。

お子様が小学生以下のご家庭は70%以上が子ども部屋ではなく親の目が届くリビングなどで学習させているというアンケート結果があるほどです。

リビング学習を前提として子ども部屋を作ると勉強机を置くスペースが必要なくなります。

ポイント

勉強机の平均的なサイズは「幅600〜700mm・奥行き400〜500mm」で、椅子を置いて出し引きするスペースと通路を確保すると、総長は最低でも「幅600〜700mm・奥行き1300〜1500mm」は確保しましょう。

そのほか、勉強道具や本を置く棚が必要な場合はそちらのサイズも想定する必要があります。

 

子ども部屋に置く勉強机の代わりにLDKに親子で使えるワークカウンターを設置する事例も珍しくありません。

リビング学習できるワークカウンター

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リビング学習はお子様の集中力を高める点と、子ども部屋をコンパクトにできてその分他のスペースを広くできる点がメリットです。

 

ファミリークローゼットを作るかどうか

以前は子ども部屋にクローゼットをつけるプランが一般的でしたが、最近はご家族皆さんの洋服を一ヶ所にまとめてしまう「ファミリークローゼット」を取り入れるプランが人気です。

ファミリークローゼットのメリットは以下の通りです。

 

  • ・洋服を各部屋にしまう手間が省けて家事負担を減らせる
  • ・どんな服があるかを把握しやすい
  • ・各部屋にクローゼットを作るよりもコストを抑えられる

 

4.5〜6畳の子ども部屋に作られる一般的なクローゼットの広さは1〜1.25畳程度ですが、洋服をしまわないのであれば部屋内の収納スペースをコンパクトにできます。

▶︎おすすめコラム:ファミリークローゼットの最適な広さは?間取りアイデアとおすすめの施工事例

 

ポイント

快適な子ども部屋にするポイントは適切な広さだけではありません。

部屋の形状やドアの位置によっては、十分な広さがあってもうまく空間を活用できないケースもあります。

そのため、間取り全体を見て子ども部屋のプランを決めましょう。

 

 

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子ども部屋の位置・レイアウトを決める際のポイント・注意点

子ども部屋の位置・レイアウトを決める際のポイント・注意点

【施工事例:スキップフロアが家族を結ぶ家】

ずっと住み続けられるマイホームを新築したい方は、子ども部屋の間取りレイアウトについて以下の点を押さえましょう。

 

将来を想定した広さ・レイアウト・設えに

子ども部屋はお子様の成長に伴って用途が変化します。

そのため広さやレイアウト、家具などの設えは5年後・10年後の生活を想定して決めましょう。

お子様が独立して子ども部屋を使わなくなった場合をイメージしておくことも肝心です。

 

プランニングの段階から家具のレイアウトを決める

子ども部屋の広さには目安があるものの、形状やドアの位置によって思うように家具を置けずデッドスペースができてしまう可能性もあります。

そのため、プランニングの段階から置きたい家具をリストアップしてレイアウトを決めておきましょう。

空間を無駄なく使いたい方には作り付けのカウンターや造作家具、造作収納という選択肢もあります。

 

「狭すぎ・広すぎ」に注意

子ども部屋が狭すぎると、居心地が悪いだけではなくお子様が巣立った後に別の用途で使いにくい可能性があります。

子供部屋は「広ければ広いほどいい」と思う方もいらっしゃるでしょう

しかし、子ども部屋が広すぎても勉強などの作業に集中できなかったり、物が増えてしまう点が懸念されます。

また空調が効くまでの時間が長くなって省エネではなくなる点にも注意しましょう。

 

複数の子ども部屋を作る場合は間仕切壁を工夫する

兄弟姉妹がいて複数の子ども部屋を作る場合は、2部屋を1部屋もしくは1部屋を2部屋へ簡単に変更できるようにしておくプランがおすすめです。

シーンに合わせて開閉できるスクリーンウォールや本棚などの家具で部屋を仕切ると、家族構成やライフスタイルの変化に応じてコストをかけずに間取りを変更できます。

ただし、通常の間仕切り壁より防音性は下がるため、プライバシーへの配慮に注意しましょう。

また、それぞれの部屋に採光・通風できる窓も必要です。

 

日当たりや風通しが良い場所を選ぶ

子ども部屋は日当たりや風通しの良い場所へ配置しましょう。

適度な日射は自律神経を整え、規則正しい生活リズムを作ります。

日差しの強い南側に子ども部屋の窓を設置する場合は、暑さ対策として遮熱性の高い窓ガラスを選びましょう。

 

自分で身支度や整理整頓できる動線確保

お子様が小さいうちから自分で身支度や整理整頓できるようにするためには、分かりやすくスムーズな動線が欠かせません。

子ども部屋から洗面化粧台やトイレ、ファミリークローゼットへアクセスしやすい位置関係を意識しましょう。

 

親子が互いの気配や動向を確認しやすい間取りに

お子様が成長すると子ども部屋にいる時間が増えるため、プライバシー確保が重要なポイントになります。

しかし、帰宅後に子ども部屋へ直行できる間取りでは、親御さんとしては少々心配ですよね。

家族が一緒に過ごす時間も減ってしまうかもしれません。

そのため、子ども部屋はリビングやホール付近に配置する間取りがおすすめです。

子ども部屋を2階にする場合は、リビング階段(※)のあるプランや吹き抜けを介して室内窓でリビングと通じるプランをご検討ください。

※リビング階段:廊下などの一部からアクセスする従来の階段ではなく、リビング内に配置された階段。

親子が互いの気配や動向を確認しやすい間取りに

【施工事例:プライベートサロンのある スクエアフォルムの家】

 

▶︎おすすめコラム:おしゃれなリビング階段のある家を建てたい!間取り計画の注意点と対策4つ

 

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▶︎おすすめコラム:子育てしやすい家の間取りのコツ【23選】家族が楽しく暮らせる家づくり

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まとめ

お子様が使いやすく快適に過ごせる子ども部屋にしたい方は、広さ・配置レイアウト・設えにこだわりましょう。

ポイントは子ども部屋単体で計画するのではなく、他の空間も含めた間取り全体でプランニングする点です。

親子で楽しく暮らせる家を建てたい方は、施工事例が豊富な会社へご相談ください。

ポイント

私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。

デザイン性と省エネ性の両方を備えた「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」の普及へも積極的に取り組んでいます。

「デザインも性能もコストも諦めたくない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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