「千葉の海辺に別荘を」おしゃれな施工事例でみる間取り・内装・設備のアイデアを紹介
「週末に海風を感じながらのんびり過ごしたい」「別荘に長期滞在してマリンスポーツを思う存分楽しみたい」そんな方の中には、人気の千葉で別荘を建てたいと検討中の方もいらっしゃることでしょう。
ところが、別荘建築は一般的な住宅を建てるのとは少しコツやポイントが異なります。
そこで今回は千葉県の別荘施工実例から別荘を建てる時のポイントや注意点を詳しく紹介します。
間取り・内装・設備に分けて別荘づくりのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
コラムのポイント
● 別荘を建てる際はそこでどのような時間を過ごしたいのかを踏まえて、間取り・内装・設備を工夫することが重要です。
● 別荘を建てる際は塩害や台風、その他防犯・メンテナンスにおいて対策を取ることが重要です。
● クレアカーサは千葉県で省エネ性の高いおしゃれな別荘を数多く手がけています。
【間取り図】海風感じるリゾート感漂う千葉の別荘事例|平屋・2階建て・サーファーズハウス
千葉県の中でも特に海に近いエリアは、東京エリアに住んでいる方の別荘地として人気が高く、賃貸ではなく新築で別荘を手に入れる方が増えています。
● アクアラインを利用すると、都心部から車に乗れば1〜2時間程でアクセスできる。
● 漁港や温泉、きれいな眺望など、別荘ライフを楽しめるエリアが充実している。
● 同じく海に近い別荘地である神奈川県(葉山・鎌倉・湘南・逗子等)よりも格安で土地が手に入る。(参考:国土交通省|不動産情報ライブラリ)
これらの理由から、千葉県房総エリアは、別荘地として注目が高まっており、最近は、週末移住・完全移住する方も増えています。
クレアカーサはそんな千葉県内の建築を対象に「おしゃれな別荘」を数多く手がけてきた実績があります。その中の一部を紹介しますので、ぜひ家づくりの参考にしてください。
「緑・海・空が織りなす 癒しのリゾートハウス」
延床面積 |
242.25m² (73.28坪) |
敷地面積 |
828.13m² (250.50坪) |
こちらの事例は、東京からアクアラインを使って1時間弱の場所にある高台に立つ別荘です。東京湾越しに見える富士山や海に沈む夕陽がラグジュアリーな雰囲気を演出しています。
ガレージに隣接した大容量の土間収納にはバーベキュー用品やサーフボードもしまえるので、手ぶらで別荘に来てアクティビティを楽しめる点も魅力です。
海を眺められる場所に大開口のあるバスルームを配置し、マイクロバブルで体の疲れを癒やしながら、心地よい海風を感じて入浴できます。
これこそ、“非日常”を楽しむ別荘の醍醐味と言えるでしょう。
「ヤシの葉揺れる 海辺のサーファーズハウス」
延床面積 |
99.37m² (30.05坪) |
敷地面積 |
538.30m² (162.83坪) |
こちらは古き良きアメリカンハウスをイメージした別荘事例です。シンメトリーな大屋根と広々としたカバードポーチ、風に揺れるヤシの木が千葉の青空とよく合います。
玄関へ入ると、まず目に入るのがバーベキュー用品やサーフボードをしまえる玄間収納です。濡れたサーフボートやウェットスーツをかけて乾かせるように細かい金物にもこだわりました。
ご家族全員で靴を脱ぎ履きできるくらいの広々とした土間もこの別荘のポイントです。
玄関からダイレクトにアクセスできるLDKは、梁を見せてダイナミックな吹き抜けに。白い壁とフローリング・天井の板張りがカジュアルながらもインテリアは統一感のありとても素敵ですね。
あえてダイニングセットを置かずにキッチンを囲むようにカウンターを設置して、料理している人と会話を楽しみながら食事できるスタイルにした点もポイントです。
そのほか、玄関の外にはサーフィンから帰ってそのまま潮を洗い流せる屋外シャワーを設置するなど、まさにサーフィン好きの方が思い描く理想のサーファーズハウスに仕上がりました。
「サーフ×リゾート 心身を解きほぐすセカンドハウス」
【施工事例:サーフ×リゾート 心身を解きほぐすセカンドハウス】
延床面積 |
91.09m² (27.55坪) |
敷地面積 |
315.99m² (95.58坪) |
こちらは房総の海まで徒歩数分の場所に立つ別荘です。間取りをコの字型にして、太陽の心地よい光を家の奥まで取り入れられるようにしました。
リビングの上は屋根勾配を利用して吹き抜けにし、開放的な空間に。
石張り風のアクセントウォールや各所に配置した間接照明によって、落ち着きがあり高級感の漂うリラックススペースになりました。
施主様こだわりの音響システムも装備したので、映画や音楽をゆったり楽しみながら休日を楽しめます。
暗くなりがちな玄関にも、横に光庭を作ることで自然光が差し込みます。
屋外シャワーから勝手口、サーフボードやウエットスーツ置き場、バスルームと海から帰ってきた動線を踏まえた間取り構成もこの別荘の魅力です。これなら体に付いた砂を家の中に持ち込まず、ずっときれいに家を使い続けられますよね。
「リゾートの風わたる 海辺のセカンドハウス」
延床面積 |
111.17m² (33.62坪) |
敷地面積 |
492.59m² (149.00坪) |
ご家族と週末の時間を楽しむために別荘新築を決断された施主様は、オーシャンビューな立地と十分な広さのお庭や玄関アプローチを確保できる土地を選ばれました。
土地の魅力を活かすために、圧迫感がなくのびのびとした印象になる平屋建てに。
LDKは天井勾配を生かした吹き抜けにして、床面積以上の開放感をプラスしました。
ラスティックな印象のフローリングと板張り天井、ビンテージ感あるシーリングファンなど細部までお客様のこだわりが詰まっています。
深い軒を持つカバードポーチは夏の強い日差しを和らげ、リビングとの間の窓を開け放てば、ウチとソトが緩やかに繋がるアウトドアリビングとして活用できます。この別荘へ訪れた際は必ずBBQを楽しんでいらっしゃるそうです。
夜にはバランスよく配置されたアウトドアライトに照らされ、昼間とは全く違う印象の外観に早変わりします。
ポーチのデザインや植栽のレイアウトなど、屋内外のトータルデザインが印象的です。
【おすすめコラム】
千葉に移住して始める新生活|在宅勤務しやすい家づくりのポイントと事例
千葉に移住し「一戸建ての夢を叶える」人が急増中!「職住融合」しやすい県
▶︎クレアカーサの「別荘(セカンドハウス)」施工事例はこちらから
▶︎クレアカーサの「サーファーズハウス」施工事例はこちらから
別荘の間取りポイント|開放感を演出
別荘は日常的な生活を送る自宅とは目的が少々異なります。「ラグジュアリー感」「眺望」「非日常感」など、普段の生活や住宅密集地では味わえない家にしたいですよね。
そこでおすすめするのは、10つの間取りアイデアです。
- ● 郊外だからこそ叶うゆったりとした「平屋建て」
- ● 間仕切壁をできるだけ取り除いた開放的でゆとりを感じられる「回遊動線を取り入れた平面レイアウト」
- ● 床面積以上のダイナミック感をプラスできる「吹き抜け」
- ● 非日常感を楽しめる「ロフト」
- ● 美しい眺望を楽しめて開放的になる「大開口サッシ」
- ● 窓から見える借景まで意識した「窓の配置計画」
- ● 自然の風を感じながらリラックスできる「広めのアウトドアビング・ウッドデッキ」
- ● 大人数で料理や食事を楽しめる「オープンキッチン・アイランドキッチン・パーティキッチン」
- ● ゲストを招いた際やアウトドア帰りに便利な「広い土間空間」
- ● 生活感を出さないための十分な広さのある「収納計画」
土地の条件や見える景色、ご予算、必要な部屋数を踏まえ、これらの間取りアイデアを組み合わせるといつも生活している家とは一味違う別荘に仕上がります。
▶︎クレアカーサの「別荘(セカンドハウス)」施工事例はこちらから
▶︎クレアカーサの「サーファーズハウス」施工事例はこちらから
別荘の内装ポイント|高級感がポイント
別荘建築に欠かせないのは、間取りのポイントだけではありません。せっかく建てるのですから、ぜひ内装にもこだわってみてください。
- ● 視覚的にラグジュアリーな気分に浸れる「細部までトータルコーディネイトされたインテリア」
- ● 毎日暮らさない場所だからこそ取り入れたい「上質な自然素材」
- ● ゲストの目を惹きつける装飾的な「アクセントウォール」
- ● 生活感が出にくく高級感があり、スペースをフル活用できる「造作家具・造作収納」
- ● 空間演出性が高い「間接照明」
日頃住む家よりも年間滞在時間が短い別荘だからこそ、ぜひ贅沢な気持ちに浸れる内装デザインを意識してみてください。
無垢フローリング材や天井や壁の板張り材、素材感が際立つアクセントウォール、デザインや使い勝手にこだわり抜いた造作家具などがおすすめです。
▶︎クレアカーサの「別荘(セカンドハウス)」施工事例はこちらから
▶︎クレアカーサの「サーファーズハウス」施工事例はこちらから
別荘の設備ポイント|あるといいもの
別荘だからこそ「あると便利・嬉しい」設備機器もあります。貴重な休日を別荘で満喫したい方は、ぜひ採用をご検討ください。
- ● 炎の揺れを眺めて癒される「薪ストーブ」(料理もできるオーブン付きタイプもおすすめ)
- ● 不在時でも換気できて室内の空気がこもらずいつ訪れても清々しい「第一種24時間換気システム」(機械制御により24時間365日換気が可能)
- ● アウトドアアクティビティから帰ってきた時に便利な「屋外シャワー」
- ● 短時間で洗濯物を乾かせる「ガス洗濯乾燥機」
- ● ゆったり映画や音楽を楽しめる「音響システム・ホームシアター」(白い壁とプロジェクターの組み合わせもおすすめ)
- ● ゆっくり入浴を楽しめる「ジェットバス・マイクロバス」
どれも「なくても生活できるが、あると嬉しい・便利」な設備ばかりですよね。
全てを設置する必要はありませんが、ご自身が別荘でどのような時間を過ごしたいのかによって、気になる設備をプランへ取り入れてみてください。
▶︎クレアカーサの「別荘(セカンドハウス)」施工事例はこちらから
▶︎クレアカーサの「サーファーズハウス」施工事例はこちらから
別荘を建てる際の注意点
【施工事例:サーフ×リゾート 心身を解きほぐすセカンドハウス】
住宅が多く建ち並ぶエリアではなく、敷地が広く隣近所との距離が遠い自然豊かな別荘地に家を建てる際には、以下の点に注意しましょう。
塩害対策が必須
房総エリアなど海風が気持ち良いエリアでは、「塩害」へ注意しなくてはいけません。
塩害(えんがい)とは、海水に含まれる塩分が風に乗って海沿いの広範囲なエリアへ届き、それが植物や建物の劣化を早める現象です。
海の近くに家を建てる場合は、以下の対策を取っておきましょう。
【植栽は塩分に強い植物を選ぶ】
屋外の植栽計画を検討する際は、塩化ナトリウム濃度が高い環境でも生育・成長できる“耐塩性のあるヤシ、クロマツなどがおすすめです。
【屋根・外壁などは錆びにくい素材を選ぶ】
金属の多くは、水に触れると腐食して錆びてしまいますが、塩分にはその反応を早める作用があります。そのため、屋根や外壁は錆びにくいガルバリウム鋼板を選びましょう。
また、海風に当たっても変質しにくい樹脂サッシもおすすめです。
コンクリート打ち放しなど、コンクリートが露出した外壁や塀は、内部の鉄筋が徐々に腐食して膨張し、中なら押し出すようにコンクリートへヒビが入る可能性があるので注意しましょう。
【空調機器の室外機や給湯器は耐塩害仕様に】
海に近いエリアでは、エアコンの室外機や給湯器の金属がすぐに錆びてしまう可能性があります。そのため、必ず耐塩害仕様の機種を選び、できるだけ建築物の風下や耐風パネルなどで囲われた場所へ設置しましょう。
【台風時の塩害による停電対策も必要】
台風被害として多くの方がイメージするのが、強い風による電線ケーブルの断線ですよね。実は、海に近いエリアでは塩害による停電も発生する可能性があります。
なぜなら、塩分によって電線被膜やカバーなど樹脂材料が劣化して焼けてしまったり、鉄塔や電柱の上に設置されている碍子(がいし)から放電したりすることがあるからです。
実際に、過去には大型台風通過後に海沿いのエリアで「電線から火花や煙が上がった」との通報が相次いだ事例もあります。
そのため、停電に備えて太陽光発電システムを搭載した別荘も増えています。
防犯対策が必須
長期不在にすることが多い別荘は特に防犯対策が欠かせません。主に以下の方法がおすすめです。
- ● 自動点灯する「明暗センサー付きエクステリアライト」
- ● 自動点灯する「タイマー付き室内照明」
- ● 解錠されるとスマホに通知が入る「スマートキー搭載の玄関ドア」
- ● 破られにくい「防犯合わせガラス」
- ● 万が一に備えた「防犯カメラ」
- ● 車が停まっているかを外から判断できない「シャッター付きビルトインガレージ」
これらを新築費用は維持費のご予算に合わせてプランへ取り入れると、自宅から離れた場所にある別荘も安心して維持できます。
メンテナンス性が必須
こまめに別荘の様子を確認しに行けない場合は、外装材にメンテナンス性の高いものや劣化しにくいものを選びましょう。
- ● 基本的には塗装メンテナンス不要な「ハードウッドや人工木材で作られたウッドデッキ」
- ● 汚れを落としやすい「タイルデッキ」
- ● 雨垂れや苔、藻がつきにくい「外壁ガルバリウムサイディング」
- ● 落ち葉が詰まって水が溢れ返らないための「雨樋用落ち葉避けネット」
- ● 雑草が生い茂らないための「防草シート」(防犯面でも効果あり)
長期不在にしていてお手入れできなくてもそれが外から見て分かりにくいようにしておけば、美観を損ねず防犯面でも安心です。
▶︎クレアカーサの「別荘(セカンドハウス)」施工事例はこちらから
▶︎クレアカーサの「サーファーズハウス」施工事例はこちらから
千葉で別荘を建てたい方は設計施工実績が豊富な会社へ相談を
【施工事例:シンプルだから美しい 白い塗り壁のサーファーズハウス】
千葉県に別荘を建てたい方には土地の特性や周囲の環境、ご要望、ご予算を踏まえた上で、トータルデザインできる会社がおすすめです。
別荘を快適に保つためには断熱性・省エネ性などの住宅性能もポイントになります。
クレアカーサではデザイン性と省エネ性の両方を備えた「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」の普及へ積極的に取り組んでいます。
「デザインも性能もコストも諦めたくない」という方は施工実績が豊富な“クレアカーサ”へご相談ください。
太陽光発電システムを“実質0円”で導入できる「建て得」プランや、家庭用蓄電池を設置しないでも電気自動車や小型蓄電池があれば災害時に家で電気が使える「そなえるでんき」のプランも用意していますので、オール電化住宅を建てたい方も、ぜひお気軽にご相談ください。
イベント情報や施工事例を発信していますので、ぜひご覧ください。
コンセプトの違うモデルハウスも公開&販売中
- ● 日常にリゾートを 「大人のプライベートヴィラ」
- ● シンプルだから美しい 「書斎のある家」
- ● つながり、広がる。リビングと庭 がテーマの「Afternoontea Model」
▶︎“公開中”のモデルハウス「大人のプライベートヴィラ」「書斎のある家」はこちらから
▶︎“販売中”のモデルハウス「Afternoontea Model」はこちらから
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。
クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”という意味を示しています。
一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
監修者情報 クレアカーサコラム編集部
-
家づくりに役立つ情報をお届けしています。
・免許情報
・資格情報
・執筆出演
・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会