新築の「やっておけばよかった」を防ぐ家づくりのポイント|後悔7選と対策
理想の間取りやデザインを採用できる新築。
こだわって計画したからこそ「やっておけばよかった……」と後悔するのは避けたいですよね。
初めての家づくりではわからないことがたくさんあります。
だからこそ事前に後悔されやすいポイントを把握し、プランニングに反映させていきましょう。
今回は、新築で「やっておけばよかった」と後悔する理由や内容、対策などまとめてご紹介します。
家づくりの参考になさってくださいね。
コラムのポイント
● 新生活を具体的にイメージできていないと、「やっておけばよかった」と後悔しがちです。どんな暮らしをしたいのかを描き、間取り計画に落とし込んでいくことが大切です。
● よくある後悔と対策7選をまとめました。どういった内容があるのかを確認し、ぜひ家づくりの参考になさってください。
新築で「やっておけばよかった」と後悔する理由
住み始めてから「やっておけばよかった」と後悔される方は意外と多いそうです。
その理由は新生活を具体的にイメージできていなかったから。
まだ完成していない家での新生活をイメージするのは難しく感じるかもしれませんが、その一手間が満足度を左右します。
どこで1日の大半を過ごし、どのように家事を進めるのか、どんな生活をするのか。
ご家族で事前に話し合ってみましょう。
新築でよくある「やっておけばよかった」7選と対策
新築を建てて「やっておけばよかった」と後悔されがちなこととその対策を7つご紹介します。
1. 収納収納スペースを増やせばよかった
2.もっと広い部屋にすればよかった
3.コンセントの位置を考えておけばよかった
4.動線を考えておけばよかった
5.必要な設備に投資すればよかった
6.性能にこだわればよかった
7.疑問点をしっかり相談しておけばよかった
それぞれ順番にみてみましょう。
1.収納スペースを増やせばよかった
しっかり収納できるように、多くの方がクローゼットだけでなく土間収納やファミリークローゼット、パントリーを設置します。
しかし持ち物の量を正しく把握できていないと、足りなくなる可能性も。
暮らしていく中で持ち物はどんどん増えていくため、今以上に持ち物が増えても困らないよう、事例のおうちのように余裕をもって収納スペースをつくっていくことが大切です。
また、収納スペースを増やしすぎると居住スペースが狭くなるため、事前に整理しておくことも大切です。
2.もっと広い部屋にすればよかった
生活の中心になるリビングやそれぞれの個室、お風呂場などゆとりをもって設計したはず。
なのに「部屋が狭く感じる」「リラックスできない」といった後悔も少なくありません。
【施工事例:光そそぐ吹抜けリビングとアイランドキッチンのある家】
設計図で見た時の広さと実際に家具を置いた時の感じ方は異なります。
間取りを考える時に、どんな家具を置くのかについても一緒に考えてみましょう。
新居に合わせて家具を購入する場合、サイズや空間に馴染む色、素材などを確認しておくと事例のおうちのように家具と部屋に統一感が生まれるので安心です。
3.コンセントの位置を考えておけばよかった
コンセントの位置は暮らしやすさに直結しますが、多くの人が意外と見落としてしまうもの。
「数が足りない」「位置が悪い」「必要なかった」などがよく耳にする失敗談です。
コンセントの後悔を防ぐためにも、まずは新しい暮らしやリビングやキッチンといったそれぞれの部屋での過ごし方を具体的にイメージしておきましょう。
暮らしに合わせてコンセントの位置を決めておけば、使いやすくなります。
▶参考コラム>>【新築】快適性UP!採用したいコンセント位置とアイデア7選
4.動線を考えておけばよかった
動線とは、家の中を人が移動する経路のこと。
動線が良ければ家事がスムーズに暮らしも楽になりますが、動線が悪いと無駄な動きが多くなってしまいます。
「リビングを通るため来客時はトイレに行きにくい」「朝の身支度時に家族とバッティングする」など積もり積もるとストレスに感じてしまう可能性も。
動線を考える時は、自分だけでなく家族の動きもシミュレーションした上で、不便やストレスはないかを確認しておきましょう。
▶参考コラム>>【場所別】家事動線の良い間取りポイント|家事ラクアイディアまとめ
5.必要な設備に投資すればよかった
せっかく新築を建てるなら、最新の設備が揃った住まいで快適な暮らしをしたいですよね。
食洗機に玄関のスマートキー、センサー照明など様々な設備がありどれも魅力的に見えますが、実際に暮らし始めると使わなかった……ということも。
「念のためにつけておこう」「予算が気になるから設置はやめておこう」など必要かどうかを考えることなく決めてしまうのは危険です。
自分たちに必要な合う設備はなんなのか、ご家族でよく話し合った上で決めていくことが大切です。
▶参考コラム>>【注文住宅】間取りを決める6つのステップと後悔しないためのチェックポイント
6.性能にこだわればよかった
新築の性能は安心安全な暮らしに直結します。
性能にこだわらないと「夏は暑苦しい」「冬の底冷えが気になる」「小さい地震だったにも関わらず壁にヒビが入った」といった後悔につながることも。
間取りや設備、価格などをつい優先してしまいますが、目に見えない性能こそ快適な暮らしをする上で大切です。
後から変更できない部分でもあるので、あらかじめ断熱性や気密性、耐震性の高い良い性能の家を建てる住宅会社を選びましょう。
▶参考コラム>>断熱性とは?暮らしに与える影響と断熱性の高い家づくりのポイント
7.疑問点をしっかり相談しておけばよかった
住宅会社担当者との意思疎通は、満足のいく家づくりをする上でとても重要です。
相談できない関係性を築いてしまうと「想定していた家と違う」「要望を的確に捉えてもらえなかった」という後悔につながることも。
取るに足らないように感じるちょっとした疑問も、実はプランニングを大きく左右する質問だったりすることがあります。
初めての家づくりではわからないことも多いため、密に相談できる担当者を選ぶようにしましょう。
新築の「やっておけばよかった」を防ぐ3つのコツ
新築を建てて後悔しないためには、コツを押さえて家づくりを進めていくことが大切です。
コツ① 新生活をイメージしながら間取りを決めていく
自分たちに合う間取りを実現するためには、新生活をイメージしながら決めていくことが大切です。
費用やデザイン、人気があるかどうかを優先して決めてしまうと後悔につながります。
朝起きてから出勤するまでの動き、休日の過ごし方など、自分たちが理想とする暮らしを具体的に描けば自ずと間取りも決まってくるでしょう。
コツ② 優先順位を決めておく
優先順位を決めずに計画を進めてしまうと失敗しやすくなります。
「費用」「デザイン」「住宅性能」「広さ」「明るさ」など人によって住まいに求めることは違います。
何を優先したいのかをご家族でしっかりと話し合ってみましょう。
優先順位が明確になっていれば、プランニングを進める上での決断をしやすくなるのはもちろん、予算オーバーも防ぐことができます。
楽しく家づくりを進めていくためにも決めておくことが大切です。
コツ③ 家族間・担当者との話し合いを密に行う
家づくりに集中できればいいですが、仕事に家事にプライベートに日々忙しい中で時間をつくるのは本当に難しいもの。
しかし、時間を確保して十分に話し合うからこそ満足のいく新築が完成します。
ただ時間をかけるだけではなく、どれだけ密にコミュニケーションを取り話し合うことができるかどうかが重要です。
新築を後悔しないようプランニングを進めていこう
新築で「やっておけばよかった……」と後悔されがちな内容と対策をまとめました。
わからないことだらけですが、その過程をいかに楽しむかが家づくりの醍醐味です。
ご家族としっかり話し合いながら、信頼できる住宅会社とともに家づくりを進めていってくださいね。
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私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”という意味を示しています。
監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会