四季折々の草花が生い茂る庭、広々とした芝生が心地よい庭。

これから注文住宅を建てるなら、おしゃれな庭も一緒につくりたいですよね。

庭はのんびりと過ごせるだけでなく、住まいのデザイン性をグッと引き上げてくれます。

今回は、レイアウトの考え方など庭づくりの基本をまとめてご紹介します。

家づくりとあわせて、庭づくりも楽しみながら進めていきましょう。

注文住宅を引き立てるおしゃれな庭の存在

外観や内装にこだわって建てる注文住宅。

そんな注文住宅をおしゃれに引き立てるのが庭の存在です。

家づくりを進める上でどうしても後回しにされがちな庭ですが、デザインや用途にこだわることで、より満足度の高い暮らしを実現できます。

どんな庭にするのか、どんな使い方をすれば日々の暮らしをより豊かなものにできるのか、考えながら家づくりを進めていきましょう。

庭のレイアウトを決める前に大切なこと

「大きなシンボルツリーを植えたい」「ウッドデッキをつくりたい」など、やりたいことがたくさんある庭づくりですが、細かい部分を考えていく前にやっておきたいことがいくつかあります。

用途を考えておく

庭を何に使うのか、あらかじめ考えておきましょう。

・ガーデニングを楽しむ

・友人を招いてバーベキューをする

・子どもたちの遊び場にする

・のんびりと自然を眺める場所にする

・草木を植える最低限のスペースがあればいい

など何に使うのかを考えておけば、今後の計画を立てやすくなります。

理想のイメージをまとめる

用途が決まったら、どんな庭にするのか家族で話し合いながらイメージをまとめていきましょう。

ガーデニングを楽しむといっても、どんな植物を植えるのかによって必要な広さが変わります。

ハーブや樹木を育てるのであれば、用意する土が変わってくるでしょう。

子どもたちの遊び場にするなら、遊具を設置するのか、一面に芝生を植えるのかなどによって計画が変わります。

住宅会社にも自分たちの想いを伝えやすくなるので、できるだけ具体的にイメージしておくことが大切です。

予算内でつくることができるか話し合う

家づくりには多額の費用がかかります。

そのため、庭づくりにはそこまで予算を割くことができない……ということも。

エクステリアデザインや植栽などにこだわる場合、予算内でどこまで実現可能なのかについて、あらかじめ話し合っておきましょう。

今後の維持管理も視野に入れておく

植物は成長するため、こまめなお手入れが必要です。

緑がたっぷりと生い茂る庭、たくさんの花が咲いている庭はとても素敵ですが、成長したまま放置されていてはせっかくのおしゃれな庭も台無しですよね。

庭は住まい同様、この先10年20年付き合っていく存在です。

維持管理にどのくらい費用がかかるのか、どの程度自分たちでお手入れできるのか、なども視野に入れて計画を立てていきましょう。

▶参考コラム＞＞おしゃれなアウトドアリビングのある家の施工例｜お庭とつながる理想の間取り

おしゃれな庭にするレイアウトの基本

庭のイメージや用途が固まったら、どんなレイアウトにするのかを考えていきましょう。

テイストを決める

どんなテイストにするのかによって、庭の印象はガラリと変わります。

家のテイストに合わせて庭のテイストも決めていきましょう。

シンプルモダンな家の庭

タイルを敷き詰める、ウッドデッキのテラスを設置する、シンプルな針葉樹を植える、など。

和モダンな家の庭

敷石（地面に敷いた平らな石）を設置する、紅葉や桜といった四季を感じる植栽を植える、陶磁器などの焼物を建材に使う、など。

サーファーズハウスの庭

天然芝を敷く、カバードポーチを設置する、アメリカンフェンスを取り入れる、ビンテージ風の建材を使用する、など。

テイストに合った植物や建材を選ぶ

テイストによってフィットする植物や建材は異なります。

チグハグな印象にならないよう、統一感のあるものを選ぶようにしましょう。

【施工事例：シンプル＆機能的なヤシの似合うサーファーズハウス】

例えばシンプルモダンな庭なら、明るく温かみのある植栽よりもサボテンや多肉植物などを選び、地面を石で覆った方がシンプルでカッコよく仕上げることができます。

また、サーファーズハウスの庭なら、シンプルな印象の強い針葉樹よりも、ヤシの木の方がよりリゾート感のある庭になるでしょう。

このように、テイストに合わせて植物や建材を選ぶことで、よりおしゃれで統一感のある庭が出来上がります。

ウッドデッキを設置する

天然木や天然木と樹脂の混合材でつくられた、屋外に設置される木製テラスのことをウッドデッキといいます。

リビングなどから連続したつくりになっており、自分たちだけの空間を屋外にもつくることができるため、おしゃれな庭には欠かせないアイテムです。

【施工事例：薪ストーブのある平屋スタイルのアメリカンハウス

ウッドデッキと庭、外観と全てのバランスが取れることで、おしゃれ度はアップします。

ウッドデッキの大きさや樹木などの立体的なバランス、ウッドデッキと外観、植える花の色のバランス、ウッドデッキの色など、全体的に調和するようにレイアウトを考えていきましょう。

▶参考コラム＞＞ウッドデッキのある庭づくり｜おしゃれなデザイン&実例を紹介

高低差をつける

シンボルツリーとベンチ、ウッドフェンスと花壇、といったように背の高い物と低い物を配置して高低差をつけましょう。

【施工事例：ペットと暮らす スキップフロアのある平屋】

高低差があれば視界が抜けるため、空間にメリハリができます。

メリハリができれば、庭だけでなく外観とのバランスも良くなります。

ライティングにもこだわる

レイアウトとあわせて、ライティングも考えておきましょう。

外観だけでなく、植栽にも照明をあてることでおしゃれな雰囲気を演出できます。

【施工事例：リビングにフリースペースのある シック＆モダンスタイルの平屋】

どこに照明を設置するのか、配線はどうするのかなど事前に決めておく必要があるため、ライティングを取り入れる旨を住宅会社に伝えた上で計画を立てていきましょう。

▶参考コラム＞＞庭のある家のおしゃれな間取事例｜メリット・デメリットも解説

トータルバランスを考えた家づくりを始めよう

庭は住まいと周りの環境をつなぐ大切な役割を担います。

家づくりとなると、どうしても間取りや内装を優先して考えがちですが、庭にも力を入れてプランニングを進めていきましょう。

クレアカーサは、「 ウチ＋ソト＋ニワ」のトータルデザインを考えた家づくりをお手伝いしています。

デザイン性だけでなく、予算とのバランスも考慮した提案をしておりますので、お気軽にご相談ください。

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クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか

私たちクレアカーサ（株式会社日立プロパティアンドサービス）は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。

お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。

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クレアカーサ（CREACASA）は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”という意味を示しています。

監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録

• 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録　第1-1907-7917号　公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
  建設業許可番号 国土交通大臣　許可(特5)第29052号 国土交通省
  宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省

資格情報

• 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
  宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、２級ファイナンシャル・プランニング技能士他

受賞歴

• ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー　優秀賞を２シリーズでダブル受賞
  ・三協アルミ　ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019　ブロンズデザイン賞
  ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの６つ星を取得　等