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2022年12月03日/ Last updated : 2024年06月24日

おしゃれな内装にするポイント|床材・壁などの選び方でインテリアが決まる

おしゃれな内装にするポイント|床材・壁などの選び方でインテリアが決まる

近年は住宅のデザインもさまざまな種類があり、「こんなデザインがいいかな?」「おしゃれなデザインを選びたい」など迷いどころも多いものです。

そして特に内装は、暮らしていく中でいつも目に入る部分。

おしゃれな内装にするためには、デザインの選択や素材の選び方が大事です。それによって「雰囲気や快適性」も大きく変化するからです。

今回は「おしゃれな内装にするには、どんなポイントがあるのか」にクローズアップしてみましょう。

内装を決めるために参考になる施工事例も、たくさんご紹介します。

 

コラムのポイント

  • ● おしゃれな内装にするためには、希望するデザインはもちろんですが、暮らしやすさなどの実用性も重要です。
  • ● 施工事例などから内装の違いにふれ、これからの住まいに対するシミュレーションをしてみましょう。

 

 

おしゃれな内装にする【3つのポイント】

リビング

おしゃれな内装とひとことで表しても、その感じ方は人それぞれ。

感じ方は違っても「おしゃれな内装を選ぶためのポイント」をおさえることで、迷いやすい部分も決めやすくなります。

では実際に家づくりを進める際に、知っておきたいポイントをご紹介していきましょう。

 

どんなデザインにしたいのか・・・テイストを決めよう

おしゃれな内装にするためには、室内空間のイメージをどんな風にしたいのかという「目標」がとても大切です。

目標がしっかりと定まることにより、方向性も見えてきます。

そのために内装を「どんなテイストにしたいのか」を決めることが、おしゃれな内装選びの第一歩。

テイストを選ぶことにより、その雰囲気に合う大まかなデザインやカラー、床や壁、建具などの素材なども決めやすくなります。

 

○ シンプルだけれども、洗練された印象を楽しめる「モダンスタイル」

ガレージが見えるリビング

 

 

○ 木材の良さを活かすなど、温かみのある雰囲気を実感できる「ナチュラルスタイル」

深呼吸したくなる天然素材の家_リビング

 

 

○ 自宅にいながらも、ヨーロッパの住まいの雰囲気を楽しめる「北欧スタイル」

フレンチテイストの対面キッチン

 

 

○ 大人かわいいからヴィンテージ感のある雰囲気など、好みで選べる「カフェスタイル」

おしゃれなダイニングとキッチン

 

 

などセレクトするテイストにより「こだわりたいポイント」も異なってきます。

また「モダンスタイル」「ナチュラルスタイル」とひとことで表しても、家づくりのパートナーにより「雰囲気」に違いが現れるものです。

施工事例などでその会社の持ち味を確かめ、パートナー選びの要素として活用していきましょう。

 

基本のテイストを活かせる・・・配色を選ぼう

ダイニングキッチン

室内には床や壁、ドア・建具などたくさんのものがあり、ひとつひとつを考えるよりも「トータルバランス」を考慮することが重要です。

基本のテイストがある程度決まってくると、方向性も明確になりいろいろなことが決めやすくなります。

そのひとつが、内装を彩る「配色」です。

どんなカラーをどの部分に配置するのかなどの違いにより、内装の雰囲気は大きく変化します。

例えば自然の温かみを感じさせてくれるナチュラルスタイルであれば、その良さを伸ばしてくれるカラーがあります。

ですが「黒や白などのシンプルな色合い」ばかりでは、「温かみ」という持ち味を活かしきることは難しいでしょう。

色の選び方や比率は「全体のまとまり」を大きく左右するのです。

 

おしゃれな内装にする「配色の比率」とは

統一感のあるおしゃれな内装にするためには、「配色の比率」がとても大切です。

室内に使われる色合いを、

○ 床・壁・天井など広い範囲で使用する「ベースカラー」

○ ソファやカーテンなどのインテリアに活用する「メインカラー」

○ 細かい小物など、他の色とのメリハリを持たせる「アクセントカラー」

の3つに分けて考えていくと、色選びもスムーズに進めることができます。

この3つのカラーを「ベースカラー7割、メインカラー2.5割、アクセントカラー0.5割」の比率で選ぶことで、統一感のある空間にまとめやすくなります。

これはインテリアにおける黄金比となりますので、ぜひ覚えておきましょう。

 

おしゃれな内装に、より広がりを持たせるために

梁見せの勾配天井

いくらおしゃれな内装でも、窮屈感を感じてしまうようでは良さが半減します。

白などの明るい色合いは「膨張色」のため、視覚的に広がりを感じさせてくれます。

家づくりでは「リビングに広さが欲しかったのに、少し狭くなってしまった・・・」など、希望通りに進まないケースもあるでしょう。

そのような場合は、明るめな色合いを床・壁・天井など広い範囲で使用する「ベースカラー」に取り入れることで、広さをカバーしてくれる視覚的な作用も期待できます。

広がりを持たせる・感じさせる方法は、決してひとつではありません。

色の特徴を上手に活かすことで、空間のマイナス面をプラスに変えることも可能なのです。

 

空間を上手にアレンジする・・・照明やライトの効果を活かそう

照明

照明は室内に必要な明かりを補うことが役割と思われがちですが、そうではありません。

今は様々な照明の形があり、配置や当たり方を工夫することで室内の雰囲気を変えることができます。

照明の主な種類では、

○ 天井に直接取り付ける「シーリングライト」

○ 天井からぶら下げるタイプの「ペンダントライト」

○ 天井に埋め込むタイプの「ダウンライト」

○ 家具や絵画など、目的のものを照らす「スポットライト」

○ 光源を天井や壁などに組み込み、建物と一体化させる「間接照明」

などがあります。

また照明の種類や形以外にも、採用する明かりの種類で雰囲気が異なります。

リビングではリラックスできる温かみのある電球色を選ぶ。

本を読む、細かい作業をするなどの空間は、はっきり見えやすい色合いをセレクトするなど、ちょっとした工夫を取り入れていきましょう。

 

 

 

おしゃれな内装デザインの注意ポイントとは

リビング

おしゃれな内装にするためには、いくつかの注意点があります。

建てた後に「こんなはずでは・・・」と思わないために、プランニングの段階から気をつけていきましょう。

 

アレもコレもと「詰め込みすぎない」

建てた後に「思っていたものとちょっと違う・・・」と感じる要因のひとつに、いろいろな要素を詰め込みすぎてしまい「まとまりがなくなってしまった!」というケースがあります。

おしゃれな内装にしたい!と意気込みすぎてしまい、いろいろなデザインやカラーを取り入れてしまうことで、基本がブレてしまうのです。

「シンプルイズベスト」という言葉があるように、おしゃれな住宅では「シンプルだけれども、魅力的」というデザインも多いのです。

こだわりたいポイント、ブレてはいけないコンセプトなど、基本を大切にセレクトしていくことを心がけましょう。

 

イメージと違う・・・とならないよう、実物を確認しよう

今は壁紙やフローリングなどの素材の情報を、カタログやインターネットなどで集めることができます。

しかし印刷などでは色合いが違って見える、素材感が伝わりづらいなど、仕上がりに影響をあたえるケースも多いのです。

今はモデルハウスや見学会などで実際に見て体感できる機会も多く、各メーカーのサンプルなども充実しています。

できる部分は自分の目で見て確認し、選択することをおすすめします。

 

 

 

内装で選ぶものには、どんなものがあるの?

内装では様々な建材が使われており、選ぶものにより空間の雰囲気はガラリと変わります。

その中でも室内に大きな影響をあたえる「壁」「天井」「床」の基礎知識をご紹介します。

 

壁材

内装の中でも1番面積が多く、目に入りやすいのが壁面です。

壁面に使われる壁材はバリエーションの豊富な「クロス」や、素材により風合いや手触りが楽しめる「タイル」など、様々な選択肢があります。

また壁材のセレクトにより室内の雰囲気に大きな影響をあたえます。

シンプルだから美しい 白い塗り壁のサーファーズハウス

 

 

リビング

 

 

アメリカンテイストのセミオーダー住宅

 

 

壁紙をひとつのカラーでまとめるのも方法のひとつですが、明るめなカラーをベースとし濃いめの色をプラスすることでアクセントを加える、壁の一面に新たな素材感を加えるなど、いろいろなアレンジを楽しむことができます。

 

天井材

天井も壁面と同様、セレクトにより室内の雰囲気が変わってきます。

室内の雰囲気を考える場合、「壁」「天井」「床」などそれぞれのパーツがありますが、

○ 床、壁、天井という順番で徐々に明るい色合いにする。

○ 天井と壁に同色を用いてバランスを取りやすくする。

○ 白やベージュなど天井を高く見せる色合いをセレクトする。

などのアイデアを取り入れることで、統一感を持たせやすくなり「馴染みやすい空間」を創造しやすくなります。

開放感のあるリビング

 

 

また上のお住まいのように「折り上げ天井」を採用することで、より空間に奥行きを感じさせることもできます。

 

床材

小上がりのあるリビング

 

 

壁や天井と床では大きな違いがあります。

それは床という素材は、「自分たちが直接触れる部分であるということ」です。

床選びでは、どのようなカラーを選択するのかも重要ですが、「肌ざわりや質感」にもこだわっていきましょう。

またどのスペースの床なのかにより、

○ 素足で歩きたくなるような、肌ざわりの良いもの。

○ 油汚れが付きにくく、お掃除がしやすいもの。

○ 水に強く、汚れが付きにくいもの。

など、デザイン性と実用性を考えつつセレクトしていくことが大切です。

 

 

 

まとめ:おしゃれな内装にしたい方、お気軽にご相談を

今回は「おしゃれな内装にするポイント」についてクローズアップしてきました。

ひとことでおしゃれといっても、感じ方は人それぞれ。

そして間取りの他、建物が建つ向き、そこで集う家族構成などによっても「これがいい!」と感じるものは異なります。

「なかなかイメージがわかない」「コラムを読んだけど、どうしたらいいのか分からない」

そんな風に感じる方もいらっしゃるでしょう。

クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。

「こんな風に使いたい」「こんな空間が欲しい」など、大まかなイメージで大丈夫です。

お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。

私たちと一緒に「おしゃれな内装をめざした家づくり」を楽しみましょう。

 

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私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。

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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”という意味を示しています。

監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

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資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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