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2022年02月10日/ Last updated : 2024年06月24日

おしゃれなダウンフロアリビングのある家づくり|デメリットも紹介

ダウンフロアリビングトップ画像

空間にメリハリや開放感が生まれるダウンフロアは、おしゃれなリビングをつくるならぜひ検討したい間取りアイデアの一つです

しかし一般的な住宅では見かけることが少ない間取りなので、暮らしへの影響やデメリットが気になる方もいらっしゃるかもしれません。

今回はダウンフロアのメリット・デメリット両方、さらに後悔しないための対策もセットで解説します。

実際にダウンフロアリビングを採用したおしゃれな注文住宅事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

コラムのポイント

  • ● ダウンフロアのメリット・デメリットを解説します。
  • ● ダウンフロアで後悔しないための対策もセットで覚えましょう。
  • ● ダウンフロアリビングの写真と間取り事例を紹介します。

 

 

ダウンフロアとはどんな間取り?

タイルのダウンフロア

周囲より床の高さを一段下げた空間のことをダウンフロアと呼びます。「ピットリビング」「サンクンリビング」と呼ばれることもあります。

フラット床より開放感やデザイン性が高く、家族みんなで過ごすリビングで採用されることが多い間取りです。

ダウンフロアの高さや広さに決まりはなく、ライフスタイルやリビングでの過ごし方に合わせてカスタマイズできます。

床面仕上げもフローリング・カーペット・タイルなど用途に合わせて選べます。

様々な過ごし方ができる間取りですので、こだわりのリビングをめざすならダウンフロアも検討してみましょう。

 

ダウンフロアのメリット

カーペットのダウンフロア

 

開放感が出る

ダウンフロアでソファの位置が下がると相対的に天井が高くなり、お部屋全体に開放感が出て広く見えます。

床面積が限られる市街地など吹抜けを作るのが難しいケースでも、開放感のあるリビングを作れるのは大きなメリット♪

ダウンフロアに合わせて家具が低くなることで、キッチンやダイニングからの景色が広く見える効果も期待できます。

 

デザインバリエーションが増える

サイズや高さ、床面の素材などをチョイスできるダウンフロアは、フラット床よりデザインの幅が広がるのも魅力ポイント♪

例えば床面をカーペットやタイルにしてフローリングと切り替えれば、リビングに変化を持たせることができます。

特に広いLDKを作ると「ちょっと物足りないな」と感じることがありますが、そのようなケースにダウンフロアはピッタリ。

何かを付け足すアクセントではないので、主張しすぎずナチュラルにリビングを彩ってくれます♪

 

座る場所になる

リビングのダウンフロア

ダウンフロアの段差はちょっとした腰掛けとしても利用でき、フローリング生活だと貴重な座る場所になるのも意外なメリットです。

一般的なフローリングのリビングは、ソファかダイニングテーブルくらいしか座る場所がありません。

ダウンフロアは自然に座れるスペースがたくさんできるので、家族が集まるリビングを作りやすいです。

お客様が多くソファに座りきれないときも、クッションを用意しておけばサッと対応できます。

 

ゾーニングしやすい

ダウンフロアで高さに変化を持たせると、壁を作らず自然にゾーニングすることができます。

キッチン・ダイニングと同じ空間のまま程よい距離感を保てるため、生活感の少ないくつろぎリビングを作りやすいと言えます。

高さが変わると目線が交わらないため、家族でそれぞれの時間を過ごしていても集中しやすくなるのも特徴の一つ。

お料理・テレビ鑑賞など家族それぞれで過ごすことが多いLDKにうれしいメリットですね。

 

収納が増える

ダウンフロアで生まれた段差は、床下収納として活用できるのもメリットの一つ。

デッドスペース収納なので床面積を消費せず、リビングの収納力をアップして暮らしやすい間取りを作れます。

家族みんなの様々なアイテムが集まるリビングは、意外と収納が不足する場所。ソファから近い場所に収納があると、必要な物をサッと出し入れできて便利です♪

リビングの収納が増えると床面がスッキリ片付いて、開放的でおしゃれな空間づくりにもつながります。

 

ダウンフロアのデメリットと対策

寝室のダウンフロア

魅力がたくさんあるダウンフロアですが、デメリットも把握して選ばないと後悔してしまうケースもあります。

注意すべきデメリットと対策とセットで覚えておきましょう。

 

家具配置が決まってしまう

ダウンフロアのリビングはソファやテーブルの微妙な調整が難しく、大規模な模様替えもできません。

なんとなくダウンフロアを選んでしまうと、家具がうまく収まらなかったり動線が悪くなったりする可能性があります。例えば「テレビとソファをもう少し離したいな」と感じても、段差で下げられない可能性があるのです。

リビングにダウンフロアを採り入れる場合は、必ず家具のサイズまで考慮して配置をシミュレーションしましょう。

平面図の縮尺に合わせてソファやテーブルを書き込めば、適切なサイズやキッチン・ダイニングとの連携も見えてくるはずです。

LDK全体の家具配置シミュレーションをして、ダウンフロアの後悔を防ぎましょう。

 

バリアフリーにならない

段差ができてバリアフリーにならない点もダウンフロアのデメリットと言われます。

普段生活していてつまずくリスクはそれほどありませんが、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭では対策が必要です。

ダウンフロアの段差で転んだりする危険があるため、足元がしっかりするまでは、キッズスペースを別に作るなどリスク回避のための対策を行いましょう。

老後暮らしにくいと感じたら、手すりの設置やフラット化などの対策が効果的です。

 

掃除の手間が増える

ダウンフロアは周囲からのホコリやごみが集まりやすく、フラット床と比べるとお掃除の手間も若干増える点がデメリットと言えます。

ロボット掃除機だと全体をお掃除できなくなるので、ご夫婦共働きのご家庭は少し負担に感じるかもしれません。

対策としては、ダウンフロアをコンパクトにして外側はロボット掃除機に任せ、内側はハンドワイパーなどでサッとお掃除するのがおすすめです。

短時間で効率的に清潔な状態をキープできるように工夫しましょう。

 

コンセントが遠くなる

ダウンフロアでソファやテーブルが周囲の壁から離れると、コンセントが遠くなって不便になるケースもあります。

スマートフォンの充電や足元の小型ヒーターなど、ソファ周りにコンセントが無いと不便なことも多いですよね。

せっかくのおしゃれなダウンフロアに延長コードが見えるともったいないので、段差にコンセントを設けるなど工夫しましょう。

 

 

ダウンフロアリビングの注文住宅事例

最後に、実際にダウンフロアを採用したおしゃれな注文住宅をご紹介します。

 

事例①

ライトアップした二階建て外観

ダウンリビングを愉しむ 白い塗り壁のガレージハウスの間取り図

DATA
延床面積: 136.62m² (41.32坪)
敷地面積: 195.24m² (59.06坪)

 

ダウンフロアのリビング

吹き抜けのあるリビングはスケルトンの鉄骨階段や床を一段下げるダウンフロアで、さらに空間に広がりを持たせています。

ダウンフロアのリビングでは段差をベンチに見立てて腰かけたり床に寝転んだり。自然と家族が集まって輪ができ、コミュニケーションが深まるよう設計しています。キッチンとダイニングテーブルは造作で一体化し配膳や片付けの動線をスムーズに。

 

 

事例②

ダウンフロアのある家の外観

ダウンリビングに集う モダンスタイルの家の間取り図

DATA
延床面積: 96.05m² (29.05坪)
敷地面積: 168.34m² (59.92坪)

ダウンフロアのリビング

家の中心であるリビングはダウンフロアにし、カーペット敷きにソファをプラスしてゴロゴロ寝転べるくつろぎ空間に。

 

 

 

まとめ

デザイン性が高く開放的なダウンフロアのリビングは、理想のマイホームづくりでぜひ検討したい間取りアイデアの一つです。

ダウンフロアにはメリットだけでなくデメリットもありますが、事前に知って対策すれば暮らしやすく仕上げることも可能です。

私たちクレアカーサは、幅広いラインナップと設計力でお客様の理想のイメージに沿った家づくりをサポートいたします。

経験豊富なスタッフがお話を伺いますので、どんなご要望・ご相談もお気軽にお声かけください。

 

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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