【変化する暮らし方に対応する】セカンドハウスを千葉で建てる
現在は「住宅の形」「ライフスタイルの形」も大きく変化してきています。
これまでの「なるべく勤務先に近い場所に住む」から「好きな場所・住みやすい場所に住む」という考え方へ。
そのため環境のよい場所や趣味を満喫できる場所に「セカンドハウス」を建てたい!と、検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は「変化する暮らし方」にクローズアップし、変化し続ける住まいの形について考えてみましょう。
これからの家づくりにお役立てください。
コラムのポイント
- ● 住宅の価値観の変化をまとめ、それを理解することでこれからの住まいに必要なポイントを知ることができます。
- ● 「セカンドハウス」など、これからの住まいに必要なものとはどのようなことなのかが分かります。
Contents
新しい家に求めることは
新型コロナウイルス感染症の流行により、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。
住宅への価値観は私たちの暮らし方と直結しており、「いつも変化し続けている」のです。
最近は「まだ家づくりは早いかな?」と考えていた若年層の方に、住み替えなど住宅への関心が高まってきています。
新しい家に求めること「利便性よりも快適性を重視した家づくり」
住まい選びで重要視するポイントとして、以前では「利便性の高さ」に注目が集まっていました。
勤務先に近い、都心に近いなど生活をより良くするためのエリア選定が重要視されていたのです。
現在では、テレワークなどの新しい働き方も導入され「仕事とプライベートの充実=快適性」を選択する方が増えてきています。
○ 都心部から少し離れてもいいから暮らしやすい環境を手に入れたい。
○ 自然豊かな環境で自分たちが望む機能を取り入れた住まいにしたい。
○ おうち時間が楽しめるような住まいが欲しい。
など、価値観が変化することにより「住まいづくりに自由な発想」を取り入れる方が多くなっているのです。
そのひとつの方法が「移住」です。実際の事例を見てみましょう。
クレアカーサで家づくりをお手伝いさせていただいたF様邸は、「大好きな海のそばで、ワンちゃんと暮らす生活」のために一宮への移住を決断されました。
カバードポーチのあるグリーンの外観+ホワイトフェンスが目をひくF様邸。
ヤシの木が揺れる庭は美しく整えられ、海帰りにポーチで一息つけば心地よい風を感じる・・・そんなお住まいに仕上がっています。
ご家族の一員であるワンちゃんが心地よく過ごせる広い庭も大きな魅力のひとつです。
細部にまでこだわった家づくりには「気に入らないところがないんです」とF様はおっしゃいます。
千葉の自然を満喫できるよう、2階にリビングを配置しました。
ロケーションも抜群で風と光が通るような間取りになっています。
「ここに住んでから家庭菜園が楽しくて。自分のつくった野菜の美味しさは格別」と微笑みます。
愛犬と共に自然を慈しむスローライフを実現されたF様です。
このように家づくりに正解はありません。
家づくりで叶えたいこと、こういう生活が送りたいなどの目標がとても大切なのです。
▶参考コラム>>「千葉での一戸建てが上昇中!「職住融合」しやすい県」
新しい暮らし方「セカンドハウス」という形
先ほどの事例のように、「千葉へ移住する」ことも方法のひとつです。
生活基盤を千葉へ移し、ライフスタイルを変化させるのです。
そして新たな形としては、生活の基盤を守りつつ「セカンドハウス」を建てるスタイルです。
「セカンドハウスなんて贅沢では?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実は「別荘」と同じだと勘違いしていることが多いのです。
まずはその違いから、解説していきましょう。
セカンドハウスと別荘の違いとは
「セカンドハウス」と「別荘」は家族が集う場所には違いありませんが、大きく異なる部分があります。
一般的に「セカンドハウス」の目的は、その建物で「生活を送ること」となっています。
考え方は自宅と同じで、生活必需品として見なされています。
セカンドハウスとして認められるには、
○ 日常生活を送るための住宅であること。
○ 本宅とは離れたところに所有していること。
○ 最低毎月1日以上居住すること。
などが、条件として定められています。
一方「別荘」の場合、目的としては日々の生活などの「保養や休養を送ること」となっています。
そのため日常の生活に必ず必要という訳ではなく、一般的には贅沢品とみなされているのです。
このようにセカンドハウスは生活の延長線上にあり「ご家庭にとって必要なもの」なのです。
たとえ別荘地やリゾート地で建てた場合であっても「定期的に居住する」という目的であればセカンドハウスとして認められるのです。
▶参考コラム>>「千葉で快適な田舎暮らしを|海沿いに平屋を建てるポイントを紹介」
生活必需品と贅沢品 税金の違いにも変化が
また維持していく税金面でも違いがあります。
セカンドハウスと別荘の最も大きな違いは、「税制の優遇措置が受けられるか、受けられないか」という部分です。
結論から言えば、セカンドハウスは居住用財産の対象となるため「税制上の軽減措置を受けられる可能性」があり、一方別荘では軽減措置はありません。
ではどんな優遇措置が受けられる可能性があるのかをご紹介します。
固定資産税
固定資産税は家や土地を所有している限り、毎年納税する税金です。
1月1日時点で所有している場合に支払いが発生します。
固定資産税は市区町村税となり、税額=課税標準 × 1.4%(標準税率)で計算されます。
セカンドハウスの場合に受けられる特例としては、「住宅用地の特例」があります。
○ 小規模住宅用地(200㎡以下の部分):課税標準×1/6
○ 一般住宅用地(200㎡超の部分):課税標準×1/3
で課税額が計算されるようになります。
都市計画税
都市計画税は、各都道府県が決めた都市計画事業や土地区画整理事業を進めるための費用をまかなうためのものです。
市街化区域内にある土地や建物が課税対象となっています。
上記で説明した固定資産税と合わせて、毎年納税を行います。
都市計画税も市区町村税となり、税額=課税標準 × 最高0.3%(制限税率)で計算されます。
セカンドハウスの場合に受けられる特例としては、固定資産税同様「住宅用地の特例」があります。
○ 小規模住宅用地(200㎡以下の部分):課税標準×1/3
○ 一般住宅用地(200㎡超の部分)課税標準×2/3
で課税額が計算されるようになります。
不動産取得税
不動産取得税とは、土地や建物を取得してから数カ月後に納める税金のことになります。
土地と建物はそれぞれ別の計算式があり、その合計額が納税する不動産取得税の金額です。
こちらは都道府県税となり、税額=固定資産税評価額(課税標準額)×4%(標準税率)で計算されます
※ 2021年3月31日までの特例として、土地および住宅:3%、宅地:課税標準額=固定資産評価額×1/2となっています。
セカンドハウスの場合に受けられる特例としては、新築住宅の場合「土地への優遇のみ」となります。
(固定資産税評価額×1/2×3%)― 控除額(下記のいずれか多い金額)で計算されます
○ 45,000円
○ (土地1㎡あたりの固定資産税評価額×1/2)×(課税床面積×2(200㎡限度))×3%
このようにセカンドハウスは一般住宅のように様々な優遇措置があります。
ただし該当するには条件が必要な場合があります。詳しくはパートナーとなる住宅会社に確認しましょう。
▶参考コラム>>「千葉で家を建てる 住宅支援制度を活かす」
セカンドハウスにもあったらいいな・・・施工事例を紹介
クレアカーサでは様々なお住まいをお手伝いさせていただいております。
その中でも「こんなスペースがセカンドハウスにがあったらいいな」と思えるアイデアをご紹介しましょう。
※下記でご紹介させていただくお住まいは、セカンドハウスではありません。
おうち時間をゆったり楽しむ「バーカウンター」
ご家族が必要とするものをベースに、欲しいもの・暮らしを愉しむものをプラスしていく「Mine+DESIGN」をセレクトされたI様。
リラックスした時間を愉しむバーカウンターを設置し、おうち時間を楽しまれています。
欲しいものをセカンドハウスで叶える
以前は当たり前のようにあった畳の空間も現在では少なくなっている傾向があります。
自宅にないものをプラスできるのもセカンドハウスの魅力でしょう。
リビングから小上がりで繋がる和室は、普段はくつろぎの場として、また来客時はおもてなしの空間として大活躍しています。
あえてリビングと和室の空間に段差を持たせることで、ちょっと腰をかけるなどの使い方も可能です。
【施工事例:スキップフロアに書斎のあるナチュラルリビングの平屋】
まとめ:一般住宅としても使えるのが「セカンドハウス」の醍醐味です
今回は同じ住宅でも「セカンドハウス」という、ちょっと違う視点でのお住まいをクローズアップしました。
セカンドハウスと聞くと世界が違うと感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、使い方やアイデアによっては一般住宅として活用することも可能です。
住宅の価値観が日々変化するように、ライフスタイルも変化し続けます。
今までの価値観ではなく、新たな目線・価値観で「これからの住まい」を考えてみませんか?
クレアカーサでは、お客様の小さな声を形にするお手伝いをしています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなあ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”
という意味を示しています。
あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。
株式会社日立プロパティアンドサービス クレアカーサ ショールーム&モデルハウス
■住所 〒 297-0037 千葉県茂原市早野2648-1
■フリーダイヤル 0120-35-3436
■営業時間 10:00~18:00 ■定休日 毎週火・水曜日
■施工対応エリア 千葉県全域 ※詳しくはお問い合わせください
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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家づくりに役立つ情報をお届けしています。
・免許情報
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・受賞歴など
住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会