「東玄関の家」の間取り図と実例(平屋・2階建て)|家事動線とデザインのコツを解説

東道路の土地では暮らしやすさと外観のデザイン性を両立しやすいことから、東玄関の家が採用されるケースが多いです。
そこで今回は東玄関の家の間取り図と実例をご紹介します。
東玄関の家の特徴をお伝えし、使いやすい動線やおしゃれな外観にするためのコツも解説しますのでぜひ家づくりにお役立てください。
コラムのポイント
● 東玄関は朝日を取り込みやすく、南面に居室を設けやすいのがメリットです。
● 屋根の見せ方を工夫したりアプローチや門柱のデザインにこだわったりすることで東玄関の外観のデザイン性を高められます。
● 自由設計の注文住宅に対応していて提案力の高い住宅会社へ相談し、敷地を活かした東玄関の間取りを実現しましょう。
東玄関の家とは

東玄関の家とは「玄関が東向きに配置された住宅」のことです。
東玄関ならではのメリット・デメリット、他の方角との違いを確認しましょう。
メリット
東玄関には次のようなメリットがあります。
- ・早朝~午前中から玄関が明るい
- ・比較的玄関の温度変化が少ない
- ・南面にLDKを配置しやすい
東玄関に窓を設けることで朝日が差し込むため、家族が出かける時間帯の玄関が自然と明るくなります。
また日中の直射日光や強い西日の影響を受けにくく、1年を通じて比較的温度変化が少ないのも東玄関の魅力です。
玄関を東側に設けることで南面全体を居室にすることも可能なため、間取りの条件が整えば明るいLDKをつくりやすいというメリットもあります。
デメリット
東玄関のデメリットをご紹介します。
- ・午後~夕方は暗くなりやすい
- ・朝日が強すぎると快適性が下がる
東玄関は午後から夕方にかけては日差しを取り入れにくいため、早めの時間帯から照明が必要になるケースも少なくありません。
夏場の朝など特定の条件では強い日差しが差し込むことで玄関の気温が上がりやすくなる場合があり、直射日光が当たる位置にシューズクローゼットがあると靴が日焼けすることもあります。
センサーライトを採用したりカーテンや植栽で日差しを遮ったりして快適性を高めるための工夫を取り入れましょう。
南・北・西玄関との違い
東玄関と比較したときの他の方角の特徴を解説します。
- ・長時間明るさを確保しやすいが、室温が上がりやすい
- ・LDKと玄関の両方が南面にあるため行き来がしやすい
- ・玄関から南面にある庭への動線が近い
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南玄関で家事動線の良い間取りをつくる9つのアイデア|間取り図と実例で解説
- ・日射が入りにくいため、全体的に明るさは控えめ
- ・直射日光の影響を受けにくく、1日を通して明るさの変動が少ない
- ・窓が少ないシンプルな外観デザインと相性が良い
- ・午後〜夕方にかけて明るくなる
- ・西日が強く、夏は玄関が暑くなりやすい
- ・朝~日中にかけて明るい居住スペースをつくりやすい
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それぞれの方角によって特徴が異なるため、ライフスタイルに合った玄関向きを検討することが大切です。
「東玄関の家」の間取り図と実例

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東玄関を採用した家の実例と間取り図をご紹介します。
①【平屋】東と南で印象が異なる東玄関の家

大判の石目調サイディングが印象的な東玄関の住まいです。
東側の道路からの見え方を意識し、背の高い壁を立ち上げることでキューブ型の外観をデザインしました。

南面は建物と庭とのつながりを感じられる開放的な雰囲気が魅力です。
東面とは異なる外壁材を貼り分けることで外観にメリハリが生まれます。

東玄関を北に寄せて配置したため、南面にLDKと和室を横並びにしたゆとりのある間取りが実現しました。
たっぷりと日差しが差し込む心地いい空間です。

「南側にLDK・北側に水まわり・西側にプライベートスペース」と用途が近い空間同士をまとめた効率的な間取りです。
東玄関から最も遠い位置にプライベートスペースをレイアウトすることで来客時も生活空間が見えにくく、平屋でも安心して過ごすことができます。
②【ロフト付き平屋】外構が主役になる東玄関の家

片流れ屋根とガルバリウム鋼板の外観がスタイリッシュな印象を与えるシンプルモダンな東玄関の家です。
建物の装飾や窓を最小限にすることでドライガーデンの外構が映える外観デザインに仕上げました。

角地という開放的な立地を生かし、南面の外観デザインにもこだわりました。
ビルトインガレージ・テラス・ガーデンスペースをバランスよくゾーニングし、奥行きとメリハリを持たせています。

LDKは東西を個室に囲まれているため、採光は南面の深い軒下の窓が中心になります。
その窓だけでは光が届きにくい時間帯があるため、リビングを勾配天井にしてロフトとつなげ、上からも光が落ちる明るい空間に仕上げました。

東側にあるビルトインガレージからは直接玄関へ行ける動線を確保しました。
家の中心にLDKを配置し、そこから各空間へ直接アクセスできる間取りのため、無駄な廊下がほとんどありません。

リビングの上を勾配天井にして、そこからつながるロフトをつくりました。
6畳のロフトにはデスクを設け、ご夫婦が趣味や仕事に集中できる空間になっています。
③【2階建て】北面にLDKを設けた東玄関の家

約308坪の広大な敷地に建つ東玄関のセカンドハウスです。
東側の広々としたスペースはコンクリートを敷き、駐車スペースやバスケットボールを楽しめるようにしました。

建物まわりに広がる芝庭はバーベキュースペースやドッグランなど多用途で使える空間です。
リビングとつながるタイルテラスも設け、ゆったりとくつろげるアウトドアリビングとして楽しめます。

こちらの住まいはセカンドハウスとして夏場に利用することが多いため、LDKは一般的な南面ではなくあえて北面に配置しています。
広大な敷地で日射条件を調整しやすいこともあり、東玄関であっても北LDKが最適な選択となりました。
東玄関とパントリー・冷蔵庫が隣接しているため、長期滞在用の食材などを買い込んでもスムーズに片付けが進みます。
1階のゲストルームには洗面所と浴室を完備し、ご友人やご家族と気兼ねなく過ごせる間取りにしました。
2階には4つの個室を設けているため、大人数で利用してもそれぞれが落ち着いて過ごせます。
そのうち1部屋は書斎として使えるよう計画しており、ワーケーションやリモートワークにも対応できる空間です。

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東玄関の間取りにおすすめな家事動線

施工事例と間取り図をもとに東玄関の家で取り入れやすい家事動線をご紹介します。
①オープンガレージと玄関が並ぶ「お出かけ動線」

東面に玄関とオープンガレージを採用した住まいです。
オープンガレージと玄関ポーチが隣り合っているため、車から玄関までの移動が短く、雨の日でも濡れずに行き来できます。

玄関ポーチは道路側とガレージ側の二方向にステップをつけ、どちらからでも使いやすいようにしています。
シューズクローゼットに扉を設けて生活感を隠し、洗面台を独立させることで来客時でも整った印象を保てる住まいになりました。
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②玄関と洗面脱衣所がつながる「帰宅動線」

東玄関と洗面脱衣所が直結した動線がある間取りです。
玄関で靴やアウターを脱ぎ、洗面脱衣所で着替えや手洗いうがいができるため、リビングに服が脱ぎっぱなしになるのを防げます。
サーフィンを楽しむご家族の暮らしに合わせ、外シャワー・土間収納・洗面脱衣所・浴室をつなげました。
ビーチの砂を室内に持ち込まずに済むため、掃除の手間を削減できます。
洗面脱衣所からはLDKへもアクセスできるため、入浴後の動線もスムーズです。
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③玄関とキッチンが近い「買い物動線」

玄関側にキッチンを配置し、買い出した食材の片付けを楽にしました。
ゴミ出しのときも移動が短く、効率的に家事を進められる動線です。
コンロ側に動線を設け、玄関からキッチンへアクセスしやすいようにしました。
キッチンを回遊動線にしたため様々な空間へアクセスしやすく、料理の配膳・下膳や掃除もスムーズです。
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④2階リビングでも効率的に暮らせる「生活動線」

玄関まわりのレイアウトにこだわり、2階リビングでも暮らしやすい動線を確保した住まいです。
玄関横に階段と洗面台を配置し、帰宅後の手洗いや移動を効率化しました。

玄関ホールの横にトイレを配置しているため、外出前や帰宅後でもスムーズに使えます。
さらに洋室や水まわりのドアを空間の中央に集め、どの部屋へも行き来しやすい動線を実現しました。

私たちクレアカーサはデザインと住み心地にこだわる家づくりでお客様の理想を叶える千葉県の住宅会社です。
経験豊富なスタッフが敷地の状況やライフスタイルを踏まえ、最適なプランをご提案しますのでぜひお気軽にご相談ください。
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東玄関の外観デザインをおしゃれにするコツ

東玄関の外観をおしゃれにするためのポイントをご紹介します。
日の当たり方を考慮して外壁を選ぶ
東玄関は朝から午前中にかけて日が当たりますが、周囲の建物や敷地条件によってはその時間帯以降に外壁が日陰になることもあります。
そのため、外壁材は光の当たり方による色の見え方の違いを踏まえて選ぶことが大切です。
実際に日向と日陰の両方でサンプルを確認し、時間帯による印象の変化も含めて納得できる色を選びましょう。
片流れ屋根の斜線・切妻屋根の三角を活かす
東玄関は屋根のケラバを正面から見せやすいため、外観デザインの表情をつくりやすいのが特徴です。
南側に軒を設ける場合、片流れ屋根は斜線の直線的なライン、切妻屋根は三角形を活かした外観を採用できます。
- ・ケラバ:屋根の側面に張り出した部分(雨樋がついていない側)
- ・軒:屋根の下に伸びる部分(雨樋がついている側)
スタイリッシュ・ナチュラル・モダンなど目指すテイストに合わせて屋根形状や見せ方を選ぶことで外観の完成度が高められます。

建物の屋根と玄関ポーチの下屋に切妻屋根を採用した事例です。
ケラバの三角形が可愛らしい印象を与え、洋風の外観デザインの魅力を引き立てています。
南側に庭や物干し場を設けて生活感を隠す
建物の東側を正面にする場合、庭や物干し場は南側に配置することをおすすめします。
道路側に庭があるとプライバシーが確保しにくくなるのに加え、洗濯物が見えると生活感が出てしまうからです。
東玄関の周りはアプローチや植栽などの外構で仕上げることで建物と統一感が生まれ、外観全体がより美しく整います。
室外機や電気メーターは北側や西側に設ける
室外機や電気メーターなどの設備類も、建物の東面から見えないように工夫しましょう。
これらの設備は外観のデザイン性を高める際にノイズになりやすいため、死角になる北側や西側にまとめて配置するのが望ましいです。
設置場所の選択肢が東側しかない場合、植栽や目隠しフェンスなどの外構でさりげなく隠すことでデザイン性を保つことができます。
アプローチや門柱の外構にこだわる
東玄関の住まいでは道路側に駐車スペースとアプローチ、門柱を配置するケースが一般的です。
駐車スペースだけでは単調な印象を与えやすいため、アプローチや門柱に工夫を加えることで外観全体のデザイン性が高まります。
外観のテイストに合わせた素材をアプローチに取り入れ、造作門柱でアクセントを加えることで外構と建物が調和し、上質な東玄関の家をつくることができます。
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まとめ
東玄関は朝や午前中の日当たりが良く、南側にLDKなどの居室を配置しやすいのが特徴です。
東玄関からの効率的な動線を意識した間取りを採用し、屋根形状やアプローチのデザインなどにこだわりながら外観を仕上げましょう。
敷地を活かした設計を得意とし、幅広い外観デザインや間取りに柔軟に対応できる住宅会社への相談をおすすめします。
私たちクレアカーサは千葉県茂原市にて、お客様の個性やライフスタイルに寄り添いながら一邸一邸大切に家づくりをしています。
平屋建て・2階建てとレパートリー豊富な注文住宅や規格住宅の設計施工実績が多く、「高断熱+高性能設備+太陽光発電」のZEH(ゼロエネルギー住宅)の普及にも努めておりますのでお気軽にお問い合わせください。






