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2020年06月01日/ Last updated : 2024年06月24日

ロフトのある平屋に住みたい 平屋を快適にする工夫とは

私たちの暮らす住宅には、いろいろなタイプがあります。二階建て住宅や三階建てなどの多層階を活かす住宅、ワンフロアで暮らしやすくデザインする平屋住宅など、それぞれに特徴があり、良さを持っています。特に近年「平屋住宅」は注目されています。

室内に段差がないことなど、小さな子どもからご年配の方まで「長く安心して暮らせる住まい」として、若い子育てファミリーにも人気があります。

そんな平屋住宅ですが、二階建て住宅と比較すると「床面積が小さくなる」ことは否めません。同じくらいの容量を求めるとすると、物を置ける収納スペースや住居部分となる間取りの配置など、より一層の工夫とアイデアが必要です。

今回は平屋住宅のマイナス部分を解消し、千葉で快適に暮らすことをテーマに「平屋住宅を快適にする工夫」を考えてみましょう。方法は様々ありますが、今回はその中から「ロフト」に注目し、平屋住宅への活かし方をご紹介します。

まずは知ろう!ロフトのこと

家づくりの情報を集めている人であれば、一度は「ロフト」というキーワードを目にしたこともあるのではないでしょうか。以前のコラムでもご紹介しましたが、住宅に活かすためにはまずそれが「どんな設備なのかをしっかりと知ること」が大切です。ロフトについて解説していきましょう。

ロフトとはどんなもの?

平屋住宅の場合、生活に必要な空間が一階に集中してしまうため、要望をすべて取り入れてしまうと面積も広くなってしまいます。家づくりには必ず、「ボーダーライン」が存在しています。

それは建築にかかる費用だったり、土地の広さであったり、間取りの希望であったり、内容は様々です。そのボーダーラインを超えないよう、うまく空間を活用する方法のひとつが「ロフト」になります。

建物の形状を活かしつつ、一階上部の空間と天井のスペースを活用するものです。以下のロフトの基準を把握し使いやすくすることで、新たな価値観を生み出すことができ、様々な用途に活用がしやすくなるのです。

ロフトの基準とは

見逃しがちなデッドスペースを有効活用するためのロフトですが、建築基準法による定義があります。その基準を把握して条件をクリアすることで、「ロフト」という空間をつくることができます。クリアする条件としては主に下の項目があげられます。

■ 1.4メートル以下の天井高であること

■ 利用できる面積は、ロフト部分直下階の8分の1までであること

■ ロフト用の階段は固定してはいけない

ロフトは空間の広さや高さが限定されます。そのためその空間を「どう使うのか」「活用するためにはどんな環境が必要なのか」など、方向性を定めることが大切です。この方向性を決めずに空間を作った場合、結局活用方法が見つからず無用の長物になってしまう可能性もあります。

ロフトを取り入れた暮らし方を考えていくことが、この空間を有効活用するための近道になります。

ロフトのある平屋のメリット

もちろんいろいろな環境設備を整えることで、ちょっとしたくつろぐ空間や通常の部屋としての利用もできるロフト空間。平屋住宅の困りごとのひとつである収納率を助けるために、小屋裏収納という使い方もあります。そしてロフトのメリットは、空間の利用だけではありません。

建築費そして維持費も抑えられる

通常の二階建てとは違い、天井高1.4メートルと言う部分では使用に対して制限があるロフト。基本的に直立に立つことのできないロフトは、用途も限られてくる部分があることは否めません。

ロフトには一定の条件が課せられています。その条件をクリアした場合には、その空間は「階」として認識されるのではなく「小屋裏物置」とみなされます。そのため法定床面積=床面積には含まれません。固定資産税は建物の面積も大きく関係してきます。ロフトは「固定資産税の課税対象面積にも含まれない」というメリットがあります。

家づくりの難しさは、建てるだけではなく「建ててからも維持していくこと」です。ロフトの活用は、維持の面でも家計をサポートしてくれるのです。

快適性をアップさせるロフトの使い方

経済面だけでなく、快適性の面でもロフトにはメリットがあると言えます。ロフトの空間は、小さなサイズの窓を設置することが可能です。夏場の住宅はどうしても熱気がたまりやすく、冷暖房の光熱費をアップさせてしまいます。

風の流れなどを家づくりに取り入れ、窓を適切な場所に設置することにより、換気・通風を効果的に行うことができます。

通常風の入らない空間に空気の流れができるだけでも、夏場の熱気を軽減させられます。このようにいろいろな視点を持つことで、家づくりの可能性は無限に広がります。

ロフトをより広く使うには

クレアカーサでもロフトを活かす家づくりを叶えた住宅がたくさんあります。快適性を叶えた施工事例をご紹介します。

趣味の自転車を愉しむ土間空間とロフトのある平屋

太陽光発電システムと床下冷暖房システム搭載でエコロジーな暮らしを実現されている平屋のS様邸。ウチとソトをつなぐ土間スペースはご主人様のお部屋に直結し、趣味の自転車をメンテナンスしたりディスプレイするなど使い勝手にも優れています。勾配天井で梁の見えるリビングは、ロフトからも光を取り入れることで開放感のある空間になっています。

もっと見たい方はこちら → 趣味の自転車を愉しむ土間空間とロフトのある平屋

海辺でサーフィンを愉しむシンプルでかっこいい平屋の家

広い庭を囲むようL字型にデザインしたU様邸。ウッドデッキや庭で遊ぶお子様たちを見守ることができるLDKは、自然と親子のコミュニケーションを深めます。勾配天井を利用したロフトは、お子様の遊び場や収納空間にするなどアイデア次第で自由自在の空間に。

もっと見たい方はこちら → 海辺でサーフィンを愉しむシンプルでかっこいい平屋の家

高さの制限、広さの制限などがかかるロフトですが、家の形や工夫によって伸び伸びと使うことも可能です。特に影響を与えやすい部分は、屋根の形です。以前のコラム「千葉で映える住宅に シルエットを左右する屋根の形」でもご紹介しましたが、屋根の形によってイメージや耐久性など、様々な影響を与えます。

階段にもアイデアを

ロフトにする条件のひとつとして「ロフト用の階段は固定してはいけない」という条件があります。しかし小さいお子様のいるご家庭や年配のいるご家庭などでは、昇降時の安全性も考えていきたいものです。安全性をアップさせるためのアイデアの一つで「収納式階段」があります。

このようにアイデア次第で、安全で快適な住まいにすることが可能です。家づくりのパートナーに小さなことでも相談することで、新たな可能性も生まれます。暮らしやすい環境づくりを含めた家づくりを、クレアカーサでめざしてみませんか。

クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか

私たちクレアカーサ(株式会社日立リアルエステートパートナーズ)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。

お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。

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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”

という意味を示しています。

あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。

 

株式会社日立リアルエステートパートナーズ  クレアカーサ ショールーム&モデルハウス

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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