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2020年04月24日/ Last updated : 2024年08月26日

これからの家づくりは補助金を上手に活用|新築住宅で使える支援制度を紹介

これからの家づくりは補助金を上手に活用|新築住宅で使える支援制度を紹介

「いつかは自分たちの家を持ちたい」そんな風に考えている方も多くいらっしゃるでしょう。

一生に一度の体験とも言えるマイホームを購入では、大きな金額が動きます。

そして少しでも購入に対する負担を減らしたい。購入した後の負担を軽減したいのは、誰しも思うことです。

住宅購入の負担を少しでも軽減するためには、上手に補助金や助成金を活用することがとても重要です。

今回は、「補助金を上手に活用する」アイデアにクローズアップしてみましょう。

住宅購入は最新情報を正しく集めることで、より有効的に活用する事ができます。

家づくりに不安を感じている方に力強い味方となる情報をお伝えします。

 

コラムのポイント

  • ● 住宅購入に対する補助金は、同じものが通年適用されるわけではありません。
  • ● 今後、どのような補助金のサポートが考えられるのか。「補助金の動向」を知っておきましょう。

 

 

住宅の省エネ化に対する予算案が閣議決定

新築住宅図面

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、2022年度には「こどもみらい住宅支援事業」など、新築に対する新たな補助金もできました。

近年では住宅購入などに対する補助金や助成金は、年度ごとに新たなものが発表されています。

 

今までの補助金は、管轄する省庁が違うことから「補助金の併用は不可」というものが一般的でした。

2023年度の補助金は大きく変化し、「経済産業省」「国土交通省」「環境省」の連携により「ワンストップで併用申請が可能」になるなど新たな動きが加わっています。

 

2023年(令和5年)から大きく変わる「3つの補助金・助成金制度」
  • ・住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(経済産業省・環境省)
  • ・こどもエコ住まい支援事業(国土交通省)
  • ・高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(経済産業省)
  • <条件>
  • ※利用するにはそれぞれ一定の要件をクリアする必要があります。

 

例えば、経済産業省の補助事業を活用して高効率給湯器を設置しつつ、こどもエコすまい支援事業で子育て対応のリフォームをするなど複数実施することも可能となるのです。

こういったワンストップの連携は、今後多くなる可能性もあり、補助金の活用範囲も変化することも考えられます。

使えるべき補助金が同時に申請できれば、家づくりの負担も大きく軽減できますね。

※ 補助金の併用申請が可能となりましたが、「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(経済産業省・環境省)」はリフォーム工事が対象となります。

 

2023年にはどんな補助金がある?「住宅取得に使える3つの支援策」

子育てファミリー

近年、住宅購入を後押ししてくれる制度が年々発表されています。

後悔しない家づくりにするためには、「今、建ててよかったなぁ」という時期を上手につかむことが重要です。

そのためには今どんな制度があり、自分たちが活用できるのかなど「最新情報」を入手することが「家づくり成功への近道」となります

では実際にコラムを作成した2023年には、どんな補助金が活用できるのでしょうか。

ここでは2023年に活用できる「住宅取得に使える3つの支援策」を紹介します。

 

① こどもエコすまい支援事業を創設

こどもエコすまい支援事業

>>こどもエコすまい支援事業

2022年度に発表された「こどもみらい住宅支援事業」は終了し、2023年は「こどもエコすまい支援事業」が創設されました。

こどもエコすまい支援事業とは、子育て世帯・若年夫婦世帯を対象に高い省エネ性能を有する住宅を新築する場合「100万円の補助金が交付される」制度になります。

引用:こどもエコすまい支援事業の概要

 新築住宅の場合 では、下記のような補助対象や要件が設定されており、要件を満たした場合 補助額として「100万円/戸」が支給されます。

 

こどもエコすまい支援事業 補助対象

  • ① 子育て世帯 :2004年4月2日以降に出生した子を有する世帯
  • ② 若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが、1982年4月2日以降に生まれた世帯

①・②のいずれかに当てはまるご家庭であれば、申請することが可能です。

また令和4年11月8日以降に「対象工事」に着手し、申請した方に限ります。

 

こどもエコすまい支援事業 一定の要件を満たす住宅

高い省エネ性能を有する住宅の新築(事業者が申請)が対象となります。

対象住宅(延床面積が50㎡以上の住宅が対象)は、「ZEH住宅(強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量▲20%に適合するもの)」で建築されていることが必要です。

 

受付期間

令和5年3月下旬~予算上限に達するまで(遅くとも令和5年12月31日まで)

※申請は住宅事業者を通じて行います。お早めの申請をおすすめします。

 

※令和4年12月23日現在

 

② 住宅ローン減税で「13年間の税額控除」

金融機関等から住宅ローンを受けて住宅の新築・取得または増改築等をした場合、減税されます。

年末のローン残高の0.7%を、所得税(所得税から控除しきれない場合は翌年度の住民税)から最大13年間控除(減税)される制度となっています。

住宅ローン減税 概要

引用:住宅ローン減税国土交通省

 

③ 贈与税非課税枠は「最大1,000万円」

住宅の購入には、大きな金額が動きます。

そのため、購入時に「家族からの金銭面でのサポート(=贈与」を受けるケースも考えられるでしょう。

例えば住宅購入で両親から金銭的な贈与が行われた場合、そこには「贈与税」が発生してしまうのです。

この支援策では、父母や祖父母などの直系尊属から、住宅の新築・取得または増改築等のための金銭を贈与により取得した場合、一定額までの贈与について贈与税が非課税となります。

贈与税非課税枠概要

引用:住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置国土交通省

 

自分たちに活かせる最新情報を、しっかりと入手しよう!

こういった補助金での支援は期間が決まっていても、「予算がなくなり次第、終了」となるケースも多いのです。

また情報も流動化しているため、申請終了間際や終了後に「情報を見つけてしまった」というケースも考えられるでしょう。

そのため「間に合わなかった・・・」と落ち込んでしまう場合もあるかも知れません。

ここでは、2023年に活用できる「住宅取得に使える3つの支援策」をご紹介しましたが、年度のよりいろいろな支援が行われています。

  • ○ エアポケットとなる「次の補助金までの間」に使える補助金の情報を集めること。
  • ○ 閣議の予算案など、住宅にかかわる情報にアンテナをはること。
  • ○ 家づくりの専門家に相談してみること。

など、「諦めず動いてみること」で新たな情報を入手する可能性も広がります。

住宅購入に活用できる支援や優遇制度で気をつけなければならないポイントは、「実施されている期間が違うこと」「取り扱っている管轄部署が違う場合があること」です。

内容を把握し、決められた期日を守ることで有効な活用をすることができます。

新築住宅をお考えの方は最新情報を随時確認し、検討していきましょう。

 

 

 

これからの補助金対象の中心となる「ZEH施工事例」を紹介

千葉で暮らすことを選び、自分らしい家づくりを叶えているご家庭がたくさんあります。

その中から様々な補助金対象になる「ZEH住宅」の施工事例をご紹介します。

 

 

スクエアの直線的なラインと片流れの斜めラインが調和する平屋スタイル。

横貼りの金属サイディングをベースに、木と塗り壁で仕上げています。

アイランドキッチンを中心に、リビングダイニング・スタディスペースのあるホールを左右に振り分け、空間全体が見渡せるようにレイアウトされています。

 

 

 

ガレージハウス外観

ネイビー×グレーでクールな表情に仕上げたガレージハウス。

夜はウォールライトに照らされ、直線が生み出すモダンで力強いファサードが一層引き立ちます。

ガレージが見えるリビング

クレアカーサのモデルハウスを見て、ダウンフロア+吹き抜けを採用しました。

大きな窓から愛車を眺められるリビングは縦に伸びやかな広がりのある空間に仕上がっています。

 

 

 

南欧スタイル外観

まるで絵本の世界から飛び出してきたようなたたずまいのM様邸。

玄関やニッチ、お部屋の入口に使われたアーチ型の開口部は訪れる人に穏やかな印象をあたえてくれます。

キッチンに隣接する家事室

「キッチン・家事室・パントリー・バスルームを動線でつなげ、とても家事がしやすいです。太陽光発電のおかげで、浴室乾燥機を毎日使用しても電気代が抑えられるのが嬉しいですね」と奥様もよろこんでいらっしゃいます。

 

 

まとめ:これからのスタンダード「ZEH住宅」

プライバシー性の高いインナーバルコニー

今回は、「補助金を上手に活用する」アイデアにクローズアップしてきました。

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、国の動向として「ZEH住宅」のような省エネ化に対する助成が多くなってきています。

補助金などの活用の難しさは、通年に対して同じ補助でない部分です。

そのため建てる時期により、最新の情報を入手し、検討することがとても重要です。

クレアカーサでは、ZEH住宅の取り組みに力を入れております。

住宅に関する最新情報や有効的な補助金のご紹介も随時行っておりますので、お気軽にお声がけください。

 

クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか

私たちクレアカーサ(株式会社日立リアルエステートパートナーズ)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。

お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。

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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”という意味を示しています。

監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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