一戸建てを間取りから考える 千葉で暮らす施工事例を紹介
自分たちのライフスタイルに合う住宅にするために、頭を悩ませるひとつが「間取り」です。
アイデアや工夫によって快適な間取りが出来上がり、暮らしやすさにも直結します。
今回は快適な住まいにするための「間取り」にクローズアップしてみましょう。
「人気のある間取りにするためにはどうしたらいいの?」
「自分らしい暮らしをするために知っておきたいポイントは?」
など、実際に千葉で快適に生活している施工事例も合わせてご紹介します。
あなたの家づくりに活かせる情報をお届けします。
コラムのポイント
- ● 快適な住まいづくりのために必要な基礎知識を知ることができます。ぜひこんなおうちにしたいね!など、たくさんアイデアを出してみましょう。
- ● 施工事例から住まいへのシミュレーションをすることができます。ぜひ自分たちの家づくりに活かしていきましょう。
Contents
住宅の設計図となる「間取り図」とは
間取り図とは、部屋の広さや配置などをわかりやすく記した平面図のことです。
家の広さや配置、窓やドアなどの設備状況、収納や階段の位置など、その建物に必要な情報が詰まっている「住宅の基本情報」とも言えます。
家づくりではたくさんの人の力が集結し完成につながります。
そのため「この施主様にはどんなご要望があるのか」「建築の際どのような注意点があるのか」など、建築に関わる関係者が意思疎通を図るために間取り図が必要です。
この間取り図は新築の住宅建築はもちろんですが、長く暮らす上でリフォーム(リノベーション)を行う場合にも必要です。
住宅のため、そして家族を守るために必要な図面なのです。
▶参考コラム>>「家事動線の良い間取り。アイデアと実例を紹介|千葉で家事ラクな平屋を建てる」
今さら聞けない 間取りの前に住宅の基礎用語を確認しましょう
家の間取りなどを検討する際に登場するのが住宅用語です。
知っているようで勘違いしていたという場合もあります。
家づくりをスムーズに進めるために、数ある住宅用語や不動産用語から特に知っておきたい用語を確認していきましょう。
<生活空間に関する用語>
● LDK
様々な間取り図でも見ることの多いのが、このLDKです。
その空間の名前の頭文字が使われており、Lが居間を表すリビング、Dが食事室を表すダイニング、Kが台所を表すキッチンになっています。
4LDKと記載されている場合には「LDKにプラスして個室が4部屋ついた住宅」という意味になります。
- ○ ファミリーの場合、LDKは16~20畳ほどが一般的です。
- ○ リビングなどのスペースでどのようなことをしたいのかにより、広さは変わります。
- リビングアイデア
- リビングアイデア
- <家族のみんなで使える!スタディースペース>
- リビングアイデア
- リビングアイデア
- <いつでも広々キレイなキッチンを保つ!パントリー>
- リビングアイデア
- など、暮らしやすいアイデアを取り入れて、オリジナルの空間を作り上げていきましょう。
● 居室
日常的に過ごす部屋のことを表しており、リビング、ダイニング、個室などを指しています。
建築基準法上、居室とするためには採光や換気、排煙など様々な条件が決められているため、この条件をクリアした部屋が居室となります。
洗面室、キッチン、トイレなどは居室とは表しません。
● スキップフロア
通常では使わない空間を活用し「プラスαの価値」を生み出してくれるのが、このスキップフロアです。
1階でもない、2階でもない中間の高さにフロアをつくり目線に高低差が生まれるため、家を広く見せる効果があります。
リビングに近い場所をスキップフロアのスタディスペースにし、お子様の自立性を高めることも可能です。
「空間に変化を」と考えている方にはおすすめです。
● ロフト
スキップフロアのように通常では使わない空間を活用することには変わりませんが、こちらは屋根と天井のあいだの空間を収納等に使う場合を指します。
いくつかの建築基準法の項目を満たせば階数に算入しなくてもよい、というのが特徴です。
収納のほか、趣味の部屋や書斎として多目的に活用することが可能です。
● ユーティリティ
お料理以外でも家事はたくさんあります。
その家事をサポートする空間が、ユーティリティ(家事室)です。
例えば洗濯物を「洗う→干す→取り込む→アイロンがけをする→しまう」など、洗濯動線に合わせてユーティリティを配置することで家事をラクにできるようサポートしてくれます。
さらに収納スペースも並行して計画することで、家事時間を短縮したりすっきりした暮らしを実現することが可能です。
▶参考コラム>>「ランドリースペースを見直そう|家事ラクな住まいをめざす」
<収納に関する用語>
● シューズクローク(またはシューズクローゼット)
靴を履いたまま出入りができる、玄関に設けられた空間がシューズクロークです。
またお客様用玄関と家族用玄関の間に扉を設けることで綺麗な状態を保つことができ、急な来客に慌てることがなくなります。
靴はもちろん、ベビーカーやアウトドアグッズ、お出かけによく使うコートなど、外で使われる物の収納スペースとして活躍します。
● ウォークインクローク(またはウォークインクローゼット)
ウォークインクロークとは、その空間内に人が歩いて入るほどのスペースがある大型の収納です。
ハンガーパイプや棚を設置するなど、空間の利用の仕方によって収納量や使い勝手に大きな差が出てきます。
- ○ 今は家事負担を軽減するために、ファミリークローゼットに注目が高まっています。
- ○ 家族の使いやすい場所や洗面室の隣など、配置する場所により使い勝手も変化します。
- アイデア
- アイデア
- <大容量で家族分をカバーできる!ファミリークローゼット>
- アイデア
- アイデア
- <ランドリールームと併設して、家事もラクラク>
- リビングアイデア
- など、クローゼットの形もひとつではありません。
● パントリー(食品庫)
近年注目されている収納のひとつがパントリー収納です。
キッチン近くに配置することにより、食品のストックや日頃使用しないキッチングッズの収納など、多目的に利用ができます。
パントリー収納で気をつける点は、収納力にとらわれすぎないことです。
特に食品中心で使用する場合、あまり奥行きがあると出し入れがしづらく賞味期限などのチェックも見落としがちになりがちです。
適度な奥行きが活用しやすくなるポイントです。
● 納戸
居室とは反対に採光などの環境が確保できない空間を、独立した物入れ専用として利用します。
近年では納戸と表現せず「サービスルーム」やその頭文字から「S」と表示されている場合もあります。
上の住宅の基礎用語はほんの一例です。
住宅情報誌を見たりモデルハウスの見学に行った際には、住宅の基礎用語も多く使われます。
ここにあげた用語などを含めいろいろな知識を広めることで、視野も広くなり家づくりをもっと楽しくすることができます。
▶参考コラム>>「ファミリークローゼットを活かす|家事動線の良い間取りにする方法」
間取りという空間を考えてみましょう
人気のある間取りの特長としてあげられる部分は、必要なスペースが使いやすい場所にあるという部分です。
しっかりと自分たちに必要なモノは何か・・・。目標が定まっているからでしょう。
間取りを細かく考える上で役立つのがゾーニングです。
ゾーニングとは、実際に生活をする空間を部屋単位で考えるのではなく用途や機能などを優先に分けることです。
パブリックゾーン(リビングなど家族が集うスペース)
プライベートゾーン(寝室・子ども部屋など)
サービスゾーン(トイレ・浴室など)
間取りを細かく決める前にゾーニングを行うことで、間取りが決まってからではなかなか変更しづらい問題点も発見できます。
生活動線や家事動線の配慮、空間の広さの見直し、そして収納量など様々なことが検討できるのです。
人気間取りを大公開!施工実例からシミュレーションしよう
クレアカーサでお手伝いさせていただき、自分たちのライフスタイルを追求した住宅で快適に過ごしていらっしゃる方がたくさんいます。
家族と笑顔で過ごす施工事例をご紹介します。
広がりのある空間を叶える スケルトン階段のある家
鮮やかなブルーのガルバリウム鋼板と木目の組み合わせが目を引く外観のY様邸。
お住まいと一緒に考えられた赤いポストがアクセントとなりエクステリアとのバランスも優れています。
ひろびろした明るいLDKはスケルトンのリビングイン階段が印象的です。
「“ここはこうした方が良かったかな?”ということがほとんどありません。効率よく動ける家事動線やコミュニケーションがとりやすい生活動線など、まさに快適!のひとこと」とおっしゃるY様です。
大人数でも安心!リビングのそばには畳コーナーがあり、くつろぎスペースも充実しています。
ご親戚が大勢集まるお祭りを毎年楽しみにされています。
【施工事例:広がりのある空間を叶える スケルトン階段のある家】
ヤシの葉揺れる 海辺のサーファーズハウス
青空に映える白い外壁と平屋ならではのフォルムを活かした大屋根が印象的なセカンドハウス。
無機質なアメリカンフェンスがスパイスとなり、爽やかさとヴィンテージ感が織りなす世界観が訪れる人を魅了します。
リビングには、勾配天井の良さを最大限活用した吹き抜けが設置されています。
爽やかな風・明るい日差しとともに、開放感のある空間が広がります。
玄関収納はバーベキュー用品やボードをしまえるよう広めに。
室内はできるだけ遮るものを少なくし、オープンな雰囲気を大切にプランニングしています。
セミオーダーで叶えたトレーニングルームのある家
「月々の返済額が以前住んでいた貸家の家賃と同じぐらい、ということが分かって嬉しかったですね」とおっしゃるT様が選んだのは、Mine+DESIGN(マインプラスデザイン)
さらにZEH仕様にしたことで月々の光熱費も抑えられたと喜んでいらっしゃいます。
明るめなカラーリングをセレクトしたリビングの横には、使い勝手の良い和室空間が配置されています。
家族でゴロッと寝転んだり、急な来客にも対応できるなど、使い勝手のよいスペースとなっています。
キッチンの対面側には、赤と白のチェアが一際目を引くカウンターがあります。
ご夫婦ふたり、時おりバーカウンターで過ごすひと時が嬉しい、と微笑むT様です。
学生の頃からハンマー投げの選手だったご主人のために、玄関脇にはトレーニングルームを設置されています。
【施工事例:セミオーダーで叶えた トレーニングルームのある家】
まとめ:人気の間取りが快適とは限りません
今回は、快適な住まいにするための「間取り」にクローズアップしてきました。
今は少し検索するだけで「人気の間取り」など、たくさんの情報を集めることができます。
しかし各ご家庭により、家族構成・ライフスタイルなど様々な違いがあります。
「人気の間取り=自分たちのスタイル」に合うとは限らないのです。
長く集う家づくりだからこそ、「自分たちに合う」「暮らしやすい」などしっかりと判断していくことが大切です。
クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなあ」など、大まかなイメージで大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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クレアカーサ(CREACASA)は、イタリア語で”家 ・ 家族を創り出す”
という意味を示しています。
あなたの想いを私たちに伝えてみませんか。
株式会社日立プロパティアンドサービス クレアカーサ ショールーム&モデルハウス
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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住宅業界の専門性について
免許登録
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会
建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特5)第29052号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会