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2024年10月14日

テレワークのデメリットを解決できる自宅の工夫|在宅勤務の生産性をアップできる家づくりのポイント

テレワークのデメリットを解決できる自宅の工夫|在宅勤務の生産性をアップできる家づくりのポイント

新しい働き方であるテレワークですが、いざご自宅で始めてみて「仕事に集中できない」「快適に働けない」とお悩みの方は少なくないでしょう。

効率的にテレワークするためには、単に自宅へワークスペースを設けるだけでは不十分かもしれません。

今回は「テレワーク」のメリット・デメリットと働きやすい環境を整えるためのポイントを紹介します。

仕事もプライベートも充実させたい方におすすめのエリアも紹介しますので、マイホームづくりの参考にしてください。

コラムのポイント

● テレワークは場所と時間を制限されない柔軟な働き方です。

● 自宅でテレワークしたい方は間取りや住宅性能までこだわりましょう。

● クレアカーサは千葉県でスタイリッシュ&高性能なテレワークしやすい省エネ住宅を数多く手がけています。

 

 

テレワークとは|リモートワークとの違い

テレワークとは|リモートワークとの違い

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テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用して時間と場所が制限されないフレキシブルな働き方です。

総務省ではテレワークを以下の5種類に分けています。

雇用型 在宅勤務型 オフィスへ通勤せず自宅を働く場所にする働き方
モバイルワーク型 自宅を含めた働き場所を決めず、いつでもどこでも作業できる働きサテライトオフィス、テレワークセンター、スポットオフィス等を就業場所とする働き方
施設利用型 サテライトオフィスなど、企業が把握できる範囲を就業場所とする働き方
自営型

SOHO

(スモールオフィス・ホームオフィス)

独立性の高い仕事を自宅兼仕事場で行う働き方
内職副業型勤務 独立性の低い仕事(委託業務など)を自宅で行う働き方

コロナ禍をきっかけに増えたのが、雇用型テレワークです。

調査によると雇用型就業者のうちテレワークを取り入れている人(部分的に採用している人を含む)の割合は一時27%(2020年)まで上昇し、アフターコロナでその割合は24.8%(2023年)を維持しています。(参考:国土交通省|令和5年度テレワーク人口実態調査-調査結果(概要)

コロナ禍でテレワークを導入したものの、最近は快適な仕事場確保の難しさや社員同士の定期的なコミュニケーションを理由に出社とテレワークを組み合わせる“ハイブリッドワーク”スタイルを導入する企業が増えています。

働く人が労働場所を自由に選択できる時代が到来したと言えるでしょう。

 

テレワークとリモートワークの違い

メディアによってはテレワークをリモートワークと表記するケースもあるでしょう。

この2つに基本的な意味の違いはありません。

ただし総務省や厚生労働省、国土交通省などの公的な機関では表記をテレワークに統一しています。

テレワークは日本において1984年頃から始まった働き方で、リモートワークはその後同義語として徐々に世間へ広まりました。

 

 

テレワークのメリット

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テレワークは働き方改革の一環として政府が推進していますが、SNSやブログなどで実際に導入した企業・人の感想を見ると生活に密接したメリットがいくつもあります。

では、テレワークのメリットを「働く人・企業・社会」それぞれの観点で紹介します。

 

働く人にとってのメリット

● 仕事と育児・介護・治療などを両立しやすくなる
→どちらかを選ばなくてはいけない状況を回避し、ワークライフバランスの取れた生き方を実現でき、ご自身の能力や可能性をフル活用できる

● 通勤時間を削減できる
→これまで通勤に充てていた時間を別のことに使える

● 働く場所と時間を限定しないため地方移住や二拠点生活を実現できる
→収入を得ながらプライベートも充実する

 

 

企業へのメリット

● 社員への交通費支給やオフィス賃料、消耗品を削減できる

● 生産性や営業効率の向上につながる
→通勤時間を業務にも充てられる環境になり、顧客への迅速な対応につながる

● 有能・多様な人材の確保と離職防止につながる
→働き方の自由度が高まり、これまで育児・介護・治療によって離職せざるを得なかった人材も確保できる

● 企業のDX化※実現に近づく

● 企業の非常時におけるBCP※・耐災害性の向上につながる
→オフィスの分散化によって、非常時にも経済活動が止まりにくい

※DX化:デジタル・トランスフォーメーションの略で、デジタル化によって業務スタイルを効率的にすること

※BCP:ビジネス・コンティニュイティ・プラン(事業継続計画)の略で、災害時やパンデミック時にも経済活動を継続できる仕組み

 

社会へのメリット

● 少子高齢化対策につながる
女性・高齢者・障がい者等が働きやすい環境を作れるため、労働力減少止められる

● 地域活性化につながる
働く場所が限定されず毎日出社しなくて良いため、東京エリアの一極集中を止めて地方へのUJIターン※や二拠点生活、地方移住の実現可能性を高められる

● 地球環境負荷を軽減できる
オフィスの省エネルギー化やペーパーレス促進によってCO2排出量やゴミの削減につながる

● 過密交通の緩和につながる
→通勤ラッシュや道路住宅を緩和でき、快適で災害に強い社会になる

● SDGs実現に近づく
→働く場所や時間にとらわれないため、社会の持続可能性が高まる

※UJIターン:Uターン・Iターン・Jターンの総称で、「Uターン=生まれ育った地域へ再び戻ること」「Iターン=生まれ育った地域とは異なる場所へ移住すること」「Jターン=生まれ育った地域から異なる地域へ移住し、その後再び地元と近い地方都市へ移住すること」を指す

 

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テレワークのデメリット

テレワークのデメリット

テレワークを導入する企業や人が増えている中、ご自宅で始めてみて後悔したと感じる方もいらっしゃるようです。

実際に国土交通省が行ったアンケート調査によると、以下のような不満が上がっています。(参考:国土交通省|令和5年度テレワーク人口実態調査-調査結果(概要)

  • 「テレワークをするための機器(社内へのリモートアクセスサーバーや、業務に関連するソフトウェア等)が十分備わっておらず不便」
  • 「テレワークだとコミュニケーションがとりづらく、業務効率が低下する」
  • 「自宅だと家族に気兼ねしたり、集中できない」
  • 「自宅だと仕事とプライベートのメリハリをつけにくい」
  • 「自宅に仕事をするための快適な部屋・スペースや机・椅子がない」
  • 「自宅のインターネット環境が不十分」

※実務的にオフィス以外の勤務が難しい場合や会社がテレワークを認めていない場合を除く

では、テレワークのデメリットを具体的に見てみましょう。

 

働く人にとってのデメリット

● 社内・社外の人とコミュニケーションを取りづらい
社会からの疎外感や孤独感を感じ、業務がスムーズに進まないケースがある

● 勤務時間が長くなりがち
オフィスの消灯や交通機関による制限がなくなりいつでも働ける環境だからこそオンオフをつけにくい

● 自宅などに働く場所や環境が必要
集中できる快適な労働環境が整っていないと、仕事が非効率になったり集中力低下につながったりする

● 電気代が上がる
→在宅時間が長くなりパソコンを長時間使用すると、室温が上がり空調稼働時間が長くなる

● 運動不足になる
→通勤が不要となって運動不足になり、ストレスが溜まる

 

 

企業にとってのデメリット

● 情報セキュリティへの配慮や設備投資が必要

● 社員とのコミュニケーションを取りづらい(生産性の低下)

● 勤怠管理や人事評価をしづらい

● ペーパーレス(押印不要)な業務フローへの切り替えが必要

 

これらのデメリットを解消すべく、多くの企業がシステム整備を進めています。

そのため、今後は働く人にとってより快適なテレワーク環境が整うはずです。

 

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テレワークしやすい自宅にするポイントと対策

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仕事もプライベートも充実させたい方はご自宅の間取りや性能にもこだわりましょう。

ここではこれから家を新築したい方のために、テレワークのデメリットを解消できて快適に働ける家にするポイントを紹介します。

 

快適なワークスペースの確保

既存住宅で突然テレワークすることになり「仕事するスペースがない」と困った方は少なくないはずです。

テレワークを前提に家を建てたい方は仕事に集中できるワークスペースを作りましょう。

ワークスペースにはいくつかのスタイルがあり、仕事の内容によって適切なスペースの広さは異なります。

例えばノートパソコン1台あれば仕事できる方はそれほど広いデスクを必要としませんが、デスクトップパソコンやプリンター、書類を広げるスペースがいる方は「最低でも幅100cm・奥行き60cm程度」のデスクがあると良いでしょう。

ご自身の働きやすい環境をイメージしてお好みのプランをお選びください。

 

【リビング併設型】

快適なワークスペースの確保(リビング併設型)

リビングの一角にワークカウンターなどを設ける間取りで、お子様のリビング学習スペースとしても活用できます。

 

【主寝室併設型】

快適なワークスペースの確保(主寝室併設型)

省スペースで独立性の高い仕事場を確保しやすい間取りで、ご家族やお子様がいる時間帯でも仕事に集中できます。

ただし、ご夫婦が同じ寝室のご家庭は夜遅くまで仕事しづらいため注意が必要です。

 

【共有部併設型】

快適なワークスペースの確保(共用部併設型)

スキップフロアのホールや廊下の一角など、共用スペースを仕事のためのスペースへアレンジできます。

お子様の様子をうかがいながら仕事したい方や、限られたスペースを無駄なくフル活用したい方におすすめです。

ただし、ご家族が在宅している時間帯は仕事に集中しづらいというデメリットもあります。

 

【完全独立型】

快適なワークスペースの確保(完全独立型)

ワークスペースを個室にする間取りで、周囲を気にせず仕事に集中できます。

仕事以外にも音楽を聞いたり趣味を楽しむ場所としても活用できます。

 

 

目が疲れにくい照明計画

長時間パソコンへ向かっていたり細かい字を読んでいると、どうしても目が疲れてしまいます。

目が疲れると集中力低下につながるため、作業に適した明るさや色温度※の照明計画にこだわりましょう。

※色温度:光の色を数値で表し、単位(Kケルビン)の数値が小さいほど黄色味がかった落ち着いた光、大きいほど白っぽく明るさが際立つ光になる

おしゃれなインテリアの演出には間接照明が人気ですが、仕事するスペースでは明るさが足らず手元が暗くなったりご自身の頭でデスクが影になったりするので注意が必要です。

 

防音対策

オンライン会議する機会が多い場合やお子様が在宅している中で仕事する場合は、防音対策にも配慮しましょう。

ワークスペースをリビング併設型や共用部併設型にする場合は音対策を取りにくい可能性があります。

周りの音が気になる場合にだけ仕事場を変えられるようにするのもおすすめです。

戸建住宅の主な防音対策は、気密性の高い遮音サッシや遮音ドアをつけたり、壁や天井に吸音材を貼ったりする方法が一般的です。

 

 

仕事の効率を落とさないインターネット環境

テレワークに欠かせないのがインターネットです。

速度が遅いとオンライン会議をスムーズにできない可能性があるため注意しましょう。

特に無線でWi-Fiを利用して仕事したい方は、ルーターの設置場所によって繋がりやすさや速度が変わります。

以下の点に注意しましょう。

  • ● 仕事場とルーターの間にできるだけ壁などの障害物がないようにする(電波は物体を通過したり反射したりすると強さが減少する)
  • ● ルーターと電磁波を多く発する家電(電子レンジやテレビなど)との距離を離す(強力な電磁波によって無線LANなどの電波にノイズが入り不安定になる)
  • ● 部屋の角や家具の中にルーターを設置しない(周囲に壁や障害物があると電波が弱くなる)

 

 

自宅で息抜き・ストレス解消できる工夫

テレワークする家には息抜き・ストレス解消できる工夫を

【施工事例:ヤシの葉揺れる 海辺のサーファーズハウス】

テレワークのデメリットとして、仕事とプライベートのメリハリをつけにくい点が挙げられます。

これを解消するために仕事以外でゆっくりできる場所やリラックスできる場所を作りましょう。

リビングに隣接したウッドデッキをアウトドアリビングにするプランや、仕事の休憩時に自然な風や陽の光を受けてリフレッシュできる庭空間がおすすめです。

また、仕事以外の時間を思いっきり楽しめるアクティビティが充実しているエリア選びも重要です。

 

▶︎おすすめコラムアウトドアリビングの魅力と注意点は?後悔しないための間取り・設備ポイントやおしゃれな施工事例

 

 

電気代を抑えられる高断熱性

テレワークへ切り替えると在宅時間が増えて冷暖房をつける時間も必然的に長くなります。

そこで気になるのが電気代ですよね。

しかし、冷暖房を我慢すると仕事に集中できないだけではなく体調不良にもつながります。

そのため、ぜひ家の断熱性能にこだわりましょう。

ポイント

クレアカーサでは、デザイン性と断熱性・省エネ性の全てを備えた「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」の普及へ積極的に取り組んでいます。

太陽光発電システムを“実質0円”で導入できる「建て得」プランや、家庭用蓄電池を設置しないでも電気自動車や小型蓄電池があれば災害時に家で電気が使える「そなえるでんき」プランも用意していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

▶︎クレアカーサの省エネ住宅・ZEHについてはこちらから

▶︎太陽光発電システムを“実質0円”で導入できる「建て得」プラン

▶︎家庭用蓄電池なしでも災害時に家で電気が使える「そなえるでんき」プラン

 

 

「はたらく×あそぶ」を実現したい方には千葉県がおすすめ

【施工事例:サーフ×リゾート 心身を解きほぐすセカンドハウス】

「テレワークしながら家族との時間を楽しみたい」「仕事とプライベートの両方を充実させたい」「スペースにゆとりがあるゆったりとした家を建てたい」という方におすすめなエリアが“千葉県”です。

千葉県がテレワークするのにおすすめな理由

「都心へのアクセスが便利」
電車でも車でも都心へアクセスしやすいため、たまにオフィスへ出勤する方でも負担になりません。

「充実した生活環境」
ゴルフやサーフィンなど自然アクティビティの豊富さはもちろん、ご家族で楽しめる観光スポットやレジャー施設が多く、日頃のお買い物に便利なショッピングモールも揃っています。

「土地の価格が都心よりもリーズナブル」
千葉県の中でもクレアカーサのある茂原市周辺は、都心よりも手ごろな価格でゆったりとした土地を購入できます。

「移住支援が充実している」
一部の自治体(茂原市・一宮町・いすみ市・勝浦市など)では独自に移住支援を実施しています。

 

 

快適にテレワークできる家を建てたい方は千葉県がおすすめ

▶︎千葉でのびのび暮らしながらテレワークしたい方はこちらから

▶︎クレアカーサの施工事例はこちらから

 

 

まとめ

【施工事例:セミオーダー×アメリカン ワークスペースのある暮らし】

テレワークは柔軟に「場所・時間」を選択できる働き方です。

オフィスとの距離に縛られないため、地方移住や二拠点生活との相性がよく、通勤時間がなくなるため仕事とプライベートの両方を充実させられます。

ただし、快適にテレワークするためには住まいの工夫が欠かせません。

まずはワークスペースのある住宅や電気代を抑えられる省エネ住宅の施工事例が豊富な建築会社へ相談しましょう。

ポイント

私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。

「デザインも性能もコストも諦めたくない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

リーズナブルでおしゃれなセミオーダーできる規格住宅プランも取り揃えています。

▶︎クレアカーサのZEH詳細ページはこちらから

▶︎規格住宅のページはこちらから

 

 

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。 ・免許情報 ・資格情報 ・執筆出演 ・受賞歴など

住宅業界の専門性について

免許登録
資格情報
  • 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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