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2024年03月07日/ Last updated : 2024年06月24日

災害に強い家を実現するチェックポイント5つ|地盤・立地・住宅の構造・間取り・設備

災害に強い家

地震や大雨、台風など近年は多くの災害が発生しています。

いつ起こるかわからない災害から身を守るためにも丈夫な家づくりをすることは必須ですが、

何をおさえておけばいいのかについては意外と知らない方も多いもの。

災害に強い家を実現するためには5つのポイントを押さえておく必要があります。

そこで今回のコラムでは災害に強い家を実現するためのポイントについて詳しく解説していきます。

 

コラムのポイント

● 災害に強い家を建てるためには「地盤」「立地」「住宅の構造」「間取り」「設備」にこだわりプランニングを進めていきましょう。

● 住宅会社によって提供している性能や設備は異なります。どういった点にこだわっているのか、間取りや機能に納得できるかなどよく調べた上で選ぶこと、家づくりをともに進めていくことが大切です。

 

 

災害に強い家を建てよう

災害に強い家

いつ何時起こるかわからない災害。

ここ最近だけでも以下のような災害が起こっています。

  • 2024年 能登半島地震
  • 2022年 福島県沖地震
  • 2021年 西日本集中豪雨
  • 2018年 猛暑
  • 2016年 熊本地震

それぞれの災害がもたらした多大な被害は記憶に新しいのではないでしょうか。

これらの災害を完全に防ぐことは難しいでしょう。

しかし、様々な災害をどうとらえ、どう被害を予防していくのかがとても重要です。家づくりからでしかできない対策もあります。

長く安心して暮らし続けるためにも災害に強い家づくりを進めていきましょう。

 

 

災害に強い家を建てる時のチェックポイント5つ

災害に強い家

災害に強い家を建てるためにはおさえておきたいポイントが5つあります。

それぞれの内容を確認しておきましょう。

 

① 地盤

② 立地

③ 住宅の構造

④ 間取り

⑤ 設備

 

① 地盤

災害に強い家

家を建てる際、最初に見極めたいのが地盤の強度です。

どんなに丈夫な家を建てても地盤が脆いと災害時に影響を受けてしまいます。

家づくりを検討している場所がどのような地盤なのか、あらかじめ調査しておきましょう。

家を建てる前に行う地盤調査では以下のことがわかります。

  • どの程度の重さに耐えることができるのか
  • 液状化の危険度
  • 地下水までの深さ
  • 地層の種類

地盤調査の結果をもとに地盤にあう基礎のプランニングを進めていきます。

地盤の強度が気になる場所であったとしても、地盤改良をして地盤に応じた基礎を設計すれば

希望する土地に家を建てることができます。

調査の進め方などは住宅会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

 

② 立地

災害に強い家

地盤同様、災害に強い家を建てる上で大切なのが立地です。

立地選びはハザードマップを確認しながら進めていきましょう。

自然災害による被害の軽減や防災対策に使用するため、被災想定区域や避難場所・避難経路といった防災関係施設の位置などを表示した地図のことをハザードマップといいます。

土地の成り立ちや地形、地盤をもとにつくられているため、土地探しの段階で活用することをおすすめします。

災害に強い家

 

③ 住宅の構造

災害に強い家

丈夫な地盤、災害の影響を受けにくいエリアを見極めたら次に大切なのが住宅の構造です。

住宅会社によって構造や強度は異なるため、比較検討しておきましょう。

クレアカーサでは、建物を支える基礎に耐震性が高く・シロアリ被害を受けにくいベタ基礎を採用しています。

このベタ基礎は一般的なベタ基礎の鉄筋ピッチ(隣り合う鉄筋同士の距離)よりも幅を狭くすることでより強度を高めています。

災害に強い家

また、在来工法の構造強度を担う「軸組」とツーバイフォー工法の構造強度を担う「パネル」を組み合わせた軸組+パネル工法により、両方のメリットを合わせ持つ地震や風に大変強い工法で建てています。

災害に強い家

住宅の構造といっても基礎や工法、床の構造、耐火構造などチェックするポイントはたくさんあります。

構造にこだわるのはもちろん、点検やメンテナンスといったアフターフォローが充実しているかどうかも合わせて確認しておくことが大切です。

 

④ 間取り

災害に強い家
どのような間取りを採用するのかによっても、災害に対する強度は変わります。

 

地震に強い間取り


凸凹のある間取りやデザインが複雑な間取りはおしゃれではありますが、地震発生時は部分的に負荷がかかりやすくダメージを受ける可能性があります。

シンプルな四角い形であれば、揺れの影響を受けにくく破損や倒壊といった被害を最小限に抑えやすいため採用を検討してみましょう。

地震に対する強さは耐震等級で確認することもできます。

建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たす1から最も高いレベルの3まであるため、どの等級なのかも確認しておきましょう。

 

 

台風に強い間取り


台風時、大きく影響を受けるのは雨と風です。

強風で屋根が飛ばされたり、豪雨で河川が氾濫し家が流されたりと大きな住宅被害をもたらします。

台風に強い間取りにするためには以下のポイントをおさえておきましょう。

  • 複雑な間取りを避ける
  • 造作家具を充実させて倒壊リスクを避ける
  • 保存食や災害グッズを収納できるスペースを広めに設ける

いざという時に避難しやすく安全を確保できる間取りにしておくことが大切です。

 

 

⑤ 設備

災害に強い家

地盤や構造以外にも身を守る設備を整えておくことも大切です。

特に備えておきたい設備をみてみましょう。

 

シャッターや雨戸の設置


災害時、窓が割れてしまうとガラスの破片で怪我をしたり室内に風雨が吹き込んだりして危険が生じます。

二次被害に繋げないためにも、シャッターや雨戸の設置が有効です。

 

パントリーや土間の設置


キッチングッズや食材、アウトドアグッズなどを収納するパントリーや土間は災害備蓄の収納にも役立ちます。

どこに何があるのか家族みんながわかりやすいように、整理しやすい広さ・棚を設けておきましょう。

 

太陽光発電


電気代を節約するために設置される太陽光発電も災害時は心強い味方となります。

天候によって発電量は左右されますが、停電しても電気が使えるため安心です。

 

 

蓄電池


太陽光発電でつくった電気を貯めたり必要な時に使ったりできる蓄電池。

こちらも停電時の備えとして役立ちます。

携帯電話や冷蔵庫、冷暖房など命を守るために必要な電化製品を災害時でも使い続けることができます。

 

雨水貯水タンク


屋根から流れてくる雨水をタンクに集め貯蔵し、必要な時に水を出して使うことができる雨水貯水タンク。

災害時の手洗いやトイレに役立ちます。

家族みんなが使えるよう、専用スペースを設け大きめのタンクを設置しておくのがおすすめです。

 

 

災害に強い家で安心安全な暮らしを叶えよう

災害に強い家

災害に強い家を建てるためには「地盤」「立地」「住宅の構造」「間取り」「設備」などこだわり見極める必要があります。

住宅会社によって提供している性能や設備は異なるため、どういった点にこだわっているのかについてよく調べた上で選ぶことが大切です。

例えば、クレアカーサでは地盤保証や設備保証が長い、制振システムや蓄電池など必要な設備を選べるなど安心のサポート体制が整っています。

 

 

家族の安全を守りたい、安心して暮らし続けられる家を建てたい、という方はお気軽にご相談ください。

 

 

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私たちクレアカーサ(株式会社日立リアルエステートパートナーズ)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。

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監修者情報 クレアカーサコラム編集部

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    宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
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  • ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
    ・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
    ・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等

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