「シンプルな家」の魅力がわかる間取り実例|内装・外観のコツも紹介
一生の中で長い時間を過ごすマイホーム。
暮らしやすく居心地の良い家にしたいなら、シンプルな家を建てることをおすすめします。
シンプルな家には、流行りの間取りやデザインにはない様々な魅力があります。
今回は、シンプルな家の魅力や間取りの実例、内装や外観のデザイン性を高めるコツをご紹介します。
これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
- ● シンプルな家は飽きにくく、家族の成長に合わせてカスタマイズしやすいなどの様々な魅力があります。
- ● シンプルな家に取り入れたい間取りのポイントや、内外装のデザイン性を高めるコツについて実例を交えて解説します。
Contents
シンプルな家の5つの魅力とは?
シンプルな家の魅力を5つご紹介します。
長い間住んでいても飽きがこない
シンプルな家は長い間暮らしていても飽きない点が特徴です。
流行りの間取りやデザインは採用するときは魅力的に見えても、年数が経つと暮らしにくさを感じたり、古臭く見えたりすることもあります。
シンプルな間取りやデザインなら、いつの時代も愛せるお住まいに仕上げることが可能です。
「シンプル=こだわらない」という意味では決してありません。
たっぷりこだわりを詰め込んだ、住み心地の良いシンプルな家を建てましょう。
様々なテイストの家具やインテリアを楽しめる
シンプルな色味・デザインの建物に仕上げることで、様々なテイストの家具・インテリアとの相性が良くなります。
ベーシックなカラーの天井・壁・床を選べば、モダン・和・洋・アメリカンスタイルなど、どのテイストを選んでもまとまりのあるデザインに仕上げることが可能です。
反対に壁紙などに色や柄を多く選んでしまうと、家具やインテリアのデザイン性が限られてしまうことも少なくありません。
シンプルな家にすることで、後々異なるテイストに模様替えしやすい点も魅力の1つです。
無駄のない快適な暮らしを実現できる
シンプルな間取りを採用することで、無駄のない快適な暮らしを実現することができます。
例えば、シンプルな一直線のLDKなら視線が全体に届きやすく、冷暖房効率も良いです。
反対に、複雑な形状のLDKは家族の様子が分かりにくかったり、キッチンが暑くなったりすることもあります。
また無駄な廊下のない間取りなら、各空間同士を近づけて動線を良くすることが可能です。
暮らしの質を高めるためにも、シンプルな間取りにこだわることをおすすめします。
暮らしに合わせてカスタマイズしやすい
シンプルな家は、家族の成長や暮らしの変化に合わせてカスタマイズしやすい点も魅力的です。
例えば収納ユニットで作り込んだウォークインクローゼットを採用すると、後々収納を足すことが難しいため、服の量の変化に対応できないケースがあります。
反対にハンガーパイプのみを施工したシンプルなウォークインクローゼットなら、後から暮らしやすいように収納をカスタマイズすることが可能です。
家族の変化に適応できるようにしたい空間は、あえてシンプルに仕上げると良いでしょう。
建築費用やメンテナンスコストを抑えられるケースも
シンプルな家を建築することで、初期費用やメンテナンスコストを抑えられるケースも少なくありません。
例えばシンプルで無駄のない間取りなら面積をコンパクトにできるため、建築費用やメンテナンスコストがかかりにくいです。
また建物や屋根の形状をシンプルにすることで、メンテナンスがしやすいというメリットもあります。
お財布にも優しいシンプルな家を建てて、マイホームでの暮らしを充実させましょう。
【3選】シンプルな家の間取り実例
シンプルな家の間取りの実例をご紹介します。
事例① LDKの広さと開放感にこだわったシンプルな間取り
無駄な空間や廊下がない、コンパクトな二階建ての間取りです。
延床面積29.55坪のお住まいですが、LDKの広さにこだわって20畳を超える大空間を確保しています。
加えてリビング上には広々とした吹き抜けを採用し、開放感もプラスしました。
水回りや玄関はLDKから直接アクセスできるため動線も良く、廊下がないためそれぞれの空間に十分な広さを確保することができました。
二階の寝室には、書斎兼クローゼットを取り入れました。
2つの用途で使える空間を作ることで、ゆとりのある空間に。
暮らし方に合わせてカスタマイズもできるため、収納棚を置いたりデスクを大きくしたりと様々な使い方ができます。
こだわりたい空間を明確にして間取り作りをした、シンプルで暮らしやすいお住まいです。
【施工事例:シンプルだから美しい 白い塗り壁のサーファーズハウス】
事例② 無駄なスペースのない平屋の間取り
3LDKのシンプルかつコンパクトな平屋の間取りです。
食事の配膳や片付けがスムーズにできる、キッチンと一体となった造作カウンターをプランニング。
配膳や片付けの動線が短くなるため家事をスムーズに。また時には仕事用スペースになるなどフレキシブルに活用できます。
玄関は中央で仕切り、来客用と家族用で分けて使えるようにしています。
玄関ドアの正面に目隠しができるため生活感を隠すことができます。
北側の洋室は、あえて壁を作らず2部屋をつなげています。
将来、壁を作って2部屋に仕切ることもできる、フレキシブルな間取りです。
クローゼットも扉を付けていないため、大きな収納を置いたりロールスクリーンで目隠ししたりするなど、必要に応じて様々な選択をすることができます。
今もこれからも住み心地の良い平屋のお住まいです。
【施工事例:勾配天井でLDKに光ひろがる ダークモダンの平屋】
▶参考コラム>>【図面あり】暮らしやすい平屋の施工事例7選|間取り計画のコツと注意点
事例③ 暮らしやすさを極めた動線の良い間取り
シンプルな一直線LDKを採用し、家族とのコミュニケーションを取りやすくした間取りです。
LDKの大きな窓からはウッドデッキに出ることができ、内と外のつながりを感じることができます。
リビングと隣接させて扉付きの書斎をプランニング。
壁の端から端へ造作でカウンターと収納棚を設置しました。
ワークスペース・スタディスペース・趣味部屋・家事室など、家族の暮らし方に合わせて様々な使い方ができる空間です。
また廊下はできるだけなくし、各空間を近づけた動線の良い間取りにしました。
シューズクローゼット・ウォークインクローゼット・洗面脱衣所・浴室を一直線につないだため、帰宅時や家事をするときの効率が良くなります。
シンプルながら暮らしやすさがしっかりと考え抜かれたお住まいです。
ご紹介した実例は、「シンプルだから美しい」をテーマにした早野のモデルハウスです。
シンプルな間取りの暮らしやすさをご体感したい方は、ぜひお立ち寄りくださいね。
〇モデルハウスの詳細やご来場予約はこちらから>>【来場予約受付中!】早野モデルハウス2棟
「シンプルな家」の内装をおしゃれに仕上げるコツ
シンプルな家の内装をおしゃれに仕上げるコツをご紹介します。
白を基調として色を使いすぎない
シンプルな内装に仕上げたいなら、色を使いすぎないことをおすすめします。
壁や天井などの面積の広い箇所は白で統一し、床や建具を同色でまとめると、シンプルながらもおしゃれな空間に。
より落ち着いた空間にしたいなら、メインの壁紙に明るめのベージュやグレーを採用しても良いでしょう。
アクセントの壁などを取り入れたいときは主張が強すぎないデザインを選ぶと、家具やインテリア選びの幅が広がります。
色や柄よりも「素材」や「照明」にこだわる
複数の色を使わなくても「素材」や「照明」にこだわることで、シンプルでおしゃれな内装に仕上げることができます。
板張りや石張り、タイルなどを採用し、空間を同系色でまとめつつデザイン性を高める方法がおすすめです。
より高級感のある仕上がりにしたいなら、木目調・石目調の壁紙を選ぶより、本物の素材を選んでください。
またアクセントをつけたい箇所は照明のデザインにこだわってみましょう。
シンプルな色使いでも、おしゃれなデザインの照明器具なら空間のアイキャッチポイントになります。
シーリングライトやペンダントライトなら比較的簡単に交換もできるため、気分に合わせてテイストを変えやすい点もメリットです。
隠す収納ですっきりとした印象に
生活感のないすっきりとした空間に仕上げることで、シンプルな家がよりおしゃれになります。
次のような空間の収納は扉のあるタイプを選びましょう。
- ● クローゼット
- ● シューズクローゼット
- ● パントリー
- ● 日用品収納
- ● 洗面脱衣所の収納
扉の存在感も無くしたいなら、取手のないスタイリッシュなデザインや、壁紙の色と合わせて白の扉を選ぶなどの工夫も取り入れてみてくださいね。
▶参考コラム>>【注文住宅】内装デザインの決め方|おしゃれに仕上げるコツや注意点を解説
「シンプルな家」の外観をかっこよくするコツ
シンプルな家の外観をかっこよく仕上げるコツをご紹介します。
屋根や建物の形状はシンプルに
シンプルでかっこいい外観に仕上げたいなら、家の凹凸をなるべく減らしましょう。
大きな片流れ屋根なら、スタイリッシュでかっこいい印象を与えることができます。
建物部分は四角形を組み合わせたような箱型の形状が、シンプルスタイルにぴったりです。
凹凸の少ない建物形状の方がシンプルな屋根をかけやすくなるため、間取り作りの際に意識してみてください。
外観の色を2~3色でまとめる
外観をシンプルに仕上げるためには、内装と同様に色を使いすぎないことがポイントです。
外壁の色は1~2色、サッシや玄関ドアなどのアクセントになるポイントを含めても、全体で2~3色でまとめることをおすすめします。
色を使いすぎるとまとまらず、統一感のない印象を与えてしまいますので注意しましょう。
また外構も色を使いすぎないことを意識して、建物と同じテイストで仕上げてください。
窓の種類・位置に統一感を出す
シンプルな建物のデザイン性を高めるなら、窓にもこだわりましょう。
道路から良く見える建物の正面は、窓の種類を統一するとシンプルでかっこいい印象を与えることができます。
また二階建ての場合は、各階の窓の位置を揃えるとまとまりのある外観に。
窓の種類が異なっていても、縦や横の位置が揃っていれば統一性のあるデザインになります。
▶参考コラム>>シンプルモダン外観でセンスの良い家づくり♪おしゃれな施工事例を紹介
快適で心地よい暮らしを「シンプルな家」で実現しよう
シンプルな家は、常に家族に寄り添った暮らしやすい間取りを採用することができます。
家族の成長に合わせてカスタマイズしやすい点も魅力的です。
またシンプルな内装・外観デザインに仕上げることで、長い間暮らしていても飽きることがありません。
家具やインテリアにこだわりたいという方にもぴったりでしょう。
ぜひシンプルな家を採用して、快適で心地良い暮らしを実現してくださいね。
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資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
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