省エネ住宅の補助金活用でマイホームをおトクに建てよう♪
最近のマイホームづくりでは、断熱性能や省エネ性能について目にすることが増えてきました。
地球温暖化をはじめとした環境問題への対応は住宅業界でも重要なテーマとなり、国を挙げて推進しているためです。
今回は省エネ住宅を建てるメリットや注意点と、新築時に使える国や自治体の補助金を解説します。
コラムのポイント
- ● 省エネ住宅に活用できる補助金の種類が分かります。
- ● 省エネ住宅を建てるメリット、注意ポイントを両方把握しましょう。
Contents
省エネ住宅とは?
省エネ住宅は、断熱性やエネルギー効率などを高めて消費エネルギーを節約する住まいのことです。
「外皮性能」と呼ばれる外壁や窓の断熱性を高め、冷暖房や給湯などの「一時エネルギー消費量」を抑えることで省エネ性能を高めています。
日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする「カーボンニュートラル」をめざすと宣言しています。
温室効果ガスの排出には私たちが使う冷暖房や給湯なども大きく関わっていて、省エネ住宅の重要性が高まっている状況です。
地球環境と私たちの生活を守るためにも、家づくりをする機会に省エネ性能のことを併せて考えてみましょう。
省エネ住宅を建てるメリット
補助金や減税制度を活用できる
一定の省エネ基準を満たす住宅は、一般的な戸建て住宅より有利な補助金や減税制度を活用できます。
建築費用の一部に充てたり、支給されたポイントを商品やサービスと交換したり、何かと物入りなマイホームづくりではとても助かりますね。
どんな制度があるかは次の章で紹介します。
ランニングコストの節約
電気・ガス・水道などの消費量を抑えることで、月々のランニングコストを節約できるのも省エネの大きなメリットです。
仮に一か月の節約効果は小さくても、数十年暮らしたら大きな差額になります。
長く暮らすほど節約メリットが大きくなり、地球環境保護にも貢献することができます。
健康的&快適な生活を送れる
省エネ性能の高い住まいは、毎日の生活を健康的かつ快適にしてくれるのもうれしいメリットの一つです。
断熱性能が高い家は外気の影響を受けにくいため、お部屋ごとの温度差が少なくなります。
冷暖房のない廊下に出るときの不快感が少なく、冬場の入浴時に多い「ヒートショック現象」などの健康リスクの軽減にもつながります。
数値的なメリットではありませんが、長く暮らすマイホームにとっては大きなポイントと言えるでしょう。
地球環境保護につながる
ここまでは省エネ住宅がもたらすお施主様のメリットでしたが、地球環境を保護することで私たち全員の利益にもつながります。
エネルギー消費を抑えて温室効果ガス排出を減らし、平均気温の上昇を防ぐことは今や世界共通の目標です。
私たちが今までと同じように暮らせる未来をつくることは、お子様の将来を守ることでもあります。
省エネ住宅を検討する際は、地球のこと、将来のことも少し意識してみてください。
省エネ住宅の補助金制度
省エネ住宅を建てるときに使える主な補助金制度を2種類ご紹介します。
※2022年6月現在の情報です。最新の申し込み・締め切り状況については公式ホームページをご確認いただくか、お気軽にお問い合わせください。
こどもみらい住宅支援事業
子育ての支援と2050年カーボンニュートラル実現を目的とした補助金事業で、新築住宅は最大100万円の補助額が設定されています。
交付申請期限は2022年10月31日まででしたが、予算拡充されたことを受け2023年3月31日まで延長されました。
18歳未満のお子様が居る子育て世帯、ご夫婦のどちらかが39歳以下の世帯は対象となる可能性があります。
こどもみらい住宅支援事業についてはこちらもご覧ください。
▶参考コラム>>「最大100万円の補助金が受けられる注目制度|こどもみらい住宅支援事業を活用しよう」
ZEH支援事業
ZEHは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、家庭の消費エネルギーと創り出すエネルギーの収支ゼロをめざす家づくりのことです。
前述したこどもみらい住宅支援事業との併用はできませんが、年齢や家族構成の要件が無いので当てはまらない方はこちらの「ZEH補助金」を活用できます。
補助金の額は省エネ性能によって変わり、55~112万円となっています。
ZEHについてはこちらでも紹介しています。
▶参考コラム>>「ZEH:実質0円 太陽光発電システム」
省エネ住宅の注意点
初期費用について
省エネ住宅は一般的な戸建て住宅より性能を高めるため、建物の初期費用は高くなる場合があります。
建てた後のランニングコストが安いので長期的に見ればおトクになるのですが、住宅ローンの審査や月々の返済額など資金面は少し余裕が欲しいところです。
前述した補助金や減税制度を上手に活用しつつ、間取りや仕様の工夫などで上手にコストダウンすることも考えましょう。
省エネ性能には差がある
一口に省エネ住宅と言っても、ハウスメーカーによって設計方法や性能は様々です。
2025年度以降の新築住宅に省エネ基準を義務化する法案が国会で成立しましたが、2022年現在はまだ適用されません。
つまり省エネ性能の低い家を建てても、現段階では違反にならないということです。
前述した補助金制度を活用する場合は一定の省エネ基準がありますが、ハウスメーカーの設計力・技術力は重要です。
実際に省エネ住宅を建てたのに失敗してしまったという意見も少なくありません。
ただ「省エネ住宅」という言葉だけで選ぶのではなく、住まいの省エネ性能に力を入れているハウスメーカーを選びましょう。
ハウスメーカーの技術力が求められる
省エネ性能の高い住まいを建てるためには、ハウスメーカーの経験・技術力が求められる点も要注意。
例えば省エネ性能の高い構造や建材を採用していても、壁の断熱材やサッシに少しでもすき間があると本来の性能を発揮できません。
また施工不良があると、壁裏の見えない場所に結露が発生して建物の寿命を縮めてしまう可能性も・・・。
一般的な住宅に加えて省エネ住宅ならではの施工ノウハウが必要になるため、実績と技術力のあるハウスメーカーを選びましょう。
補助金の受付期間
前述した補助金制度には必ず受付期間があるため、うっかり手続き漏れしてしまわないよう注意しましょう。
申請受付に間に合ったとしても、建物の完成や書類提出の期限が決められているケースもあります。
補助金を活用するつもりで計画を進めていると、万が一受け取れなくなった際に資金計画が狂ってしまいます。
新しい情報を定期的に確認し、全体のスケジュールを立てて補助金を確実に受けられるようにしましょう。
メンテナンスコストのことも把握しておく
省エネ住宅に必要な設備について、将来のメンテナンスコストと発生タイミングもしっかり把握しておきましょう。
例えば太陽光発電システムは、2017年4月から4年ごとの定期メンテナンスが義務付けられています。
屋根に設置するモジュールの固定や汚れ、電気を変換するパワーコンディショナーや配線のチェックなどが必要です。
メンテナンスにかかる費用やタイミングを知らずに建ててしまうと、急な出費で慌ててしまいますよね。
先々のことまでしっかり把握し、後悔の無いように準備しておきましょう。
まとめ
省エネ住宅は光熱費の節約、健康的&快適な生活など様々なメリットがあります。
長く暮らすほどメリットも大きくなりますので、これから建てるならぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
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宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
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