【新築】シューズクローゼットの間取りポイント|スッキリ使いやすい玄関を実現
靴が好きな方や家族の多い方にとって、たっぷりと靴を収納できるスペースは住まいに欠かせないもの。
せっかく注文住宅を建てるなら、使い勝手の良い収納スペースをつくりたいですよね。
そこでおすすめしたいのが、シューズクローゼットです。
玄関横に設けるシューズクローゼットがあれば、たくさんの靴を収納できるのはもちろん、傘や子どものおもちゃ、外出時の上着など様々なものをすっきりと片付けることができます。
今回は、シューズクローゼットのある家を建てる時に参考にしたい、シューズクローゼットの種類や間取りポイント、より使いやすくするためのアイディアなど、シューズクローゼットに関する気になる基礎知識をまとめました。
これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
- ● 玄関横に設けるシューズクローゼット。用途や種類、間取り計画のポイントをまとめました。
- ● 実用的なシューズクローゼットをつくるためにも、どのくらいの広さが必要なのか、どのように使う予定なのか、などご紹介したポイントを参考に、しっかり話し合った上で家づくりを進めていくことが大切です。
Contents
シューズクローゼットは必要?
あればいいな…とは思うものの、シューズクローゼットを新居につくるかどうかはやはり悩みますよね。
シューズクローゼットとは
玄関横に設けるシューズクローゼット。
靴箱のようなコンパクトなつくりではなく、靴や傘、子どものおもちゃ、外出時の上着など様々なものをすっきりと収納することができます。
シューズクロークのメリット
シューズクローゼットには、
・室外で使用するものを収納できるため、使い勝手が良い
・玄関がごちゃごちゃしない
・重い荷物を室内まで運ぶ必要がない
・靴を履いたまま荷物を運ぶことができる
といった様々なメリットがあります。
週末はアウトドアを楽しんでいる、サーフィンに出かけることが多い、といった方にとっては、必要な物を片付けやすく取り出しやすいシューズクローゼットはかなり重宝するでしょう。
【施工事例:光そそぐ吹抜けリビングとアイランドキッチンのある家】
シューズクローゼット用に広いスペースが必要、匂いがこもりやすくなるので換気対策をしっかりしておく、といった点に注意しながら、用途に合わせて最適なサイズのシューズクローゼットをつくりましょう。
シューズクローゼットの種類
シューズクローゼットには様々な大きさやデザインのものがありますが、大きく2種類に分けられます。
① ウォークインタイプ
一箇所から出入りする、ウォークインタイプのシューズクローゼット。
クローゼットのようにクローゼット内に棚やフックなどが設置してあり、靴や荷物を出し入れすることができます。
人が出入りすることはできませんが、その分省スペースでも収納量のあるシューズクローゼットをつくることができます。
② ウォークスルータイプ
ウォークインタイプとは異なり、通り抜けることができるウォークスルータイプのシューズクローゼット。
靴や上着を片付け、玄関に戻ることなくそのままリビングに直行することができます。
来客者には見えないつくりになっているため、玄関に靴やおもちゃが散らかっていて人を呼ぶことができない…という悩みも解決です。
シューズクロークの間取りポイント
シューズクローゼットをつくる時は、以下のポイントを押さえた上で間取り計画を立てていきましょう。
ポイント① 最適な収納量
何をどのくらい収納するのか、まずは決めていきましょう。
そこまで収納するものがなければ靴箱で良いのかもしれませんし、かなり荷物が多く室内以外にも収納スペースが必要であればそれ相応の広さが必要です。
・靴以外に何を収納するのか
・5年後10年後のライフスタイルを想定した時に収納量は変わらないか
など未来の暮らしも話し合っておくことが大切です。
設置する棚は高さを自由に変更することができる可動棚を設置し、用途にあわせて自分たちで変更できるようにするのがオススメです。
ポイント② 使い勝手の良い広さ
何をどのくらい収納するのかが決まってきたら、シューズクローゼットの広さを決めていきましょう。
靴以外にちょっとした小物だけ収納できればいい、という場合は1畳ほどで満足できる広さですし、3〜4人家族で荷物が多い、アウトドアが好きでグッズをたっぷり収納したい、といった場合は2〜4畳ほど必要です。
シューズクローゼットの広さに正解はないので、どのくらいの広さなら満足できるのかを家族で話し合った上で決めていくようにしましょう。
【施工事例:ひろびろウッドデッキのある ナチュラルモダンの白い家】
ポイント③ 通りやすい通路の幅
ウォークスルータイプの場合、人が無理なく通り抜けることができる通路幅が必要です。
一般的には70〜80㎝の通路幅があれば十分とされていますが、広さによっては確保が難しかったり、荷物が増え過ぎてしまうと通れなくなったりと問題が生じることがあります。
シューズクローゼットの広さや用途に合わせて、通路幅を決めるようにしましょう。
ポイント④ 作業動線・家事動線を工夫する
せっかくシューズクローゼットをつくるなら、無駄なく動きやすいようシンプルな動線に整えたいですよね。
家に帰ってきたら靴を脱ぎ、コートを掛けて手を洗いリビングにいく。
子どもが公園から帰ってきたら、おもちゃを片付け手を洗ってからリビングにいく。
このように、シューズクローゼットを経由する暮らしをするならどのような位置にあると使いやすいのか、動線を考えて間取りを決めていきましょう。
イメージがつかない、どのような動線にすればいいのかわからない、という時は打ち合わせ時に相談すると安心です。
希望している家のデザインや予算に合わせて、最適なシューズクローゼットを提案してもらいましょう。
ポイント⑤ 換気システムを整える
たくさんの汗を吸い、水たまりの中を歩き、湿気や汚れとは切っても切り離せない靴を収納するシューズクローゼット。
閉め切った空間にしてしまうと、匂いや湿気がこもってしまう、カビが生えてしまう、といった問題も。
換気システムを整え、快適な環境をキープできるようにしておきましょう。
小窓を設置すれば、換気しやすいのはもちろん採光にも役立ちます。
▶参考コラム>>「ファミリークローゼットを活かす|家事動線の良い間取りにする方法」
土間と組み合わせて使いやすさUP!
スペースに余裕があれば、シューズクローゼットと合わせて土間を設置する間取りがおすすめです。
コンクリートやタイルでつくられ、土足で歩くことができる土間。
収納スペースやコミュニケーションスペースといった様々な用途で活用できるため、多くのおしゃれな注文住宅で取り入れられています。
シューズクローゼットと土間を組み合わせることで、リビングやダイニングだけでなく玄関まわりの用途も広がります。
家でできること、家での過ごし方といった可能性を今以上に広げることができるでしょう。
土間の用途は無限だからこそ、家族みんなが楽しく快適に過ごせるような家づくりを進めていくことが大切です。
▶参考コラム>>「土間のおしゃれな事例3選|使い勝手の良い間取りポイント7つ」
たっぷりシューズクロークのある家を建てるなら…
すっきりとした玄関、使い勝手の良い収納スペースを叶えることができるシューズクローゼット。
実用的なシューズクローゼットをつくるためにも、どのくらいの広さが必要なのか、どのように使う予定なのか、などしっかり話し合いながら間取り計画を立てていきましょう。
クレアカーサはシンプルな中にもお施主様の好みを盛り込んだ、オリジナルの家づくりをサポートしています。
使い勝手が良く、空間を有効活用したシューズクローゼットをご希望のテイストに合わせて提案させていただきます。
また動線を含め実際にシューズクローゼットを見ることで、理想の間取りをイメージすることができます。
クレアカーサのモデルハウスや予約制見学でぜひご体感ください。
クレアカーサでは、2棟のモデルハウスを公開しています。
- ● 毎日の暮らしにアクティブをプラスする「Outdoorlife Model」
- ● つながり、広がる。リビングと庭 がテーマの「Afternoontea Model」
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モデルハウスご紹介ページ>>「Outdoorlife Model」「Afternoontea Model」2棟同時OPEN!
クレアカーサでは、お客様の小さな声も形にするお手伝いをしています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいかなあ」など、大まかなイメージで大丈夫です。
お客様との何気ない会話からご要望を見つけ出し、アドバイスやご提案をさせていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。
クレアカーサであなたの夢を叶えてみませんか
私たちクレアカーサ(株式会社日立プロパティアンドサービス)は、千葉県茂原市にある建築会社です。一級建築士をはじめ、インテリアコーディネーター、施工管理技士などのプロの有資格者がタッグを組み、たったひとつのあなたの我が家を完成させていくのがクレアカーサの家づくりです。
お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。一邸一邸大切に住宅を提供すること。これが当社の家づくりの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをしています。
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という意味を示しています。
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監修者情報 クレアカーサコラム編集部
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宅建業免許証番号 国土交通大臣(15)第810号 国土交通省
資格情報
- 一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、
宅地建物取引主任者、インテリアコーディネーター、2級ファイナンシャル・プランニング技能士他
受賞歴
- ・ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 優秀賞を2シリーズでダブル受賞
・三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019 ブロンズデザイン賞
・ZEHビルダー評価制度で最高ランクの6つ星を取得 等
- 建築士事務所登録番号 千葉県知事登録 第1-1907-7917号 公益社団法人 千葉県建築士事務所協会